のんくら♪

小鳥遊凛音

文字の大きさ
上 下
11 / 30

第十一のん♪

しおりを挟む
第十一のん♪~冬休みも折り返し地点、寒い冬の季節にはやはり温泉♪冬休み後編♪~(急遽詩音の提案で温泉旅行へ!若い女の子だけで大丈夫なのか!?)





桜「さてさて・・・のんくら♪第十一のん♪が始まりました!!前回は冬休み前編でしたが、今日は冬休み後編のお話です!」

ひより「楽しかったよね♪詩音ちゃんの家に行って、色々とあったけど、何より料理の豪華な事!!」

桜「家の大きさとか・・・メイドさんがいるだとか・・・そう言うのは無いのな?」

ひより「勿論、凄かったよ!お屋敷だったよね?凄かったなぁ・・・♪メイドさんとか憧れるよね~♪綺麗な人だったし、モデルだっけ?やっぱり詩音ちゃんの所の家系って凄いんだなって思ったよ!」

桜「そうだろ?そうだろ?やっぱ詩音ちゃ・・・あっ、いや、姉御の所は凄いんだよ!うんうん♪」

ひより「何か最近の桜ちゃんってブレてない?」

桜「あぁん?あたしのどこがブレてんだよ?いつもこうやって最初と最後を仕切ってんだぞ?」

ひより「もう、何て言うのかな?詩音ちゃんにメロメロだよね?そう言うオーラが出ちゃってるよね?ね?」

桜「五月蠅い!余計な事は言うな!あんな素敵な子誰でも好きになるだろうが?」

ひより「まぁ、それは分かるんだけどね・・・桜ちゃんのポジションが今のままじゃ危ないって事だよ!」

桜「どうして?・・・別にやるべき事はちゃんとしてるしさ・・・」

ひより「そろそろ十話迄行ったからキャラクターのポジションチェンジをしようかなってボンクラが・・・いや、作者が言ってたよ?」

桜「あのバカ・・・何だよ!最近調子に乗って新しいシリーズ作品書きやがってさ!しかも2作増やしやがった!」

ひより「えぇぇぇぇ!!最低だよ!これは列記とした浮気だよね!?」

桜「あぁ・・・間違い無い!最近100アクセス程到達して又ここになって若干アクセス数が落ちたから何か対策を立てないといけないって思って始めたんじゃないのか?本当最低だよな!」

ひより「私たちどうなっちゃうのかな?ボンクラに消されちゃうのかな?」

桜「まあ、このままフェードアウトされるかもしれないな?・・・」

ひより「そっ・・・そんなぁぁぁorz どうすれば良いのかな?・・・」

詩音「何!?今の話は本当なのかい!?」

ひより「あっ!詩音ちゃん!!うん、作者が新しいタイトルを2つ増やして、それもシリーズものだから私たちの出番が無くなっちゃうかもしれないって・・・」

詩音「色仕掛け・・・」

桜「ちょっ!!それってまさか?・・・」

詩音「あぁ!これは仕方が無い事だよ!丁度この冬休み後半を使って急遽温泉旅行へ行く事にして・・・」

ひより「ちょっと・・・それはいくらなんでも・・・」

詩音「読者様を獲得するんだ!そして、この作品をいつ迄も続けて行ける様にしよう!」

ひより「今日の詩音ちゃんは積極的だけど、それで読者さんは来てくれるのかな?私たちって姿が出ていないから・・・」

詩音「とりあえず、最初にサブタイトルを決めていた様だが、ここは作者殿にお願いをして、変更してもらう事にしよう!」



第十一のん♪~冬休みも折り返し地点、お正月は勿論♪冬休み後編♪~(お節料理・初詣・お雑煮・年賀状・・・そして!お年玉でしょう!)



詩音「最初作者殿はこの様なサブタイトルを掲げていた!・・・これを・・・」



第十一のん♪~冬休みも折り返し地点、寒い冬の季節にはやはり温泉♪冬休み後編♪~(急遽詩音の提案で温泉旅行へ!若い女の子だけで大丈夫なのか!?)



詩音「これならサブタイトルを見てくれた読者様が釣られてやって来てくれるだろう?」

桜「姉御・・・素敵過ぎる!!・・・これなら新シリーズ作品なんて目じゃないよ!」

詩音「そして、作者殿に私たちだけを見てもらう!(ニヤリッ♪)」

ひより (なっ・・・何だか詩音ちゃんの様子がいつもより変だ!相当新シリーズの作品の事を嫉んでいるのかもしれない・・・)

ひより「ねぇ・・・詩音ちゃん?」

詩音「おや?どうしたのだい?少し顔色が青ざめているけれど、大丈夫?少しあちらのベッドで休んでみるかい?」

ひより「いっ、いや・・・その・・・今日の詩音ちゃん、何だかいつもの詩音ちゃんと違うオーラが出ているような・・・」

詩音「えっ!?私が?・・・はて?・・・私はいつもの通りだと思うけれど・・・ひよりは少し疲れているんだよ!?さっ!?早くそちらのベッドで横になって?」

ひより「いっ、いや、大丈夫!私は何とも無いから?無理矢理連れて行かないでぇ~・・・」

詩音「話はベッドで聴かせてもらう!」

ひより「ちょっとぉ~・・・それ言いたかっただけでしょ?それ某つ〇ささんだからぁ!まだ前回の引きずってるのぉ?・・・」

桜「はっ・・・ははは・・・えぇっと・・・読者の皆さん、すみません・・・今日の姉御は少々暴走気味な気が私もさっきからしています・・・じゃぁ・・・とりあえず、第十一のん♪始めちゃいますね・・・ははは・・・はぁ~・・・」









