魔女の店通りの歩き方

川坂千潮

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表の店と裏の店

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「あー最高、リクまたね」
私は今木の陰から見ている。

川辺の傍の石の上で鎖に繋がれていてM字開脚のまま息を整えているリクという少年がいた。

「はぁはぁ……」と苦しそうな息づかいが聞こえた。

あの子が長髪の男が言っていたリクという少年なのだろう。


あ、また他の男が来た。


岩になにか書いている。

正という漢字だ。

「今日はリクまだ2回しか中出しされてないのか、可哀想に」
というと挿入を受け入れていた。

「あぐっ」


「俺の大きいだろ、いっぱい中突いてやるからな」

挿入するのにはちょうどいい高さで男は性器を挿入し激しく腰を振っていた。

「あっあっ//」
少し声が枯れている。

中出しノルマでもあるのか。
鎖に繋がれているならなおさらか。

と隠れながら見ていると他の男がきた。
「おい、早く代れ」とリクは人気者のようだ。


数分もしないうちに【正】という漢字は2つになった。
ってことは10回中出しされたということだ。
この30分もしないうちにそれほどまでもされていいものなのだろうか。

まぁでも恋人はするか。

というか一度も清掃係来てないんだけど、ということはあそこは精子のたまり場なのだろう。

ピピピピ
私のデバイスが鳴ったので出ると

『どうも、神永です、リクに遭遇したようですね、彼を抱いてみますか?』
『なにか権利があるのですか?』

『いえ、あなたがそこから動かないのはなぜなのかと思いまして』
『ああ、それなら出ようと思うと他の男がきて出るに出られなかっただけですよ』
『そうでしたか、なら彼をホテルで抱くというのはどうですか?』

『この環境にそのようなものがあるのですか?』
『ええ、ホテル利用の場合は10万かかりますがあなたは今回特別で無料でご招待いたします』
『気前がよすぎて怖くなりますよ』

『毎年そうなので……どうされますか?』
『じゃぁホテル使用します』

『かしこまりました』

リクが乗っていた岩が急に下に下がった。

『777番様は車でホテルにお運びいたしますね』
というと車が来てそれに乗り込んだ。


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