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アールドット国王の別邸
大騒ぎの治療状況
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ローフィスとゼイブンが運び込まれ、ヤッハ族の男のその向こう。
シュテフが寝る予定だった、でっかい寝台に二人並んで横たえられる。
シュテフが直ぐ横にやって来ると、二人に手をかざした。
戸口に群れる見学者達は、その不思議に目が釘付け。
オーガスタスとギュンターは足側に移動し、シュテフの診断を見守った。
ヤッハ族の男を診ていたミラーレスが、脳裏に唸る。
“…明らかに、光が足りない”
オーレは頷く。
“里に居るル・シャレファを呼べないか、聞いてみる”
途端、ミラーレスとシュテフが焦ったように同時に顔を上げ、腕組みして目を閉じてる、オーレに振り向いた。
“レンフを呼ぶ気か?!”
みんなが、近くに居る一番大きなオーガスタスよりもっとデカい、やたら大きなシュテフが焦る様子に目を見開く。
オーレに見つめられ、ミラーレスは顔を下げて尋ねた。
“それ、以外の方法は?”
オーレに、首を横に振られ。
二人並んで長椅子に座る、シュアンとラフィーレ。
そして一人掛け用ソファに座ってるエドウィンにも、ほぼ同時に首を横に振られ。
とうとうミラーレスは、項垂れて言った。
“仕方無いな”
オーレは頷くと、寝台の上空に手をかざす。
途端、空間は白く光り始め、その光の中からびっくりする程整って美形な、明るい真っ直ぐ栗毛で緑の瞳の美青年が顔を出すと
“ナンだよ。
用かよ”
と、ぶすっ垂れた声を脳裏に響かせた。
シュアンが、可愛らしい声で頼む。
“助けて欲しいの”
ラフィーレもが
“今、病人いっぱいで、光が足りないの”
と要請する。
『レンフ』らしき美青年は、憮然と室内を見回し、エドウィンを見て言い放つ。
“お前ら、餓鬼で何とかしろ”
オーレが、ため息混じりに告げる。
“出来ないから、君を呼んでるんだ”
レンフはくい、と顎を上げ、尊大に言葉を返す。
“それが、お願いする態度か?
第一…どこだそこ。
アースルーリンドの…外?!
どんだけ離れてるんだ!
そんなとこ居るから、光が足りなくなるんだろう?!
こっちに運べばいいじゃないか!”
シュテフが顔を下げて呟く。
“あのな…。
たかが治療程度に、光が足りないんだ。
人間移動させるほどの光が使えてたら、お前を呼ぶ必要すら無い”
レンフは指摘され、頬染めて腕組みし、顔を横向けて呻く。
“…要は、俺呼んで光補充する計画なのか?!
そこ、安全か?!”
シュアンはキョロ…と周囲を見回し
“全然安全”
と答えた。
オーレがとうとう、レンフを見て唸る。
“さっさとこっちに来てくれ!
回路開きっぱにしとくのも、能力使って疲れるんだぞ!!!”
白い光の額縁の中で、上半身だけ見えてるレンフは、ため息吐くと
“シュテフ、抑えといてくれ”
とぼやく。
シュテフは顔下げると
“お前が悪さしなきゃ、俺だって仕返しはしない”
そう、ぼやき返す。
皆が見てる中、レンフの右足が…白い光の中から出て来て、左の足も出たかと思うと、一気に空間から床に、すたっ!と着地した。
偵察隊の男らから
「おおおおおっ!!!」
と一斉に声が飛ぶ。
レンフはジロッ、と男らを睨み付けた後、シュアンとラフィーレの前に来て、首を横に振る。
“開けろ”
シュアンとラフィーレは慌てて端に避け、レンフはどかっ!と、二人の真ん中に座る。
“で?!
誰が光、要るんだ?!”
ミラーレスもシュテフも。
そしてオーレまでもが、レンフに振り向く。
“全員かよ!
お前ら三人も居て、役立たずだな!!!”
と、エドウィン、シュアン、ラフィーレを叱る。
戸口の偵察隊は
「凄い美人なのに、めちゃ口が悪いな」
「態度も悪い」
「もっと小柄かと思ったら…意外と背が高い」
と囁き合う。
ラステルが、ガタイのいい男らに囲まれながら、首振って説明する。
「アースルーリンドの『光の民』は皆、凄く長身なんですよ」
男らはレンフとシュテフを交互に見ると
「なるほど…」
と頷いた。
レンフはどうやら、オーレに高速の心話で説明され、説得されてる様子で。
仕方無く頷くと、組んだ腕をほどき、手を伸ばしてミラーレス、シュテフ、そしてオーレに、白い光を放射した。
偵察隊らは
「さっきの…空間から出て来たものすごく神々しい美形より…」
「目に優しい光だよな?」
「ホー…ルーン?
