のんくら♪

小鳥遊凛音

文字の大きさ
上 下
10 / 30

第十のん♪

しおりを挟む
第十のん♪~いよいよ冬到来!クリスマスは何するの?冬休み前編♪~(皆揃ってワイワイガヤガヤ定番イベントクリスマスパーティーからお正月迄毎日夢の様なひととき💛)





桜「さて、のんくら♪第十のん♪がやって参りました~!思い起こせば、この3か月程で10話迄お届けして来ましたが、これもひとえに読者様のおかげと言う事で、残念ながらこののんくら♪も今日を持って・・・」

ひより「ちょっと待ったぁ~!!!!!」

桜「何だ?ボンクラ!じゃないか!この作品はのんくら♪だぞ?お前の出番は・・・」

ひより「何終わらせようとしているの?まだまだ私たち高校1年生だよ?これからまだ2年、3年って続くから勝手に終わらせないでよぅ~!!!」

桜「誰が終わるって言ったの?あたし一言もそんな事言っていないし?」

ひより「だって、「残念ながら今日を持って~」とか言われたら誰でも終わりだろうなって思っちゃうでしょ?」

桜「あぁ・・・そこを突いて来たのか・・・まあ、人の話は最後迄ちゃんと聴こうな?続きな? 今日を持って、ひよ子がOPとEDに出て来るのが最後だって言おうとしたんだよ?」

ひより「どっちにしたって最後じゃない!!!!!」

桜「はははっ♪冗談だって!お前がいるからややこしくなる・・・だとか、五月蠅いから正直ここにいて欲しく無い・・・とか全然、これっぽっちも思っていないしさ♪」

ひより「いくら私がボンクラだからってそれが本心だって事くらい分かるよ!!桜ちゃん、最近私に対して冷たいよね?」

桜「いやいや、ひよ子は皆から愛されているキャラクターだからそれで良いんだよ!?あたしみたいに見た目ギャルとかビッチっぽいとか言われているキャラより余程定着率が高いし♪」

ひより「私が桜ちゃんの事、そんな風に言ったってまだ怒ってるんだね?私桜ちゃんの事大好きだよ?ギャルっぽくてもビッチっぽくても好きだから大丈夫!!」

桜「いやぁ・・・そんなにはっきりと言われると、こっちもどう返して良いのか躊躇うが・・・それ以前にお前が「ビッチ」とか口にするのは正直頂けないと言うか・・・」

ひより「とりあえず、私が桜ちゃんの事をどれ位大切に想っているのかを今回の物語の中で出しているからちゃんと読んでね?」

桜「いや、もう分かったから・・・さ?あまり本気にするなって?あたしが悪かったからさ・・・」

ひより「ダメだよ?こう言う事はきちんと知ってもらわないと!」

桜「何と言うか・・・ここに来て急に主人公としての威厳?と言うか存在意義が確立しつつあるような気もするけどさ・・・少々ウザい方向へ進展している気がするんだよな?・・・」

ひより「それとね?・・・ボンクラ♪の作者、違った、のんくら♪の作者がR18作品の様にアクセス数が無いから何かとっておきの策を考えてもっとのんくら♪を知ってもらいたいとかぼやいていたから私も「あんたの才能が無いからこんな状態なんだよ?もっとしっかりしたら?」って言ったら「じゃあ、のんくら♪の裏話でそっち向けで番外編的なストーリーを書いてみようか?」とか言って来たから・・・」

詩音「作者ぁ~!覚悟ぉ~!!!!!」

ジャキンッ!!!スパっ!!!

ひより「そうそう、バカな事ばかり言っていたから詩音ちゃんに斬ってもらったの!」

桜「いや、何と言うか、ひよ子のキャラクター崩壊を垣間見た気がする・・・と言うかボンクラ♪ってわざと間違えただろ?」

ひより「てへっ(・ω<)」

桜「第1話から通算して一体作者は何回姉御に斬られたんだよ?無敵だな?この作者も・・・(汗)」

詩音「大丈夫だ!八分咲きと言った所だ!」

桜「表現も去ることながら、8割斬ったら恐らく即死じゃないのか?・・・」

天の声「いやぁ、ごめんね?私の力不足で・・・pixivさんの方のアクセス数も最近の話の伸び方が少し高くなりつつあって・・・100アクセス以上になったりお蔭さまで以前よりは少し伸びているんだけれど・・・天の声ね、実は裏の方でも色々と書いておりまして・・・そっちの方の伸びが宜しくて・・・」

ジャキーン!!!!!

詩音「浮気は許さん!貴様は私だけを見ていれば良い・・・」

桜「ちょっ!姉御・・・それ私に言って?いや、そうじゃなくて、まあ、妥当だな!短編書いて2作目にこのシリーズをスタートさせた訳だから!あたしらの方が作者にとっても思い入れが強いはずだ!」

ひより「ダメだよ!作者がニヘラしながら倒れちゃったよ?剣が刺さったと言うよりは、詩音ちゃんのセリフが刺さったみたい?」

桜「お前上手い事言うな?それ良かったぞ!?」

ひより「てへっ(・ω<)」

桜「ってダラダラやってても本編が始まらないからとりあえず本編、冬休み前後の話を始めようか!」







照子「あらあら?結局あの3人がいつも出ている様だけれど、そろそろ私もお邪魔したいわね?沙希ちゃんもそう思うでしょ?」

沙希「そっ・・・そうですね・・・(いえ、色々と面倒なので私はあまり出たくは無いのですが、詩音様がいらっしゃるから一緒にいたいと言うのはありますが・・・)」








冬休み前の終業式にて・・・


小雪「皆~!いよいよ明日から冬休みに入るけれど、あまり無茶をして新学期来られないとかそう言ったケースも時々あるみたいだから十分に気を付けてね?怪我や事故は本当に大変だからくれぐれも注意してね?じゃあ、通知表を配って解散するから順番に呼ぶから取りに来てね?」


