森と花の国の王子

あーす。

文字の大きさ
上 下
196 / 418
記憶を無くしたレジィリアンス

かなり本気になるデルデロッテ

しおりを挟む
 許可を貰ってデルデは、レジィの腰に腕を回し、抱き込むと軽く腰を突き入れ、蕾の中を刺激する。
もう片手で放ったばかりの、レジィの男の印に触れながら。

けれど昼とは違い、薬が抜け始めてるのか。
レジィはまだ、勃ち上がる様子を見せない。

それで背後からレジィの薄い胸に手を這わせ、ゆっくり揉みながら…乳首に軽く触れる。

「…っぁ…ぁあっ…」

デルデの大きな…熱い手の平の感触を、肌に感じると。
レジィリアンスはぞくっ!と身を戦慄かせた。

蕾の奥深くまで埋め込まれてる、デルデの固い一物の。
形も熱さもを、はっきりと意識すると
“挿入されてる”
とダイレクトに感じ、頬が染まった。

揉みしだかれた後、デルデの指がきゅっ!と乳首を摘まみ上げる。
レジィリアンスはとうとう、豪奢な金の髪を振って仰け反った。

「ぁあんっ!!!」

摘ままれた、敏感になりきった乳首を、潰されるようにこねくり回されると。
レジィの身はハデにくねり始める。

「ぁあっ!あ…ぅ…んっ!ぃやっ!ぁんっ!」

デルデはため息を吐く。
ちょっと片方の乳首を刺激した・だけで。
レジィの男の印は、勃ち上がっていたから。

つい手で握り込み、小さく可愛いレジィの男の印を、タマごと指で掻き回すように揉みしだく。
レジィは腿を寄せ、股間にデルデの手を挟み込み、恥ずかしげに腰を揺らした。

「…ぁ…あんっ!ぁんっ!」

「…イイ?」
レジィは小刻みに震えながら、掠れた声で囁く。
「…どう…にか…なりそう………」
「感じすぎて?」
レジィはこくん。と頷く。

それでデルデは、レジィに挟み込まれた手の、腕を持ち上げ。
レジィの体位をうつ伏せから横向きに変える。

レジィは身を起こされ、横向かされて、片膝で身を支えてたけど。
やっぱりデルデは背後にいて。
後ろから彼の肉体の…衣服を通し感じる逞しさだとか筋肉だとかを、凄く生々しく感じた途端、レジィは頬染めて俯く。

けれどデルデは片手で、レジィの男の印。
もう片手でレジィの胸を揉みほぐしながら、指の間に乳首を挟み込んで捻りまくり。
更に斜め下から、蕾に挿入した一物で、軽く擦りながら揺するから。
レジィは感じすぎて、自分の敏感な部分を愛撫してる、デルデの腕に縋り付いて仰け反る。

「ぁ…ぅ…んっ!ぁああっ!
っあぅんっ!…っあ!」

あんまりレジィが身をよじって、くねりまくるので。
とうとうデルデは、レジィの男の印を手放し、腰に腕を回し支える。

レジィは寝台の上に顔を伏せ、荒い吐息を吐いた。

「嫌…ダメ…っ!
感じ過ぎて、おかしくなりそう…」

デルデはレジィの背に倒れ込んで、囁く。
「体位を、変えて欲しい?」

レジィは頷きかけ…顔を捻り上げて、身を倒してるデルデの顔に向ける。
片足をデルデの膝の上に乗せ、乗り上がって顔をデルデに寄せ、口づけようとした。

蕾からデルデの一物が外れかけた途端、デルデは反対側の膝を前に迫り出し、自分の股間にレジィの腰を落とし込むと。
求めるレジィの赤く揺れるぷりん…とした唇に、口づける。

唇が触れた途端、レジィの腰はデルデの腰の上に落ち、デルデの一物が殆ど真下から。
奥深くまで挿入され、レジィは身を震わせて仰け反った。

「ぅ…んっ!!!」

デルデの手が、また胸を探る。
乳首を引っ張られ、レジィは身を捩った。

「ぁんっ!!!」

唇が離れたけど、愛撫で感じすぎてるレジィは、デルデの広い胸に背を倒し、身をくねらせまくった。

「あんっ!!!
ぁん…こ…れ…っ」

蕾の奥にデルデの一物が深々と突き刺さっていて、レジィの吐息はいやが上にも上がりきる。

びくびくっ!!!と身を震わせ、感じたように睫を震わせ…。
デルデの手が再び男の印にに触れ、刺激されてなかった、もう片方の乳首を摘まみ上げる。

「ゃぁ…ぅんっ!!!」

あまりの刺激に、男の印から射精しようとした瞬間。
デルデの手が、根元をぎゅっ!!!と、握り込んだ。

「…ん…ぅ…ん…っ」

またデルデの手が動き、乳首をきつく摘ままれ、引っ張られて叫ぶ。

「ぁああああんっ!!!」

肩に顎に。
レジィの柔らかく豪奢な髪が擦れ、膝の上でのたうつようにくねるレジィの華奢な体は熱を帯び、デルデは煽られ切って、つい習慣で。
レジィをもっと保たせようと、根元を握って射精を止めた事に気づく。