とかの光って、凄く綺羅綺羅してなかったか?!」
と互いに首振って喋り合ってる。
レンフはそちらに顔を向けると
“神聖騎士と一緒にするな!!!
あっちはピッカピカのエリートで、アースルーリンドで最強の騎士達だぞ?!”
と、脳裏に怒鳴った。
頭の中の声で怒鳴られた偵察隊は、ビビリまくった。
が、レンフは突然横のシュアンを見ると
“お前か?!
なんで全部の脳に言葉送ってる!!!
上の連中にまで聞こえてないか?!
今の俺の声!!!”
と怒鳴ってる。
反対横のラフィーレが、横のレンフを見上げて説明した。
“シュアン、コントロール出来ないの”
レンフは大きなため息吐くと
“だから余計な光使って、足りなくなるんだな…”
とぼやいた。
けれどミラーレスはレンフから光を受け取ると、ヤッハ族の男の心臓辺りに光を放射し始め、オーレはローフィスとゼイブンにも光の結界を張り、シュテフは二人交互に光を送る。
「くたくたで、精気抜けきってるな…。
『影』が居たら、一発で乗っ取られるくらい、気力が弱ってる」
ゼイブンは目を開け
「頼むから、物騒な事言わないでくれ」
と呻く。
けれどシュテフは言葉を返す。
「だってもし、あれだけ気力使って神聖騎士呼び出せなかったら。
『闇の第二』の靄に触れる前に、乗っ取られそうだ。
『闇の第二』って、半端無く力強いだろう?」
聞くなりレンフは目を見開いて振り向き、怒鳴る。
「『闇の第二』?!
なんでアースルーリンドから遠く離れたここで!!!
そんな物騒な名前聞くんだ!!!
…もしかしてその病人ら、『闇の第二』の“障気”に憑かれて倒れたのか?!」
ミラーレスが、慌てるレンフに言い聞かせる。
「離れてるから『闇の第二』の“障気”に憑かれた後でも。
傷跡はそこまで酷くない」
レンフは怒鳴った。
「冗談だろう?!
ここに戦闘員はいない!
治療チームだけじゃないか!
ロクな光の結界も無いのに、『闇の第二』に攻撃されたら…簡単に乗っ取られるじゃないか!!!
あいつの“障気”に、触れた事在るのか?!
めちゃ寒くて、全身針で刺されたみたいに痛くて!!!
心の中からいっぺんに明るいモノが消え去り、恐怖と絶望と、怨念しか無くなるんだぞ?!」
それを聞くなり、王もラステルもエウロペも。
そして偵察隊の男らも。
いっぺんに背筋が寒くなって、揃って顔を下げる。
が、ローフィスが目を開け、唸った。
「俺達が倒れてるのは、神聖騎士を召喚したせい。
『闇の第二』はきっちり、神聖騎士に追い払われたし。
今この辺りの『闇の第二』の痕跡消すため、神聖神殿隊付き連隊騎士が、アースルーリンドから派遣された。
そりゃ…連中が到着し、『闇の第二』の巣くってた後を探し出して神聖騎士が清めるまで。
油断は出来ないだろうが…。
『闇の第二』はここでは、アースルーリンドよりずっと、力が弱いから心配するな」
レンフはそれでも、首を横に振りまくって怒鳴る。
「弱いってどれくらい?!
あいつ…マジでヤバいヤツなんだぞ?!!!!」
オーレが、脳裏に響く心話で怒鳴りつけた。
“いいから落ち着け!!!
神聖騎士がハデに光ブツけたし、ヤツが操ってた大勢の者らからも払った!
力ごっそり失い、弱って当分、この地では動けないし!
ここの人間はいくら『闇の第二』だろうが、まるっとは操れない!
精神が強ければ、まず跳ね退けられる程度の能力だ!
従って、回路は開かない。
今は帰せないから、ここで大人しくしてろ!!!”
全員がその大音量に、ムダなのに耳に手を当て、首を縮こまらせた。
レンフはフテきって腕組みし、オーレを睨んだ後。
横のテーブルの料理を見て唸る。
「こんだけ?!
もっと無いのか料理!!!
