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キーナンの森
118 ロレンツの朝
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「…結局、歩けないのか?」
ロレンツに言われ、キリアンは毛皮の上に座り込んで、頷く。
ロレンツは仕方無く、テントの端にある縄で、キリアンが犯したザスナッチ、アンドレア、ドロイドを縛り上げる。
縛る時呻いてた三人は、後ろ手、両足揃えて縛り上げられ、後(のち)喚く。
「手当てしない気か?」
「絶対、切れてる!」
「《勇敢なる者》に怪我は厳禁なんだぞ!」
「…お前らの塗りたくった薬。
どうすれば症状緩和出来る?」
ドロイドが呻く。
「…そこの革袋の中の…赤い油紙の粉末塗れば、収まってくる」
ロレンツは無言で革袋を探り、赤い油紙を見つけ出す。
そして、ドロイドを睨んだ。
「本当だろうな!」
「…本当だ。
だから…頼むからついでに、緑の油紙の粉末、俺達に塗ってくれ。
痛み止めだ」
他の二人も、縛られて転がったまま頷く。
が、ロレンツは無視してさっさとキリアンの横へ行く。
そして、毛皮の端にあった果実酒の瓶を見つけ出し、勝手にラッパ飲みしてる、キリアンに囁く。
「…自分で塗れるか?」
「何を!」
キリアンは毛皮の上に両足開いて座り、また果実酒をラッパ飲みしながら怒鳴り返す。
「…解った」
ロレンツは仕方無く、キリアンの前へ這って行く。
キリアンはひっきり無しに、瓶から酒を煽り続ける。
…どうやら酔っ払って、このまま寝てやり過ごそうと、思ってるらしかった。
ロレンツはそ…っと、キリアンの体を横向けて毛皮の上に倒し込み、横から腰布を引いて尻を晒し…暫く躊躇った後、そっ…と指を、挿入(い)れる。
「んっ…!」
ふいにキリアンが色っぽい声を上げてぎょっ!とし、けれどまた…。
「ああんイイ!」
ロレンツは思わず怒鳴った。
「…頼むから、じっとしててくれ!」
が、とうとうキリアンは身を返し、両腕ロレンツの首に回すと、抱きついて頬をすり寄せる。
「駄目…指なんかじゃ…満足出来ない」
「こら!塗れないだろ?!」
が、キリアンの手がロレンツの股の間を探る。
「!何してる!」
キリアンはそこが鎮まってると解ると、顔を倒し込み、腰布を取り退けて…口に含む。
「!キリ…アン!
よせって!
お前、やった事無いだろう?!」
「《皆を繋ぐ者》がどうやるぐらい、いつも見てる」
「見るのとやるのと、違うじゃ無いか!
…言っとくけど!
俺はあの三馬鹿と違って、自分の男根が可愛い!
だから出来るだけ大型猛獣の口の中とか別の穴とかには、挿入(い)れたくないんだ!」
が、キリアンが舌先でロレンツの男根の先端をしゃぶり始め…。
ロレンツはとうとう、眉を寄せて感じ始めた。
「育って来た」
キリアンはそう言って口の端をペロリと舐め、また裏筋から舌をべっとり這わせ、先端を舐め上げる。
「…っ!」
三人は縛られ、横に転がりながら、それを見た。
「…どう見ても、奉仕と言うより、襲ってるよな…」
アンドレアの言葉に、他の二人は首を縦に振った。
次にキリアンは、ロレンツの上に跨がる。
自分で蕾を開くと、自分が育て上げたロレンツの男根を、自ら突き刺す。
「…あ……っ…」
「…っ!」
ロレンツはいきなりキリアンの中にぴっちり包み込まれ、正直良かったけど…日頃のキリアンを、嫌と言う程見てるので、恐る恐る様子を見た。
キリアンは睫を震わせ顔を小刻みに震わせ…真っ赤な唇を噛んでいたから、小声で囁く。
「…抜くなら、今だ」
けどキリアンは、少し腰を上げて引き抜き、また腰を沈め…。
ゆっ…くりと、動かし始める。
「(ヤバ…イイ)…キリアン止めとけって!」
けどキリアンは顎を晒し、気持ちよさそうに腰を揺すり始める。
「…っん…っ…あ…っ…あ!」
三人はキリアンで無く、乗られたロレンツの喘ぎを聞く。
ごくり…。と唾飲み込み、ケツの痛みも忘れ、目前の光景に見入る。
腰を少し上げ、また沈める時に、奥に当たるのか…。
気持ちよさそうに仰け反る。
白っぽい髪を振りながら、首を回すキリアンは壮絶に色っぽかったから、三馬鹿は叫びそうになった。
『俺達ならもっと良くしてやれるぞ!』
声に出す勇気のある者はいなかったけど。
キリアンは上体をロレンツに倒しながら、囁く。
「…乳首…吸って…。
凄く疼く…」
ロレンツはまだ、キリアンが大型猛獣に感じていたから、キリアンに飲み込まれた男根に快感は感じてたけど、それ以外は鳥肌ものだったから、無返事。
キリアンはじれたようにロレンツに抱きつくと、唇に唇を擦りつけ、舌を入れ込む。
「むむっ!…ん…」
「ロレンツ…駄目…奥が疼いて…腰、突き上げて?」
ロレンツはそっちは感じていたから、言われて思わず突き上げる。
「あんっ…!
