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終焉の儀式
144 “終焉の儀式”本番 レオ
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その日、ファオンは久々に《皆を繋ぐ者》の湯に浸かり、自分の感じる場所に、甘い花の香りを擦り込みながら、赤くなった。
多分、数分で正気は消えると思ったけど…。
それでも男達の、逞しい体に抱かれる。
と思っただけで…身が火照る。
テスが…初め尾根に来た時とは違い…《勇敢なる者》としてのファオンを見、顔を引き締めながらも、《皆を繋ぐ者》の衣服を手渡す。
「……………」
ファオンはそれを受け取る。
テスからは、《勇敢なる者》としてのファオンに対する、尊敬が感じられた。
テスは《化け物》から自分達を守ってくれる《勇敢なる者》を、心から敬愛している様子に見えた。
けれど…付けた衣服は…。
裸の方がまだ、恥ずかしくない。
と言うような…。
薄衣で、背中はちゃんと布があるのに、腰から下は無くてお尻は丸出し。
前は逆で、お腹周りに布があって、細い紐で肩と繋がれているけれど、胸はほぼ丸出し。
男根は布で隠され、その布の下に紐が吊され、その先が輪になっていて…。
テスは事務的に教える。
「ここの輪の中に…そう。
男根を括らせて…」
「…え…え?
紐を…引くの?」
「…だって《皆を繋ぐ者》が何回も逝っちゃうと…感度が落ちてマズイだろう…?
たから少し抑える為に、逝きにくくするんだ」
テスには何の感情も無く説明する。
ファオンは男根を潜らせた輪の、横の紐を引く。
根元がぎゅっ!と絞られ…頬を赤く染める。
リチャードは拉致した時、凄く痛いリングを嵌めた。
後(のち)、根元を縛る事についてキリアンに聞いた時
「相手を虐める時にやるらしい。
逝きそうで、けどなかなか逝けないらしくて、虐められて喜ぶ性癖の男には、たまらないらしい」
と呆れて言っていた。
しかも紐を引いて輪を縮めると、引いた後留め金に喰い込んで、簡単には緩まない。
「……………………………」
テスに塗り薬を手渡されて…ファオンは恥ずかしげにこれから男達に挿入される…双丘をわけて蕾へと塗り込む。
少し頬が染まったけれど…今、その場所は犯される場所じゃなく…快感を与えられる場所に成っていたから…。
ファオンは自分の塗り込んだ場所に、男達が施す男根の愛撫の期待で、疼くのを感じた。
けれど気を必死で落ち着かせ、指を引き抜く。
改めてみるとお尻に布が無くてがすーすーして、ファオンは湯殿にいるテスに振り向く。
けどテスは何の感情も無く、ファオンを見送る。
『きっと僕が、恥ずかしがるから余計に凄く、恥ずかしいんだ…。
テスみたいに“《皆を繋ぐ者》ってそういうもの”
って思ってたら…恥ずかしくないんだ』
ファオンは自分に言い聞かせ…儀式が行われるテントの入り口を開けて待つ、キースの元へと歩く。
キースはファオンの衣服を見
「…凄く、綺麗で可愛くて…その上もの凄く、美味しそうだ」
そう言うから、ファオンはまた、真っ赤になった。
テントに入ると、皆真ん中を開けて、周囲に座ってる。
皆、腰に薄衣を着けただけの、ほぼ裸。
けれど…皆あちこちの深い傷に布を巻き、浅い傷は晒していた。
まだ完全に傷は癒えてない様子が、一目で分かる。
ファオンは自分のことより、皆の怪我が気になって見つめる。
けれどどの男からも、情欲籠もる視線が帰って来て…。
改めてこの《皆を繋ぐ者》の衣服が恥ずかしくて、ファオンは赤くなって、顔を下げた。
「…悪い…。
その衣服見ると、条件反射で興奮する」
顔を上げるとアランがそう言っていて…。
他の男達も、同様だ。
と顔を下げて俯いていた。
「…じゃ…みんな、怪我痛まない?」
ファオンに可愛らしく尋ねられて、皆一様に微笑む。
ファオンは、ほっとした。
キースに背を圧され、中へと入る。
レオが真っ先に出て来ると、中央にいるファオンに微笑みながら、顔を傾け…気づくとレオの腕に抱かれて、口付けられていた。
けれどいつもの彼の、張り詰めた厳しさが無く…一人のとても男らしい青年に見えたし…何よりも口づけが優しい。
『…ああ…。
今このレオは“長”じゃないんだ………』
舌が滑り込んで情熱的に誘われると、ファオンはもう、のぼせ上がった。
「う…ん…っ!」
レオの腕の中で、もう立ってられないくらいレオの逞しさにくらくらし、背に縋り付いてしまう。
レオはゆっくり腕を下げて屈み、ファオンは毛皮の上に尻を付けてのし掛かるレオに押し倒されていく。
普段鋭い青い瞳が優しく輝くと、こんなに…綺麗でどぎまぎするんだ。
とファオンはその時初めて、知った。
髪に手が触れ、抱き竦められて口付けられると、もうレオに縋り付いて身を全部、預けていた。
