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二人きりの時間
34 二人だけの時間 キース 2
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ファオンはキースの胸にしなだりかかり、激しい疼きから一時解放されたように息を吐き続けた。
けれど…直ぐまた尻の奥深くに火が灯る。
「…ん…っ!」
泣くファオンをキースは伺い見る。
「駄目か」
ファオンはキースの胸に縋り付いた。
「助…けて…」
キースは吐息吐く。
「背に傷を負っていなければ、幾らでも何とかしてやれたんだが…」
そう言うと、そっ…とファオンの髪に触れる。
優しく。
なぜるように。
ファオンはふと…思い返す。
ファーレーンが招いたキースは猛々しく美しくそして立派。
けれど近寄り難くてキリアンの後ろに隠れていた時、ファーレーンが寄り、屈み、そして覗き込んで言った。
「キースは…そう見えなくても…あれで女と子供にはとても優しい」
ファオンはキースを見上げる。
キースは困った様な表情をし、そして微笑った。
ファオンは身を下げる。
キースの股が顔に届くまで。
「咥えたら…?」
「出来るのか?」
ファオンは顔を埋めた。
ファルコンの巨根と比べればキースのそれより小さく、だが男のものとしては立派。
真っ直ぐで太かった。
舌で舐め上げ、吸い上げる。
尻の奥がどんどん疼き始め、ファオンは追い立てられるように泣きながら、必死で口に含み慰める。
口の中で上下させてしごき上げ、舌で自分もされて嬉しい場所を舐め上げた。
「…っ!」
キースの吐息。
それと共に、一気にキースの男根は固さを増して跳ね上がった。
「…もう…いい。
お前に咥えられてると思っただけでこの通りだ。
今度は俺に背を向けて膝の上に乗れ」
ファオンは言われた通り、座るキースに背を向け、自身の双丘を開いて勃ちあがったキースの男根の上に尻を落として行く。
蕾に触れ、自身の男根を手で支えてるキースのその上に、ファオンは腰を沈ませ始める。
びりびりと身が痺れる予感がしたが、キースの男根はファルコンよりも小さかったから、すっ…。
と馴染むようにぴっちりはまる。
沈み込ませると喉が鳴る。
つい、キースの腿に手を付き支え、腰を浮かして沈め、上下しながらいい場所を擦り上げる。
ファオンが気持ち良さに喉を鳴らす。
「あっ…あ…いい………」
キースが背後たから抱きすくめ、頬を寄せてファオンの胸をきつく寄せ上げ、乳首を立たせて先端を爪先で潰す。
「ああっ…!」
ふいに虐められたみたいに、ファオンは可愛らしく肩を揺すり泣く。
「たまらないな…俺が幾度も思い描いたファーレーンも…ここをこうされて泣いていた…。
だが…いいんだろう?
もっとか?」
ファオンは泣きながらこくん。と頷く。
乳首をきつく爪で挟まれ虐められると、男根の先端がぴりぴりと痺れ、たまらない快感が男根の先端に押し寄せる。
けれど男根が気持ち良く高まる為に…女のように胸を虐められる事が、ファオンは恥ずかしかった。
キースの手が乳首に触れる度、ファオンは長く白っぽく、ゆるゆやかにくねる金髪をいたいけに振って仰け反る。
「虐められるとたまらないか…。
俺もだ」
「あっ…あ…んっ!」
恥ずかしげに首を振るファオンはあまりに綺麗で可愛らしく、キースはずっと指先でファオンの胸の小さなしこりを、爪をきつく立てて虐め続けた。
「あっ…!あ!…ああんっ…」
可愛らしく泣きながら、ファオンは刺激に身を捩り、腰を上下させ続ける。
「…まずい…保ちそうに無い」
キースは囁き、背後から狂おしくファオンに腕を絡め、抱きしめると、唇を仰け反るファオンの頬に…首筋に情熱的に擦りつける。
抱くキースの体温に包まれ、逞しい腕の中で絡め取られ、ファオンは快感だけで無く別の…。
アリオンと感じた時…シーリーンと感じた時のように…キースに絡め取られて囚われるのを感じた。
甘い、甘い罠。
ファオンが顔を後ろに向ける。
キースの唇が直ぐ、唇に押しつけ塞がれた。
舌先でファオンの唇を愛撫し、再び深く口付け舌を絡ませる。
「ん…っ…ん………」
ファオンはもうおかしくなりそうだと思った。
腕の中でずっと…ずっと可愛がられていたい。
抱(いだ)かれて…。
ああそれは昔、アリオンに幾度も抱かれ思った事。
感じる場所を愛撫されいつも疼いて…アリオンがいなければどうしてこの疼きを鎮めればいいのか解らず泣いた。
アリオンと会えると、広げて抱いてくれる腕に飛び込んだ。
口づけも寄せる頬も甘く感じ、快感はたまらなくて…腕に抱かれると不安も恐怖も粉々に消える。
感じる度ファオンはきつく収縮し、キースの男根をきつく締め付ける。
けれど間もなく湿り気を感じ、液は蕾を伝い滴り落ちる。
キースはぐい!と腰を突き出し、ファオンは解き放って衣服の前を濡らす。
ファオンはぐったり力をぬきながら、キースに振り向く。
