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アールドット国王の別邸
脳裏に浮かび上がるエルデリオンの濡れ場に反応する、おのおの
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部屋に残った皆は、バルバロッサ王の召使いらにそれぞれ傷の手当を受け、その間にテーブルに食事を並べられ、一気に食事にかぶり付いた。
皆、無言でがっつきまくり、誰もが作法なんて忘れ、夢中で食べた。
その後、ロットバルトとテリュスは酒を酌み交わし始める。
ぐったりしてたレジィまでもが起き上がって、テリュスに酒をねだり、側に座ってたエリューンは、三人があっと言う間に酔っ払い、頬を真っ赤にして陽気に歌い始めるのを見、顔を下げた。
スフォルツァとノルデュラス公爵は、食事の後ソファに沈み込み、寝入っていて、ラフォーレンは酒飲み組に寄って来ると
「私にも下さい」
とグラスを差し出す。
ロットバルトは酒を注いで、陽気に叫んだ。
「とりあえず命拾いだ!
祝いの酒だ!」
ラウールまでやって来て、無言でグラスを差し出す。
間もなく脳裏に、エルデリオンを組み敷くバルバロッサ王の姿が浮かび上がり、酔っぱらい達はダミ声の歌を途切れさせ、呻く。
「…なんで、エルデリオンとバルバロッサ?」
テリュスがロットバルトを見る。
ロットバルトも頷くと
「せめてバルバロッサと、美姫がいいですな」
と同意し、レジィは頬を真っ赤にして
「エルデリオン様って、色っぽーーーい!」
と叫んだ。
「お前、今回酔いが早い?」
テリュスに聞かれ、レジィは頷く。
「ボクの中のシャーレ、お酒あんま飲んだこと無くて…凄く酔っ払ってるから…。
ボクまですんごく、弱くなっちゃった!」
と、ケタケタ笑いこける。
その時、脳裏のエルデリオンが胸を揉まれ、はだけたシャツの間から、バルバロッサの指が乳首をきつく摘まむのが見え、途端エルデリオンは頬を真っ赤に染め、唇を噛んで色っぽく身もがく。
ラフォーレンは思わず顔を下げ
「…彼、受け身だったんですね…」
と呻いた。
ラウールが頷き
「デルデロッテがついに手を出したそうだから。
もうきっと、熟れきってる。
ノルデュラス公爵も散々、濃厚なコトしたし」
と、ソファに倒れ込んで眠ってる、ノルデュラス公爵を目で指し示した。
スフォルツァは腕を背もたれに乗せてたけど、体を引き上げ
「勘弁して欲しい…。
近衛連隊では戦闘後、たぎった血を毎度、“夜付き人”(男の性処理係)に沈めて貰うか…組み敷けそうなか細い男、襲ってたから…。
つい習慣で、襲われてるのが男だろうが、勃っちまうじゃないか…」
と呻き、ロットバルトにグラスを手渡されたラフォーレンが、スフォルツァに酒を差し出し、受け取ったスフォルツァはそれをグイ!と一気飲みした。
ただ一人、今だ大皿に盛られた山盛りチキンを独り占めして食べてたギュンターが
「ル・シャレファに文句言って来る」
と、皿を抱えたまま部屋を出て行った。
スフォルツァは直ぐ酒が回って頬を染めたけど、空のグラスを差し出して呻く。
「…全然効かない。
全勃ちだ」
ラウールまでもが
「…このまま続いたら…こっちもそんな気分に成ってくるから…別室行きます?」
と、スフォルツァの顔を見る。
とうとう脳裏のエルデリオンは押し倒され、手で股間を握られ、感じたように仰け反るのを見。
スフォルツァはチラ…と、ラウールを見る。
「突っ込む専門だが…それでもいいのか?」
ラウールは頷くと
「こっちはされる方しか、シタ事が無い」
とソファを立つ。
ラウールが階段向こうの扉に向かい始めるのを見て、スフォルツァも少し蹌踉めく足取りで立ち上がり、後を追う。
ラフォーレンが呆れて
「動けるんですか?」
と尋ねた。
スフォルツァは振り向きもせず
「いざとなれば動ける」
と、やっぱりちょっとフラつく足取りで、ラウールが扉を開けて待つ部屋に入り、扉を閉めた。
