123 / 283
9.18 元大スターだった精霊の教え
しおりを挟む
エイズで亡くなった方で、突然話しかけられ
とても興味深いお話を聞かせて貰ったので
忘れないうちに書き留めておこう。
彼は亡くなった後、それを探した。
つまりエイズという病は突然現れたから。
するとそれは作られ、ばらまかれ
実験的に人の間で流行させられ
そしてどうなるかを観察する者達がいた。
と。
あなたは知ってるだろう。
彼らは、悪魔に身を売った者達だ。
と。
私は思い当たったので頷くと
彼は言った。
あなたは知っている。
悪魔では無く、その人自身が悪なのだと。
悪魔を選択したのは、本人だから
責め苦を負うのは悪魔では無く
その本人なのだと。
確かに。
ともかく“彼"は驚く程私の事をよく分かってる。
霊界にいるからなのかな?
そしてこうも言った。
覚えておいて欲しい。
悪魔を喜んでその身に迎え入れた者は
大変な苦痛を伴うことを。
と。
私は彼らと波長を合わせることを避けていたから
読むことをしなかった。
直感的に、彼らが忌むべき“気”を纏ってるのは
分かった。
だがそれがあまりに禍々しいので。
回路が繋がるのはいやだった。
つまり、電話のように、電波が繋がれば
会話が出来てしまう。
私の場合、読み取ってしまう。
けれど彼は言った。
悪魔は自分を迎え入れる者に
大変な富や成功をもたらす。
けれどやがて、悪魔は大変な苦痛を与える。
…そうなんだ。
知らなかった。
彼は言った。
あり得ない苦痛をもたらし
それでも富や成功を望む者には
どんどん恐ろしい苦痛を与える。
やがて悪魔を迎え入れた者は
苦痛に慣れ、それでも悪魔を手放さなかった
優れた者だと、自分を誇る。
自分は苦痛を乗り越えた、素晴らしい者だと。
それで彼らは、他人に苦痛と恐怖を与えることが
平気になる。
エイズをばらまき、大勢を死なせる。
なんて事も、平気で出来るようになる。
そしてそれをすればする程
彼らの神(悪魔)に自分が近づき
偉大に成れる。
と信じてしまう。
恐ろしい苦痛と恐怖を与えられ
どれほど狂っている事をしてるかの
自覚も無くなる。
…なるほど。
彼はここを強調した。
『だがあなたは知っている。
悪魔を自身に迎え入れ
手放さなかったのは
本人だと。
つまり責めるべきは、取り憑いた悪魔では無く
取り憑かれた者なのだと。
なぜならその人物は
悪魔に取り憑かれたことを、自ら選択したのだから』
私は知っていた。
彼が、映画エクソシストのように
世界に影響力を与えない
哀れな憑依された弱き者の事で無く
世界に多大な影響力を持つ者の事を言っているのだと。
彼はこの話の前に
私が人間を、完全に信じてない。
とも言った。
逆に神谷精霊のことは
とても信じ、愛し、親しみを感じてる。
けれど人間に対し、それが出来ない。
そしてその理由も。
なぜなら人間は、自身を誤解してる。
自分、そのものが分かっていない。
そしてそれを、知ろうともしないで
自分を、人間とするため
何かの分類に、身を置こうとする。
例えば、どんな神を信じてる。
どんな服が好き。
どんな生活スタイルが好きで
どんな政治的主張が好き。
何かで、自分を分類の中に置こうとしている。
彼が言うには、私はそれが、とても苦手なのだという。
それで、距離を置いてしまう。
人間と付き合う時
彼らがしてるように
私も彼ら同様、どこの分類に入るか。
を説明する。
彼らは私がどこの分類に入るか。
が分かると、ほっとする。
私は表面上、彼らに合わせてるけど
私が見た彼らは、違って見える。
けれどそれを言う事はしない。
そうだ。
時に私にはその人のほんとの性質が見える。
ある人は菩薩だったり。
ある人は邪霊だったり。
ある人は、地球外の生き物だったり。
でも殆どの人は、そんな本当の自分を
知ろうとしない。
だから私も面倒だから
見ようとせず、彼らが望む、人間の範囲の分類。
に彼らがおさまってる。
と、同意するんだそうだ。
その隔たりがあるから。
私は彼らにいつも、申し訳無い。と思ってる。
って言う。
つまり、人間を半分しか信じていない。
その事で、彼らを裏切ってる気持ちになるから。
私は彼らが、分類だとか人間だとか
そういう枠が無くなった時
(お祭りとか、綺麗な花を見たり、音楽を聴いたりした時)