光送ると、すんごく腹が減るんだぞ?!!!!」
バルバロッサ王は額に手を当てると、偵察隊の一人に小声で囁く。
「厨房に行って…余ってる料理、あのべっぴんさんのため、持って来てやれ」
偵察隊の一人は無言で頷き、部屋を出て行った。
他の男らは首下げながら
「顔だけ見てたら、すごくそそる美形なのに…」
「口、開かなきゃな…」
「性格も大人しければ…」
そう呟いた後。
皆、無言で顔を見合わせ合い、頷き倒した。
シュテフが寝る予定だった、でっかい寝台に二人並んで横たえられる。
シュテフが直ぐ横にやって来ると、二人に手をかざした。
戸口に群れる見学者達は、その不思議に目が釘付け。
オーガスタスとギュンターは足側に移動し、シュテフの診断を見守った。
ヤッハ族の男を診ていたミラーレスが、脳裏に唸る。
“…明らかに、光が足りない”
オーレは頷く。
“里に居るル・シャレファを呼べないか、聞いてみる”
途端、ミラーレスとシュテフが焦ったように同時に顔を上げ、腕組みして目を閉じてる、オーレに振り向いた。
“レンフを呼ぶ気か?!”
みんなが、近くに居る一番大きなオーガスタスよりもっとデカい、やたら大きなシュテフが焦る様子に目を見開く。
オーレに見つめられ、ミラーレスは顔を下げて尋ねた。
“それ、以外の方法は?”
オーレに、首を横に振られ。
二人並んで長椅子に座る、シュアンとラフィーレ。
そして一人掛け用ソファに座ってるエドウィンにも、ほぼ同時に首を横に振られ。
とうとうミラーレスは、項垂れて言った。
“仕方無いな”
オーレは頷くと、寝台の上空に手をかざす。
途端、空間は白く光り始め、その光の中からびっくりする程整って美形な、明るい真っ直ぐ栗毛で緑の瞳の美青年が顔を出すと
“ナンだよ。
用かよ”
と、ぶすっ垂れた声を脳裏に響かせた。
シュアンが、可愛らしい声で頼む。
“助けて欲しいの”
ラフィーレもが
“今、病人いっぱいで、光が足りないの”
と要請する。
『レンフ』らしき美青年は、憮然と室内を見回し、エドウィンを見て言い放つ。
“お前ら、餓鬼で何とかしろ”
オーレが、ため息混じりに告げる。
“出来ないから、君を呼んでるんだ”
レンフはくい、と顎を上げ、尊大に言葉を返す。
“それが、お願いする態度か?
第一…どこだそこ。
アースルーリンドの…外?!
どんだけ離れてるんだ!
そんなとこ居るから、光が足りなくなるんだろう?!
こっちに運べばいいじゃないか!”
シュテフが顔を下げて呟く。
“あのな…。
たかが治療程度に、光が足りないんだ。
人間移動させるほどの光が使えてたら、お前を呼ぶ必要すら無い”
レンフは指摘され、頬染めて腕組みし、顔を横向けて呻く。
“…要は、俺呼んで光補充する計画なのか?!
そこ、安全か?!”
シュアンはキョロ…と周囲を見回し
“全然安全”
と答えた。
オーレがとうとう、レンフを見て唸る。
“さっさとこっちに来てくれ!
回路開きっぱにしとくのも、能力使って疲れるんだぞ!!!”
白い光の額縁の中で、上半身だけ見えてるレンフは、ため息吐くと
“シュテフ、抑えといてくれ”
とぼやく。
シュテフは顔下げると
“お前が悪さしなきゃ、俺だって仕返しはしない”
そう、ぼやき返す。
皆が見てる中、レンフの右足が…白い光の中から出て来て、左の足も出たかと思うと、一気に空間から床に、すたっ!と着地した。
偵察隊の男らから
「おおおおおっ!!!」
と一斉に声が飛ぶ。
レンフはジロッ、と男らを睨み付けた後、シュアンとラフィーレの前に来て、首を横に振る。
“開けろ”
シュアンとラフィーレは慌てて端に避け、レンフはどかっ!と、二人の真ん中に座る。
“で?!
誰が光、要るんだ?!”
ミラーレスもシュテフも。
そしてオーレまでもが、レンフに振り向く。
“全員かよ!
お前ら三人も居て、役立たずだな!!!”
と、エドウィン、シュアン、ラフィーレを叱る。
戸口の偵察隊は
「凄い美人なのに、めちゃ口が悪いな」
「態度も悪い」
「もっと小柄かと思ったら…意外と背が高い」
と囁き合う。
ラステルが、ガタイのいい男らに囲まれながら、首振って説明する。
「アースルーリンドの『光の民』は皆、凄く長身なんですよ」
男らはレンフとシュテフを交互に見ると
「なるほど…」
と頷いた。
レンフはどうやら、オーレに高速の心話で説明され、説得されてる様子で。
仕方無く頷くと、組んだ腕をほどき、手を伸ばしてミラーレス、シュテフ、そしてオーレに、白い光を放射した。
偵察隊らは
「さっきの…空間から出て来たものすごく神々しい美形より…」
「目に優しい光だよな?」
「ホー…ルーン?
