アシュターからの伝言

あーす。

文字の大きさ
上 下
25 / 283

2/5 ひらりー

しおりを挟む
昨日突然、ヒラリーが亡くなっていて、喚いてるのを聞いた。

かなりがっつり喋ってたので、妄想にしてはリアルなので書き留めておく。

霊界に来てる感じで、私はとっくに逮捕され、亡くなってると思ってたので正直ビックリした。

彼女は、必死に喚きちらしながら
「私が好きでしたんじゃ無い。
確かに強欲だった。
富を欲した。
けどそれがそこまで悪い事?
私はただ、裕福でいたかった。
けどあんな事は望んでなかった。
どれ程の恐怖だったか、分かる?
抗えるはず、無いじゃ無い?
けど私が恐怖に屈し、自分を手放したが為に。
あの子供達は、恐怖の中で次々死んだ。

私はしたくなかった。
なのに私の手が勝手に動き、子供達を引き裂いた。
どれ程恐ろしいか。
自分で望んで、あれをした事は、一度だって無い。

どれほどコワイか、分かる?
あのおぞましいことが起こり、更にそれが、私の手で引き起こされる。
感触を全て生々しく感じてるのに、自分ではどうにも出来ない。
その恐怖が、どれ程のものか分かる?」

そして、取り調べ室のような所で座ってるガガを見下ろし
「彼女の気持ちが分かる。
だって富を望むことは、向上心の一部でしょ?
なのに、あんなおぞましいことになるなんて…」

そう呟いた後、
「どれ程後悔したかしれない。
でも多くの人が知って、私を憎んでる」

こんな調子で、多分…子供を使った残酷な儀式の話をしてるらしかったけど。
自分の意志じゃ無い。
(多分、れぷが)圧倒的に恐ろしい存在で、あれに抗える人間なんて居ない。
と言い訳を、取り乱しきって喚き続けてた。

で、私じゃ対処不可能だったので、マリア様を呼び出し
「お願いできますか?」
と言ったところ、頷いてくれたので引き渡し、それ以降は聞いてない。

引き渡し直後、マリア様はそれでもヒラリーに、コワイ顔をしていたので。
見ていられず回路を遮断した。

ともかく、本当に突然聞こえてきて、びっくりした。

私に向けて言った訳でも、無い感じだったんだけれど。

けど亡くなった情報も出てないので。
確信は無い。
しおりを挟む
感想 34

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語

六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

ナースコール

wawabubu
青春
腹膜炎で緊急手術になったおれ。若い看護師さんに剃毛されるが…

処理中です...