あんまり可愛いファオンの艶やかな泣き顔を見つめて、キースはもう一人の良く似た顔。
ファーレーンの幻影をファオンの上に重ね、深く優しい口づけをした。
けれど…直ぐまた尻の奥深くに火が灯る。
「…ん…っ!」
泣くファオンをキースは伺い見る。
「駄目か」
ファオンはキースの胸に縋り付いた。
「助…けて…」
キースは吐息吐く。
「背に傷を負っていなければ、幾らでも何とかしてやれたんだが…」
そう言うと、そっ…とファオンの髪に触れる。
優しく。
なぜるように。
ファオンはふと…思い返す。
ファーレーンが招いたキースは猛々しく美しくそして立派。
けれど近寄り難くてキリアンの後ろに隠れていた時、ファーレーンが寄り、屈み、そして覗き込んで言った。
「キースは…そう見えなくても…あれで女と子供にはとても優しい」
ファオンはキースを見上げる。
キースは困った様な表情をし、そして微笑った。
ファオンは身を下げる。
キースの股が顔に届くまで。
「咥えたら…?」
「出来るのか?」
ファオンは顔を埋めた。
ファルコンの巨根と比べればキースのそれより小さく、だが男のものとしては立派。
真っ直ぐで太かった。
舌で舐め上げ、吸い上げる。
尻の奥がどんどん疼き始め、ファオンは追い立てられるように泣きながら、必死で口に含み慰める。
口の中で上下させてしごき上げ、舌で自分もされて嬉しい場所を舐め上げた。
「…っ!」
キースの吐息。
それと共に、一気にキースの男根は固さを増して跳ね上がった。
「…もう…いい。
お前に咥えられてると思っただけでこの通りだ。
今度は俺に背を向けて膝の上に乗れ」
ファオンは言われた通り、座るキースに背を向け、自身の双丘を開いて勃ちあがったキースの男根の上に尻を落として行く。
蕾に触れ、自身の男根を手で支えてるキースのその上に、ファオンは腰を沈ませ始める。
びりびりと身が痺れる予感がしたが、キースの男根はファルコンよりも小さかったから、すっ…。
と馴染むようにぴっちりはまる。
沈み込ませると喉が鳴る。
つい、キースの腿に手を付き支え、腰を浮かして沈め、上下しながらいい場所を擦り上げる。
ファオンが気持ち良さに喉を鳴らす。
「あっ…あ…いい………」
キースが背後たから抱きすくめ、頬を寄せてファオンの胸をきつく寄せ上げ、乳首を立たせて先端を爪先で潰す。
「ああっ…!」
ふいに虐められたみたいに、ファオンは可愛らしく肩を揺すり泣く。
「たまらないな…俺が幾度も思い描いたファーレーンも…ここをこうされて泣いていた…。
だが…いいんだろう?
もっとか?」
ファオンは泣きながらこくん。と頷く。
乳首をきつく爪で挟まれ虐められると、男根の先端がぴりぴりと痺れ、たまらない快感が男根の先端に押し寄せる。
けれど男根が気持ち良く高まる為に…女のように胸を虐められる事が、ファオンは恥ずかしかった。
キースの手が乳首に触れる度、ファオンは長く白っぽく、ゆるゆやかにくねる金髪をいたいけに振って仰け反る。
「虐められるとたまらないか…。
俺もだ」
「あっ…あ…んっ!」
恥ずかしげに首を振るファオンはあまりに綺麗で可愛らしく、キースはずっと指先でファオンの胸の小さなしこりを、爪をきつく立てて虐め続けた。
「あっ…!あ!…ああんっ…」
可愛らしく泣きながら、ファオンは刺激に身を捩り、腰を上下させ続ける。
「…まずい…保ちそうに無い」
キースは囁き、背後から狂おしくファオンに腕を絡め、抱きしめると、唇を仰け反るファオンの頬に…首筋に情熱的に擦りつける。
抱くキースの体温に包まれ、逞しい腕の中で絡め取られ、ファオンは快感だけで無く別の…。
アリオンと感じた時…シーリーンと感じた時のように…キースに絡め取られて囚われるのを感じた。
甘い、甘い罠。
ファオンが顔を後ろに向ける。
キースの唇が直ぐ、唇に押しつけ塞がれた。
舌先でファオンの唇を愛撫し、再び深く口付け舌を絡ませる。
「ん…っ…ん………」
ファオンはもうおかしくなりそうだと思った。
腕の中でずっと…ずっと可愛がられていたい。
抱(いだ)かれて…。
ああそれは昔、アリオンに幾度も抱かれ思った事。
感じる場所を愛撫されいつも疼いて…アリオンがいなければどうしてこの疼きを鎮めればいいのか解らず泣いた。
アリオンと会えると、広げて抱いてくれる腕に飛び込んだ。
口づけも寄せる頬も甘く感じ、快感はたまらなくて…腕に抱かれると不安も恐怖も粉々に消える。
感じる度ファオンはきつく収縮し、キースの男根をきつく締め付ける。
けれど間もなく湿り気を感じ、液は蕾を伝い滴り落ちる。
キースはぐい!と腰を突き出し、ファオンは解き放って衣服の前を濡らす。
ファオンはぐったり力をぬきながら、キースに振り向く。
あんまり可愛いファオンの艶やかな泣き顔を見つめて、キースはもう一人の良く似た顔。
ファーレーンの幻影をファオンの上に重ね、深く優しい口づけをした。
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