とかの光って、凄く綺羅綺羅してなかったか?!」
と互いに首振って喋り合ってる。
レンフはそちらに顔を向けると
“神聖騎士と一緒にするな!!!
あっちはピッカピカのエリートで、アースルーリンドで最強の騎士達だぞ?!”
と、脳裏に怒鳴った。
頭の中の声で怒鳴られた偵察隊は、ビビリまくった。
が、レンフは突然横のシュアンを見ると
“お前か?!
なんで全部の脳に言葉送ってる!!!
上の連中にまで聞こえてないか?!
今の俺の声!!!”
と怒鳴ってる。
反対横のラフィーレが、横のレンフを見上げて説明した。
“シュアン、コントロール出来ないの”
レンフは大きなため息吐くと
“だから余計な光使って、足りなくなるんだな…”
とぼやいた。
けれどミラーレスはレンフから光を受け取ると、ヤッハ族の男の心臓辺りに光を放射し始め、オーレはローフィスとゼイブンにも光の結界を張り、シュテフは二人交互に光を送る。
「くたくたで、精気抜けきってるな…。
『影』が居たら、一発で乗っ取られるくらい、気力が弱ってる」
ゼイブンは目を開け
「頼むから、物騒な事言わないでくれ」
と呻く。
けれどシュテフは言葉を返す。
「だってもし、あれだけ気力使って神聖騎士呼び出せなかったら。
『闇の第二』の靄に触れる前に、乗っ取られそうだ。
『闇の第二』って、半端無く力強いだろう?」
聞くなりレンフは目を見開いて振り向き、怒鳴る。
「『闇の第二』?!
なんでアースルーリンドから遠く離れたここで!!!
そんな物騒な名前聞くんだ!!!
…もしかしてその病人ら、『闇の第二』の“障気”に憑かれて倒れたのか?!」
ミラーレスが、慌てるレンフに言い聞かせる。
「離れてるから『闇の第二』の“障気”に憑かれた後でも。
傷跡はそこまで酷くない」
レンフは怒鳴った。
「冗談だろう?!
ここに戦闘員はいない!
治療チームだけじゃないか!
ロクな光の結界も無いのに、『闇の第二』に攻撃されたら…簡単に乗っ取られるじゃないか!!!
あいつの“障気”に、触れた事在るのか?!
めちゃ寒くて、全身針で刺されたみたいに痛くて!!!
心の中からいっぺんに明るいモノが消え去り、恐怖と絶望と、怨念しか無くなるんだぞ?!」
それを聞くなり、王もラステルもエウロペも。
そして偵察隊の男らも。
いっぺんに背筋が寒くなって、揃って顔を下げる。
が、ローフィスが目を開け、唸った。
「俺達が倒れてるのは、神聖騎士を召喚したせい。
『闇の第二』はきっちり、神聖騎士に追い払われたし。
今この辺りの『闇の第二』の痕跡消すため、神聖神殿隊付き連隊騎士が、アースルーリンドから派遣された。
そりゃ…連中が到着し、『闇の第二』の巣くってた後を探し出して神聖騎士が清めるまで。
油断は出来ないだろうが…。
『闇の第二』はここでは、アースルーリンドよりずっと、力が弱いから心配するな」
レンフはそれでも、首を横に振りまくって怒鳴る。
「弱いってどれくらい?!
あいつ…マジでヤバいヤツなんだぞ?!!!!」
オーレが、脳裏に響く心話で怒鳴りつけた。
“いいから落ち着け!!!
神聖騎士がハデに光ブツけたし、ヤツが操ってた大勢の者らからも払った!
力ごっそり失い、弱って当分、この地では動けないし!
ここの人間はいくら『闇の第二』だろうが、まるっとは操れない!
精神が強ければ、まず跳ね退けられる程度の能力だ!
従って、回路は開かない。
今は帰せないから、ここで大人しくしてろ!!!”
全員がその大音量に、ムダなのに耳に手を当て、首を縮こまらせた。
レンフはフテきって腕組みし、オーレを睨んだ後。
横のテーブルの料理を見て唸る。
「こんだけ?!
もっと無いのか料理!!!
光送ると、すんごく腹が減るんだぞ?!!!!」
バルバロッサ王は額に手を当てると、偵察隊の一人に小声で囁く。
「厨房に行って…余ってる料理、あのべっぴんさんのため、持って来てやれ」
偵察隊の一人は無言で頷き、部屋を出て行った。
他の男らは首下げながら
「顔だけ見てたら、すごくそそる美形なのに…」
「口、開かなきゃな…」
「性格も大人しければ…」
そう呟いた後。
皆、無言で顔を見合わせ合い、頷き倒した。
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