「…レオ…レオ………」
唇が離れた時、思わずうわずった声で名を呼んでしまう…。
レオはそっ…と、前の薄衣の下…。
輪で縛り上げられたファオンの男根に触れる。
その手の感触が優しくて…泣き出したくなった。
「…あ……あ……っ」
レオが耳元で囁く。
「最初…皆が一人ずつ抱く時お前は…何もしなくていい。
されるがままでいろ」
ファオンは頷く。
けれど指先が胸元の乳首を二本に指で挟まれ…男根に愛撫を加えられるとつい、身が反り返る。
「あ…あ…っ!」
「胸もいいのか…?」
レオに聞かれ、ファオンは潤んだ瞳で頷く。
湖水の…青い澄んだ瞳。
柔らかな白っぽい金の髪。
そして赤い…赤い唇。
整いきった美貌の…その青い瞳は潤みきっていた。
「…残念だな…。
これ程美しい《皆を繋ぐ者》が消えるのは…」
レオの唇が、指二本で挟み込んだ乳首とは別の…もう一つへと落ちて行き…吸われた時、ファオンは仰け反る。
「あ…あっ!」
レオはゆっくり…身を起こす。
横たわるファオンの、片腿を持ち上げ…ゆっくり肩に担いで股を開かせ…そして引き寄せる。
蕾に…レオの先端が当たった時。
ファオンはぶるっ!と身を震わせた。
『まだ挿入されてないのに…どうして…?』
ファオンは周囲の男の視線が気になったけど…レオが遮る。
「儀式の間は、抱いてる男、だけを見てろ」
ファオンは頷く。
レオの腕が背の下に入り、抱き寄せられたと同時に挿入されて、ファオンはレオの胸板に縋り付く。
「うっ…く…」
熱く逞しい体に抱きすくめられ…下から突き刺されると、背が反り返る。
レオが身を倒し、頬がすりあわされる。
「レオ…レオ……」
レオは感極まったように…下から愛しげに突き上げる。
「ああっ…ん…っ」
「いいか…?」
ファオンはすっかり熱に浮かされたように頷く。
レオの逞しい背にいっそうしがみついて、囁く。
「もっと…奥まで…」
レオが、頷く。
ずっ!
「あ…あんっ!」
ファオンは全身が熱に覆われ、頭が霞んでいく。
あの最初の時の、容赦無い激しい突き上げ。
やっぱり今も激しいのに…とても…甘く感じる。
「あっ…あ!ああっ…んっ!」
突き上げられる度、揺れるレオの赤い髪。
ファオンはたまらなく感じて、レオに甘えたように縋り付く。
レオはそれを、優しく逞しい腕の中に抱き止めてくれる。
凄く、嬉しかった。
その時レオは、一時(いっとき)の恋人のように…扱ってくれたから。
それがこんなに誇らしくて…嬉しいなんて思わなくて、より一層感じて、体がおかしくなる。
「ああっ…ん…っいい…レオ……レオ…っ」
レオの腰の動きはどんどん激しく成り…掻き抱く腕をファオンを包み込み…ファオンはレオにすっかり身を預け、レオが醸し出す快感の渦に囚われて赤い唇をひっきりなしに震わせていた。
「…あ…っあ!」
輪で縛られてるというのに…ファオンは自分の男根の先端が、濡れていると感じた。
『どうしよう…。
後ろだけで…逝きそう…』
レオが突き上げる度、身を駆け抜ける刺激でくらくらする。
全身が敏感になりきって…レオの吐息が吹きかけられる度、甘い刺激までが駆け抜けて、どうにかなりそうだった。
「あっ…あ!」
レオが吐息と共に、動きを止める。
繋がった蕾から…レオの液が滴り伝う。
縛られていたのに…解き放った湿り気を、ファオンは感じぼうっ。と意識が霞む。
腕を引き下げられ、レオの顔を見た時。
それでもファオンは自(みずか)ら身を寄せてレオに口づけ、レオはそんなファオンの口づけを、顔を寄せて唇で受け取める。
レオがファオンを腕に抱き、狂おしい様子でファオンの頭の後ろの髪に手をやり、抱きすくめて深い口づけをする。
ファオンはそれが嬉しいように睫を震わせ、少し離れたレオの唇を追ってもう一度、唇をすりあわせた。
それはとても熱烈な、恋人同士の抱擁に、端からは見えた。
多分、数分で正気は消えると思ったけど…。
それでも男達の、逞しい体に抱かれる。
と思っただけで…身が火照る。
テスが…初め尾根に来た時とは違い…《勇敢なる者》としてのファオンを見、顔を引き締めながらも、《皆を繋ぐ者》の衣服を手渡す。
「……………」
ファオンはそれを受け取る。
テスからは、《勇敢なる者》としてのファオンに対する、尊敬が感じられた。
テスは《化け物》から自分達を守ってくれる《勇敢なる者》を、心から敬愛している様子に見えた。
けれど…付けた衣服は…。
裸の方がまだ、恥ずかしくない。
と言うような…。
薄衣で、背中はちゃんと布があるのに、腰から下は無くてお尻は丸出し。
前は逆で、お腹周りに布があって、細い紐で肩と繋がれているけれど、胸はほぼ丸出し。
男根は布で隠され、その布の下に紐が吊され、その先が輪になっていて…。
テスは事務的に教える。
「ここの輪の中に…そう。
男根を括らせて…」
「…え…え?