に見せる
真実の感情がとても大好きで
そんな時、彼らをとても愛してるのだと言う。
でもずっと愛し続けられないことを
負い目に感じてる。
のだそうだ………。
えーーーと…。
確かに私は、人間は肉体的には皆たいてい
目が二つ、鼻と口が一つで手足がある。
と、類似してる種だけど。
魂は、見えないけど、実は火星と土星ぐらい…
つまり惑星が、それぞれ違う
それっくらい、見た目と違い、かけ離れてる。
と思って、丁度良い。
と認識してる。
だから理解しようと思ったら
同じ人間だから、言葉が通じるから
話せば分かり合えるはずだ。
なんてのは、認識が甘すぎる。
と思ってる。
自分が火星だとしたら
相手は、土星だったり金星だったり
太陽だったり木星だったり。
っぐらい、違ってる。
と思って話さなければ
本当には分かり合えない。
僅かな共通部分を見つけ、かろうじて
分かり合ってる、フリが出来る。
程度で、本当に分かり合おうと思ってたら
視野や視点を変えないと
とうてい無理だと思ってる。
まず、自分自身の認識も間違っていたとしたら。
間違った土台で、間違った認識で相手を理解したつもりで
それで、例えば親友。
だとか結婚。
したとしたら
「こんな筈じゃ無かった」
「こんな人だとは思わなかった」
と言う、ズレが出るのは
当たり前の事。
…だから、直感で分かり合える
ソウルメイト。
みたいなのに、憧れる。
ついでに、ウチの猫についても
話してくれた。
猫達がテレパシーじゃないと受け付けないのは。
私は猫という種類だと、理解していても
彼らを、魂として見ている。
魂と見てくれる方が
猫達にとっては嬉しいので。
それで、魂と認識して会話する
テレパシーでの会話の方が
好きなんだそうだ。
喋る、人間言葉で私が人間するのは
好きじゃないそうだ。
途端、彼らは『猫』
と言う分類の中に
閉じ込められてしまうから。
彼は饒舌で、しかも大変見識が鋭いので
参考にさせて頂こう。
で、私は会話した内容を忘れる名人なので
ここに記しておくことにする。
とても興味深いお話を聞かせて貰ったので
忘れないうちに書き留めておこう。
彼は亡くなった後、それを探した。
つまりエイズという病は突然現れたから。
するとそれは作られ、ばらまかれ
実験的に人の間で流行させられ
そしてどうなるかを観察する者達がいた。
と。
あなたは知ってるだろう。
彼らは、悪魔に身を売った者達だ。
と。
私は思い当たったので頷くと
彼は言った。
あなたは知っている。
悪魔では無く、その人自身が悪なのだと。
悪魔を選択したのは、本人だから
責め苦を負うのは悪魔では無く
その本人なのだと。
確かに。
ともかく“彼"は驚く程私の事をよく分かってる。
霊界にいるからなのかな?
そしてこうも言った。
覚えておいて欲しい。
悪魔を喜んでその身に迎え入れた者は
大変な苦痛を伴うことを。
と。
私は彼らと波長を合わせることを避けていたから
読むことをしなかった。
直感的に、彼らが忌むべき“気”を纏ってるのは
分かった。
だがそれがあまりに禍々しいので。
回路が繋がるのはいやだった。
つまり、電話のように、電波が繋がれば
会話が出来てしまう。
私の場合、読み取ってしまう。
けれど彼は言った。
悪魔は自分を迎え入れる者に
大変な富や成功をもたらす。
けれどやがて、悪魔は大変な苦痛を与える。
…そうなんだ。
知らなかった。
彼は言った。
あり得ない苦痛をもたらし
それでも富や成功を望む者には
どんどん恐ろしい苦痛を与える。
やがて悪魔を迎え入れた者は
苦痛に慣れ、それでも悪魔を手放さなかった
優れた者だと、自分を誇る。
自分は苦痛を乗り越えた、素晴らしい者だと。
それで彼らは、他人に苦痛と恐怖を与えることが
平気になる。
エイズをばらまき、大勢を死なせる。
なんて事も、平気で出来るようになる。
そしてそれをすればする程
彼らの神(悪魔)に自分が近づき
偉大に成れる。
と信じてしまう。
恐ろしい苦痛と恐怖を与えられ
どれほど狂っている事をしてるかの
自覚も無くなる。
…なるほど。
彼はここを強調した。
『だがあなたは知っている。
悪魔を自身に迎え入れ
手放さなかったのは
本人だと。
つまり責めるべきは、取り憑いた悪魔では無く
取り憑かれた者なのだと。
