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後書き
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のんくら♪をご覧下さりありがとう御座いました。
「のんくら♪」と言うシリーズ作品は私が執筆活動を始めた頃に初めてシリーズ作品として手掛けさせて頂いた思い入れの強い作品です。
今でこそ、アニメーションでは日常系作品が多くなりましたが、元々日常系の作品が好きだった私は、イラストも描けない為、小説に日常系と言う要素を採り入れたらどうだろうか?と思い付きで始めさせて頂いた作品で、作品の中でも最初の頃に一瞬だけ触れているのですが、タイトルの由来である「のんびり」+「ぼんくら」と言う要素を合わせたタイトルとなっています。
自身がマイペースでのんびりしている点、そしてこちらも自身の性格的な部分でもありますが「ぼんくら」と言う関西で言う所の「アホ」っぽさを意図しています。
何気ない友達同士の会話やふと日常でも見掛ける様なシチュエーションを当初は想定しながら執筆させて頂いていました。
私が今でも大好きな作品「あずまんが大王」と言うあずまきよひこ先生の作品を初めて映画館で観てからアニメ化され、原作の方も拝見しながら、あまり感心が無い日常と言うものを実際に作品にする事でこれ程まで楽しく面白い作品が出来上がるのかと感銘を受けた記憶があります。
その後も日常系作品が次から次へと世に出て来ましたが「けいおん!」と言うこちらも4コマ漫画が主体となったテレビアニメーションにも登場した有名な作品がありました。こちらも私は大好きで関西人である私としては本当に両作品共に素敵な作品だと感じています。
流石に素人が描くストーリーでしたので色々とブレも生じたり小説と言うよりはどちらかと言うとシナリオっぽさが会話の多さなどから捉えられてしまったかも知れません。
ですが、私の中では今日までこののんくら♪を原点として成長出来る様に頑張って行きたいと考えていました。
無事に大学へ入り、卒業後は詩音の会社へ就職するメンバー達。
自身、大学は行っていませんでしたので最後の方は少し端折る部分があったかと存じ上げます。ですが、こうして一番最初にシリーズとして続けて来た作品を綺麗な形で完結出来た事は個人としては嬉しく、そして満足出来る状態です。
今後は別の作品などを手掛けながら執筆活動の方も続けて行けたら良いなと考えています。
初めてのシリーズ作品と言う事で、登場人物の名前もかなり拘ったつもりです。
待乃と言う名字もほとんど聞かない様な名字であったり、榊詩音は元々別の名前でしたが、検索すると既に挙がっていた名前だったので、急遽変更させて、自身が好きだったあずまんが大王の榊さんと言うキャラクター、そして「詩音」と言う名前のキャラクターも色々と私がこれまでに知った作品の中で大好きなキャラクターである所から拝借致しました。
その事があってか、私が理想としているキャラクター像として確立させていきました。
天海照子と言う名前も天の様な広大な海を光が照らす様な大きく綺麗なイメージとして名付けさせて頂きました。そのイメージで柔らかく温かい包み込む様なキャラクターとして照子を生み出しました。
そして相楽桜ですが、本編ではツッコミ担当でしたが、ギャル風ながらもしっかりとしたツッコミとムードメーカーな一面を併せ持った非常に貴重なキャラクターでした。
個人的には生まれが桜のシーズンでもあった為、桜の花をイメージしながら名付けさせて頂きました。
のんくら♪では決して欠かす事が出来ない程のポジションをキープさせました。
日常系作品でもう1作品大好きな「ご注文はうさぎですか?」と言う作品がありますが、こちらの作品も非常に秀逸された日常系の癒しを与えてくれる様な作品です。
こちらの作品の影響も実は大きく出ています。特に主人公のひよりや照子はこのご注文はうさぎですか?の2人のキャラクターが頭の中にずっとありまして、かなりの影響が出ていると自分自身でも感じています。
本来はこの後大学生編も執筆する予定で当時考えていましたが、その合間にシリーズ作品を手掛け過ぎてしまいまして、中々執筆する時間も足りなくなったり、更新頻度もかなり酷い状態で空いてしまいました。このまま不安定な更新ペースできちんとした作品が手掛けられるかと聞かれると難しいと判断に至りまして、せめて高校生の入学のシーンからスタートさせた作品でしたので高校卒業までのスパンで書き終えたいと言う気持ちから実は最後の7話程は、少し前にほぼ毎日書きしたためて来ました。
やはり作品を執筆する際には記憶が新しいままで進めて行く事が一番良いのだろうなと痛感しました。
記憶が残っている為、前回の内容をおさらいする際、そして続きを書く場合に於いてもスムーズに進められます。
物語が進むに連れて登場人物も増えて行きます。
詩音の従姉妹の凛子も自身では「凛」が付く名前が好きでキャラクターとしても「凛」が付く名前のキャラクターを好きになる傾向にありました。
最終的に凛子は詩音の母親であったと言う展開も執筆させて頂く中で生まれた新たな設定でもありますが、色々と執筆中にも楽しいなと思いながら個人では書いていました。
この作品を執筆している期間でこちらも個人の趣味や嗜好になってしまいますが、長年人気のガールズ&パンツァーと言う作品やコンテンツがあるのですが、アニメーションがスタートしたのが2012年頃だったのですが、録画したまま全く観ておらず、実は数年程前にようやく観てみたのですが、それまでに薦めてくれた方が何名かいらしたのですが、本当に没頭出来る良い作品だなと感じながらそう言う影響も受け、そして私が憧れていた「声優」と言うお仕事、この辺りも作品に凄く影響を及ぼしていました。
ファンタジーや日常系では無い作品にはあまり作品の中に自分の趣味や嗜好を採り入れる事は難しい反面、日常系でしか出来ないこの様な作者の好きな事を導入出来る点ではのんくら♪はとても書きやすい作品でした。
初めてこの作品をシリーズとして書けた事が良かったのかなと今は感じています。
後輩チームも実はけいおん!の影響を受けていたり、あらゆる部分で自分が好きだった作品が関連していたり、言葉が悪くなるとパクリの様な感じもあるのですが、自分の「好き」がいっぱい詰まった作品であると言う解釈も出来るかと思いました。
シビアな内容になったりギャグ要素だけのお話もあるのは自分の精神的な不安定さを物語っているのかも知れません(笑)
もし、またのんくら♪を始めて欲しい、続きが欲しいとご希望がありましたら考えてみたいと思っています。
冒頭と最後の駄弁り的なパートもいつからか出て来ました。
実はこの間のやり取りを書く事がとても楽しく、本編よりも色々なモノを採り入れてしまい、挙句の果てには自分の他の作品から登場人物を介入させてみたりと色々と好き勝手やってしまいました。
ですが本当に自由奔放と言う意味ではこの作品らしさが出ているのでは無いかと思っています。
完結までおよそ2年間ではありましたが、途中の更新間隔がかなり空いたりと不安定ではありましたが、この様な拙作ではありましたが、少しでも目に止めて下さった皆さま方には心から感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にのんくら♪を愛して下さりありがとう御座いました。
そして自身としてもこののんくら♪は大切にずっと持っていたいと思います。
それでは、長い後書きとなってしまいましたが、これからも小鳥遊凛音の作品を宜しければ見てやって頂けると大変嬉しく思います。
2021年3月
小鳥遊凛音
「のんくら♪」と言うシリーズ作品は私が執筆活動を始めた頃に初めてシリーズ作品として手掛けさせて頂いた思い入れの強い作品です。
今でこそ、アニメーションでは日常系作品が多くなりましたが、元々日常系の作品が好きだった私は、イラストも描けない為、小説に日常系と言う要素を採り入れたらどうだろうか?と思い付きで始めさせて頂いた作品で、作品の中でも最初の頃に一瞬だけ触れているのですが、タイトルの由来である「のんびり」+「ぼんくら」と言う要素を合わせたタイトルとなっています。
自身がマイペースでのんびりしている点、そしてこちらも自身の性格的な部分でもありますが「ぼんくら」と言う関西で言う所の「アホ」っぽさを意図しています。
何気ない友達同士の会話やふと日常でも見掛ける様なシチュエーションを当初は想定しながら執筆させて頂いていました。
私が今でも大好きな作品「あずまんが大王」と言うあずまきよひこ先生の作品を初めて映画館で観てからアニメ化され、原作の方も拝見しながら、あまり感心が無い日常と言うものを実際に作品にする事でこれ程まで楽しく面白い作品が出来上がるのかと感銘を受けた記憶があります。
その後も日常系作品が次から次へと世に出て来ましたが「けいおん!」と言うこちらも4コマ漫画が主体となったテレビアニメーションにも登場した有名な作品がありました。こちらも私は大好きで関西人である私としては本当に両作品共に素敵な作品だと感じています。
流石に素人が描くストーリーでしたので色々とブレも生じたり小説と言うよりはどちらかと言うとシナリオっぽさが会話の多さなどから捉えられてしまったかも知れません。
ですが、私の中では今日までこののんくら♪を原点として成長出来る様に頑張って行きたいと考えていました。
無事に大学へ入り、卒業後は詩音の会社へ就職するメンバー達。
自身、大学は行っていませんでしたので最後の方は少し端折る部分があったかと存じ上げます。ですが、こうして一番最初にシリーズとして続けて来た作品を綺麗な形で完結出来た事は個人としては嬉しく、そして満足出来る状態です。
今後は別の作品などを手掛けながら執筆活動の方も続けて行けたら良いなと考えています。
初めてのシリーズ作品と言う事で、登場人物の名前もかなり拘ったつもりです。
