どのみちヤられるならイケメン騎士がいい！

リセット ４ ディングレー

リセット ４ ディングレー ６

　なんか…目が覚めた時。
目の前に居たのは…。

「…ふ…ん。
ディングレーに、散々可愛がって貰ってるのか？」
ノノノノノルンディルっ！

「…その言い方。
中年のおっさんみたいにいやらしい…。
あ、若く見えるけど実は、中年のおっさんだったりして…」

言いながら、周囲を見回す。
どこ？ここ！
デザートは？
選んだ料理だって、食べてないのにっ！

なんか…豪華な室内なんだけど…。
さっきのお城の…別室かどっか？
ってか、俺どんだけの間、気絶してたのっ?!

目の前にディングレー様じゃなく、ノルンディルなんて居るなんてっ！
もう全然、嬉しくない…。

ノルンディル、俺の事…冷酷で好色な目で、舐め回すように見るんだけど…。
ヘビみたい…。

屈んで、俺の頭の髪、がっ！って掴む。
痛いっ！
「…いつもディングレーのを…この口で、咥えてるのか?!」
「ディングレー様は、そんなコトさせないっ！
(今の所はだけど…)」

「…躾がまだ、出来てないようだな…。
じゃ…下の口で咥え込むのか？」
「いちいち、言い方がヤらしいっ！」
言ってから…はっ！
と思い返す。
ここにはディングレー様はもとより…オーガスタスも、ザハンベクタもいない…（涙）

ノルンディル、なんかすんごく…目が怖いのに、口の端は上がってて…。
笑ってる…。
「…押さえろ」

気づかなかったけど…部屋には他にも男が居て。
ずかずかと出て来ると、俺の腕を掴む。

「どんな格好がお好みで？」
俺、振り払おうとするんだけど…。
顔が見えないくらい背は高いは、デカいわ。
その上、凄い力！

「…そうだな…。
剥いて…正面から挿入出来ればそれでいい…。
うんと、恥ずかしい格好でな」

「(嘘！
俺もしかしてこんなヤツに?!
レイデン！
賢者！
これって、マジ?!)」
『マジ…』
“でも最悪、経験値は上がるから…”
「(嬉しくないっ！)」

俺がじたばたってると。
俺の腕掴んでる、デカい銀髪の男が、軽く俺のお腹、はたく。
どっ！

ぐっ…。
って息が詰まって…痛みよりも、ナンか呼吸できなくて。
ぐったりしてると、さっさと手とか足、引っ張って縛られてる…。

手首を首の後ろで縛られ、その縄の先は二つに分かれ、左右の膝を持ち上げられたまま、膝上で縛り付けられた。
…つまり…膝曲げたまま、足を閉じられない…。

ズボンのボタンが外され、ペロン…と、後ろだけ、剥かれる。
その格好で…なんとか、お尻付いて座ってると。
背後から胸の真ん中を手で鷲掴まれて、左右にべりっ！って、開かれ…胸だけ丸出し。

「こんなとこで、いかがでしょう？」
ノルンディル、すんごい冷酷でスケベな顔して笑う。

俺の前に屈むと。
言う。
「…挿入場所が、丸出しだな…。
いつもはディングレーに、挿入(い)れて。
とかって、言うのか？」
「…ディングレー様なら、言う」

ノルンディル、ふん。
と鼻で笑う。
近くで見ると、目鼻立ち整ってて…美男なんだけど。
雰囲気は、ホントーーーに、いけすかない。

けど。
ノルンディル、俺の腿をぐい！と引いて…挿入の体勢に移るから、俺焦りまくった。
膝の下に、腿が進んで来る。
腰が密着する程近くにっ!!!

その時、ノルンディルが出した…ノルンディルのタケノコ、チラと見えたけど。
結構デカい…。

経験値59なら、耐えられるかもっ…！
って、思ってる内に。
蕾にノルンディルの先端がっ！
「あ…あっ！」

ぐいぐい挿入って来るんだけど！
濡れてないわ、乱暴で痛いわ…。
「たっ！痛い痛い痛いっ！
濡らして！
裂けるっ！」
「…少しは、しおらしくなるだろう？」
そう言って、奥深くまで挿入(はい)ろうと、腰押し込まれて。
ぐいぐいねじ込まれて…。

俺、痛みで気絶できたら。
って思ったけど…無理。

「痛いっ！止めてっ！
このサド・最低男！
どヘタっ！
腐れタケノコ、抜けっ！
ぎ・やーーーーーーっ!!!」

大声で喚くと、ノルンディルの、動きが止まる。
…チラと見ると。
呆れ混じりの怒り顔…。
「…こんな質の悪い小姓を、王族のオークションに連れ歩くのか?!
ディングレーはどこまで趣味が悪いんだ!!!」

内壁のタケノコ…少し萎んでる。
「(よしっ!!!
こういう時は、色気マイナス作戦っ!!!)
最低タケノコ!!!
一見立派でも役立たずっ!!!
テクなしの力だけ男っ!!!」

俺、必死で叫び続ける。

「腐れタケノコっ!!!
ど腐れっ!!!
こんなヘタくそに、ヤられるなんて絶対、嫌ーーーーーーーーーーーーーっ!!!」

もう、すんごい大きい声で、俺、必死に叫び続けた。