もっと…もっと突いて!」
ロレンツが下から、腰を思い切り突き上げる。
「(ヤバ…良すぎ…)っ!」
「あんっ!あ…んっ!」
キリアンは自分の手で乳首を擦りながら、ロレンツに突き上げられて恍惚の表情を見せる。
三人はあまりに色っぽい、キリアンの乱れる様子にまた唾を、飲み込んだ。
「あっあ…ん………っ」
キリアンがぐったりとし、二人の繋がった部分から白濁した液が滴り、またそれがとても卑猥で、三人は目を見開く。
キリアンはロレンツの胸に倒れ込んで、胸に顔を落とし、囁く。
「気持ち良かった…」
ロレンツも思わず、キリアンの背に手を回し、囁く。
「…俺も…」
キリアンが顔をすり寄せながらロレンツの顔の前で上げる。
顔を傾け、唇を寄せると、ロレンツはその唇を受け止め…。
二人はどっかトンだように、熱烈な口づけをし始めた。
ロレンツが潤んだ瞳でキリアンを見つめる。
くっきりとした碧緑の瞳は潤みきり、いつもきつい表情の美麗な顔が…たまらない程艶っぽい…。
「…お前…また感じてる?」
「うん…また疼く…」
そう言って、腰を揺する。
ロレンツはまた自分が張り詰めるのを感じる。
けどその都度、キリアンの締め付けはきつい…。
ロレンツはとうとう我慢出来ず、身を返してキリアンを押し倒すと、下にしたキリアンの唇に熱烈に唇を擦りつけてキスし、そして胸元へ唇を這わす。
真っ赤になった乳首に唇で触れると、キリアンが喘ぐ。
「い…い…。
もっと…もっと虐めて…あっ!
たまん…ない…」
ロレンツは思わずきつく歯を立て、吸い上げて舌先で突くと、キリアンの蕾の締め付けはきつくなり、もっと良くて…つい夢中で、もう片方の乳首も夢中で吸い上げる。
「あ…っ…ああん…っ!」
ドロイドも、アンドレアもザスナッチもが、目を見開く。
そう喘ぐキリアンが、あまりにも色っぽくて。
今度、ロレンツはキリアンの腿を肩に担ぎ上げると、思い切り腰を引いて打ち付ける。
ずっ!
「ああんっ!」
喘ぎ、首を振って仰け反るキリアンがあまりにも色っぽく、ロレンツはもう完全に我を忘れて突き上げ続けた。
「ああっ!
ぅんっ!
