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夢の中の調教
220 やっぱり調教されてるファオン
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セルティスがキッチンから太さの違うソーセージを何本か、持って部屋に入るのに、レオは振り向いて尋ねる。
「シーリーンの方はどうだ?」
セルティスはレオに振り向く。
「リチャードが。
絶対ファオンを二度と逃がさないよう、自分に気持ちを向かせると豪語してるが…。
危ないんじゃないのかな」
レオは考え込むように俯く。
「で?ファオンは?」
「…無理矢理突っ込んだら切れちまう…。
大体こんな事は、委員会が前もって準備しとく事だろう?
なんで、まっさらなヤツを《皆を繋ぐ者》にして寄越す?」
セルティスの不満に、レオも頷く。
そしてセルティスが手にした幾本かのソーセージの中の、幅ニセンチ程の細い一本を見つめる。
「…………それ………………」
レオの視線を追ってセルティスが、手に持つソーセージの束を見る。
そして顔を上げる。
「…あんたの好きな、セージとガーリック入りだっけ。
何、煮込んじまえば煮沸消毒されるから、喰える」
「…………そういう問題じゃ無い。
どこに入ったか知ってるのに、喰えるワケ無いだろう?」
セルティスは肩竦める。
「そんな繊細だっけ?あんた。
三本くらい一気に煮れば、紛れてどれか解らなくなる」
「…お前は、喰えるのか?」
じっとりと問われて、セルティスはさっさとレオの横を通り過ぎる。
「…俺はソーセージは喰わない」
パタン…と閉じた扉を、レオは無言で見つめ続けた。
部屋に入ると、ファオンは両手首を左右に立てられた鉄の棒に縛られたまま…。
背中からキースに抱きしめられ、もう喘ぎ声を上げていた。
「あ…っ!
んっ………」
泣きながら首を振る姿が、凄く可憐で愛らしく…更に色っぽくて、見ている者をそそりきる。
湖水の青の瞳は潤み、キースに男根を愛撫され、身を火照らせてくねらせ…。
けれど、相変わらず蕾に指を挿入され、刺し貫かれて泣いていた。
「いやっ!…お願い挿入(い)れないで…!」
けれどキースはファオンが泣き叫ぶ度に、男根に甘やかな愛撫を施す。
するとファオンは途端に、快感に襲われて真っ赤に染まりつつある濃いピンク色の唇を震わす。
そうしてまた…指で蕾の中へ、奥深く挿入して掻き回す。
「いやっ!
嫌!」
セルティスは呆れて尋ねる。
「飴と鞭?
ずっと…してたのか?」
「…その内…ここ…」
キースは言って、ファオンの蕾に指を深く差し入れる。
「やっ!」
「…をされたら、こっち…」
次に男根を握り、先端に触れながらやんわり擦り上げる。
「あんっ…」
「…の快感を思い出して、挿入されても気持ちよくなる」
セルティスは呆れる。
「…ソーセージに媚薬塗って入れっぱなしの方が、早く無いか?」
キースはファオンの蕾の奥の、良い場所と男根の感じる先端部分を同時に刺激する。
「あ…んっ!」
ファオンは辛そうな表情をしながらも、感じて身を跳ね上げる。
キースはやっと、セルティスに視線を向ける。
「…手抜きだと、いい《皆を繋ぐ者》に仕上がらないぜ?
うんと…される事が好きな体に仕上げてやらないと。
この後逞しい《勇敢なる者》らに毎日毎晩、喘がされるんだから」
夢見てるレオとセルティスが、同時に顔を下げる。
今度はシーリーンが言った。
「やっぱあんたの言い方って…爽やかだけど、凄く卑猥」
アリオンが横で、頷き倒した。
キースだけが
「どこが!」
とふてくされた。
「シーリーンの方はどうだ?」
セルティスはレオに振り向く。
「リチャードが。
絶対ファオンを二度と逃がさないよう、自分に気持ちを向かせると豪語してるが…。
危ないんじゃないのかな」
レオは考え込むように俯く。
「で?ファオンは?」
「…無理矢理突っ込んだら切れちまう…。
大体こんな事は、委員会が前もって準備しとく事だろう?
なんで、まっさらなヤツを《皆を繋ぐ者》にして寄越す?」
セルティスの不満に、レオも頷く。
そしてセルティスが手にした幾本かのソーセージの中の、幅ニセンチ程の細い一本を見つめる。
「…………それ………………」
レオの視線を追ってセルティスが、手に持つソーセージの束を見る。
そして顔を上げる。
「…あんたの好きな、セージとガーリック入りだっけ。
何、煮込んじまえば煮沸消毒されるから、喰える」
「…………そういう問題じゃ無い。
どこに入ったか知ってるのに、喰えるワケ無いだろう?」
セルティスは肩竦める。
「そんな繊細だっけ?あんた。
三本くらい一気に煮れば、紛れてどれか解らなくなる」
「…お前は、喰えるのか?」
じっとりと問われて、セルティスはさっさとレオの横を通り過ぎる。
「…俺はソーセージは喰わない」
パタン…と閉じた扉を、レオは無言で見つめ続けた。
部屋に入ると、ファオンは両手首を左右に立てられた鉄の棒に縛られたまま…。
背中からキースに抱きしめられ、もう喘ぎ声を上げていた。
「あ…っ!
んっ………」
泣きながら首を振る姿が、凄く可憐で愛らしく…更に色っぽくて、見ている者をそそりきる。
湖水の青の瞳は潤み、キースに男根を愛撫され、身を火照らせてくねらせ…。
けれど、相変わらず蕾に指を挿入され、刺し貫かれて泣いていた。
「いやっ!…お願い挿入(い)れないで…!」
けれどキースはファオンが泣き叫ぶ度に、男根に甘やかな愛撫を施す。
するとファオンは途端に、快感に襲われて真っ赤に染まりつつある濃いピンク色の唇を震わす。
そうしてまた…指で蕾の中へ、奥深く挿入して掻き回す。
「いやっ!
嫌!」
セルティスは呆れて尋ねる。
「飴と鞭?
ずっと…してたのか?」
「…その内…ここ…」
キースは言って、ファオンの蕾に指を深く差し入れる。
「やっ!」
「…をされたら、こっち…」
次に男根を握り、先端に触れながらやんわり擦り上げる。
「あんっ…」
「…の快感を思い出して、挿入されても気持ちよくなる」
セルティスは呆れる。
「…ソーセージに媚薬塗って入れっぱなしの方が、早く無いか?」
キースはファオンの蕾の奥の、良い場所と男根の感じる先端部分を同時に刺激する。
「あ…んっ!」
ファオンは辛そうな表情をしながらも、感じて身を跳ね上げる。
キースはやっと、セルティスに視線を向ける。
「…手抜きだと、いい《皆を繋ぐ者》に仕上がらないぜ?
うんと…される事が好きな体に仕上げてやらないと。
この後逞しい《勇敢なる者》らに毎日毎晩、喘がされるんだから」
夢見てるレオとセルティスが、同時に顔を下げる。
今度はシーリーンが言った。
「やっぱあんたの言い方って…爽やかだけど、凄く卑猥」
アリオンが横で、頷き倒した。
キースだけが
「どこが!」
とふてくされた。
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