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かっ飛びアレクサンドライト まぜまぜイエロー・ダイヤ オン コース 8 ファントレイユ
かっ飛びアレクサンドライト まぜまぜイエロー・ダイヤ オン コース 8 ファントレイユ 3
しおりを挟むもうこのまま…男達、全部に犯されちゃうの?!
って涙目だった時。
やっと…来てくれた!
このコースの助っ人!
「君達。
まるで飢えたケダモノ、そのものに成り果ててるが…。
近衛の男はそれ程モテないと露呈して、楽しいか?」
凛と響き渡るその声に、皆、一斉に振り向く。
俺。
まだ口に挿入(い)れられたままだし。
蕾にはデカいの、埋め込まれたままで…。
振り向けないっ!
俺捕まえて犯してる男達、天敵に出会ったみたいに一瞬で殺気立って。
凄い視線で、ファントレイユ隊長のこと、見つめてる感じ。
けど周囲の男達、戦闘態勢のまま固まってるから、とうとう俺、我慢出来ずに。
口の中のタケノコ、振り向いて外して…背後のファントレイユ隊長を見つめる。
グレーがかったくねる長髪栗毛。
美貌。としか形容が無いような、美麗な人形のような顔立ち。
瞳はきらりと光る、宝石のようなブルー・グレー。
「…(すっごい…美形!綺麗……………!)」
けど。
俺のこと捕まえてる男達の体格と比較したら…華奢にすら、見えるんですけど………。
しかも、俺にタケノコ突っ込んでた男なんて、拳握りしめてて、殴るばっかの体勢…。
ホントに…ホントに、このデカくて逞しい男ら黙らせて…助け出してくれるの?!
あの凄く綺麗な隊長…?!
一瞬、目が合うと。
凄く雅やかに…微笑んでくれたりするっ!
「(…確か…ゼイブンの息子?!
って言ってたっけ…)」
確かに、髪は背まで覆う、グレーがかった、明るい栗毛。
瞳の色はブルー・グレー。
で、ゼイブンと一緒。
けど…顔立ちは面長で…少し、アイリスに似てる…?
雰囲気は、アイリスの方が、背が高くてゆったりしてて…上品だけど。
ファントレイユ隊長、ゼイブンみたいに軽やかな雰囲気で。
けど雅やかで。
髪も目の色も、アイリスより淡い色で。
見惚れるくらい、綺麗…。
周囲から、光が零れるみたいに、綺羅綺羅した雰囲気を纏ってる…。
「…解ってんのか?
いくら隊長だろうが…多勢に無勢だぜ…」
イくの、邪魔された男が殺気立ってそう言うと。
スターグとラウリッツが二人揃って、ファントレイユ隊長の前に立ち塞がる。
「…単なるお遊びに口出ししなくても」
栗毛で軽めラウリッツが言うと。
黒髪で鋭い印象のスターグ、肩を迫り出す。
「それともこの人数ノして、正義の騎士よろしく助け出すか?!」
ファントレイユ隊長。
雅やかな美貌で、にっこり笑うと。
次に鋭い瞳を向けて、叫ぶ。
「これが、遊びか!
単に群れて集団で。
たった一人のか弱い美少年、犯してるだけだろう?!
それが君達は、楽しいのか?!
近衛騎士の誇りも、綺麗さっぱり捨て去って?!
…可哀想に。怯えてる。
辱められ、無理矢理犯されて。
しかも…痛そうで、全然ヨさそうじゃない!
彼もされて嬉しかったら!!!
あんな…救いを求めるような眼差しで、私を見るか?!!!!」
俺。
突然、掴まれてる周囲の男達に、一斉に見つめられて、焦る。
「…少なくとも、俺とスターグはイかせたぜ」
ラウリッツがスターグの肩に手を乗せ、顔傾けてファントレイユ隊長にそう言う。
けど俺の周囲の男達。
途端、殺気立つ。
「ラウリッツ!」
「この…裏切り者!!!」
ファントレイユ隊長…すました顔で言い返す。
「では…彼に感想を聞いてみれば?」
周囲の男達にまた、一斉に見つめられて…。
俺、口に放たれた液、垂らしながら言う。
「…確かに…スターグ…って人とラウリッツって人…。
感じる所、突かれて痛くは無かったけど…。
でも!