エリューンも脳裏に浮かぶ映像に、ちょっと刺激されたけど。
レジィとテリュス、ロットバルトは完全に酔って盛り上がり、ダミ声は大きくなるのを聞いて、顔を思い切り下げた。
ラフォーレンは呆れ
「…みんな音痴だったんですね…」
と呟き、ノルデュラス公爵を見
「こんな中でも寝入ってられるなんて。
よほど、お疲れなんですね」
とぼやく。
エリューンも、ノルデュラス公爵を見た。
「傷の手当ての後、薬草貰って飲んでるからかな?」
けれどあまりのダミ歌声が大きくなって、二人は顔を見合わせた。
ラフォーレンがスフォルツァとラウールが消えた寝室の、横の扉を目で指し示し
「逃げます?」
と聞くので。
エリューンは頷いた。
二人がソファを立ち上がり、歩き出すと。
ラフォーレンが手首を掴まれる。
見ると横たわるローフィスが
「俺も誘ってくれ。
聞くに耐えない」
と言うのを聞き、頷く。
「まず、立って貰わないと」
ローフィスは肩を揺らすけど、諦めてラフォーレンに要請した。
「引っ張ってくれ」
ラフォーレンは背後のエリューンに振り向く。
エリューンはローフィスにのし掛かると肩を引き寄せ、ラフォーレンは腕を引っ張って、何とかローフィスを抱き起こした。
二人は両側からローフィスを支え、フラフラのローフィスを寝室へと運ぶ。
立派で大きな天蓋付き寝台の前で、ローフィスを放すと。
ローフィスは顔から寝台に顔を沈め、ずり上がって横になると呻いた。
「二人で始めても良いが。
あんま、声上げないでくれると助かる」
言われて、寝台に腰掛けたラフォーレンとエリューンは顔を見合わせた。
けれどその時、脳裏のエロいエルデリオンは消えていた。
「ギュンターの文句が、届いたんですかね?」
ラフォーレンが聞くと、エリューンは立ち上がってテーブルの上の、用意されてる果実酒とグラスの盆を持って来る。
グラスに酒を注いで、ラフォーレンに差し出し、問う。
「私とする気って、あるんです?」
ラフォーレンはグラスを受け取りながら、顔を下げると
「…貴方が女性だったら、口説き倒すと思います」
と呻き、エリューンもグラスを口に運び
「普通、そうですよね?」
と言い返して、飲み干した。
食後ゼイブンは白い優美な螺旋階段を下った先の、湯殿で汗を流してると。
エディエルゼとミラーシェンがやって来るのを見る。
とにもかくにも広い浴槽で、十人は余裕で浸かれた。
エディエルゼは見事に引き締まった、すらりとした体付き。
ミラーシェンは…ゼイブンが浸かってるのを見て、恥ずかしげにエディエルゼの背後に隠れた。
ゼイブンはため息と共に、ミラーシェンに告げる。
「俺は男にはまるで興味無いから、恥ずかしがるだけムダだぞ」
エディエルゼが促し、ミラーシェンも湯に浸かる。
白く…すんなりした裸体で、男達に散々嬲られたのか。
やはり色香を放っていた。
「やっぱり怪我人は、来ないな?」
ゼイブンが、ほとんど傷の無いエディエルゼの体を見て告げ、エディエルゼは頷く。
「…私は血糊を浴びまくったので。
浸からないと臭くなる」
ゼイブンは彼の凄まじい戦い振りを思い出し、頷いた。
けれど間もなく、脳裏にバルバロッサに背後から抱かれ、胸を愛撫されるエルデリオンが浮かぶと、ミラーシェンは真っ赤になって顔を下げた。
エディエルゼはそれを見て怒る。
「私を口説いといて。
結局、ヤれれば誰でも良いんだな!」
ゼイブンは呆れてエディエルゼを見た。
「相手が男なのは理解出来ないが。
ヤれれば誰でも良い。
は普通の男の反応だ。
ましてやエルデリオンみたいに綺麗どころで色香あれば、バルバロッサもやる気満々だろうしな。
俺は男同士が絡むのなんて見えても、迷惑だが」
エディエルゼはまだきつい紺に近い碧の瞳で、ゼイブンを見る。
ゼイブンは彼が凄い美青年だと、見つめられて改めて感じたものの、呻いた。
「…まだ若いんだから。
もっと遊んだ方がいいぞ?