あ…んっ!」
上り詰めるとキリアンは、壮絶に艶やかな濡れた碧緑の瞳で見つめ、真っ赤な形良い唇を半開き、囁く。
「…もっと…もっと来て…。
もっと突いて…」
甘い声で囁かれた時、ロレンツの理性は欠片も無くなり、切なげに眉を寄せて突き上げる。
真っ赤な唇でキリアンが仰け反る。
「ああっ!ん…あっ…!」
ロレンツが、動きを止める。
キリアンが身を起こして抱きつく。
ロレンツに身を絡めるキリアンはあんまり可憐に見えて、三人は目を擦りそうに成ったし、ロレンツはキリアンを抱きしめると顔を寄せ…二度、軽くキスをして、次に深いキスをする。
キスを受けてるキリアンもがロレンツの舌に舌を絡めてるみたいで、時折二人の舌が、唇が少し離れた時見えた。
けれど二人共が美少年だったから、戯れ在ってるように見えて、やたら絵になってる。
「…あいつら、普段からデキてたのか?」
「…毎夜キリアンが誘い、ロレンツ襲ってたのかな?」
「やっぱキリアンってバージンじゃなかったのか………」
「んっ…」
「う…んっ」
二人はしばらくの間、熱烈にキスをした後、キリアンがまた発情したのか、今度ロレンツは後ろから。
キリアンを抱き、背後から突き上げ、キリアンはロレンツの腰を抱く腕に掴まり、顔を背後に。
キスをしたまま突き上げられ、最後に背を思い切り反らせて果てた。
二人は横になって抱き合って休み…暫くしてまた。
キリアンはたいそう色っぽく求め続け、ロレンツは理性がふっ飛び、キリアンが求めるまま、突き上げ続けた。
朝日が射し込む頃、三人はぎんぎんの解放されない男根を抱えたまま、呆けていた。
もう…二人は幾度も体位を変え、繋がり続け…熱烈な愛技は止まらない。
キリアンは色香を増して壮絶に色っぽく、ロレンツに口付けられては睫を震わせ、乳首を吸われて感じ、突き上げられて首を艶やかに振って、切なげに喘ぐ。
「…これって…拷問…?」
ドロイドの声に、アンドレアもザスナッチも、縛られて横たわったまま、頷いた。
ロレンツはキリアンの熱に追い立てられたように求められるまま応え…。
気づくと横に眠るキリアンの赤い唇に、唇を寄せた。
が、キリアンはぱっちり。と目を覚ます。
突然起き上がる。
そして言った。
「あー、スッキリした!
なんか体ベトベト。
風呂浸って来る」
ロレンツは朝日の中、暫く固まり続け…。
三馬鹿は泣いた。
夢の終わりを、痛感して。
ロレンツに言われ、キリアンは毛皮の上に座り込んで、頷く。
ロレンツは仕方無く、テントの端にある縄で、キリアンが犯したザスナッチ、アンドレア、ドロイドを縛り上げる。
縛る時呻いてた三人は、後ろ手、両足揃えて縛り上げられ、後(のち)喚く。
「手当てしない気か?」
「絶対、切れてる!」
「《勇敢なる者》に怪我は厳禁なんだぞ!」
「…お前らの塗りたくった薬。
どうすれば症状緩和出来る?」
ドロイドが呻く。
「…そこの革袋の中の…赤い油紙の粉末塗れば、収まってくる」
ロレンツは無言で革袋を探り、赤い油紙を見つけ出す。
そして、ドロイドを睨んだ。
「本当だろうな!」
「…本当だ。
だから…頼むからついでに、緑の油紙の粉末、俺達に塗ってくれ。
痛み止めだ」
他の二人も、縛られて転がったまま頷く。
が、ロレンツは無視してさっさとキリアンの横へ行く。
そして、毛皮の端にあった果実酒の瓶を見つけ出し、勝手にラッパ飲みしてる、キリアンに囁く。
「…自分で塗れるか?」
「何を!」
キリアンは毛皮の上に両足開いて座り、また果実酒をラッパ飲みしながら怒鳴り返す。
「…解った」
ロレンツは仕方無く、キリアンの前へ這って行く。
キリアンはひっきり無しに、瓶から酒を煽り続ける。
…どうやら酔っ払って、このまま寝てやり過ごそうと、思ってるらしかった。
ロレンツはそ…っと、キリアンの体を横向けて毛皮の上に倒し込み、横から腰布を引いて尻を晒し…暫く躊躇った後、そっ…と指を、挿入(い)れる。
「んっ…!」
ふいにキリアンが色っぽい声を上げてぎょっ!とし、けれどまた…。
「ああんイイ!」
ロレンツは思わず怒鳴った。
「…頼むから、じっとしててくれ!」
が、とうとうキリアンは身を返し、両腕ロレンツの首に回すと、抱きついて頬をすり寄せる。
「駄目…指なんかじゃ…満足出来ない」
「こら!塗れないだろ?!」
が、キリアンの手がロレンツの股の間を探る。
「!何してる!」
キリアンはそこが鎮まってると解ると、顔を倒し込み、腰布を取り退けて…口に含む。
「!キリ…アン!
