森と花の国の王子

あーす。

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陵辱

更なる初めての感覚

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 腰を突き入れる度…興奮を更に煽られたエルデリオンは、内心驚愕していた。

年上のデルデロッテは、うんと年若い頃から情事に精通していたから。
習うように自分も、早々に手ほどきを受け…たくさんの…それこそ本当に多くの女性達と、しとねを共にした。

なのにこんな感覚は、今まで一度だって、感じた事が無い。

レジィリアンスの中は、ひどく狭い。
それは脳天が痺れるほどの快感を、エルデリオンにもたらした。

密着すればするほど、腕の中のレジィリアンスの身体から、甘い花の香りが匂い立つ。
唇に触れる甘く、柔らかな唇。
口腔内を舌で探ると、小さなレジィリアンスの舌は慣れぬ感触に、怯えたように避けて逃げ…。
けれど逃げ切れず捕まり、舌を絡めると腕に抱く華奢な体が、戦慄くように震える。

手で彼の幼い男の印に愛撫を加えると、レジィリアンスは途端、埋め込まれた男根を拒否する気力を手放し、快感に喉を震わす。

曝された色白の肌は桃色へと染まり行き、握り込んだ手を動かす度、恥じ入りながらも感じ、可愛らしく身をくねらす…。

その、初々しいながらも艶をまとい行く、レジィリアンスのなまめかしい全てを。
エルデリオンは目に身体に、記憶に刻みつけようとした。

彼はこの美貌の少年が愛おしくてたまらず…。
誰も入った事の無いレジィリアンスの蕾に今、自分が挿入してる事が嬉しくて、もっと彼の奥深くを抉り、感じさせようと必死になる。

レジィリアンスは唇を塞がれ、蕾の奥深くまで埋め込まれ、その圧迫感に息が詰まって、頭を振ってもがいた。
エルデリオンが中で動く度、その圧迫が産み出す身が跳ね上がるほどの、どうしようもない感覚が体を駆け抜けるのに。
塞がれた唇は息が詰まり、苦しい。

なのに生々しいエルデリオンの舌は絡みついてきて、レジィリアンスはまた頬に涙を一筋、伝わせた。

エルデリオンはそれを感じ取ったように、舌を引き、唇を離す。
レジィリアンスはようやく、息を大きく吸い込んだ。

けれどエルデリオンは直ぐ、なだめるように赤く染まったレジィリアンスの唇に。
そして頬に。
小さな可愛らしい鼻に。

優しい接吻を降らせる。

首筋に熱いエルデリオンの唇が伝った時。
生温かいその唇の感触に、レジィリアンスはぞくり…!
と身を震わせた。

「………っぁ……っ…」

体が熱い…。
息苦しいほど。
こんなに隙間無く抱きすくめられ…蕾の中にまで挿入されてしまったら…。

逃げ場なんてどこにも無く、されるがまま…!
なのに放してもらえず、エルデリオンに更にきつく抱きすくめられ、探るように奥深くまで挿入されるのを、耐えるだけ…!

「…っあぁっ!」

どうしても、声が漏れる。
密着するエルデリオンの、若く雄々しい体…。
すっぽりとエルデリオンの腕の中に抱かれ、更に腰を押しつけられ、エルデリオンの男のものが、もっと奥へと挿入される…。

「…ん…ぅっ!」

きつい圧迫感にレジィリアンスは拒絶を示し、首を横に振ろうとした、その時。

「……あっ……っ!!!」

…その場所を擦られた途端、腰が砕けそうな感覚が身を駆け抜け…。
かっ!と身が更に火照って、体が勝手にくねりまくる。

「ぃやっ!」

手足の先まで電流が駆け抜け…男の印が一気に硬くなって射精感に襲われ、レジィリアンスはその初めての感覚に怯え、息も絶え絶えになって抱きすくめるエルデリオンに、容赦ようしゃを叫ぼうとした。

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