桜「やっと冬休みだな?何か2学期迄は長い感じだったけどさ、3学期ってあっと言う間じゃん?何だか冬休みに入った瞬間からワクワクするよね?」

詩音「あぁ、1年なんてあっと言う間だし、ここ迄来れば本当にもう2年になったのか?って感じがするな!」


ひより「明日からどうしようか?照ちゃん?又お雑煮作って欲しいな♪照ちゃんのお雑煮凄く美味しいから♪」

照子「あらあら?まだクリスマスも過ぎていないのにもうお正月の話なの?本当にひよちゃんは食い意地王ね?」

ひより「食い意地女王だよ?照ちゃん?」

照子「あら、ふふふ♪そうだったわね?」


小雪「じゃあ、皆?今年途中からだったけれど、お世話になりました。来年も皆の元気な姿を先生に見せてね?じゃあ、解散!」



桜「お~い、皆、冬休みどうする?やっぱ目先の重大イベントは、何と言ってもクリスマスでしょ?もう明日に迫っているし!」

ひより「はっ!そうだった!クリスマスの事は頭にあったけど、ケーキの事を忘れてしまっていた!!私とした事が・・・ガーン・・・orz」

桜「お前の半分以上は、食い物から出来ているのか?」

ひより「そうだよ!待乃ひより16歳、趣味はお手伝いで好きなものは、ご飯&おかず・・・」

桜「コラコラコラ!某アニメの主人公の大事なセリフをパクッてるんじゃない!!」

詩音「常在戦場」

桜「姉御迄・・・」

照子「それこそが偽善・・・」

桜「お前ら~!!!」

「デスデスデスデスデスデスデース♪」

桜「誰だよ?↑これ言った奴?」

照子「クリスマスだし、ケータリングしましょ!?」

桜「いい加減にシン〇ォギアから離れろっ!!!話がどん詰まりっ!」

ひより「うん、桜ちゃんってク〇スちゃんだね!ポジション的にも・・・」

桜「うるせぇ!もう話進まないだろ!伏字とか作者嫌がるんだよ!もう止めろって!!」

詩音「折角のクリスマスイベントだから、明日は家でクリスマス会を開かないかい?」

桜「えっ!?良いの?姉御の家って豪邸だったはずじゃ・・・色々と人も呼んだりしてるんじゃ?」

詩音「いや、明日は逆に家に人が少ないからむしろこちらとしては都合も良いんだ!」

照子「じゃあ、決まりね♪明日は詩音ちゃんのお宅へお邪魔して、クリスマス会を開きましょう?」

ひより「じゃあ、沙希ちゃんも呼んでみて皆でプレゼント交換会とかもしようよ?」

詩音「それは名案だな!そうしよう!」

桜「じゃあ、これから帰ってプレゼント買に行こうかな!皆一緒に行く?何買うのかバレるのもつまんないし・・・個人個人で買いに行った方が良いかな?」

照子「そうね♪今回は個々で買いに行きましょう!」

詩音「じゃあ、私は沙希に連絡入れてから買いに向かうよ!」



クリスマス会のプレゼントの買い物にそれぞれ出掛けた各人・・・

ひより「何買おうかな?あっ!やっぱりプレゼントされて嬉しい物って食べ物だよね?・・・うん、私はデザートっぽいものが良いなぁ・・・♪」

おいおい、お前が食べるものじゃないぞ?プレゼントだからお前以外の誰かが貰う事になるのだぞ?


照子「これは素敵だわ♪アクセサリーは年頃の女の子の嗜みでしょうし、綺麗なデザインと丸いボール状の物が沢山付いていて可愛いわね♪」


あの・・・照子さん?それは数珠ですから・・・それにしても仏具とか見るなんて渋い趣味をお持ちで?・・・それより無理にボケなくて結構ですから?・・・


照子「てへっ♪(・ω<)」


桜「あ~・・・プレゼントか・・・あたしは新しいタブレットとかそう言う物が欲しいけど、そんな高価なもの買えないし、貰う方も気を使っちゃうだろうな?あっ!そうだ!クリスマス会だし、ちょっとギャグ的な物でも買ってみるか!」


あぁ~・・・それで定番中の定番の「ビックリ箱~♪」とか言って貰う方がかえって気を使うオチにするんですね?・・・貰う方がこんな物家に持ち帰れないよ?って困るんですよね・・・


ゴチンッ!!!


いでで・・・何するんですかぁ?ギャグ的な物ってビックリ箱じゃないの?


桜「そんなベタな物買うか!?あたしだってそれ位の察しくらいちゃんとついているし・・・」


詩音「あぁ、じゃあ、明日朝10時頃に家に来てくれないか?プレゼント交換会もするから何か軽い物で良いから用意してくれたら良いかも?うん、じゃあ頼む!」


沙希「わぁぁぁ♪先輩のお家でクリスマス会だなんて夢の様だわ!早速プレゼント交換会用のプレゼントを買いに行こうかな・・・う~ん、やっぱり定番は・・・」


うん、まともだからここはスルーして・・・


沙希「ちょっとぉ!何で私だけスルーなんですか?ちゃんとツッコミ入れて下さいよ?」


いっ、いや・・・ツッコむ所が無いと言うか・・・まともだからそれで良いのでは?


沙希「ダメです!私もボケますからちゃんとツッコんで下さい!行きますよ?・・・あっ!そうだ!あれを買おうかな?あれです!」


あれって?何買うつもりです?


沙希「あれと言えば、あれですよぅ!ほら、私の考えそうな事です!分かるでしょ?あなたになら分かるはずです!」


い・・・いえ、私にですら分かりませんが・・・


沙希「どうして?私とあなたは意思疎通しているではありませんか?どうして私の考えている事が分からないのですか?ほら、あれですよ!考えていますから、感じ取って下さい?ほら?」


いっ、いや、スミマセン・・・ツッコむ所、違うかもしれませんが、色々とツッコみどころ満載なので次へ行かせて頂いても宜しいでしょうか?


沙希「ちょっと!待って下さいよ!ちゃんとボケますから・・・お願い、私にもツッコミ入れて下さい~!!!」


(面倒臭い子が一番まともなキャラだった件・・・)


詩音「ふむ・・・プレゼントと言えばどう言う物が喜ばれるのだろうか?・・・年頃の女子たるものが貰って嬉しい物と言えば・・・やはり剣だ!」


流石だな・・・ボケ方を心得ている・・・でもまだシン〇ォギアネタを引っ張るなぁ・・・(汗)余程さっきの所で気に入ったのだろうな?


翌日の朝、詩音宅・・・


詩音「さて、準備も整った事だし、後は皆が来るのを待つとしよう・・・う~ん・・・7時半か・・・後2時間半と言った所か・・・素振りでもしようか・・・」


ちょっとタイミングを合わせる時間が早かった様ですね・・・
改めまして、午前9時50分頃・・・


♪ピンポ~ン


詩音「皆、揃ったみたいだね・・・今、門を開けるから入って来てくれないかい?真っすぐ歩いて突き当りを右に曲がってそれからしばらく進んでもらって、その後次の突き当りを左に曲がって・・・」

ひより「ちょっと待ってぇ~!!覚えきれないからメモするね?もう一度教えて?」

詩音「あぁ!すまない!メモする必要は無いよ!道は一つしか無いから、道なりをずと歩いて来てくれたら5分程で到着すると思うよ!」

ひより「それなら最初からそう言って?」

桜「どれだけ凄い豪邸なんだよ!?」



桜「やっと着いた~・・・って5分どころじゃないだろ?あたしら15分近く歩いたよな?」

照子「ひょっとすると詩音ちゃんが歩いて5分と言う事じゃないのかしら?」

詩音「ごめん、疲れちゃっただろう?よく来てくれたね?さぁ、皆、入って!」



ひより「わぁぁぁぁ!!本当にお屋敷だね!凄く大きいよ!!」

沙希「ここが先輩のお家・・・凄いです!!」

桜「こんな所に住んでいたんだな・・・」

照子「私の別荘みたい?」

桜「おい、今、さり気無く嘘っぱちの対抗意識をぶつけなかったか?」

詩音「さぁ、私の部屋に案内するから♪」



ひより「えっと・・・詩音ちゃん?詩音ちゃんのお部屋って後どれ位なのかな?」

詩音「あぁ、もう少しだ!慣れていないと皆その様に聞いて来るからな・・・そんなに広いとは思っていないのだが・・・そこだよ!先に入っていてくれないかい?私は持ち物を取って来るから!」



桜「いや!ここって個人の部屋なのか?」

照子「まあ・・・素敵なお部屋ね♪お姫様ベッド迄あるじゃない!私の軽井沢に持っている別荘なんてこんな感じなのよ?」

桜「まだ続けていたんだな?・・・その嘘の意地の張り合いみたいなの・・・」


詩音「すまない、少し台所迄行っていたので・・・お茶とジュースを用意したけれど、好きな物を取ってくれないか?」

桜「おぉっ!流石姉御、じゃああたしはジュースで!」

照子「お構いなく!」

ひより「私、全部♪」

照子「もう、ひよちゃん?食い意地だけならまだしも飲み意地迄張っちゃダメよ?」

ひより「冗談だよぅ♪じゃあ、ジュース貰うね?」

照子「じゃあ、私はコーヒーで♪」

沙希「私もジュースを頂きますね!」

詩音「じゃあ、私は残ったお茶を頂くか♪」


桜(誰もママの「コーヒー」にツッコミを入れないのは何でだ?コーヒーなんて無かったよな?ママって何取ったの?)


詩音「さて、一応クリスマス用の料理やら全て準備はしたから特に皆にしてもらう事は無いから安心して会を進めよう♪」

照子「あら!?私たち手伝うつもりで来たのだけれど、それだったらあり難いわね!」

ひより「詩音ちゃんが全部用意したの?」

詩音「いいや、流石に私一人で全部用意するのは少々時間が掛かってしまうから、大半はお手伝いさんや家族に手伝ってもらったよ!丁度今日から海外へ出掛けているからほとんどこっちには残っていないけれど・・・」

桜「本当、姉御の家って凄いな・・・さっきからあたしたち圧倒されっぱなしだし・・・」

詩音「それ程の事でも無いよ!私は皆の方が凄いなって思うし・・・」

照子「じゃあ、クリスマス会を始めましょうか!」

詩音「そうだね!じゃあ、先ずはどうする?」

照子「これだけ広いお部屋だから、かくれんぼとかしない?」

桜「ママ、いつも思っている事なんだけどさ?冗談で言っているのか本気で言っているのか分からないな・・・」

ひより「プレゼント交換会はいつやるの?」

桜「言っておくが、恐らく、恐らくだ!お前が欲しいと思っている物は皆用意していないと思うぞ?」

ひより「大丈夫だよ!私が用意したから!」

桜「お前、それってある意味ネタバレじゃないのか?既にお前が何を用意しているのか私ら知ってしまったし・・・」

ひより「えぇ~っ!!?嘘でしょ!?バレない様に隠していたのにぃ・・・」

桜「いや、今の会話聴いて誰しもそう思うだろ?」

照子「のんくら♪ね?」

桜「いや、ママが何を言っているのか分からない・・・」

詩音「推して参る!」

桜「姉御はもう、風〇翼さん演じるのは止めて!!」

ひより「生きるのを諦めないで!」

桜「もういいって・・・」

照子「〇ちゃんカモネギ・・・」

桜「しつこい!」

沙希「楽しいデスなぁ~♪」

桜「さっきゅん迄・・・ってもしかしてさっきのって?・・・」

沙希「デスデスデスデスデスデスデース♪」

桜「しつこい!お前らしつこい!・・・ってここはリハビリの部屋か!!!ちょぜぇ!!!」



詩音「さて、そろそろお昼を食べよう!リビングへ集まってくれないか?」



桜「リビング?リビング?・・・リビングって何?・・・」

ひより「私のお家このお部屋位の広さしか無いよ?」

照子「まあ、これだとわっ、私のはっ、函館にある別荘のリビングと引けを取らないわね?」

桜「ママも同様する程なのか?」

詩音「じゃあ、カバーを外すよ?皆たんと召し上がれ!」

ひより「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!凄い豪華な料理がいっぱい!!!!!」

沙希「凄過ぎますぅ!!!」

照子「こんな豪華なお食事頂いちゃっても良いのかしら?」

詩音「皆、褒め過ぎだよ?これはほとんど私が用意したから味の保証は出来ないが・・・」

桜「いや、これ全部姉御が?って言うか姉御結婚してくれ!?あたしと一緒に良い家庭を築こう?って姉御はママになるのか?じゃあ私がパパに?いや、私がママで姉御がパパ?」

沙希「ちょっと桜先輩、ダメですよ?詩音先輩と結婚するのは私なんですから!!」

照子「あらあら、パニックになっている間に2人共本性を表しちゃったわね?」

ひより「これ凄いよ!私もここの家の子になる!」

桜「定番のセリフが出たな!?本当の意味で本性を表したのはひよ子だったな!」

詩音「だから・・・そんなに褒めないでくれないかい?恥ずかしいだろ?・・・それにまだ食べていないし・・・」

ひより「じゃあ、早速頂きます!!」

照子「私も頂いちゃうわね!」

ひより「うん💛最高~💛」

桜「うわぁ!!これレストランで食べる様な感じの味だよ!凄過ぎるな!!」

沙希「やっぱり先輩!結婚しましょう!!」

照子「今だとまだ結婚(仮)よ?」

桜「地味によそのネタ引っ張り込むの止めてくれないかな?段々ちゃっちい感じになっちゃうから?」

ひより「私、戦艦数隻と結婚したよ?」

照子「私は駆逐艦が大事だと思うの!だから10隻くらい結婚したわ!」

桜「いや・・・ゲームの話を持ちこまれても・・・?確かにあたしもやってるけどさ・・・意外と海防艦とか今後必要になって来ると思うし・・・」

沙希「話が脱線していますね?そろそろ本題に戻しましょうか?ちなみに私はまだ結婚していません。全て練度99で留めています!」

桜「いや、さっきゅんこそドップリじゃないですか?受験生のはずなのに・・・そう言えばもう追い込みだし・・・大丈夫なの?」

沙希「はい!ちゃんと勉強もしていますから♪もう少しで・・・」

詩音「そうだな!楽しみに待っているぞ!?だが、無理は禁物だ!体に負荷を掛け過ぎるといざ肝心な所でダメになってしまうといけないからな!」

沙希「はい!!いつも先輩にはお気遣い頂いて嬉しいです♪頑張って早く先輩たちのいらっしゃる学校へ通いたいと思います!!」

ひより「楽しみに待ってるよ♪」

照子「えぇ、無理の無い様に、もうひと押しだからね!後少し頑張ってね!」

沙希「はい、ありがとうございます!!」





詩音「皆、そろそろプレゼント交換会を始めないかい?」

照子「良いわね♪じゃあ、早速準備しましょう!」

ひより「私、今日は気合い入れて持って来たからねっ!ねっ!」

桜「何でそこで力説するんだよ?もう何が入っているか大体分かっているのに・・・」

ひより「桜ちゃん!?そんなにネタばらししないでよね?ね?」

桜「だからぁ~、どうして今日はこんなにパロディっぽいのばかりなんだよ!?」

照子「ボクは猫耳っぽい方が良いかな?」

桜「シン〇ォギアの次は艦〇れかよ!?」

詩音「余にこの様な事をさせるとはアドミラール?貴様、中々面白い事をさせるじゃないか!」

桜「いや、何でゲームやってない姉御迄知ってるんだ?しかもまだ真新しいキャラのセリフ迄・・・」



桜「じゃあ、皆準備が整った所で曲が終わる迄隣から隣へプレゼントを回して行って曲が止まった所で自分が持っている物がプレゼントだぞ?もし自分の渡した物が自分に当たったらもう一度やり直しにするから!じゃあ、スタート♪」


♪~♪~♪この手に寄せる 袱紗 朱の色~


桜「おい待て!曲を止める!・・・作者出て来い!」

天の声「何でしょうか?」

桜「どうして今回はあらゆる作品のパロディーばかりなんだ?これ、曲は流石にまずいだろ?」

天の声「いや、バレなきゃ大丈夫っしょ?」

桜「お前な・・・この作品ぶち壊す気満々だろ?」

天の声「いやいや、そんな事無いって!大事にしてるんだよ?この作品!」

桜「そう言う想いがこれっぽっちも伝わって来ないのだが?・・・」

天の声「まぁまぁまぁ、桜さんも疲れているからそう感じるんですよ!もっとこう、何と言いますか・・・大らかな気持ちでリラ~ックス♪リラ~ックス♪ね?」

桜「五月蠅い!もう、あたしこの作品から出て行くぞ?」

天の声「いや!それは困ります・・・桜さんが出て行ってしまったら、まとめ役がいなくなってしまうじゃないですか!」

桜「じゃあ、もっとまともに仕事しろ?もうあたしも疲れんだよな!毎回毎回変な所でツッコミ入れないといけないしさ・・・いい加減うんざりしてんだよ?折角のクリスマス会なのにぶち壊しだよ!全く・・・」

天の声「分かりました!もっとしっかりとまとめて行きたいと思いますので、あの・・・ですからね・・・桜さんには是非このポジションを頑張って頂いてですね・・・ムードメーカー!僕の憧れの桜さんには、居続けて頂きたい訳です!」

桜「自分が不利になるといつもそうやって煽てるよな?まあ、今回だけだからな?次変な事したらあたしは去るから!そのつもりで!?」

天の声「すんませんでした!ほんと!すんませんでした!」

桜「お前、わざとらしい謝り方すんなよ!前回お前が建てた設定覚えてっか?あたし格闘技してんだぞ?あんたなんて直ぐに・・・」

天の声「はっ!しまった!そうだった・・・」

桜「ニヤリッ♪」





桜「じゃあ、仕切り直して・・・ミュージックスタート♪」


♪~~♪~~♪


桜「はい!ストップ!・・・どれどれ~?自分が買った物が自分で持っている子いる?」

照子「あら!大丈夫みたいね?全員別の人の物が当たったみたい?」

桜「OK~♪じゃあ今から開封タイムだ!先ずはあたしからね♪・・・って何だよ?これ?ひよ子だろ?」

ひより「えっ!もう分かっちゃったの!?もう少し誰だか迷って欲しかったなぁ~・・・」

桜「それにしても、良い趣味してんな・・・ぶりの照り焼きのパックって・・・これ最早プレゼントと言うよりその日に食べる夕食の食材を急いで買って来た主婦みたいな感じがするぞ?・・・」

ひより「ここのぶりの照り焼きって凄く美味しいんだよ!?テレビでも取材されたり、雑誌にもつい最近又載ったんだよ!?必ず食べてね!?」

桜「あ・・・あぁ・・・分かったよ・・・あり難く頂くとするよ・・・それにしても1切れだけか?」

ひより「それを分け合うのが良いんだよ!ありがたみを感じるし、いつも私のお家ではそう言う風に食べてるんだよ?」

桜「お前の家って不思議な事だらけだな?・・・」

照子「じゃあ、次は私ね?・・・えぇっと・・・あら!?私はマフラーよ!?素敵な柄ね♪大切に使うわね?」

桜「あっ!それ私だ!どう?ギャグっぽいものにしようかと思ったんだけどさ、やっぱプレゼントだから止めたんだよね♪気に入ってくれたみたいで良かったよ!」

ひより「じゃあ、次は私ね♪・・・おっ!これ可愛い♪髪飾りだよぅ!!」

沙希「それ私です!女の子だから可愛らしい物が良いかなって思ってこの中のメンバーで誰に当たっても違和感無い様に選びました!」

ひより「うんうん!嬉しいよ♪ありがとう!早速着けてみるね?・・・どうかな?」

沙希「はい♪凄くお似合いです!先輩♪可愛くて!」

詩音「よし、じゃあ、私が次は・・・っとこれは又乙女チックな!可愛いな♪」

照子「あら、私のね!ハンカチよ?お花の柄が素敵だと思ったから♪」

詩音「私に似合うかどうか分からないけれど、大切に使わせてもらうよ!ありがとう♪」

沙希「はわゎゎゎゎ!!と言う事は・・・私の持っているプレゼントって?」

詩音「そうだ!それは私が用意したものだ!開けてみてくれないかい?」

沙希「えぇ・・・開けちゃうのですか?このまま神棚に飾っておきたい気分なのですが・・・」

詩音「いや・・・そんなあり難い物でも無いし、開けて身に着けてくれたら嬉しいな♪」

沙希「じゃあ・・・あり難く開封させてもらいたいと・・・あっ!!あぁぁぁぁ・・・これは・・・素敵ですぅ♪」

詩音「気に入ってくれたかい?どうしても私の性格が出てしまっているかもしれないけれど、剣を模したデザインの飾りが付いたネックレスだよ!」

沙希「はい!家宝にします!絶対に神棚に飾って毎日拝みます!!」

桜「いや、気持ちは分かるが・・・折角身に着ける物をもらえたんだし、毎日着けてあげたら?」

沙希「えっ!?そっ!そうですね・・・私とした事が・・・舞い上がっちゃって・・・お恥ずかしいです・・・」

詩音「いいや、気に入ってくれたみたいで私も安心したよ!嫌がられてしまうかもしれないから少し不安だったのだが・・・」

沙希「そんな事ありません!先輩に頂ける物だったら私、例え剣であっても喜んで頂戴致します!!」

詩音「流石に剣を渡す訳には行かないけれど・・・まあ、その様に言って貰えるなら私も嬉しいな・・・」

桜「あぁ~・・・いいなぁ・・・私なんてぶりだよ?ぶりの照り焼きだよ?食べたら終わっちゃうんだよ?・・・いいなぁ・・・さっきゅんが羨ましいなぁ・・・」

ひより「ちょっと!桜ちゃん、これね、1切れだけどね!10000万円するんだよ!?」

桜「えぇっ!?それは本当なのか!?」

ひより「そうだよぅ!私も奮発して本当は桜ちゃんの家族の分も買いたかったけど、予算が今月ピンチだったからどうしても1切れしか買えなかったんだよ?」

桜「お前、確かさっき家族で分け合うのが良いんだ!とか言って無かったか?」

ひより「うん!言ったよ!お家ではそうやっていつも食べてるから!でも人様にあげるのにそれは酷いでしょ?だから本当は皆の家族の人数に応じて考えていたんだけど、誰に当たるか分からないし、後から追加で渡そうかとも考えたんだけど予算が・・・」

桜「分かった!もう良い・・・それ以上は言わないでくれ!お前のあり難い気持ち、身に染みて感じたよ!じゃあ、これ売り払いに・・・」

ひより「酷いよぅ~!!!プンプン!!」

桜「冗談だって!それにしてもよく見ると普通より確かに大きいし、家族で分けても十分じゃないかな?帰ったらこれ食べてみるよ!ありがとな♪」

ひより「味の感想もお忘れなく!!」





詩音「何だかんだしている内にもう夕飯の時間か!じゃあ、夕飯も準備が終えているからリビングへ行こうか?」



桜「って、いつ準備したんだ?確か昼間来た時は昼食だけが並べてあった気がしたけど・・・?」

詩音「そこは気にしないでくれないか?色々とあるから・・・」

桜「色々と怖そうだからツッコまない様にするよ・・・」

照子「昼食の時も凄く美味しかったけれど、夕食も凄く美味しいわね♪どうやって作っているのか今度教えて欲しいわね!」

詩音「あぁ・・・気に入ってもらえたみたいで何よりだよ!又時間を作って色々と伝授するよ!」

桜「ねえ、私にも教えて欲しい・・・な・・・?」

詩音「分かったよ!じゃあ、桜は特別コースで・・・ね?」

桜「詩音・・・いや、姉御ぉ~♪」

沙希「私も!!私もお願いします!受験終わったら料理も色々と覚えたいなって思っていたんです!!」

詩音「あぁ、勿論だよ!沙希にも私の料理で良ければ教えるよ!」

ひより「私は皆が作った料理の味比べをするよ!(フンフンッ!!)」

桜「だから、興奮するなよ!食べたいだけだろ?」

ひより「そして、この中に将来世界に誇るシェフが現れたら私はそのシェフの作った料理をまだひよっ子だった時の頃から食べて来たのだよ!って威張れるでしょ?」

桜「どちらかと言うと、お前の方がひよっ子だよな?あらゆる意味で・・・」



そうこうしながら夕食も終え、お風呂へ皆入った・・・



桜「やっぱり家自体が大き過ぎる為なのか、お風呂も何処のスパリゾートだよ!?って思う程の広さだよな!?」

詩音「私は幼少の頃からここで育っているからあまり感じないけれど、確かにスパリゾート等に行くと引けを取っていないのか?って思う時があるな・・・」

ひより「やっぱり私、ここの家の子になるよ!!(キラキラ★)」

照子「あら、珍しいわね?ひよちゃんが食べ物以外に気を惹かれるなんて!」

沙希「今日はここへ来られただけでも幸せだったのに、こんな事迄出来るなんて♪本当に夢みたい・・・夢じゃダメだけれど・・・」

桜「本当だよな・・・姉御ってお嬢なんだよな・・・全然そんなイメージ無いけどさ、やっぱり気品に満ちていて、強くて、格好良くて・・・お嬢様なのに、憧れるよね・・・私ももっと気品に満ち溢れる女の子にならなきゃいけないのかな?・・・」

詩音「プシューーーーーーーーーーーーーー」

照子「あらあら?詩音ちゃんが沸騰しちゃったわよ?」

桜「しまった!!つい本音が・・・姉御、しっかり!?起きて!こんな所で・・・ダメだって!」



ひより「じゃあ、そろそろ寝る・・・って所は表だけの話でぇ♪勿論枕投げだよね!?」

桜「枕らしい枕無いだろ?お前、修学旅行気分だよな!?」

照子 (それより皆、さっき迄無かった人数分のベッドがここにある事に対して何も思わないのかしら?)

詩音「皆、今日はお疲れ様、こうやって私の友人で4人も呼ぶのは初めてだよ!凄く楽しくて良い思い出にもなった!これからも皆宜しく頼む!」

ひより「勿論だよ!皆仲間だし、友達だもん♪これからも宜しくね♪」

桜「あぁ!ひよ子もたまには良い事言うな!あたしもそう思ってた!だから皆、これからも宜しくな♪」

照子「うん、皆が想っている気持ち、私も同じ様に想っているわ!こうやって一時を皆と過ごせる事って素敵な事だと思うの!だから一つ一つ大切な想いを積み重ねて行って皆との絆も大切にしたいと思うわ!宜しくね♪」

沙希「はい!私も、まだ先輩たちと同じ学校へは通っていませんが、あの日に皆さんとお会いして私も仲間に入れてくれて、そして皆さん、私に対しても優しくしてくれて、こうやって遊んで下さって・・・本当に嬉しいです♪これからも宜しくお願いします♪」



照子「じゃあ、こうやって皆で集まって寝る時にやる事って分かるわよね?」

ひより「うん!勿論・・・」

桜「あぁ!お前は言うな!話がややこしくなるだけだから!」

詩音「おや?寝るのでは無かったのかい?」

沙希「私、怖い話嫌いですぅ・・・」

照子「猥談よ!」

桜「はぁ?・・・ちょっ!?それって・・・」

照子「って言うのは嘘!沙希ちゃんが怖い話って言っていたからそれをしようと思ったのだけれど、嫌なら仕方無いわね・・・じゃあ、恋の話でもしましょうか?」

ひより「鯉!?食べ物の話?」

桜 (何だ?デジャヴか?前にも全く同じ展開の話があった気がするけど・・・?)