よせって!
お前、やった事無いだろう?!」
「《皆を繋ぐ者》がどうやるぐらい、いつも見てる」
「見るのとやるのと、違うじゃ無いか!
…言っとくけど!
俺はあの三馬鹿と違って、自分の男根が可愛い!
だから出来るだけ大型猛獣の口の中とか別の穴とかには、挿入(い)れたくないんだ!」
が、キリアンが舌先でロレンツの男根の先端をしゃぶり始め…。
ロレンツはとうとう、眉を寄せて感じ始めた。
「育って来た」
キリアンはそう言って口の端をペロリと舐め、また裏筋から舌をべっとり這わせ、先端を舐め上げる。
「…っ!」
三人は縛られ、横に転がりながら、それを見た。
「…どう見ても、奉仕と言うより、襲ってるよな…」
アンドレアの言葉に、他の二人は首を縦に振った。
次にキリアンは、ロレンツの上に跨がる。
自分で蕾を開くと、自分が育て上げたロレンツの男根を、自ら突き刺す。
「…あ……っ…」
「…っ!」
ロレンツはいきなりキリアンの中にぴっちり包み込まれ、正直良かったけど…日頃のキリアンを、嫌と言う程見てるので、恐る恐る様子を見た。
キリアンは睫を震わせ顔を小刻みに震わせ…真っ赤な唇を噛んでいたから、小声で囁く。
「…抜くなら、今だ」
けどキリアンは、少し腰を上げて引き抜き、また腰を沈め…。
ゆっ…くりと、動かし始める。
「(ヤバ…イイ)…キリアン止めとけって!」
けどキリアンは顎を晒し、気持ちよさそうに腰を揺すり始める。
「…っん…っ…あ…っ…あ!」
三人はキリアンで無く、乗られたロレンツの喘ぎを聞く。
ごくり…。と唾飲み込み、ケツの痛みも忘れ、目前の光景に見入る。
腰を少し上げ、また沈める時に、奥に当たるのか…。
気持ちよさそうに仰け反る。
白っぽい髪を振りながら、首を回すキリアンは壮絶に色っぽかったから、三馬鹿は叫びそうになった。
『俺達ならもっと良くしてやれるぞ!』
声に出す勇気のある者はいなかったけど。
キリアンは上体をロレンツに倒しながら、囁く。
「…乳首…吸って…。
凄く疼く…」
ロレンツはまだ、キリアンが大型猛獣に感じていたから、キリアンに飲み込まれた男根に快感は感じてたけど、それ以外は鳥肌ものだったから、無返事。
キリアンはじれたようにロレンツに抱きつくと、唇に唇を擦りつけ、舌を入れ込む。
「むむっ!…ん…」
「ロレンツ…駄目…奥が疼いて…腰、突き上げて?」
ロレンツはそっちは感じていたから、言われて思わず突き上げる。
「あんっ…!
もっと…もっと突いて!」
ロレンツが下から、腰を思い切り突き上げる。
「(ヤバ…良すぎ…)っ!」
「あんっ!あ…んっ!」
キリアンは自分の手で乳首を擦りながら、ロレンツに突き上げられて恍惚の表情を見せる。
三人はあまりに色っぽい、キリアンの乱れる様子にまた唾を、飲み込んだ。
「あっあ…ん………っ」
キリアンがぐったりとし、二人の繋がった部分から白濁した液が滴り、またそれがとても卑猥で、三人は目を見開く。
キリアンはロレンツの胸に倒れ込んで、胸に顔を落とし、囁く。
「気持ち良かった…」
ロレンツも思わず、キリアンの背に手を回し、囁く。
「…俺も…」
キリアンが顔をすり寄せながらロレンツの顔の前で上げる。
顔を傾け、唇を寄せると、ロレンツはその唇を受け止め…。
二人はどっかトンだように、熱烈な口づけをし始めた。
ロレンツが潤んだ瞳でキリアンを見つめる。
くっきりとした碧緑の瞳は潤みきり、いつもきつい表情の美麗な顔が…たまらない程艶っぽい…。
「…お前…また感じてる?」
「うん…また疼く…」
そう言って、腰を揺する。
ロレンツはまた自分が張り詰めるのを感じる。
けどその都度、キリアンの締め付けはきつい…。
ロレンツはとうとう我慢出来ず、身を返してキリアンを押し倒すと、下にしたキリアンの唇に熱烈に唇を擦りつけてキスし、そして胸元へ唇を這わす。
真っ赤になった乳首に唇で触れると、キリアンが喘ぐ。
「い…い…。
もっと…もっと虐めて…あっ!