なぜならその人物は
悪魔に取り憑かれたことを、自ら選択したのだから』
私は知っていた。
彼が、映画エクソシストのように
世界に影響力を与えない
哀れな憑依された弱き者の事で無く
世界に多大な影響力を持つ者の事を言っているのだと。
彼はこの話の前に
私が人間を、完全に信じてない。
とも言った。
逆に神谷精霊のことは
とても信じ、愛し、親しみを感じてる。
けれど人間に対し、それが出来ない。
そしてその理由も。
なぜなら人間は、自身を誤解してる。
自分、そのものが分かっていない。
そしてそれを、知ろうともしないで
自分を、人間とするため
何かの分類に、身を置こうとする。
例えば、どんな神を信じてる。
どんな服が好き。
どんな生活スタイルが好きで
どんな政治的主張が好き。
何かで、自分を分類の中に置こうとしている。
彼が言うには、私はそれが、とても苦手なのだという。
それで、距離を置いてしまう。
人間と付き合う時
彼らがしてるように
私も彼ら同様、どこの分類に入るか。
を説明する。
彼らは私がどこの分類に入るか。
が分かると、ほっとする。
私は表面上、彼らに合わせてるけど
私が見た彼らは、違って見える。
けれどそれを言う事はしない。
そうだ。
時に私にはその人のほんとの性質が見える。
ある人は菩薩だったり。
ある人は邪霊だったり。
ある人は、地球外の生き物だったり。
でも殆どの人は、そんな本当の自分を
知ろうとしない。
だから私も面倒だから
見ようとせず、彼らが望む、人間の範囲の分類。
に彼らがおさまってる。
と、同意するんだそうだ。
その隔たりがあるから。
私は彼らにいつも、申し訳無い。と思ってる。
って言う。
つまり、人間を半分しか信じていない。
その事で、彼らを裏切ってる気持ちになるから。
私は彼らが、分類だとか人間だとか
そういう枠が無くなった時
(お祭りとか、綺麗な花を見たり、音楽を聴いたりした時)
に見せる
真実の感情がとても大好きで
そんな時、彼らをとても愛してるのだと言う。
でもずっと愛し続けられないことを
負い目に感じてる。
のだそうだ………。
えーーーと…。
確かに私は、人間は肉体的には皆たいてい
目が二つ、鼻と口が一つで手足がある。
と、類似してる種だけど。
魂は、見えないけど、実は火星と土星ぐらい…
つまり惑星が、それぞれ違う
それっくらい、見た目と違い、かけ離れてる。
と思って、丁度良い。
と認識してる。
だから理解しようと思ったら
同じ人間だから、言葉が通じるから
話せば分かり合えるはずだ。
なんてのは、認識が甘すぎる。
と思ってる。
自分が火星だとしたら
相手は、土星だったり金星だったり
太陽だったり木星だったり。
っぐらい、違ってる。
と思って話さなければ
本当には分かり合えない。
僅かな共通部分を見つけ、かろうじて
分かり合ってる、フリが出来る。
程度で、本当に分かり合おうと思ってたら
視野や視点を変えないと
とうてい無理だと思ってる。
まず、自分自身の認識も間違っていたとしたら。
間違った土台で、間違った認識で相手を理解したつもりで
それで、例えば親友。
だとか結婚。
したとしたら
「こんな筈じゃ無かった」
「こんな人だとは思わなかった」
と言う、ズレが出るのは
当たり前の事。
…だから、直感で分かり合える
ソウルメイト。
みたいなのに、憧れる。
ついでに、ウチの猫についても
話してくれた。
猫達がテレパシーじゃないと受け付けないのは。
私は猫という種類だと、理解していても
彼らを、魂として見ている。
魂と見てくれる方が
猫達にとっては嬉しいので。
それで、魂と認識して会話する
テレパシーでの会話の方が
好きなんだそうだ。
喋る、人間言葉で私が人間するのは
好きじゃないそうだ。
途端、彼らは『猫』
と言う分類の中に
閉じ込められてしまうから。
彼は饒舌で、しかも大変見識が鋭いので
参考にさせて頂こう。
で、私は会話した内容を忘れる名人なので
ここに記しておくことにする。
1
お気に入りに追加
22
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。


久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる