アグナータの命運

あーす。

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夢の中の調教

223 それでも調教されるファオン

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 キースはファオンの蕾にソーセージを押し込むと、セルティスと同時にファオンの胸に顔を寄せる。

ファオンは乳首に両側から同時に吸い付かれ、首を振る。
身を激しく揺すると、セルティスはきつく吸い上げ、キースは舌先で、ファオンが身を揺する度、触れるようにした。

「んんっ…あん…っ!
ああっ!」

けれど身を揺する度、蕾の奥がじんじんとしてきて疼き始め…。
必死に逝こうと腰を振る。

キースの手が、ファオンが締め付ける度に抜けようとするソーセージを押し込みながら…舌先でねっとりと乳首を唇で含み、刺激した。

「あっ…あん…ああ…っ」

ファオンの喘ぎがだんだんと、甘くなる。

必死でファオンが腰を振り、解放目指して射精しようとする度…。
セルティスが男根の根元をぎゅっ!と指で、握り止める。

「んんっ!
あ………っ!」

悲しげな喘ぎを発しながら、ファオンはもう、体が火照りきって訳が分からず射精したくて腰を揺すり続ける。


「…壮絶に、色っぽいな…」
夢見てるキースの感想に、レオも言う。
「ここまでじゃないだろうが…。
まだファオンが慣れてない時、あれを多分アリオンとシーリーンはやり、目で堪能し、更に餓鬼だったからその後も忘れられず、ずっとファオンに囚われ続けたんだぜ」

セルティスが頷く。
「なる程。
凄く納得」

アリオンとシーリーンは
『納得するな!』
と怒鳴りたかったけど、その通りだったから何も言えなかった。


ずっと二人に両側からしつこく乳首を唇で愛撫され続け、ファオンは必死で腰を揺する。

「いやっ!
いや…もう…おかしくなる…!
止めて…っ!」

しかしキースが、ファオンの言葉なんて聞こえてないような表情をして、顔上げる。
「俺、限界」
セルティスも言う。
「実は俺も」

キースがファオンの蕾からソーセージを、出してそこらに放る。
セルティスが、ファオンの顎を掴み上げさせる。

ファオンはもう、セルティスが目前で腰布を退けられ、取り出した物を口の中に挿入(い)れようとするのが分かった。

けれど突然蕾に、ソーセージよりもっと固いものを背後から挿入(い)れられ、背を思い切り反らした。

「あんっ!」

途端、セルティスのそそり勃つ男根を口の中に埋め込まれる。

「んんっ…!」

けれどキースに背後から思い切り蕾の奥へと挿入され、刺し貫かれると…じれて疼く場所が慰められ、思わず…セルティスの男根に舌を絡ませる。

セルティスが端正な顔をしかめ、感じたように眉を寄せる。

キースは背後からファオンを抱きしめ、両指でファオンの二つの乳首をきつく摘まみ上げながら、黄金の髪を散らして思い切り刺し貫く。

「んんんんっ!」

ファオンは突然の激しい刺激に、セルティスの男根を思い切り口の中に飲み込んで、擦り上げてしまい…。
口の中に放射され…口の端から液を零す。

キースも解き放って、背後から抱きしめたまま、ファオンの耳元で囁く。

「…お前も、放ってる…。
気持ち、良かったろう?」

ファオンはセルティスの男根が引き抜かれ、口の端からセルティスの液を滴らせ、顔を下げていたけれど…。
無言で、こくん。
と頷いた。


夢見てるレオが吐息吐く。
「オチたな」
セルティスも呟く。
「流石キースだ」

キースが目を見開く。
「お前も一緒だ」

セルティスが溜息吐く。
「だってホントの俺なら、絶対調教には向いてないし、出来ない」

レオも頷く。
「…だな」

キースはぶんムクれた。
「なんで俺はあの通り。
って認識して、セルティスは否定するかな!」

レオとセルティスは顔見合わせる。

「…だって…セルティスはまず、名乗り出ない。
けどお前は名乗り出るだろう?」

レオの言葉に、セルティスは頷き倒し、キースだけが憤慨してアリオンとシーリーンに怒鳴る。

「お前らも、同意見か?!」

シーリーンがぼそり。と呟く。
「だって夢の中のアイツと、このあんたと比べて、違いを見つける方が難しい…」
アリオンも頷く。
「…同一だろう?」

キースはぶすっ垂れた。
「俺の名誉の為に言うが。
縛って調教なんて、俺ならしない」

レオが聞く。
「ファーレーンでも?」

キースは言い淀んだ。
「フ…ファーレーン…?
…ファーレーンは…縛っとかないと、調教前に、ぼこぼこにされる………」

皆、無言でこっそり笑った。
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