照子「って桜ちゃんが思っているので思い出したのだけれど、前にしちゃったから今度は別のお話にしましょう?どう言うお話が良いかしら?」

詩音「やはり怖い話にしよう!?」

桜「えっ!?さっきゅんが嫌だって言ってるじゃん?どうして?」

沙希「えっ!?・・・」

詩音「大丈夫だよ!私がついているから?それでもダメかい?」

沙希「はっ・・・はい!先輩が一緒なら・・・少し位なら・・・」

詩音「じゃあ、決まりだね!では、電気を消すぞ?・・・これは、この家での話なんだ!・・・さっきから色々と不可思議な事が起きているのにはもう2人程気が付いているかと思うのだが・・・私がこの部屋にいるにも関わらず、リビングで夜のディナーが用意されていたり、君たちが寝ているそのベッドもいつ、どうやって用意されたのか・・・気にならないかい?」

桜「いや、それ、本当に怪奇現象だよ!と言うより不思議だな?」

詩音「そうだろ?実は・・・この家には・・・」


ガシャ~ン!!!!!!


沙希「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」


詩音「何だ!?リビングの方からか!?一体何が!?」

桜「ちょっ・・・ダメだよ!今ここから出て行ったら・・・」

詩音「皆ついて来てくれないかい?リビングへ行く・・・あの音・・・」

沙希「いやぁぁぁぁぁぁ!!!置いて行かないでぇぇぇ~!!!!!」

詩音「沙希、一緒に行こう!?」

ひより「あわゎゎゎゎゎ・・・・・」

照子「あら大変よ!?ひよちゃんが泡吹いて気絶しているの!?助けてあげて?」

詩音「仕方が無い!私がひよりをおぶるからついて来てくれ!」



桜「リビング、音が止んだ?一体何が!?って電気付いてるし・・・あれ?あなたは?」

「あら、起こしちゃいましたか!?これは申し訳御座いませんでした。私、この榊家のメイドをさせて頂いております、藤堂(とうどう)と申しますわ。この度は皆さまのご来訪心より感謝致しております。詩音様もとても楽しみになさっておいででした。」

沙希「あゎゎゎゎゎゎゎゎ・・・」
桜「何だよ・・・メイドさんいるんだ!?誰かと思ったよ・・・」

詩音「すまない、ちょっとしたもてなしのつもりだったのだが、かえって怖がらせてしまったみたいだね・・・紹介しようと思っていた部分もあったのだが・・・家のメイド長の藤堂 小夜子(さよこ)さん、今日は本来、こちらの藤堂さんと私しか家にいない予定だったんだ!色々と協力してもらってクリスマス会を開く事が出来たんだ!だからお礼を言おうと思って・・・」

桜「あっ!そうだったんだ・・・わざわざ、私たちの為にありがとう御座います。」

小夜子「いえいえ、こちらの方こそ、詩音様が最近凄く嬉しそうになさっておられるお顔をよくお見受け出来る様になって、きっと周りのご学友の皆さまのおかけでは無いかと考えておりました。私の方こそ、皆さまには厚く御礼申し上げたいと思います。」

詩音「小夜子さん、そう言えば、さっきの音・・・あぁ、割れてしまったのですね?・・・お怪我は・・・やっぱり・・・指を切ってしまっているではありませんか!?直ぐに手当を・・・」

小夜子「いいえ、詩音様にお手間をお掛けする訳には・・・」

詩音「ダメですよ?放っておくと菌が入ってしまいます。こうやって消毒してから・・・貼って・・・はい、これで大丈夫です!」

小夜子「私とした事が・・・詩音様、いつも申し訳御座いません。」

詩音「気になさらないで下さい。小夜子さんは、もう直ぐメイド長に昇格されるのですからご自身の事もきっちり見て行かなければいけませんよ?」

小夜子「はぁぁぁぁぁ♪やはり詩音様は私の憧れの存在で御座います。」

詩音「もう、そうやって話をそらさないで下さいね?」



照子「あら?ライバルが意外な所にも!?桜ちゃん?沙希ちゃん?相手は意外と手ごわいかもしれないわよ?頑張ってね?」

桜「だ~か~ら~・・・そうやって冷やかすのは止めてって言ってるでしょうが!?」

沙希「そっ!そんなぁ・・・詩音先輩にこんな近くにライバルがいただなんて!私勝ち目が・・・」

ひより「ん・・・ん・・・あ・・・あれ?ここは・・・ってあれ!?リビング?だよね?電気が付いて、あれ!?メイドさんがいる?」

詩音「紹介するよ!家のメイドで藤堂 小夜子さん、今日は小夜子さんと私しかいなかったんだけれど、皆が来てくれるから色々と手伝ってくれていたんだ!」

ひより「あぁ・・・そうだったんだ・・・初めまして・・・待乃 ひよりと言います・・・いつも詩音ちゃんと仲良くしてもらっています・・・」

小夜子「初めまして!詩音様から色々とお話はお伺いしております。私はこの榊家のメイドをさせて頂いております、藤堂 小夜子と申します。以後、お見知りおきを!」

ひより「詩音ちゃん・・・凄く綺麗な人だね!?ビックリしちゃったよ!」

詩音「あぁ、私が言うのも恥ずかしいけれど、彼女は色々なグランプリを受賞して来たからね!モデルもやっているし!」

小夜子「あっ!あの・・・私の事はあまり・・・お恥ずかしいので・・・」

詩音「私にとっては自慢のメイドだけれどね♪」

小夜子「こちらの榊家とは遠からず親戚の間柄なのですが、今はこうやってメイドとしてこちらのお家でお世話になっています!」

桜「あぁぁぁぁ!!!!!!!!!あの雑誌のモデルさんだったの!?」

照子「あら?桜ちゃん知ってるの?この人を!?」

桜「うん、先月号のモデル雑誌にも載っていたよ!名前聞いて思い出したよ!凄いんだよなぁ~!凄く綺麗なのは見ての通りなんだけど、世界にも知られている人だし!」

小夜子「そんな・・・お恥ずかしいですよ・・・私なんてまだまだで・・・」

ひより「サイン下さい!」

照子「あら出たわね!?ひよちゃんの特技100選の1つ、必殺漁夫の利!」

小夜子「あら!?私のサインなんて欲しいのですか?」

桜「あっ!ズルいぞ!あたしが先に貰いたいって思ってたのに!!」

小夜子「まあ・・・光栄ですわ!?私などのサインで良ければお書き致しますわ!」



こうして、夜が更けて行くのであった・・・
クリスマス会も楽しく終わる事が出来た!