この先出来る予定の恋人だって。
あんたが上手な方が、嬉しいだろうし。
王子なら、相手に困らないだろうが。
寝技がヘタとか、陰口叩かれたくないだろう?」
エディエルゼにもっと睨まれ、ゼイブンは肩すくめた。
「だって経験少ない男って、大抵ヘタだぞ?」
そして感じ始めるエルデリオンが脳裏に浮かび、刺激されて顔を小刻み震わせてるミラーシェンを見ると、ゼイブンは言って退けた。
「突っ込ませてくれる相手に、がんがん突っ込め。
その内、どっちが好きか分かる。
突っ込む方か。
突っ込まれる方か。
ギュンターなんて、どう考えても突っ込まれる側だったのに、性格上無理で。
突っ込む専門になってる」
ミラーシェンが、顔を上げる。
「…ギュンター様も…された事が…?」
ゼイブンは頷く。
「まどろっこしくって、やってられないそうだ。
気づいたら押し倒して、突っ込んでたらしい。
根本的に攻めるのが好きな、攻撃的な男なんだな。
顔と違って」
ミラーシェンはそれを聞いて、俯いた後、頷き。
エディエルゼはそんな弟を、気遣うように見つめた。
皆、無言でがっつきまくり、誰もが作法なんて忘れ、夢中で食べた。
その後、ロットバルトとテリュスは酒を酌み交わし始める。
ぐったりしてたレジィまでもが起き上がって、テリュスに酒をねだり、側に座ってたエリューンは、三人があっと言う間に酔っ払い、頬を真っ赤にして陽気に歌い始めるのを見、顔を下げた。
スフォルツァとノルデュラス公爵は、食事の後ソファに沈み込み、寝入っていて、ラフォーレンは酒飲み組に寄って来ると
「私にも下さい」
とグラスを差し出す。
ロットバルトは酒を注いで、陽気に叫んだ。
「とりあえず命拾いだ!
