どのみちヤられるならイケメン騎士がいい!

あーす。

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シュミレイション 3

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 良いのか悪いのか。
5を見たお陰で、変な耐久性がついた。

ので覚悟を決めて、ハードそうだった3を見てみることに。

3を差す。
すると浮かび上がってきたのは…何と俺ってば、裸で縛られてる………。

床に膝を付いて、後ろ手で縛られ、首にかかった縄は、両腿に縛られてそれ以上、背が起こせない。
しかも…腿と足首も縛られ、足も伸ばせない。

しかも素っ裸で。
なので当然、前に屈み込んで、膝を付いてお尻突き出した格好のまま、固定されてしまっている。
これでは
「犯って下さい」
と言わんばかりの状態。

地味な…温室のような、周囲、プランターがびっしりのガラス張りの広い部屋。
棚に所狭し。と並ぶプランターに生えてる草と言うか植物は…あんまり観賞用って感じがしない。
でもって正面には、ズケー、イケメン!

くねる焦げ茶色の、背まである長髪。
整いきった美麗な顔。
青い流し目。
肩幅は広く、背は高く、逞しい体躯。
モスグリーンのあまり飾りのナイ、丈の長いローブみたいなのを着用。
しかし地味な衣服だけに、その上に乗ってる顔の美麗さが引き立つ。
立って腕組みをし、片手を顎に当て、俺を…観察してる風情。

あんまりいい男だったので見とれていて、横の…イケメンより背が低く、体格もひょろっ。とした、ビン底眼鏡の男を見過ごしていた…。

グレーがかった真っ直ぐの、ぼさぼさ長髪栗毛。
顔の半分はビン底眼鏡で隠れてて、眼鏡で青い目が歪んで異様にデカくて…。
ブキミ、と言うより滑稽。

やっぱり魔法使いみたいな丈の長い、グレーのローブを着ていた。
俺ってば、こんな恥ずかしい格好させられてるってのに、目前の二人は至って冷静。
どう見ても、イケメンは長身で体育会系。
ビン底はイケメンより頭一つ背が低く、ひょろっとして理系のオタクっぽい。

栗毛の美麗なイケメンが聞く。
「で、どれだけ飲ませたんだ?」
ビン底眼鏡が答える。
「まずは半量。
だが私の計算だと、これで十分効果が出るはずだ」
イケメンが呟く。
「…従来のアミカだと、1.5は飲ませないと効かない」
ビン底は嬉しげに言う。
「だから私の薬は画期的なんだ!」
イケメンは表情を変えない。
「ちゃんと、効果が出ればな」
ビン底はムキになる。
「出るさ!
私の調合だ!」

俺は…訳が分からなくなって来た。
なんでこんな格好させられてて、実験なんだ?
どう考えても…犯されるばっかの格好じゃ無いか。

しかし。
もう薬を飲んだらしい俺は、体が火照ってくる。
かっかと熱く…その上…俺のタケノコが突然。
ビン!と勃ち上がる。
幸い、首と腿を結ぶ縄で背が起こせないから、勃ち上がった部分は屈んだ格好のお陰で隠れてる。

けれど…。
縛られて身動きできず、内股を閉じかけてもじもじしてると、どんどん火照って…おかしくなって来る。

「頃合いだな」
ビン底が言うと、突然突きだしたお尻の方へ回り、何かの棒を…尻の穴に突っ込んで来る。
「あっ!」
不覚にも俺は、恥ずかしい声を上げてしまった。

棒は細く、布かなんかが巻かれて更に、滑りのイイ粘液が塗られているのか、痛くない。
それより、刺激を受けると前がすんごく、ヤバい。
でも隠れて二人には見えないから…射精しちゃっても、セーフかも…。

けど、どうしても出すには、腰を…振らないと。
もしかしてこれが…この辱めが、実験?

棒で数度、奥へ入れたり出したりされた後、ビン底はイケメンの横に戻って来る。
「もう、間もなくだ」
「(ナニが?
俺が出すのが?)」

「ダメ。我慢出来ないっ…!」
俺は、可愛らしい喘ぎ混じりの声を上げて、腰をくねらす。
色白だわ。
金の長い髪はその白い肌を滑るわ。
相当綺麗な美少年で、碧の瞳は潤みまくってるわ。
唇は真っ赤だわ。

更に、腕は背で手首を縛られ、体は火照ってピンクに染まり、やけに色っぽいわ。
その上、突き出した剥き出しの、お尻振ってるわ。
で、端から見たらすんごく、卑猥。

なのにイケメンもビン底も、観察姿勢。
ビン底だけは、実験の効果にスゴク、嬉しそう。

「あんっ…あっ…!」

観察されていようが…もう構ってられない程で、しかもどっかに擦りつけたくっても、俺の腹は…引っ込んでて擦れない。
だから横にくねり、お尻を振りながら何とか…腹に擦りつけるんだけど…凄く、やらしい上に、淫らに見える。

