BLACK EDGE

ピラフドリア

文字の大きさ
上 下
11 / 352

 第10話  【BLACK EDGE 其の10 犠牲】

しおりを挟む
 BLACK EDGE


 著者:pirafu doria
 作画:pirafu doria


 第10話
 【BLACK EDGE 其の10 犠牲】



 フェアは両親に捨てられて、孤児院で育った。施設の職員は優しく、フェアはそこで育った。



 しかし、ある時、変わった集団が来た。彼らは孤児院の子供たちに検査を行った。



 詳しい内容はわからない。しかし、健康診断と言い、フェア達に様々な検査を行った。それから数日後、フェアを引き取りたいと言ってきた。



 孤児院の職員達は話し合った後、フェアを引き取ってもらうことにした。



 その時はまだ分からなかった。これからどんなことが起こるのか。



 引き取られたフェアはある施設に送られた。それは強固なセキュリティで守られた、鉄壁の施設。



 そこにはフェアと同じように多くの施設から連れてこられた子供達がいた。同じ境遇の子もここでも出会うことができたフェアは嬉しかった。



 そしてそこで友達もできた。フェアはそんな鉄壁の施設でしばらく暮らすことになる。



 だが、平和な時間は長く続かなかった。



 ある日、フェア達に実験が行われた。今までは検査だけだったのだが、その日は初めての実験だった。



 フェア達は大人達に連れられて、実験室に向かう。すると、先に実験室に行った子の悲鳴が聞こえた。



 フェア達は怯える。しかし、それでも大人達はフェア達を連れて行く。



 次々と子供達は実験室へと連れて行かれる。そしてフェアの番が来る。



 フェアが実験室に入ると、そこには血だらけの机と床。そして血を浴びた作業員がいた。



「なに、これ」



 そしてフェアは見てしまった。奥の部屋で乱雑に置かれた子供達の死体。その中にはフェアの友達もいた。



 フェアは逃げようとする。しかし、大人達に捕まり、逃げることができない。



 フェアは机に寝させられると、





 そこから先の記憶はない。しばらくすると見たことない部屋のベッドで寝ていた。
 そのあと、起きたことが伝わったのか、人が歩いてきた。



 そして扉を開けて入ってくる。



 それは黄色のフードを被った仮面の男。



 黄色フードの男は黒いフードに仮面を被ったものたちを数人連れてやってきた。そしてフェアに言う。



「おめでとう。君は適合者だ」



 それからフェアに宿った力の説明を受けた。



 フェアに与えられたのは白龍の力。



 そして、フェアの力は多くの犠牲の上に宿ったことを教えられた。



 強力な力には犠牲が必要だ。そう言って笑った。だが、フェアはそれに納得できなかった。



 しかし、黄色フードは言う。



「消えたものは元には戻らない。なら、得たものは何をすべきだと思う?」





しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ

ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。 見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は? 異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。 鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います

霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。 得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。 しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。 傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。 基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。 が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜

キノア9g
ファンタジー
※本作はフィクションです。 「異世界に転移したら、ぼっちでした!?」 20歳の普通の会社員、ぼっちーが目を覚ましたら、そこは見知らぬ異世界の草原。手元には謎のスマホと簡単な日用品だけ。サバイバル知識ゼロでお金もないけど、せっかくの異世界生活、ブログで記録を残していくことに。 一風変わったブログ形式で、異世界の日常や驚き、見知らぬ土地での発見を綴る異世界サバイバル記録です!地道に生き抜くぼっちーの冒険を、どうぞご覧ください。 毎日19時更新予定。 予約ミスしてたの気づきました💦再開します。

冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります

真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」 婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。  そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。  脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。  王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

処理中です...