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陵辱
強引な行為
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レジィリアンスは突然力尽くで腿を、腕の横まで持ち上げられ、体をくの字に折られて。
驚きに目を見開き、エルデリオンを喰い入るように見つめた。
途端、先ほどエルデリオンの舌が這い回った蕾に…エルデリオンの猛ったものの、先端が当る。
「………………っ!!!」
レジィリアンスは驚愕に目を、見開く。
“まさか…まさ…か、まさか…”
腰を振って、のしかかるエルデリオンから逃れようともがく。
が、腿を椅子に押さえ付けられ、背はもっと、背もたれに押し付けられ、身動き取れず首を振る。
「…っ!!!」
レジィリアンスはそれでも、必死で僅か動く肩を揺すって抗議した。
「まだ、これ以上……!!!」
レジィリアンスの震える、絞り出すようなか細く、けれど強い声音に、エルデリオンは気づく。
「…まだこれ以上…なさる…のですか…?!」
涙に溢れた美しく明るい青の瞳が、エルデリオンを真っ直ぐ見つめていた。
真摯な…突きつけるような、青い瞳。
それは熱に浮かされ、衝動の奴隷となったエルデリオンの心に、危険信号となって灯る。
…いつもの冷静なエルデリオンなら、その危険が何かを、せめて考えようとしたに違いない。
が、彼は目前の可憐でしどけない姿をした、愛しい人をすっかり自分のものにしたいと言う、強烈な欲求の虜となっていた。
“だって…。
貴方はこんなに美しく、私の与える愛撫に感じ……。
艶をまとい素晴らしく…可憐だ…”
それはどうしたって心から欲するもので、危険なものではありえない。
高まる自分自身はもう、じんじんと熱を帯びて耐えられそうに無く、そして中途で愛撫を止めたレジィリアンス、彼ですら…。
きっと、とても、辛いはず…!
“今…説破つまるほど辛いから…こんな事をおっしゃってる。
けれど欲望を解き放てば、きっと……。
お考えも、変わられるだろう…”
エルデリオンはレジィリアンスの瞳から視線をそらし、彼の首の横に顔を埋める。
頬に頬が触れ、レジィリアンスは咄嗟、聞かぬエルデリオンから、顔を反対側に背けた。
「…っ!!!」
途端エルデリオンの硬いものが。
蕾を分け入って、滑り込んで来る…!
その時、初めて。
なぜエルデリオンがあれほど執拗に、蕾を舐めたのか。
レジィリアンスに理解出来た。
ゆっくりめり込む感触に。
レジィリアンスは遮二無二もがいてた。
本能がそうさせるように、それこそ必死で。
のしかかるエルデリオンの、身の下から逃げようと、ありったけり力を振り絞って暴れる。
もう、レジィリアンスは声を隠さなかった。
「いやっ!!!…嫌!!!
止めて…!!!」
窓は開いていた。
馬車の斜め後ろにはエウロペがいる…!
瞬間、彼と引き剥がされ、永久に会えない恐怖に襲われる。
その瞬間、エルデリオンは一気に自身を、更に奥まで滑り込ませた。
「…っ!!!」
レジィリアンスはそのあらざるべき場所の圧迫感に、囚われたように息を詰め、身を跳ね上げて反り返す。
腰は密着し、のしかかるエルデリオンの筋肉の感触を、衣服を通してはっきり感じ、その身の熱さに恐怖すら感じ、身を激しく戦慄かせた。
レジィリアンスはもう全て忘れ、夢中で叫ぶ。
「嫌…!嫌っ!!!
許…し…て………っ!!!」
驚きに目を見開き、エルデリオンを喰い入るように見つめた。
途端、先ほどエルデリオンの舌が這い回った蕾に…エルデリオンの猛ったものの、先端が当る。
「………………っ!!!」
レジィリアンスは驚愕に目を、見開く。
“まさか…まさ…か、まさか…”
腰を振って、のしかかるエルデリオンから逃れようともがく。
が、腿を椅子に押さえ付けられ、背はもっと、背もたれに押し付けられ、身動き取れず首を振る。
「…っ!!!」
レジィリアンスはそれでも、必死で僅か動く肩を揺すって抗議した。
「まだ、これ以上……!!!」
レジィリアンスの震える、絞り出すようなか細く、けれど強い声音に、エルデリオンは気づく。
「…まだこれ以上…なさる…のですか…?!」
涙に溢れた美しく明るい青の瞳が、エルデリオンを真っ直ぐ見つめていた。
真摯な…突きつけるような、青い瞳。
それは熱に浮かされ、衝動の奴隷となったエルデリオンの心に、危険信号となって灯る。
…いつもの冷静なエルデリオンなら、その危険が何かを、せめて考えようとしたに違いない。
が、彼は目前の可憐でしどけない姿をした、愛しい人をすっかり自分のものにしたいと言う、強烈な欲求の虜となっていた。
“だって…。
貴方はこんなに美しく、私の与える愛撫に感じ……。
艶をまとい素晴らしく…可憐だ…”
それはどうしたって心から欲するもので、危険なものではありえない。
高まる自分自身はもう、じんじんと熱を帯びて耐えられそうに無く、そして中途で愛撫を止めたレジィリアンス、彼ですら…。
きっと、とても、辛いはず…!
“今…説破つまるほど辛いから…こんな事をおっしゃってる。
けれど欲望を解き放てば、きっと……。
お考えも、変わられるだろう…”
エルデリオンはレジィリアンスの瞳から視線をそらし、彼の首の横に顔を埋める。
頬に頬が触れ、レジィリアンスは咄嗟、聞かぬエルデリオンから、顔を反対側に背けた。
「…っ!!!」
途端エルデリオンの硬いものが。
蕾を分け入って、滑り込んで来る…!
その時、初めて。
なぜエルデリオンがあれほど執拗に、蕾を舐めたのか。
レジィリアンスに理解出来た。
ゆっくりめり込む感触に。
レジィリアンスは遮二無二もがいてた。
本能がそうさせるように、それこそ必死で。
のしかかるエルデリオンの、身の下から逃げようと、ありったけり力を振り絞って暴れる。
もう、レジィリアンスは声を隠さなかった。
「いやっ!!!…嫌!!!
止めて…!!!」
窓は開いていた。
馬車の斜め後ろにはエウロペがいる…!
瞬間、彼と引き剥がされ、永久に会えない恐怖に襲われる。
その瞬間、エルデリオンは一気に自身を、更に奥まで滑り込ませた。
「…っ!!!」
レジィリアンスはそのあらざるべき場所の圧迫感に、囚われたように息を詰め、身を跳ね上げて反り返す。
腰は密着し、のしかかるエルデリオンの筋肉の感触を、衣服を通してはっきり感じ、その身の熱さに恐怖すら感じ、身を激しく戦慄かせた。
レジィリアンスはもう全て忘れ、夢中で叫ぶ。
「嫌…!嫌っ!!!
許…し…て………っ!!!」
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