ひより「大晦日だねぇ~・・・年内にやる事は全部終わったから明日はいよいよお正月♪おせち料理とお雑煮だぁ💛」

照子「あら?もう食べ物の事考えてるの?その前に色々とやる事もあるわよね?」

ひより「・・・・・・?」

照子「先に初詣に行って、年賀状を見たり、お年玉をもらったり・・・それで初めておせち料理じゃないの?」

ひより「あぁぁぁ・・・・・まだおせちへの道のりがあったのか・・・」



♪ピロロロロ~・・・ピロロロロ~ピヨピヨピヨピヨ~電話だピヨ♪電話だピヨ♪



ひより「あっ!詩音ちゃんからだ!・・・もしもし?うん、私だよ?私、私私・・・」

照子「あらあら?この前私がそれやった時に思いっきりツッコミ入れて来たのに・・・気に入ったのね?」

ひより「うん、私だよ?違うよ?私だって・・・うん・・・えっ?それは違うよ?私だから!うんそうそう、私!私だよ?だからさっきから言ってるけどね?私なんだって!それ私だから!私、うん私!えっ?私?私じゃないよ?私・・・」

照子「ちょっと私トークで内容が分からないのだけれど?・・・あわあわ・・・」

ひより「えっ!?温泉旅行に!?夕方頃?それは・・・ちょっと確認してみるね?」

照子 (一体、私トークからどの様にしたら、温泉旅行の話に辿り着くのかしら?・・・)

ひより「じゃあ、後で連絡するね?丁度ここに照ちゃんもいるから声掛けてみるよ!じゃあ、又後で!」

照子「で、温泉旅行のお話の前に、私トークの内容を教えて頂戴?気になってこの後私、ずっとその事を考えてしまうわ?」

ひより「あぁ、あれは、あれだよ?・・・あれ!あれなんだって!分かるかな?あれだよ!あれなんだよ!」

照子「私の次はあれ!トーク?あれあれ詐欺なんて聞いた事無いわね?」

ひより「まあ、アレだよ!遊びだから!」

照子「あら・・・結局ただの冗談なのね?・・・良かったわ・・・これでスッキリしたし、ちゃんと普通に考え事が出来るわ♪」

ひより (今ので納得してくれたの!?流石照ちゃんだな・・・)

ひより「あっ、そうだ!温泉旅行の話なんだけどね?」

照子「えぇ!確か夕方頃って言っていなかった?」

ひより「そうなんだよ!今日の夕方頃に出発するみたいだから、間に合えば一緒に行かないかって?」

照子「あら!?突然ね!?珍しいわね・・・今から親に確認を取ってくるわね?ひよちゃんもどうするのかおじさんとおばさんに聞いてみてくれない?」

ひより「うん、分かったよ!」





♪さ~く~ら~さ~く~ら~♪



桜「あっ!?詩音ちゃんから電話だ!はい、もしもし?姉御?どうしたの?」

詩音「あぁ、桜かい?唐突にすまないが、今日の夕方に私の別荘へ温泉旅行へ行こうかと思って、声を掛けているのだけれど、桜は来られそうかな?今ひよりと照子の方へ連絡を入れたのだけれど・・・」

桜「えぇぇっ!?今日?」

詩音「急な話になって恐縮なのだけれど、もし来られそうならで良いんだ!・・・あっ・・・でも・・・桜には・・・やっぱり来て欲しいな・・・」

桜「うん!分かったよ!必ず行くから!準備しておく!」

詩音「そうか!良かったよ♪・・・じゃあ、夕方5時頃迎えに行くから君は家で待っていてくれないかい?」

桜「うん♪分かったよ!一応親には伝えておくから安心して?」

詩音「あぁ、宜しく頼むよ!後沙希の方にも連絡を入れるからでは、後程♪」





♪ニャーニャーニャーニャーニャー



沙希「何だろう?電話?・・・って詩音様!・・・もしもし?沙希ですけれど、先輩ですか!?どうかされましたか!?」

詩音「あぁ、私だ、私・・・うん、私だよ?私・・・」

沙希「はい♪存じております!えぇ!」

詩音「だから私なのだ!いいや、確かに私だ!私、そう、うん!私・・・わ・た・し♪」

沙希 (何このトーク?私詐欺ってやつ?流行ってるのかな?)

詩音「すまない、私トークウイルスが蔓延しているみたいだ!君も気を付けて欲しい!」

沙希 (えぇぇぇ~っ!?そんなウイルスってあるのぉ~!?)

詩音「急な電話で申し訳無いのだけれど、実は、急にうちの別荘に空きが出来て、急遽私が行く事になったのだけれど、私一人じゃ心細くて、皆を呼んで一緒に年越しをしようかと思って・・・温泉もあるからのんびり出来るし・・・どうかな?」

沙希「えっ!?・・・えぇぇぇぇぇぇ!?温泉旅行ですか!?先輩と・・・ふたりっきりで!?・・・あぁ・・・・」

ブシュゥゥゥゥゥゥゥ!!!