祝いの酒だ!」
ラウールまでやって来て、無言でグラスを差し出す。
間もなく脳裏に、エルデリオンを組み敷くバルバロッサ王の姿が浮かび上がり、酔っぱらい達はダミ声の歌を途切れさせ、呻く。
「…なんで、エルデリオンとバルバロッサ?」
テリュスがロットバルトを見る。
ロットバルトも頷くと
「せめてバルバロッサと、美姫がいいですな」
と同意し、レジィは頬を真っ赤にして
「エルデリオン様って、色っぽーーーい!」
と叫んだ。
「お前、今回酔いが早い?」
テリュスに聞かれ、レジィは頷く。
「ボクの中のシャーレ、お酒あんま飲んだこと無くて…凄く酔っ払ってるから…。
ボクまですんごく、弱くなっちゃった!」
と、ケタケタ笑いこける。
その時、脳裏のエルデリオンが胸を揉まれ、はだけたシャツの間から、バルバロッサの指が乳首をきつく摘まむのが見え、途端エルデリオンは頬を真っ赤に染め、唇を噛んで色っぽく身もがく。
ラフォーレンは思わず顔を下げ
「…彼、受け身だったんですね…」
と呻いた。
ラウールが頷き
「デルデロッテがついに手を出したそうだから。
もうきっと、熟れきってる。
ノルデュラス公爵も散々、濃厚なコトしたし」
と、ソファに倒れ込んで眠ってる、ノルデュラス公爵を目で指し示した。
スフォルツァは腕を背もたれに乗せてたけど、体を引き上げ
「勘弁して欲しい…。
近衛連隊では戦闘後、たぎった血を毎度、“夜付き人”(男の性処理係)に沈めて貰うか…組み敷けそうなか細い男、襲ってたから…。
つい習慣で、襲われてるのが男だろうが、勃っちまうじゃないか…」
と呻き、ロットバルトにグラスを手渡されたラフォーレンが、スフォルツァに酒を差し出し、受け取ったスフォルツァはそれをグイ!と一気飲みした。
ただ一人、今だ大皿に盛られた山盛りチキンを独り占めして食べてたギュンターが
「ル・シャレファに文句言って来る」
と、皿を抱えたまま部屋を出て行った。
スフォルツァは直ぐ酒が回って頬を染めたけど、空のグラスを差し出して呻く。
「…全然効かない。
全勃ちだ」
ラウールまでもが
「…このまま続いたら…こっちもそんな気分に成ってくるから…別室行きます?」
と、スフォルツァの顔を見る。
とうとう脳裏のエルデリオンは押し倒され、手で股間を握られ、感じたように仰け反るのを見。
スフォルツァはチラ…と、ラウールを見る。
「突っ込む専門だが…それでもいいのか?」
ラウールは頷くと
「こっちはされる方しか、シタ事が無い」
とソファを立つ。
ラウールが階段向こうの扉に向かい始めるのを見て、スフォルツァも少し蹌踉めく足取りで立ち上がり、後を追う。
ラフォーレンが呆れて
「動けるんですか?」
と尋ねた。
スフォルツァは振り向きもせず
「いざとなれば動ける」
と、やっぱりちょっとフラつく足取りで、ラウールが扉を開けて待つ部屋に入り、扉を閉めた。
エリューンも脳裏に浮かぶ映像に、ちょっと刺激されたけど。
レジィとテリュス、ロットバルトは完全に酔って盛り上がり、ダミ声は大きくなるのを聞いて、顔を思い切り下げた。
ラフォーレンは呆れ
「…みんな音痴だったんですね…」
と呟き、ノルデュラス公爵を見
「こんな中でも寝入ってられるなんて。
よほど、お疲れなんですね」
とぼやく。
エリューンも、ノルデュラス公爵を見た。
「傷の手当ての後、薬草貰って飲んでるからかな?」
けれどあまりのダミ歌声が大きくなって、二人は顔を見合わせた。
ラフォーレンがスフォルツァとラウールが消えた寝室の、横の扉を目で指し示し
「逃げます?」
と聞くので。
エリューンは頷いた。
二人がソファを立ち上がり、歩き出すと。
ラフォーレンが手首を掴まれる。
見ると横たわるローフィスが
「俺も誘ってくれ。
聞くに耐えない」
と言うのを聞き、頷く。
「まず、立って貰わないと」
ローフィスは肩を揺らすけど、諦めてラフォーレンに要請した。
「引っ張ってくれ」
ラフォーレンは背後のエリューンに振り向く。