紐を…引くの?」
「…だって《皆を繋ぐ者》が何回も逝っちゃうと…感度が落ちてマズイだろう…?
たから少し抑える為に、逝きにくくするんだ」
テスには何の感情も無く説明する。
ファオンは男根を潜らせた輪の、横の紐を引く。
根元がぎゅっ!と絞られ…頬を赤く染める。
リチャードは拉致した時、凄く痛いリングを嵌めた。
後(のち)、根元を縛る事についてキリアンに聞いた時
「相手を虐める時にやるらしい。
逝きそうで、けどなかなか逝けないらしくて、虐められて喜ぶ性癖の男には、たまらないらしい」
と呆れて言っていた。
しかも紐を引いて輪を縮めると、引いた後留め金に喰い込んで、簡単には緩まない。
「……………………………」
テスに塗り薬を手渡されて…ファオンは恥ずかしげにこれから男達に挿入される…双丘をわけて蕾へと塗り込む。
少し頬が染まったけれど…今、その場所は犯される場所じゃなく…快感を与えられる場所に成っていたから…。
ファオンは自分の塗り込んだ場所に、男達が施す男根の愛撫の期待で、疼くのを感じた。
けれど気を必死で落ち着かせ、指を引き抜く。
改めてみるとお尻に布が無くてがすーすーして、ファオンは湯殿にいるテスに振り向く。
けどテスは何の感情も無く、ファオンを見送る。
『きっと僕が、恥ずかしがるから余計に凄く、恥ずかしいんだ…。
テスみたいに“《皆を繋ぐ者》ってそういうもの”
って思ってたら…恥ずかしくないんだ』
ファオンは自分に言い聞かせ…儀式が行われるテントの入り口を開けて待つ、キースの元へと歩く。
キースはファオンの衣服を見
「…凄く、綺麗で可愛くて…その上もの凄く、美味しそうだ」
そう言うから、ファオンはまた、真っ赤になった。
テントに入ると、皆真ん中を開けて、周囲に座ってる。
皆、腰に薄衣を着けただけの、ほぼ裸。
けれど…皆あちこちの深い傷に布を巻き、浅い傷は晒していた。
まだ完全に傷は癒えてない様子が、一目で分かる。
ファオンは自分のことより、皆の怪我が気になって見つめる。
けれどどの男からも、情欲籠もる視線が帰って来て…。
改めてこの《皆を繋ぐ者》の衣服が恥ずかしくて、ファオンは赤くなって、顔を下げた。
「…悪い…。
その衣服見ると、条件反射で興奮する」
顔を上げるとアランがそう言っていて…。
他の男達も、同様だ。
と顔を下げて俯いていた。
「…じゃ…みんな、怪我痛まない?」
ファオンに可愛らしく尋ねられて、皆一様に微笑む。
ファオンは、ほっとした。
キースに背を圧され、中へと入る。
レオが真っ先に出て来ると、中央にいるファオンに微笑みながら、顔を傾け…気づくとレオの腕に抱かれて、口付けられていた。
けれどいつもの彼の、張り詰めた厳しさが無く…一人のとても男らしい青年に見えたし…何よりも口づけが優しい。
『…ああ…。
今このレオは“長”じゃないんだ………』
舌が滑り込んで情熱的に誘われると、ファオンはもう、のぼせ上がった。
「う…ん…っ!」
レオの腕の中で、もう立ってられないくらいレオの逞しさにくらくらし、背に縋り付いてしまう。
レオはゆっくり腕を下げて屈み、ファオンは毛皮の上に尻を付けてのし掛かるレオに押し倒されていく。
普段鋭い青い瞳が優しく輝くと、こんなに…綺麗でどぎまぎするんだ。
とファオンはその時初めて、知った。
髪に手が触れ、抱き竦められて口付けられると、もうレオに縋り付いて身を全部、預けていた。
「…レオ…レオ………」
唇が離れた時、思わずうわずった声で名を呼んでしまう…。
レオはそっ…と、前の薄衣の下…。
輪で縛り上げられたファオンの男根に触れる。
その手の感触が優しくて…泣き出したくなった。
「…あ……あ……っ」