詩音「おい、沙希?沙希?大丈夫か!?」

沙希「あっ・・・はい・・・大丈夫です・・・」

ドプドプドプッ・・・

詩音「さっきから物凄い音がしている様だが本当に大丈夫なのかい?」

沙希「はい・・・少し鼻血が出ただけですから・・・ご心配には及びません・・・」

詩音「いや、鼻血の音だとすれば君は既に出血多量になっている程の音だと思うのだが・・・」

沙希「それで・・・いつ頃行かれるのでしょうか?・・・確か年越しって・・・って今日ですか!?」

詩音「あぁ・・・急な話になってしまったから無理には言えないが、もし良ければ・・・夕方頃に出発する予定なのだけれど・・・」

沙希「あっ・・・はい、大丈夫だと思います!両親にも話をしますので、準備はさせてもらいたいと思います!」

詩音「そうかい・・・ならもしも無理なら連絡をくれれば良いから!一応夕方5時頃に迎えに行く事にするよ!皆にも声を掛けているから順番に迎えに行くから!」

沙希「あぁ・・・私だけじゃないのですね・・・それはそうですよね・・・」

詩音「おや?ふたりっきりの方が良かったのかい?」

沙希「えっ!?いっ、いえ・・・皆さんと一緒の方が楽しいですよね♪きっと・・・」

詩音「じゃあ、夕方に・・・」

沙希「はい♪」





そして夕方・・・



詩音「丹羽坂さん、今日は宜しくお願いします!私の大切な友人ですのでくれぐれも安全運転で宜しくお願いします。」

丹羽坂「はい!かしこまりました!お嬢様のご友人の方をお連れするなんて初めてじゃありませんか?」

詩音「そうですね!丹羽坂さんにお願いするのは今回が初めてになります。とても大切な・・・私の親友たちですから・・・」

丹羽坂「その表情を拝見致しますと直ぐに分かります。お嬢様とはもう長いお付き合いになりますからね。」

詩音「やはり丹羽坂さんには私の事全部分かってしまいますね・・・」

丹羽坂「えぇ・・・お嬢様も大きくなられましたね!・・・かすかな・・・そして強い想い・・・いえ、恋心・・・」

詩音「えっ!?恋心ですか!?それは私は持ち合わせていないかと・・・」

丹羽坂「この丹羽坂には隠せませんぞ?はっはっはっはっは・・・!!」

詩音「もう~・・・丹羽坂さんのいじわる・・・」

丹羽坂「さて、最初のお宅に到着致しましたぞ!?」

詩音「えぇ!ありがとう御座います。」



沙希「あっ!?先輩ですか!?宜しくお願いします!!」

沙希の父親「榊さんですか!いつも家の娘が大変お世話になっています。」

詩音「いえ、こちらの方こそ、沙希さんと仲良くして頂いてから楽しい日々を過ごさせて頂いています。」

沙希の父親「今日は宜しくお願いします。」

詩音「こちらこそ、急なお話になってしまったにも関わらず色々と急かしてしまいまして申し訳ありませんでした。沙希さんにも楽しんでもらえる様努めさせて頂きますので宜しくお願い致します。」





沙希「流石先輩ですね!車も大きいし、運転手さん迄いるんですね!」

詩音「あぁ!そうだよ?丹羽坂さんだよ!私が幼少期の頃から色々とお世話になってるんだ!」

丹羽坂「今日、皆様をお連れ致します丹羽坂と申します。どうぞ宜しくお願い致します。」

沙希「はっ!はい・・・こちらこそ、宜しくお願い致します。」





丹羽坂「さぁ、お嬢様、到着致しました。」

詩音「ありがとう!丹羽坂さん♪」



丹羽坂 (ふむ・・・こちらのお方と今からお会いされるお方・・・反応が少し違っている様ですな・・・「♪」マーク迄着けていらっしゃる!これは・・・)



桜「あっ!姉御ぉ~♪待ってたよ!今日は宜しくな♪」

詩音「やぁ♪今日は悪かったね?突然連絡してしまって・・・」

桜「いいよ!家もそんなに大した用事無いんだよね!お正月もさ・・・だから丁度良かったって思ってる♪」

詩音「そう言ってもらえると私も嬉しいよ♪じゃあ、乗って?」

桜「うん!・・・ってやっぱ広い車だな!流石姉御・・・おっ!さっきゅんも既にいるんだぁ!?姉御の家から近いって言ってたもんね!・・・おや!?運転手さん迄いるんだ!凄いなぁ・・・やっぱ姉御だなぁ♪」

丹羽坂「本日現地迄お連れ致します、丹羽坂と申します。宜しくお願い致します。」

桜「あっ、これは、失礼しました。私、詩音さんのクラスメイトの相楽 桜と申します。色々とご迷惑をお掛けするかもしれませんが、宜しくお願い致します。」

丹羽坂 (おや!?そう言う事ですか・・・やはり人間見た目ではありませんね。そして・・・お嬢様もお目が高いかもしれませんねぇ♪)

詩音「じゃあ、最後のメンバーの所迄宜しくお願いします!」

丹羽坂「承知致しました。では出発します!」





丹羽坂「お待たせ致しました。到着致しました。」

詩音「ありがとう!」



丹羽坂 (何か異様な雰囲気のお嬢様ですなぁ・・・謎を呼ぶお相手がいらっしゃるみたいな・・・)



ひより「あっ!?詩音ちゃん♪待ってたよ!今日は宜しくね♪」

詩音「あぁ!突然だったから・・・大丈夫だったかい?」

ひより「うん♪大賛成してくれたよ!?お前がいたらおせち料理やお雑煮が直ぐに無くなってしまうから大変なんだって!?酷い事言うよね?」

詩音「はははははははっ♪又ひよりは食べる事ばかりだな・・・それは親御さんも大変だろうな・・・」

ひより「酷いなぁ?詩音ちゃん迄そんな事言うの?私そんなに食いしん坊じゃないと思うけどなぁ・・・」

照子「あら?自覚が無いなんて相当だわ?」

ひより「もう~・・・照ちゃん迄そんな事言うの?」

照子「あっ・・・ごめんなさいね?少し忘れ物しちゃったから家迄取りに戻ってたの!今日は宜しくお願いするわね?」

詩音「あぁ・・・こちらの方こそ急な連絡だったから・・・すまなかったね!」

照子「私たちは大丈夫よ?それより楽しみね♪詩音ちゃんの別荘はこれで2度目だものね!今回は温泉って聞いているけれど、前回とは別の場所なのかしら?」

詩音「あぁ!今日は別の場所だよ!神社もあるから初詣も出来るから!」

照子「あら!これは又素敵ね♪」



丹羽坂 (ふむふむ、お嬢様の笑顔が最近増えたのはこのお友達のおかげだった様ですね・・・少し焦点が外れたお方・・・それと、色々と謎の多そうなお方、いやぁ、私も久しぶりに面白い方たちを拝見する事が出来ました!こんな方々がいらっしゃると確かに楽しい生活を送れる様な気が致しますなぁ・・・私も久しぶりに若かりし頃を思い出しましたぞ!)



詩音「こちらは運転手の丹羽坂さん!丹羽坂さん?何か良い事でもありましたか?顔がほころんでいるみたいですが・・・」

丹羽坂「はっ!いけませんね!少し昔を思い出しておりました故・・・大変失礼致しました。私、榊家の運転手をしております、丹羽坂と申します。本日は皆様を現地迄お連れする事になりました。何卒、宜しくお願い致します。」

ひより「凄いよ!!運転手さんがいるなんて!!私、待乃 ひよりです!今日は宜しくお願いしますm(_ _)m」

丹羽坂「これはこれは、ご丁寧に・・・最近流行りの顔文字と言うものですか!?若々しくて良いですなぁ!」

ひより「わぁぁぁぁ♪顔文字を理解してくれたんですか!?丹羽坂さんだけです!褒めてくれたのは!ありがとうございます\(^o^)/」

丹羽坂「おやおや・・・色々とあるのですね!楽しいですぞ(>_<)」

照子「あらあら♪・・・私は天海 照子と申します。今日は宜しくお願い致します。」

丹羽坂「はい。こちらの方こそ、宜しくお願い致します。」





約2時間後・・・・・・





詩音「到着だな!」

丹羽坂「皆様、到着致しました。長旅大変お疲れ様で御座いました。」

ひより「凄~い♪」

照子「これは又素敵な別荘ね!私の別荘の・・・」

桜「ママ、もうそれは良いから?・・・」

沙希「わぁぁぁ♪綺麗な所ですね!」

丹羽坂「では、私は戻りますが、何か御座いましたらご連絡を・・・」

詩音「うん、丹羽坂さんいつもありがとう♪気を付けて帰って下さいね!」

丹羽坂「はい・・・お嬢様のその笑顔・・・これから先も絶えないで欲しいですな・・・」

詩音「ん?」





丹羽坂 (お嬢様がお生まれになられる遥かに前からこの榊家にお仕えして参りました私の勤めもそろそろ終わる・・・最後の方でお嬢様が素晴らしいご友人方と一緒になられて、私としては本当にこの上無い喜びで御座います。)



詩音「本当なら今日はここで大勢の人達が集まって年越しイベントをする予定だったんだけれど、中止になったから、今日は私たちが自由に出来る事になったんだ!こっちの方にいるお手伝いさんが既に色々と準備を整えてくれているから!」

照子「あら、ご飯の支度やその他の事も全て?」

詩音「あぁ、そうだよ!・・・リビングへ!」

ひより「うわぁぁぁぁ!凄過ぎるよぅ!!!どこの宮殿って思ったよ!!!」

桜「こりゃ又とんでもない所に来たみたいだな・・・ここは外国か?ヨーロッパか!?」

沙希「本当に凄いですね・・・・!!!」

詩音「さぁ、あそこに食事も用意されているからたんと召し上がれ!」

ひより「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪高級ホテルのディナーみたいな物が沢山ある💛」

照子「これはひよちゃんにとっては天国かしら?」

ひより「天国どころじゃないよ!!宇宙だよ!これは!!」

桜「天国以上の所って宇宙なのか?・・・」

照子「じゃあ、遠慮なく・・・皆で頂きましょう♪頂きま~す!」



全員「頂きま~す」



ひより「うん♪うん♪ふごいよぉ~!!これぼおいじい!あっ・・・ごれぼぉ~💛」

照子「ちょっとひよちゃん!?お料理は逃げないからもっと上品に食べて?のんくら♪の主人公なんだから?それじゃあ、まるでボンクラよ?」

ひより「らっでぇ~おいじいんだぼん~!!」

詩音「おぃおぃ、あまり食べ過ぎるとこの後露天風呂に案内するけれど、ひよりは行けなくなってしまわないか?」

ひより「ろでんぶど?・・・いぐ!いぐよ!・・・ごきゅん!私も行くから♪」

詩音「ふふっ♪じゃあ、あまり食べ過ぎない事だね♪」

ひより「うぅ~ん・・・分かったよぅ~・・・露天風呂なんて素敵だもん!絶対に入りたいよね!」

照子「まぁ!珍しいわ!?ひよちゃんの食い意地を止められるなんて!流石詩音ちゃんね!!私も対抗意識を燃やそうかしら?」

詩音「いっ・・・いや・・・それ程でも・・・対抗意識は燃やさないで欲しいな?・・・照子には勝てる気がしないし・・・」



桜 (姉御が押されてる!?ママはやっぱ色々と謎だよな!)





食事を終えて、休憩を取り、いざ露天風呂!!





沙希「凄く広いんですね!私、別荘に備わっているお風呂だからもう少し小さいのかなと思っていたんですけれど・・・」

ひより「いやっ!そんなレベルの話じゃないよぅ~!!!これ、東京〇ーム何個分あるの!?」

桜「お前、東京〇ーム1つ分の広さ知ってるのか?」

ひより「ううん!全然!?」

桜「じゃあ、もっと分かる様に例えろよ!?」

ひより「よく、テレビとか見てたらいつも東京〇ーム〇個分の広さって言ってるよ?」

桜「だから釣られてお前も表現したのか!?」

ひより「うん!!!」

桜「はぁぁぁぁ~・・・まあ、いいや・・・でも確かに球場数個分の広さは軽くあるよな・・・本当にあたしらだけで使っちゃって良いのかな?罰当たらない?」

詩音「あぁ♪大丈夫さ!会が本当に中止になったから、用意しておいたものも使わなかったり、食材が本当に困っていたからひよりみたいによく食べる子が来てくれて助かるんだよ!」

ひより「ふっふ~ん♪」

桜「お前は威張るな!!」

照子「私の・・・」

桜「ママも黙って!!」

詩音「外だから少し肌寒いからもう少し浸かろうか・・・」

桜「姉御って胸大きいよな?やっぱ出来る女は巨乳ってか?」

詩音「はっ・・・恥ずかしい事を言わないでくれないかい?」

桜「だって、ひよ子の胸はひよこちゃんみたいな感じだし、ママもそれ相応だし・・・さっきゅんはこれからだよな!うん!」

沙希「ちょっと先輩!?何ニヤッてしてるんですか?」

桜「そして私♪どうだ?デカいだろ?」



♪むにゅっ



桜「ひゃん!!・・・ちょっ・・・誰?って姉御?どうして!?」

詩音「いや・・・君があまりにも堂々と胸を見せているからどれ程のものかと・・・嫌だったかい?すまない・・・」

桜「ちょっ・・・いや・・・驚いただけって言うか・・・その・・・」



照子「むぅっ!」



♪むにゅぅ~



ひより「きゃぁっ!!ちょっと照ちゃん!?どうしたの急に!?止めて・・・」

照子「実はひよちゃんは巨乳さんだったのです!」

ひより「ちょっと止めてって・・・恥ずかしいから・・・」

桜「何だ何だ!?ひよ子・・・お前!?それって・・・」

ひより「バレたく無かったから隠してたのにぃ・・・そうだよ・・・私95あるから・・・」

桜「・・・・・・・ウエストが?」

ひより「どうしてこの展開で腰の話になるのぉ~!?胸だよぅ!胸が95なの!!Gだよ・・・」

桜「あぁ!確かにボンクラっぽく見えるけど、本とか大量に読んでるから頭は良いってやつだな!うん・・・きっとこれは夢を見てるんだ!姉御の別荘で年越し、露天風呂・・・わぁぁぁい♪夢だ!これはきっと夢なんだぁ・・・覚めたく無いなぁ・・・♪ははは♪楽しいなぁ・・・♪」

ひより「ちょっとぉ~、人の胸を見て、サイズも聴いて現実逃避するの止めてよぅぅぅぅ!!!」



♪むにゅむにゅぅぅぅ♪



ひより「ちょっ・・・またぁ・・・?照ちゃん・・・いい加減にぃ・・・って詩音ちゃん?」

詩音「すまない!桜も大きいが、やはりここにいる中では君がダントツみたいだな!そして張りがあって柔らかい!この様な胸は滅多に無い気がする!」

照子「ちょっと詩音ちゃん?キャラ崩壊起こしかけてるわよ?」

詩音「はっ!私とした事が・・・」

ひより「あれぇ?・・・何だかぼ~っとして来たかも・・・ははははは♪楽しいよぅ~・・・皆と一緒に年越しイベントだぁ~♪私も何だか夢見てるみたいだなぁ・・・💛」

照子「あなた達、もしかしてのぼせちゃったの?早く上がらないと!」



照子「もう~・・・露天風呂でのぼせちゃうなんて・・・」

桜「いや・・・面目無い・・・」

ひより「あまりにも楽しくていつの間にか・・・」

詩音「私も少々はしゃぎ過ぎた様だ・・・色々とすまなかった・・・」

沙希 (二人ともいいなぁ・・・詩音様に胸を・・・私の胸は・・・はぁ・・・)

詩音「じゃあ、少し休憩を取って初詣に出掛けようか?」

沙希「確か、近くに神社もあるんでしたよね!?」

詩音「あぁ!その神社の上の方に絶景の場所もあるから!」

沙希「それは素敵ですね♪楽しみです!」





詩音「お寺は無くて神社だから除夜の鐘は聴けないんだ!でもここも沢山の人で毎年賑わうからね♪」

桜「そうなんだ!それにしても確かに人が多いな・・・」

詩音「ほら、はぐれてしまうから手をつなごう?沙希は反対の方を・・・」

照子「ほら、はぐれてしまうから手をつなごう?ひよりは反対の方を・・・」

ひより「うん!又迷子にならない様にね!しっかりと繋ぐよ!」

桜「ひよりと反対の方には誰が?・・・」

「いやぁ、私はいつもこちらへお連れすると帰ってしまっておりましたので、今回は初めてなのでお恥ずかしながら迷子にならない様にと・・・」

桜「そして、ひよりと反対側の手をつなぐあなたは!!さっきの丹羽坂さん!?どうしてここに!?」

丹羽坂「いやはや・・・少々車にトラブルが生じてしまい、急いで応急処置をして戻って参りました・・・あのまま向こうへ帰ってしまうと爆発してしまう恐れが出ていたらしくて、こちらの方がまだ近かったものですから・・・」

桜「爆発!!!!!!!!?」

丹羽坂「あぁ!もう大丈夫です。そろそろ新しい車が到着するかと・・・」

♪プルップルップルッ・・・プルップルップルッ♪

丹羽坂「あっ、ちょっと失礼!?」





丹羽坂「と言う事で、大変お邪魔を致しました。どうぞこの後もごゆるりおくつろぎ下さいませ!お帰りの際には又こちらへ戻って参りますので!では、失礼致します。」





桜「何か、色々と大変な人だよな?・・・」

詩音「あぁ・・・色々と気遣いも出来、私の事も色々と見てくれている良い方だよ!」

桜「長年接して来た2人だからこそ見えて来るものもあるんだろうな・・・」

詩音「さぁ、到着だ!ここは私の家の私有地だから誰も入って来ないから安心してくれ!」

沙希「うわぁ♪素敵な風景だぁ・・・」

桜「こんな所が・・・綺麗だなぁ・・・♪」

照子 (詩音に耳打ち)「ごにょごにょごにょ!」

詩音「えっ!?それは流石に・・・」

桜「何だか本当に夢を見ているみたいだな・・・こうやって姉御と手を繋いで、皆と一緒にこんな素敵な風景を見られるなんて♪」

沙希「本当です!こんな幸せが永遠に続けば良いのにな・・・」

詩音「・・・だ・・・」

桜「えっ!?今なんて?・・・」

沙希「私も聴こえなかったです・・・」

詩音「きっ、君たちの方が素敵・・・だ・・・」

照子「あらあら♪言っちゃったわね♪」

桜「今、素敵って・・・?私たちが?・・・」

沙希「はっ・・・はゎゎゎゎ・・・!!」

詩音「あぁ・・・そうだよ・・・ここも私は大好きだけれど・・・やっぱり私はここにいる皆が好き!こうやって皆とここへ来られて本当に良かったよ!又こうして皆と一緒に色々な所へ行けたら良いな・・・♪」

桜「そっ・・・そうだな!こうして皆と一緒に、思い出作ってさ・・・遊んで、ワイワイガヤガヤして!これからも・・・宜しくね!」

沙希「そうです!私たち、もっともっと楽しい思い出作りましょう!」

ひより「うん!皆ずっと一緒だよ?」

照子「そうね♪皆と出会えて本当に良かったと思うわ♪これからも宜しくね♪」



詩音「あっ・・・カウントダウンみたいだ!10・・・9・・・」

桜「8・・・7・・・」

ひより「6・・・5・・・」

照子「4・・・3・・・」

沙希「2・・・1・・・」



全員で「0・・・・・・・・・・」



ひより「新年、あけましておめでとうございます!今年も宜しくお願いします♪」

照子「あけましておめでとうございます、今年も宜しくね♪」

詩音「新年、あけましておめでとうございます。本年も変わらず宜しくお願い致します。」

桜「あけおめ!ことよろ♪」

沙希「あけましておめでとうございます!今年もどうぞ宜しくお願い致します。」





こうして、皆と・・・楽しく新しい年を迎える事が出来た♪そう・・・ずっとこんな素敵な日が続けば良いな♪










桜「って少し早く無いか?いつももう少し内容豊富な気がしたけど・・・」

ひより「これはきっと作者の陰謀だよ!私たちやっぱり捨てられちゃうのかな?」

詩音「大丈夫だ!作者を洗脳して私たちから離れられない様にする!」

桜 (それは又高度な技術をお持ちの様で・・・)

ひより「素敵なお話だったよね♪」

桜「そうだよな!こんな素敵なお話なんだから、続けようぜ?」

詩音「あぁ!私の今回の計画は成功したと思う!」

ひより「確かに色々なサービス回だったよね♪読者の皆さん!読まなきゃ損だよ?」

桜「まぁ、文字だけだし本当に読者さんが来てくれるかどうか不透明な部分もあるのだが・・・」

詩音「官能小説家のJKや異世界に行ってしまったゲームオタク達より遥かに良いストーリーでは無いだろうか?」

ひより「いや・・・詩音ちゃん?・・・そこ迄言っちゃうのは流石に・・・」

詩音「いやいや、大丈夫だよ!作者殿は私にぞっこんだから!」

桜「いや、ボンクラ作者の事は正直言ってどうでも良いんだ!肝心なのは詩音、いや、姉御のイメージが最近下降気味になっていないか?と言う事なんだ!」

詩音「わっ!?私が・・・かい?どうして・・・!?そんな・・・!?」

桜「いや・・・私だな・・・私は・・・好きなんだよ!ただ・・・周りの皆のイメージとしてどうかって事?」

詩音「おや!?桜?髪の毛に埃がついているよ?ほら・・・取れた♪あれ?ひより、口周りが汚れているみたいだね?私のウェットティッシュで・・・ほら取れた♪」

桜「いや・・・急にキャラ戻されても・・・」

ひより「確かにいつもの詩音ちゃんだ!!」

詩音「私の胸のサイズかい?この間測った時は・・・」

桜「ちょっ!!そこだから、そう言う所がイメージダウンに繋がっているんだって!!」

詩音「そうなのかい?すまない・・・じゃあ、ウエストは・・・」



バシュッ!ジャキンッ!!!

「貴様は一体私の格好をして何をしていた?」

詩音「だっ!?誰だ!?貴様は・・・私?」

「私が聞いている?答えろ?さもなくば・・・」

詩音のファン「はっ・・・はい!ごめんなさい・・・詩音様の大ファンの者です・・・」

詩音「私の?・・・それは誠か?」

詩音のファン「はい・・・詩音様が素敵なので一度コスプレをしてこうして・・・」

ひより「・・・・・えっ!?本当に誰なの?この人?誰が連れて来たの?」

桜「私も知らない・・・ってこの作品に出た事あるのか?」

詩音のファン「いいえ!作者さんがあまりにも詩音様のイメージにソックリだから出てくれないか?って言われて・・・詩音様の大ファンだったので私も嬉しくなってしまって・・・本当にごめんなさい!!」