エリューンはローフィスにのし掛かると肩を引き寄せ、ラフォーレンは腕を引っ張って、何とかローフィスを抱き起こした。
二人は両側からローフィスを支え、フラフラのローフィスを寝室へと運ぶ。
立派で大きな天蓋付き寝台の前で、ローフィスを放すと。
ローフィスは顔から寝台に顔を沈め、ずり上がって横になると呻いた。
「二人で始めても良いが。
あんま、声上げないでくれると助かる」
言われて、寝台に腰掛けたラフォーレンとエリューンは顔を見合わせた。
けれどその時、脳裏のエロいエルデリオンは消えていた。
「ギュンターの文句が、届いたんですかね?」
ラフォーレンが聞くと、エリューンは立ち上がってテーブルの上の、用意されてる果実酒とグラスの盆を持って来る。
グラスに酒を注いで、ラフォーレンに差し出し、問う。
「私とする気って、あるんです?」
ラフォーレンはグラスを受け取りながら、顔を下げると
「…貴方が女性だったら、口説き倒すと思います」
と呻き、エリューンもグラスを口に運び
「普通、そうですよね?」
と言い返して、飲み干した。
食後ゼイブンは白い優美な螺旋階段を下った先の、湯殿で汗を流してると。
エディエルゼとミラーシェンがやって来るのを見る。
とにもかくにも広い浴槽で、十人は余裕で浸かれた。
エディエルゼは見事に引き締まった、すらりとした体付き。
ミラーシェンは…ゼイブンが浸かってるのを見て、恥ずかしげにエディエルゼの背後に隠れた。
ゼイブンはため息と共に、ミラーシェンに告げる。
「俺は男にはまるで興味無いから、恥ずかしがるだけムダだぞ」
エディエルゼが促し、ミラーシェンも湯に浸かる。
白く…すんなりした裸体で、男達に散々嬲られたのか。
やはり色香を放っていた。
「やっぱり怪我人は、来ないな?」
ゼイブンが、ほとんど傷の無いエディエルゼの体を見て告げ、エディエルゼは頷く。
「…私は血糊を浴びまくったので。
浸からないと臭くなる」
ゼイブンは彼の凄まじい戦い振りを思い出し、頷いた。
けれど間もなく、脳裏にバルバロッサに背後から抱かれ、胸を愛撫されるエルデリオンが浮かぶと、ミラーシェンは真っ赤になって顔を下げた。
エディエルゼはそれを見て怒る。
「私を口説いといて。
結局、ヤれれば誰でも良いんだな!」
ゼイブンは呆れてエディエルゼを見た。
「相手が男なのは理解出来ないが。
ヤれれば誰でも良い。
は普通の男の反応だ。
ましてやエルデリオンみたいに綺麗どころで色香あれば、バルバロッサもやる気満々だろうしな。
俺は男同士が絡むのなんて見えても、迷惑だが」
エディエルゼはまだきつい紺に近い碧の瞳で、ゼイブンを見る。
ゼイブンは彼が凄い美青年だと、見つめられて改めて感じたものの、呻いた。
「…まだ若いんだから。
もっと遊んだ方がいいぞ?
この先出来る予定の恋人だって。
あんたが上手な方が、嬉しいだろうし。
王子なら、相手に困らないだろうが。
寝技がヘタとか、陰口叩かれたくないだろう?」
エディエルゼにもっと睨まれ、ゼイブンは肩すくめた。
「だって経験少ない男って、大抵ヘタだぞ?」
そして感じ始めるエルデリオンが脳裏に浮かび、刺激されて顔を小刻み震わせてるミラーシェンを見ると、ゼイブンは言って退けた。
「突っ込ませてくれる相手に、がんがん突っ込め。
その内、どっちが好きか分かる。
突っ込む方か。
突っ込まれる方か。
ギュンターなんて、どう考えても突っ込まれる側だったのに、性格上無理で。
突っ込む専門になってる」
ミラーシェンが、顔を上げる。
「…ギュンター様も…された事が…?」
ゼイブンは頷く。
「まどろっこしくって、やってられないそうだ。
気づいたら押し倒して、突っ込んでたらしい。
根本的に攻めるのが好きな、攻撃的な男なんだな。
顔と違って」
ミラーシェンはそれを聞いて、俯いた後、頷き。
エディエルゼはそんな弟を、気遣うように見つめた。
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