人がこんなに人前であられもない格好で乱れてるってのに…。
相変わらずイケメンは無表情。

整いきった美麗な顔で見つめてる。

ビン底だけは、興奮しきって、青白い顔を興奮でピンク色にして、喜んでる。
「成果が出てる!
見ろ!俺はやったぜ!」
「冷静さがふっ飛んでるな。
いつもはすまして“私”とのたまってるのに」
「これが冷静でいられるか!
半量でこの効果だ!
しかも副作用が無い!」
「…副作用が無いかどうかは、まだ解らないだろう?」
「絶対、無い!
私の調合だ!」
ビン底は怒って拳を振り上げ、イケメンを怒鳴り付ける。

だが俺は…さっき尻に入れられた棒のせいか…尻の奥に火が灯って、じれてじれて、気が狂いそうになって来た。
「助け…て!
お願い何とかして!」

前はビンビンなのにイけない。
尻の奥はじれて気が狂いそうになって、とうとうたまらず叫ぶ。
本心は
「実験は失敗だろ?
これ、明らかに副作用だよ!」
と言いたかった。

が、ビン底を怒らせたら、助けて貰えなさそう…。
本能が、媚び媚びの言葉を吐かせる。

しかし。その時ビン底がやって来て、屈んで股間から、縮んだタケノコ、出して言う。
「助けるには、私のをデカくしてくれないと…」

俺は涙目で…ビン底眼鏡が覗く、ガラスの向こうの異様にデカい、歪んだ青い目玉を見る。
やっぱり…こういう展開か…。
しかし。
余裕はまるで無いから、俺は犬みたいに萎んだそれを、口に咥える。

もう、必死!
舌で舐め、せっせと口の中で抜き差しし…。
けどなかなか成果が出ない。

イケメンが長身屈め、覗き込んで言う。
「…お前も薬飲まないとダメなんじゃないか?
こいつ、さ程ヘタには見えないのに…反応遅いな」

ビン底はイケメン見上げ、怒鳴る。
「俺はお前みたいにしょっ中使ってないから!
発進に時間がかかるんだ!」
「イバって言う事か?
こんなに切なげに、乱れまくらせといて」
「お前はイれるなよ!
いっつもしたい時、したいだけ出来てる、クソ羨ましい特権階級が!
俺は…薬でも使わないと、滅多に機会が無いんだ!
舐めて貰ったのだって、半年ぶりだ!
あっ…そこイイ…もっとそこ、攻めて」

俺はもう本当に必死で舌を使う。
こんだけやってるのに…まだやっとちょっと、デカくなった程度。

「なんかさ、生温かい生クリーム泡立ててる時みたいな…凄く不条理なカンジ?
やってもやっても液体のまま。
手だけがだるくて、終いに筋肉痛。って言う…」
そうレイデンに言うと、金の鷹のレイデンは呟く。
「手が無いから。
俺、それ分かんない」
「………確かにそうだ」

けれど俺が必死で、口の中で抜き差ししたお陰で…ビン底のは、おっきくなっては来た。

ほっ…とする。
けど口から抜こうとしたら…押しつけて来る。
「ぐっ!」
そのまま凄い勢いで、押し込んでは引き、押し込んでは引き…抜き差しして来る。

「…お前…」
イケメンが、やっぱり屈んで言いかけたけど、ビン底は凄い速さで抜き差し続ける。
「んぐっ!ぐっ!ぐぐぐっ!」

…まあ…潔癖症なのか、匂いとかは薬草のいい香りはして、盗賊に突っ込まれた時みたいな臭さは無い。
膨張したところで、さ程、大きくも無いし。


「(ダメじゃん!
俺の尻はどうしてくれるんだよ!
このママじゃこいつ、俺の口の中で…)」

「ぐっ!」
どろっ。とした苦い液。
普段健康食食べてるのか…味も酷くは無い。
けど…。

「…出してどうする。
こいつ、尻に突っ込んで欲しくて咥えてたのに」
イケメンが、俺に代わって言ってくれる。
が、ビン底は余程気持ち良かったのか…。

顔を上げると眼鏡も落ちてて、すっごく満足げ。
ただ。眼鏡取ると細面(ほそおもて)の美形だった。

「…黙ってろ!
半年ぶりの、快感なんだ………」

感激に、浸りきってる。
けど俺は泣きながら、また尻を振って…。
「お願い…助けて…」
と嘆願してる。
もうじんじん疼きまくって、イきたくて気が狂いそう…。

せめて前でイければ、尻の奥も収まるかも。
そう思って必死で腹に、擦りつける。

「…うーん流石美少年。
これだけ乱れてると、半端無く色っぽい」
ビン底もとい、細面の美形は見つめて言う。
美麗なイケメンは、覗き込んで言う。
「その割に、勃ってないな」