詩音「そうだったのかい?こちらこそすまなかったね!私がもっと注意を促していれば食い止められたのに・・・」

詩音のファン「あのぅ・・・もし宜しければ・・・その・・・サインを頂けないでしょうか?」

詩音「えっ!?私のかい?私なんかのサインが欲しいのかい?」

詩音のファン「はい💛宜しくお願いします!!」

詩音「じゃあ・・・恥ずかしいが・・・はい♪」

詩音のファン「あっ!ありがとう!ありがとうございます!!」



詩音「さて・・・と・・・作者殿?覚悟は良いか?」

天の声「いや、少しお待ち頂きたいのだが!」

詩音「何が狙いだ!?」

天の声「次回はいよいよ終業式、君たちも2年へ進級する!そこでだ!圧倒的支持率を持っている榊詩音、君のファンが出て来ると言うストーリー展開を想定していたのだよ!」

詩音「私のファン・・・?」

天の声「あぁ!私個人、君の大ファンだと言う設定・・・いや、大ファンな訳だが・・・」

詩音「設定?今、設定と言わなかったか?」

天の声「一応ストーリーだから設定は必要だ!元々は私の理想像を君に委ねた訳だ!だからその様な内容をだね・・・」

詩音「作者殿💛」

天の声 (あぁ・・・単純な奴で良かった・・・ちょっと浮いた話を振ってやれば直ぐに喜んで冷静さを取り戻してくれる・・・実に扱いやすい!扱いやすいぞ!は~っはっはっはっはっは!!)

桜「だってさ?姉御?どうする?今日は9分咲くらいにしておく?」

詩音「いいや?今日は少々虫の居所が悪い様だから・・・」



♪バシュッ!ズシャッ!ドカッ!!!!!



詩音「満開と言った所でどうだろう?」

桜「うっわぁぁぁ~!!エグイ!!と言うか確かに満開になってるな・・・血の・・・だけど・・・」

ひより「と言う事で、次回は終業式になっちゃうんだけど、確かにここには詩音ちゃんのファンが登場するって書いてあるね?私にもファンが来てくれないかな?」

桜「ああ言っても作者って本当に姉御LOVEなんだよな・・・確かさっき言っていたのって本当だったはず・・・自分の理想像を姉御にしたって・・・」

詩音「そっ!そんなはずあるわけ・・・」

桜「まあ、どっちにしても、次回はファンが来るって展開らしいし・・・まあ、定番だけどその日にならないとストーリー変化する可能性も高いから何とも言えないよな?・・・」

ひより「まあ、どっちにしても、次回は私の所にもファンが来るって展開らしいし・・・まあ、定番だけどその日にならないとストーリー変化する可能性がある時は私が作者を消します!」

桜「地味にあたしのセリフをパクッておいて最後だけ恐ろしい事言うの止めてくれないか?」

ひより「バカ作者だからこれ位きつく言っておかないとダメだよ!」

天の声「コラッ!誰がバカだ!ボンクラならまだ許せるがバカは許さん!」

桜「いや、どっちも同じだから・・・」

天の声「とりあえず、次回の事を考えている・・・確かにシリーズ2作品出してみたものの依然としてアクセス数は・・・」

ひより「あまりここで生々しい話をしないで欲しいな・・・」

桜「それに浮気するからじゃねぇのか?あたしら疎かにしてさ?」

天の声「誰が!私の最初のシリーズ作品、これほど大切にしている作品は・・・確かにあるにはあるが・・・」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ~



詩音「おい、貴様・・・」

天の声「はっ!?はい?どう・・・されたのでしょうか?・・・詩音様?・・・」

詩音「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


桜「あちゃぁ・・・さっきの事根に持ってるなこりゃ・・・あのさ?姉御?さっきの作者の思っていた事が言葉に出ちゃった所なんだけどさ?・・・本当にあれ脚色しているだけだから?あんま気にしないであげて?」