たまん…ない…」
ロレンツは思わずきつく歯を立て、吸い上げて舌先で突くと、キリアンの蕾の締め付けはきつくなり、もっと良くて…つい夢中で、もう片方の乳首も夢中で吸い上げる。
「あ…っ…ああん…っ!」
ドロイドも、アンドレアもザスナッチもが、目を見開く。
そう喘ぐキリアンが、あまりにも色っぽくて。
今度、ロレンツはキリアンの腿を肩に担ぎ上げると、思い切り腰を引いて打ち付ける。
ずっ!
「ああんっ!」
喘ぎ、首を振って仰け反るキリアンがあまりにも色っぽく、ロレンツはもう完全に我を忘れて突き上げ続けた。
「ああっ!
ぅんっ!
あ…んっ!」
上り詰めるとキリアンは、壮絶に艶やかな濡れた碧緑の瞳で見つめ、真っ赤な形良い唇を半開き、囁く。
「…もっと…もっと来て…。
もっと突いて…」
甘い声で囁かれた時、ロレンツの理性は欠片も無くなり、切なげに眉を寄せて突き上げる。
真っ赤な唇でキリアンが仰け反る。
「ああっ!ん…あっ…!」
ロレンツが、動きを止める。
キリアンが身を起こして抱きつく。
ロレンツに身を絡めるキリアンはあんまり可憐に見えて、三人は目を擦りそうに成ったし、ロレンツはキリアンを抱きしめると顔を寄せ…二度、軽くキスをして、次に深いキスをする。
キスを受けてるキリアンもがロレンツの舌に舌を絡めてるみたいで、時折二人の舌が、唇が少し離れた時見えた。
けれど二人共が美少年だったから、戯れ在ってるように見えて、やたら絵になってる。
「…あいつら、普段からデキてたのか?」
「…毎夜キリアンが誘い、ロレンツ襲ってたのかな?」
「やっぱキリアンってバージンじゃなかったのか………」
「んっ…」
「う…んっ」
二人はしばらくの間、熱烈にキスをした後、キリアンがまた発情したのか、今度ロレンツは後ろから。
キリアンを抱き、背後から突き上げ、キリアンはロレンツの腰を抱く腕に掴まり、顔を背後に。
キスをしたまま突き上げられ、最後に背を思い切り反らせて果てた。
二人は横になって抱き合って休み…暫くしてまた。
キリアンはたいそう色っぽく求め続け、ロレンツは理性がふっ飛び、キリアンが求めるまま、突き上げ続けた。
朝日が射し込む頃、三人はぎんぎんの解放されない男根を抱えたまま、呆けていた。
もう…二人は幾度も体位を変え、繋がり続け…熱烈な愛技は止まらない。
キリアンは色香を増して壮絶に色っぽく、ロレンツに口付けられては睫を震わせ、乳首を吸われて感じ、突き上げられて首を艶やかに振って、切なげに喘ぐ。
「…これって…拷問…?」
ドロイドの声に、アンドレアもザスナッチも、縛られて横たわったまま、頷いた。
ロレンツはキリアンの熱に追い立てられたように求められるまま応え…。
気づくと横に眠るキリアンの赤い唇に、唇を寄せた。
が、キリアンはぱっちり。と目を覚ます。
突然起き上がる。
そして言った。
「あー、スッキリした!
なんか体ベトベト。
風呂浸って来る」
ロレンツは朝日の中、暫く固まり続け…。
三馬鹿は泣いた。
夢の終わりを、痛感して。
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