待乃と言う名字もほとんど聞かない様な名字であったり、榊詩音は元々別の名前でしたが、検索すると既に挙がっていた名前だったので、急遽変更させて、自身が好きだったあずまんが大王の榊さんと言うキャラクター、そして「詩音」と言う名前のキャラクターも色々と私がこれまでに知った作品の中で大好きなキャラクターである所から拝借致しました。
その事があってか、私が理想としているキャラクター像として確立させていきました。
天海照子と言う名前も天の様な広大な海を光が照らす様な大きく綺麗なイメージとして名付けさせて頂きました。そのイメージで柔らかく温かい包み込む様なキャラクターとして照子を生み出しました。
そして相楽桜ですが、本編ではツッコミ担当でしたが、ギャル風ながらもしっかりとしたツッコミとムードメーカーな一面を併せ持った非常に貴重なキャラクターでした。
個人的には生まれが桜のシーズンでもあった為、桜の花をイメージしながら名付けさせて頂きました。
のんくら♪では決して欠かす事が出来ない程のポジションをキープさせました。
日常系作品でもう1作品大好きな「ご注文はうさぎですか?」と言う作品がありますが、こちらの作品も非常に秀逸された日常系の癒しを与えてくれる様な作品です。
こちらの作品の影響も実は大きく出ています。特に主人公のひよりや照子はこのご注文はうさぎですか?の2人のキャラクターが頭の中にずっとありまして、かなりの影響が出ていると自分自身でも感じています。
本来はこの後大学生編も執筆する予定で当時考えていましたが、その合間にシリーズ作品を手掛け過ぎてしまいまして、中々執筆する時間も足りなくなったり、更新頻度もかなり酷い状態で空いてしまいました。このまま不安定な更新ペースできちんとした作品が手掛けられるかと聞かれると難しいと判断に至りまして、せめて高校生の入学のシーンからスタートさせた作品でしたので高校卒業までのスパンで書き終えたいと言う気持ちから実は最後の7話程は、少し前にほぼ毎日書きしたためて来ました。
やはり作品を執筆する際には記憶が新しいままで進めて行く事が一番良いのだろうなと痛感しました。
記憶が残っている為、前回の内容をおさらいする際、そして続きを書く場合に於いてもスムーズに進められます。
物語が進むに連れて登場人物も増えて行きます。
詩音の従姉妹の凛子も自身では「凛」が付く名前が好きでキャラクターとしても「凛」が付く名前のキャラクターを好きになる傾向にありました。
最終的に凛子は詩音の母親であったと言う展開も執筆させて頂く中で生まれた新たな設定でもありますが、色々と執筆中にも楽しいなと思いながら個人では書いていました。
この作品を執筆している期間でこちらも個人の趣味や嗜好になってしまいますが、長年人気のガールズ&パンツァーと言う作品やコンテンツがあるのですが、アニメーションがスタートしたのが2012年頃だったのですが、録画したまま全く観ておらず、実は数年程前にようやく観てみたのですが、それまでに薦めてくれた方が何名かいらしたのですが、本当に没頭出来る良い作品だなと感じながらそう言う影響も受け、そして私が憧れていた「声優」と言うお仕事、この辺りも作品に凄く影響を及ぼしていました。
ファンタジーや日常系では無い作品にはあまり作品の中に自分の趣味や嗜好を採り入れる事は難しい反面、日常系でしか出来ないこの様な作者の好きな事を導入出来る点ではのんくら♪はとても書きやすい作品でした。
初めてこの作品をシリーズとして書けた事が良かったのかなと今は感じています。
後輩チームも実はけいおん!の影響を受けていたり、あらゆる部分で自分が好きだった作品が関連していたり、言葉が悪くなるとパクリの様な感じもあるのですが、自分の「好き」がいっぱい詰まった作品であると言う解釈も出来るかと思いました。
シビアな内容になったりギャグ要素だけのお話もあるのは自分の精神的な不安定さを物語っているのかも知れません(笑)
もし、またのんくら♪を始めて欲しい、続きが欲しいとご希望がありましたら考えてみたいと思っています。
冒頭と最後の駄弁り的なパートもいつからか出て来ました。
実はこの間のやり取りを書く事がとても楽しく、本編よりも色々なモノを採り入れてしまい、挙句の果てには自分の他の作品から登場人物を介入させてみたりと色々と好き勝手やってしまいました。
ですが本当に自由奔放と言う意味ではこの作品らしさが出ているのでは無いかと思っています。
完結までおよそ2年間ではありましたが、途中の更新間隔がかなり空いたりと不安定ではありましたが、この様な拙作ではありましたが、少しでも目に止めて下さった皆さま方には心から感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にのんくら♪を愛して下さりありがとう御座いました。
そして自身としてもこののんくら♪は大切にずっと持っていたいと思います。
それでは、長い後書きとなってしまいましたが、これからも小鳥遊凛音の作品を宜しければ見てやって頂けると大変嬉しく思います。
2021年3月
小鳥遊凛音
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