詩音「・・・・・・・・だが・・・・あれは作者の本心じゃ?」

天の声「桜!余計な事は言うな・・・本当に止めてくれ・・・消えるから・・・僕消えますから・・・」

桜「まあ、良いじゃねぇか?もう少しここに居ろよ?折角だし・・・あたしが全部解決してやるからさ?」

天の声「な~にまた格好良いだろ?的な事言ってんの?そりゃ君は格好良いかもしれないけどさ・・・こちとら恥かくよ・・・止めてよ?本当に・・・ひよりん助けて?」

ひより「えぇ~!?どうしようかな?・・・でも今ひよりんって可愛いあだ名付けてくれたよね?もう一回呼んで?」

天の声「これまた面倒くさい女のセリフ吐いたよこの子・・・」

桜「本音は作者はやっぱり姉御にゾッコンなんだよ!いつも真っ先に姉御の事ばかり話して来るんだよなぁ~!」

天の声「・・・・・・・・」

桜「逆にあたしらは放置・・・最低だっつ~の!姉御が羨ましいよ・・・まぁ、姉御は皆から好かれる様な性格だしあたしも・・・ぽっ♪」

詩音「そうだったのか・・・私とした事が・・・まだまだだな・・・」

ひより「ねぇねぇ、もう一度ひよりん♪って呼んでよぅ~?」

天の声「あぁ~・・・はいはい・・・ひよりん・・・ひよりんに清き一票を~(棒読み)」

ひより「ねぇねぇねぇ、詩音ちゃん?この人燃やそうよ?」

天の声「ちょっ!!!それは・・・流石に・・・勘弁願いたいです・・・はい・・・」

詩音「まぁ、作者殿も疲れている様だから今日はこの辺りで良いのでは・・・」

桜「真実が発覚したら直ぐ甘くなるな・・・本当姉御は詰めが甘い・・・って・・・えっ!?ここで?んっ・・・」

チュッ💛

詩音「桜?色々と心配を掛けてごめんね?今はこれ位しか出来ないけれど・・・」

ひより「いや、それはマズイよぅぅ!!!こんな所で!!!私も流石に素になっちゃうから!!」

天の声「いや、俺が巣になるよ!って言うかひよりの素の顔ってどんなのか知らないのだが・・・」

ひより「私も分からないよっ!!」

天の声「あほか君は!!素がそもそもどう言う意味なのか理解していないな?」

ひより「はい!」

天の声「このぉぉぉぉぉ~!!!のんくら♪」

ひより「てへっ(・ω<)」

天の声「そろそろ時間稼げたか?ひよりよ?」

ひより「はい!大丈夫の模様です!」

天の声「じゃあ・・・あの・・・詩音さん?もうそちらの方は宜しいでしょうか?」

詩音「何だ?作者殿も私にされてみたいのか?」

天の声「あっ!良いのですか!?そっ・・・それは」

詩音「ってな?・・・する訳無いだろ?貴様は私たちを手の平で踊らせているだけだ!そんな奴、私は許せない!」

天の声「ふむ、一先ず落ち着いた様だな!では私は帰る!次回は新シリーズの作品の構想を立てないといけない!」

ひより「もう来なくて良いからね~~~!!!」

詩音「ふふ♪作者殿、私がキスしたいか聞いた時震えていたな・・・そんなに怖かったのか?」

桜「いやぁ・・・あれは逆だな・・・興奮し過ぎてテンパり掛けてたんだろう?」

詩音「そっ!そうなのか?・・・それなら・・・」

桜「いや、止めておいた方が良いと思う・・・あいつは何考えてるか分からないからなぁ・・・」

ひより「本当毎回こっちが疲れるよね?変な展開にして帰っちゃうし・・・本当迷惑だよ!」

桜「何せ、壁ドン・顎グイ・キスをしたいんじゃなくてされたいんだってさ?」

詩音「そっ・・・そうだったのか・・・とんだ男だな・・・」

桜「いや、姉御にされたかったんだって?」

詩音「わっ!私にかい?・・・そんなバカな・・・」

ひより「ボンクラだね!うん!完全にボンクラ作者だよ!」

桜「まぁ、冗談はさておき、次回の終業式、私たちは遂に・・・遂に・・・2年生になります!高校生になってもう直ぐ1年が終わっちゃうんだな・・・早いもんだな・・・」

詩音「えっ!?今の話は嘘だったのか?・・・」

桜「まあ、途中からあたしが脚色しておいた!でも途中迄は事実だからなぁ・・・」

詩音「待て!色々とあったからどれが本当の事でどれが嘘の事なのかさっぱりだ・・・」

桜「まぁ、私が姉御を好きって気持ちは本当だよ!」

詩音「そっ!それをここで言うのかい?・・・恥ずかしいな・・・」

ひより「いや、さっきもっと恥ずかしい事しちゃってたよね?ねぇ?」

桜「と言う事で、次回の終業式、詩音ちゃんのファンが!ついでに私にもファンが!?ってどうして私はついでなのかな?」

桜「だからボンクラ作者が姉御が好きだからだろ?そこも本当!」

詩音「・・・・・・・」

桜「って事で次回もお楽しみに♪では、のんくら♪今日はここ迄~!!!」

ひより「ちょっと待って!今思い出した事なんだけどね?私たちおせち料理とお雑煮食べていないよ?どうしよう?又戻って食べるシーンから始めようよ!」

桜「お前・・・今更何言ってんだよ!もう大晦日にあんな高級料理食べただろ?それだけでも十分だろ?」

ひより「それとこれとは又話が別だよ!さぁ、お正月のシーンから!」

詩音「ひより・・・今度私の御用達のレストランに案内するよ!」

ひより「嘘っ!?本当に!?」

詩音「あぁ♪君ならきっと気に入ってくれる事だろう!」

ひより「うん!じゃあ、我慢する!おせちとお雑煮は!」

桜 (はぁぁぁ・・・姉御に深く感謝だな!今から又戻ってってなるとストーリー的にもややこしくなるしな・・・本当姉御は空気が読めるよな!もうひよ子はいらないから姉御とあたしだけでやっても良いよな・・・)
















第十一のん♪ 終
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

校長先生の話が長い、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
学校によっては、毎週聞かされることになる校長先生の挨拶。 学校で一番多忙なはずのトップの話はなぜこんなにも長いのか。 とあるテレビ番組で関連書籍が取り上げられたが、実はそれが理由ではなかった。 寒々とした体育館で長時間体育座りをさせられるのはなぜ? なぜ女子だけが前列に集められるのか? そこには生徒が知りえることのない深い闇があった。 新年を迎え各地で始業式が始まるこの季節。 あなたの学校でも、実際に起きていることかもしれない。

就職面接の感ドコロ!?

フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。 学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。 その業務ストレスのせいだろうか。 ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

雌犬、女子高生になる

フルーツパフェ
大衆娯楽
最近は犬が人間になるアニメが流行りの様子。 流行に乗って元は犬だった女子高生美少女達の日常を描く

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

ガラケー魔法少女ふおり☆スピカ

楠富 つかさ
キャラ文芸
 スマホの普及率が高まり、ガラケーユーザーは絶滅危惧種のような現代。しかし人々は知らない。スマホが人間の持つ心の闇を増幅させ、支配してしまうことを。  異世界の魔女たちはかつて人類の増幅する闇に対処するために、二つ折り携帯を通じて魔法少女を生み出していた。時が流れるにつれて新たな魔法少女が誕生することは減っていたが……。  主人公、牧名譜織は数少ないガラケーユーザーの女子中学生。ある日、学校に転校生がやってきて、彼女もガラケーユーザーということもあって仲良くなるのだが……。 「ごめん、譜織。あなたの日常を崩してしまった……」  闇と戦う魔法少女たちの物語が始まる。 ※本作はフィクションであり実在の人物・団体・イベントとは一切関係ありません。

令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました

フルーツパフェ
大衆娯楽
 とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。  曰く、全校生徒はパンツを履くこと。  生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?  史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。

処理中です...