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屈辱の儀式
6 屈辱の時 セルティス
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意識が薄れる。
今度開かされた股の間には…セルティスのくるんと巻いた、栗毛がぼんやり見えた。
セルティスは、とても優しく、入って来た。
ゆっくり、そっと。
ファオンは四肢が痺れ、もうその場所しか感じる所がないように思う。
きっともう直ぐ、完全に気絶する。
それが唯一の、希望。
けれどセルティスのものは、抜き差しもゆっくりで痛みもなく、内壁をなぜるよう……。
ファオンはその時、泣いていた。
突かれる度
「んっ…んっ…」
と声を漏らしながら、ずっと…泣いていた。
非情なこの場で、やっと出会えた優しさ。
痛め付けられた場所だったけれど、セルティスは出来るだけ優しく。
そっと、動いてくれていた。
ファオンにはそれが解って、手足の痺れが少しずつ取れて行くのを感じる。
セルティスのそれは、なぜるように奥の感じる場所に触れて行く。
ちり…。
ちり…。
と少しずつ、感じる度にファオンの男根が立ち上がっていく。
ほんの、少しずつ。
「…ん…っ…」
甘やかすような優しい刺激に、体が息を吹き返したように。
幾度も幾度も優しく。
次第に間隔を短く。
でもその時でさえ、高まっていくように擦ってくれた。
ファオンはやがてセルティスが解き放った時ですら、泣いていた。
痛くも苦しくもなかったことが、ただ嬉しくて。
ファルコン程、背は高くないセルティス。
けれど…白い肌をしてとても逞しい。
優しい栗毛のセルティスが、そっと汚れた蕾を拭き上げてくれる時、ファオンは感謝の視線を向けた。
今度開かされた股の間には…セルティスのくるんと巻いた、栗毛がぼんやり見えた。
セルティスは、とても優しく、入って来た。
ゆっくり、そっと。
ファオンは四肢が痺れ、もうその場所しか感じる所がないように思う。
きっともう直ぐ、完全に気絶する。
それが唯一の、希望。
けれどセルティスのものは、抜き差しもゆっくりで痛みもなく、内壁をなぜるよう……。
ファオンはその時、泣いていた。
突かれる度
「んっ…んっ…」
と声を漏らしながら、ずっと…泣いていた。
非情なこの場で、やっと出会えた優しさ。
痛め付けられた場所だったけれど、セルティスは出来るだけ優しく。
そっと、動いてくれていた。
ファオンにはそれが解って、手足の痺れが少しずつ取れて行くのを感じる。
セルティスのそれは、なぜるように奥の感じる場所に触れて行く。
ちり…。
ちり…。
と少しずつ、感じる度にファオンの男根が立ち上がっていく。
ほんの、少しずつ。
「…ん…っ…」
甘やかすような優しい刺激に、体が息を吹き返したように。
幾度も幾度も優しく。
次第に間隔を短く。
でもその時でさえ、高まっていくように擦ってくれた。
ファオンはやがてセルティスが解き放った時ですら、泣いていた。
痛くも苦しくもなかったことが、ただ嬉しくて。
ファルコン程、背は高くないセルティス。
けれど…白い肌をしてとても逞しい。
優しい栗毛のセルティスが、そっと汚れた蕾を拭き上げてくれる時、ファオンは感謝の視線を向けた。
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