レオが耳元で囁く。
「最初…皆が一人ずつ抱く時お前は…何もしなくていい。
されるがままでいろ」
ファオンは頷く。
けれど指先が胸元の乳首を二本に指で挟まれ…男根に愛撫を加えられるとつい、身が反り返る。
「あ…あ…っ!」
「胸もいいのか…?」
レオに聞かれ、ファオンは潤んだ瞳で頷く。
湖水の…青い澄んだ瞳。
柔らかな白っぽい金の髪。
そして赤い…赤い唇。
整いきった美貌の…その青い瞳は潤みきっていた。
「…残念だな…。
これ程美しい《皆を繋ぐ者》が消えるのは…」
レオの唇が、指二本で挟み込んだ乳首とは別の…もう一つへと落ちて行き…吸われた時、ファオンは仰け反る。
「あ…あっ!」
レオはゆっくり…身を起こす。
横たわるファオンの、片腿を持ち上げ…ゆっくり肩に担いで股を開かせ…そして引き寄せる。
蕾に…レオの先端が当たった時。
ファオンはぶるっ!と身を震わせた。
『まだ挿入されてないのに…どうして…?』
ファオンは周囲の男の視線が気になったけど…レオが遮る。
「儀式の間は、抱いてる男、だけを見てろ」
ファオンは頷く。
レオの腕が背の下に入り、抱き寄せられたと同時に挿入されて、ファオンはレオの胸板に縋り付く。
「うっ…く…」
熱く逞しい体に抱きすくめられ…下から突き刺されると、背が反り返る。
レオが身を倒し、頬がすりあわされる。
「レオ…レオ……」
レオは感極まったように…下から愛しげに突き上げる。
「ああっ…ん…っ」
「いいか…?」
ファオンはすっかり熱に浮かされたように頷く。
レオの逞しい背にいっそうしがみついて、囁く。
「もっと…奥まで…」
レオが、頷く。
ずっ!
「あ…あんっ!」
ファオンは全身が熱に覆われ、頭が霞んでいく。
あの最初の時の、容赦無い激しい突き上げ。
やっぱり今も激しいのに…とても…甘く感じる。
「あっ…あ!ああっ…んっ!」
突き上げられる度、揺れるレオの赤い髪。
ファオンはたまらなく感じて、レオに甘えたように縋り付く。
レオはそれを、優しく逞しい腕の中に抱き止めてくれる。
凄く、嬉しかった。
その時レオは、一時(いっとき)の恋人のように…扱ってくれたから。
それがこんなに誇らしくて…嬉しいなんて思わなくて、より一層感じて、体がおかしくなる。
「ああっ…ん…っいい…レオ……レオ…っ」
レオの腰の動きはどんどん激しく成り…掻き抱く腕をファオンを包み込み…ファオンはレオにすっかり身を預け、レオが醸し出す快感の渦に囚われて赤い唇をひっきりなしに震わせていた。
「…あ…っあ!」
輪で縛られてるというのに…ファオンは自分の男根の先端が、濡れていると感じた。
『どうしよう…。
後ろだけで…逝きそう…』
レオが突き上げる度、身を駆け抜ける刺激でくらくらする。
全身が敏感になりきって…レオの吐息が吹きかけられる度、甘い刺激までが駆け抜けて、どうにかなりそうだった。
「あっ…あ!」
レオが吐息と共に、動きを止める。
繋がった蕾から…レオの液が滴り伝う。
縛られていたのに…解き放った湿り気を、ファオンは感じぼうっ。と意識が霞む。
腕を引き下げられ、レオの顔を見た時。
それでもファオンは自(みずか)ら身を寄せてレオに口づけ、レオはそんなファオンの口づけを、顔を寄せて唇で受け取める。
レオがファオンを腕に抱き、狂おしい様子でファオンの頭の後ろの髪に手をやり、抱きすくめて深い口づけをする。
ファオンはそれが嬉しいように睫を震わせ、少し離れたレオの唇を追ってもう一度、唇をすりあわせた。
それはとても熱烈な、恋人同士の抱擁に、端からは見えた。
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