マシなダケで、平気な顔して犯して、無理矢理イかされて!
…他は愛撫も挿入も、凄く乱暴で、ただ痛いだけで最悪です!!!」
言い切った後。
液が喉に落ちて、咳き込んだ。
ごほっ!
ごほごほっ!
ファントレイユ隊長、目を見開いて。
呆れたように、俺の周囲の男らを見る。
「…そんなに、ヘタクソなのか?
君達って………」
この、一言がメガトン級だったらしく………。
俺の周囲の男達。
顔を下げて、固まってる………。
「これだけ人数が居るんだから。
もう少し…マシかと思ったが………」
けど右横の男。
俺放すし。
左横の男も放して立ち上がり。
目前の…口に入れてた男、タケノコをスボンにしまい。
挿入されてたタケノコが、ふにゃっ!
って柔らかくなって…引き抜かれ。
みんな無言で、俺から離れて、立ち去り始める。
スターグがそれ見て、怒鳴る。
「敵前逃亡する気か?!」
ラウリッツも言う。
「…もう逃げ出すのか?
一矢ぐらい、報いてやれ!」
逃げ出す一人が振り向くと、肩を迫り出し、ファントレイユ隊長に頭一つ分高い上背で、睨み付けながら言う。
「…あんたは、俺らと違って。
優しく、あいつをイかせられるんだろうな?!」
ファントレイユ隊長、目を見開いたまま、言う。
「…そんな簡単な事も、君ら出来ないで…。
ヘタクソなまま、無理矢理相手させてたのか?!
相手の迷惑、考えた事あるのか?!」
また…。
みんな、一斉に顔を背けてる。
スターグだけが。
「証明してから言えよ」
と凄む。
ラウリッツも横で、スターグの肩に手を置いたまま、頷いてる。
けどファントレイユ隊長、その時初めて二人を睨む。
「…隊長だから、君らの最低最悪、どヘタクソの、尻拭いをしろと言う気か?!
仕方無いからしてやるが!
あくまでも悲惨な体験をした、彼の為だ!
君らの尻拭いの、為なんかじゃないぞ!!!」
そう言って、スタスタと…今では草の上に座ってる、俺の横に来る。
屈んで見つめられるんだけど…。
ほんとーーーに、綺麗………。
にこっ!
って笑われて。
「酷い目に合ったね?」
って言うから、俺、思い切り頷いた。
腕を引かれて優しく胸元に抱き寄せられると。
顔はお人形みたいに、凄く綺麗で華やかな感じなのに。
胸元とか、意外に引き締まってて…どきどきして来る。
「…痛かった…?
ああ…半勃ちのままだね…。
これじゃ、辛いよね?」
手で優しく触れられ…俺もう…地獄から天国。
あんまり気持ち良くって、うっとりしてファントレイユ隊長の胸元に、顔を埋めちゃう…。
いい匂いがして…なんかやたらどきどきする胸元で…抱きしめられてタケノコ愛撫されてると…蕩けそう…。
ゆっくりと腿を引き寄せられ。
ファントレイユ隊長の腿の上に乗せられ…蕾からやんわりと…ファントレイユ隊長のタケノコが挿入(はい)って来て。
挿入されて擦り上げられると。
すっごく気持ち良くって、喉が鳴る。
「ああ…ん…っ。
凄く…イイ…」
「気持ち…いいんだ?」
「もう最高です…このまま…」
「イきたい?」
俺、こくん。
って頷く。
そっと…。
けど、感じる場所、最初はソフトに…。
けど次第に強く擦られ始めると。
もう俺、身悶えして身をくねらせまくって…。
ファントレイユ隊長の首に、両腕回して抱きついて。
縋り付いて喘いでしまった…。
「ああっ…んっ!
っあっ…。
蕩け…そうっ!」
「蕩けていいから…」
耳元で…凛とした響きのある声音で、優しく囁かれ…。
俺もう、ファントレイユ隊長がタケノコ差し込んで来る時、思わず自分から腰を下げて。
ファントレイユ隊長のタケノコ、後腔に自ら、咥え込んでいた………。
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