「(…つい日頃、女性相手に。
いかに長く保たせるかの、習慣がついてたから…。
レジィが早すぎじゃなく…私が長すぎ?)」

そう、軽く反省した。

けれど感じてくねるレジィは色香と艶を増し、デルデは煽られ切って自制が飛びかけてる自分に気づく。

レジィの腰に腕を回すと、そっと引き上げて蕾から自身を引き抜き。
レジィの背を寝台の上に倒して、上から伺う。

レジィの股間は勃ち上がり、先端から汁を滴らせ…けれどぐったりした様子で。
真っ赤な唇を、たいそう艶っぽく震わせていた。

デルデは素早くシャツを肩から滑らせて脱ぐ。
そしてレジィの背に腕を回し、抱き上げて再び正面からレジィの潤んだ青い瞳を見つめた。
レジィの腿を引き寄せ、先端で蕾を探り、半分挿入した後。
ゆっくりレジィの身を、今だ猛った一物に、沈め込みながら掠れた声で囁く。

「…ごめん…。
イきたかったよね?」

レジィはまた、摘ままれた乳首や男の印の先端が、ドクン…ドクン…と脈打って感じられ、聞かれた途端、デルデの首に腕を回して縋り付く。

デルデはレジィの背を抱き、安心させるようにぴったり身を寄せた。

「…っ…デルデ…デル…デ…ぼ…く………」
レジィの掠れた、甘い声を聞き、デルデロッテは頷いた。
「…うんと奥を、突かれたい?」

レジィはこくん。と頷くと、デルデの頬に頬を寄せ、縋り付いて囁く。
「…もう…ダメ…。
体が…熱すぎてなに…も、考えられな…い…」

デルデは頷くと、ゆっくり真下から。
腰を押しつけ、そして引く。

レジィはデルデに縋り付きながら、蕾の奥のじんじん脈打つ部分を擦り上げられ、たまらなく感じて、デルデの腕に抱かれながらも身をくねらせた。

「あんっ!!!デルデ…デル…デっぅんっ…っあ!!!」

こうして縋り付いて…奥を抉られると、そこだけに感覚が集中し…たまらない。
けれどレジィは、没頭しかけて気づく。

胸に触れるデルデの逞しい体が…いつもよりもっと、生々しく感じられ、デルデがいつもに増して、もっともっともっと、男らしく感じて…。

ぞくぞくが止まらない。

「…んっ…!デ…ルデ…っあ!!!」

その時初めてレジィは。
男に抱かれてるんだと、強く意識した。

蕾をデルデの…意思ある一物で抉られると、激しい快感の他に、身がざわめきまくってる。

「(…大人…の男のひ…と…って、こんな…に…)」

凄く猛々しく、激しく…そして容赦無く。
けれど首に縋り付くと、甘く頬に頬を擦り付け、大切に腕の中に包み込まれ…。
そして突き方を緩め、喉が鳴るような柔らさで、擦り始められると…。

まるで甘やかすみたいで…とてもとても…甘い気分になった。

レジィはうっとりと、デルデを見る。
デルデもこちらを見てる…。
濃紺の…とても美しい夜闇の瞳…。

顔を傾けると、唇を唇で受け止めてくれる…。

「ん…んんん…っ」

唇を重ね甘い気分のまま、デルデはゆっくり、突き上げる。
レジィは気づくと…デルデが引くと腰を少し浮かし…。
デルデが突き上げると。
腰を深く沈め込ませてる、自分に気づいた。

「っあ!!!
ぁああんっ!!!」

奥深くまで貫かれると、身が戦慄きまくって手足の先まで刺激が駆け抜け、男の印の先端にびりり!!!と鋭い感覚が走り、今にも射精しそう…。

デルデは気づいて、囁く。
「もう…イってもいいから………」

低い声なのに、とても甘い…。
「デルデも…イく?」

尋ねると、デルデはこくん。と頷く。

凄く男っぽいのに。
どっかお茶目で親しみを感じ、レジィは嬉しくなって、もっときつく、デルデの首に抱きついた。

「…っあ!!!…っぁあんっ!!!…っっっっああっ!!!」

脳天を突き抜ける刺激と、心地よい快感に酔いながら…。
レジィは解き放って、ぐったり力を手放す。

デルデも息を切らし、顔を上げてレジィの頬に軽く口づけ…。
レジィの背をゆっくり、寝台に倒す。

デルデが身を横に倒すと、レジィはデルデの裸の胸にぴったりと顔を寄せ。

一緒に情事の、余韻を楽しんだ。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

捜査員達は木馬の上で過敏な反応を見せる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

二本の男根は一つの淫具の中で休み無く絶頂を強いられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

処理中です...