細面美形…概要見た時、多数に犯されてるみたいに思ったけど…ビン底とこの細面美形は同一人物だったんだ…。
俺はイケメンに、涙目で訴える。
「助けて…」

イケメンはとうとう、俺のお尻の方に回ってくれる。
が、細面美形は怒鳴る。
「こら!こいつは今回、俺の獲物だ!」
「だったらさっさと、挿入(い)れられるよう勃たせろ!」

細面美形はとうとう、薬をポケットから取り出して、飲み干す。

「どうして最初から、薬飲まないかな」
俺がレイデンに聞く。
が、賢者が答える。
『そりゃ、咥えて欲しかったから?』

「………………………」

目の前で萎えたタケノコが、魔法のようにムクムクと大きくなる。
さっきも言ったけど、大きく成ってもさ程では無い。

尻に回ってやっと、待望の挿入。

…しかし………。
挿入されて最初は感じて、くねりまくった。

でも、いい所に…届かない…………。

一番じれて、擦って欲しい場所に、あと少し!
…で、引いて行く。
「お願いもっと奥…奥…まで、突いて…!」

押し込まれる度、言ってるのに…。
毎回、届かない。

栗毛の青い流し目イケメンが、言ってくれる。
「聞いてる?
どうして奥まで突かなくて気持ちいい?」
「これは俺のスタイルだ!
俺は先っぽが気持ちいいんだ!」
「……………………」
俺は、金の髪振って泣き喚く。
「もっと…もっと奥を突いて!
まだ…ああっ!
そこじゃなくて…………」

しかし。
濡れた感触がして、細面美形は放って、満足げな溜息を吐く。

俺はもう…俯いて床にぽたぽたと涙を零してた。
「もう見てられない。
…俺がイかせる」

「…毎度思うけど。
お前って嫌味だな!ディンダーデン!!!」
「仕方無いだろう!
お前、イかせる技術無いんだから!」
「今から勃たせるのか!」
「…もうとっくに勃ってる。
こんな色っぽくて、どうして薬使わないと勃たない?
どけ………」

なんか…俺、困ってたからもうディンダーデンって麗しのイケメンが、救世主に見えた。

しかも。
挿入され始めると…たまらない。
「ああっ…あんっ!イイ!」
「…だろう…」
更に。
イケメンが屈み、背がイケメン…ディンダーデンの、逞しい胸元に密着し。
更にディンダーデンは手で、俺の…びんびんで解放されないタケノコを、握り込んでくれて…。

もう、いい場所を思いっっきり突かれ、しごかれて…一瞬脳天まで痺れ…真っ白になって、良すぎて気絶しそうになった。

「う…う…んっ!」

気づいたら…放ってて、ディンダーデンに背後から抱きつかれ…もうスゴク逞しくて頼もしくて…俺は彼に縋った。

「剣の修行をするお金を…稼ぐ為にしてたんです!
お願いです!
俺の体をいつでも…好きに使ってイイから…。
剣を教えて下さい!」

背後から俺を抱き止めるディンダーデンは、耳元でぞくり…とする吐息を吐きかけて…言った。
「俺もお前のような可愛い子ちゃんが、こいつにこんな扱いされてるのは見ちゃいられない」

そう言って起き上がり、再びビン底眼鏡をかけ直した男に、言ってくれた。
「俺の秘蔵の、アッカテの調合法を教えてやるから、こいつは頂く」

俺は固唾を飲んで、ビン底を見た。
「…いいだろう」

結構、呆気なかった。
が、俺はディンダーデンの手で縄を解かれ…解かれた途端、彼の逞しい胸に縋り付いた。

最高の、気分だった。

抱き寄せられ…囁かれた。
「あいつの…匂いが残ってるから、まず風呂だな。
その後、俺が満足いくまで可愛がってやる」

美麗な…青の流し目で見つめられ、俺はぽーっとその美麗な顔に見惚れた。
ビン底だけが喚いてた。
「失礼な!
俺は清潔だし、いい匂いだ!
匂いだけは、自慢出来るんだぞ!」
「…言ってろ」

ディンダーデンは言うと、裸の俺を抱き上げ、温室から連れ出し、マントを着せて…馬で彼の住処へとつれて行ってくれた………。

「…イケメンでエッチも上手いけど…住まいは割と質素だね…」
言うと、賢者は囁く。
『だーかーらー!
極上エッチ付で、住まいもいいのは、5番のアイリスだって!』

「…………アイリスは確かに素敵だけど…その前の嗜虐が半端無いよね…」
レイデンが聞く。
「今回と比べると?」
「皮の装具の方が…長くてしつこくて辛い。
ビン底、割と綺麗好きだから。
咥えさせられてもあんま、ヤな気分はそこ迄無い」

『じゃ、二番にする?」
オカマ賢者に言われ、俺は他の番号を見た。

まだ…数字はある。
「…全部見てからにする」

レイデンと賢者は、声を揃えて言った。
「それでも良いけど」


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