桜「って事で、クリスマス会だけの話で第十のん♪が終わろうとしているけどさ、ここで読者の皆さまにお知らせで~す!作者が筆が乗ったらしく、本当は今回でお正月の話迄書くつもりだったみたいだけど、書ききれなかったから次回を冬休み後編としてお届けする事に急遽決めたみたい!だから次回はお正月辺りの話になるそうです!本当緩い作者だよな?最初に決めた事貫き通せってぇの!」

詩音「まあ、意欲が出て来ていると言う事は我々にとっても良い事になるかもしれないから期待したい所だな?」

ひより「あぁ!そう言えば最初の方で照ちゃんと沙希ちゃんが出たいって言ってたから出てもらおう!?」

照子「あら、良いのかしら?かえって私たちがいるとやり辛くないのかしら?」

ひより「大丈夫だよ!皆がいてくれた方が楽しいから♪」

沙希「じゃっ、じゃあ、お邪魔します・・・」

ひより「今日は楽しかったね♪詩音ちゃんの家があんなに大きかったなんて中に入ってみて凄く感じたよね!?」

沙希「本当ですね!私もびっくりしちゃいました!豪邸なんてあまり行く機会が無かったですし・・・」

照子「まあ、新たな詩音ちゃんファンのライバルが増えちゃったけれど?」

桜「だから・・・ママってそう言う事好きだよね?結構腹グロいでしょ?」

照子「あら!そんな事は無いわよ?皆の応援を心でしているのよ?こう見えて・・・」

桜「絶対に裏があるよね?・・・」

詩音「小夜子さんはもう直ぐメイド長になるから、逆にプレッシャーが色々とあると思うし、かえって頑張り過ぎちゃうといけないから私も気を付けて見ているんだよ!」

桜「藤堂さんって住み込みで働いているの?」

詩音「あぁ、一応親戚だし、まかないとか、他にも色々と手伝いもしてもらったり家族同然だしね!」

桜「良いなぁ・・・はっ!違った!まあ、次回はお正月の話らしいからまだ冬休みは続くし!」

詩音「おや?桜、顔が赤いけれど、どうかしたのかい?」

桜「あっ、いや・・・それは、そのぉ~・・・何でも無いです!」

詩音「ひょっとして、小夜子さんみたいに家で働きたいのかい?(ニヤリ)」
桜「えぇ~っとぉ~・・・・・・・・はい・・・・」

詩音(小声で耳打ち)「じゃあ、卒業したら家においで?私の専属で雇ってみても良いから!」

桜「あぁぁぁぁ!!!行く!絶対に行きます!不束者ですが宜しくお願い致します!!!!」

照子「あら!?桜ちゃんがテンパっちゃってるわね!?珍しい♪」

ひより「もう、照ちゃん、本当に腹グロキャラが板についちゃったよね!?昔はそんなんじゃ無かったのに!?」

照子「あら?こう言う性格にしたのって誰のせいなのかしら?」

ひより「ごめんなさい・・・・・」

沙希「お正月も皆さんとお会い出来ますよね!?楽しみにしているのですが・・・」

桜「あっ!あぁ、勿論だよ!さっきゅんもそろそろ受験で大変だろうし、後少しだもんね!」

沙希「はい!頑張って乗り切りたいと思います!!」

桜「じゃあ、第十一のん♪冬休み後編の話で又、お会いしましょう♪」

詩音(小声で耳打ち)「桜?この後ちょっと良いかな?本編に出て来た話、料理の特別コースの件、一緒に二人きりで教えてあげるから?」

桜(小声で耳打ち)「あぁぁぁぁ・・・詩音ちゃんに!?嬉しいな♪じゃあ、行くね!」



ひより「ダメだ、展開がおかしくなってるよ!?私が仕切り直すからね!次回はお正月だからお雑煮のお話だよ!皆お雑煮大好きでしょう?だから沢山出しちゃうね!?」

照子「ひよちゃん!ダメよ!余計に話がおかしくなってるわ!?次回はお正月のお話だから初詣や色々とまだ催し事もあるから、楽しみに待って欲しいなってお伝えしなくちゃ!」

沙希「もう、照子先輩が言っちゃってますよね?・・・」

照子「と言う訳で、次回の展開もお楽しみに♪では、今日はこの辺で!」















第十のん♪ 終
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

校長先生の話が長い、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
学校によっては、毎週聞かされることになる校長先生の挨拶。 学校で一番多忙なはずのトップの話はなぜこんなにも長いのか。 とあるテレビ番組で関連書籍が取り上げられたが、実はそれが理由ではなかった。 寒々とした体育館で長時間体育座りをさせられるのはなぜ? なぜ女子だけが前列に集められるのか? そこには生徒が知りえることのない深い闇があった。 新年を迎え各地で始業式が始まるこの季節。 あなたの学校でも、実際に起きていることかもしれない。

就職面接の感ドコロ!?

フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。 学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。 その業務ストレスのせいだろうか。 ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

雌犬、女子高生になる

フルーツパフェ
大衆娯楽
最近は犬が人間になるアニメが流行りの様子。 流行に乗って元は犬だった女子高生美少女達の日常を描く

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

ガラケー魔法少女ふおり☆スピカ

楠富 つかさ
キャラ文芸
 スマホの普及率が高まり、ガラケーユーザーは絶滅危惧種のような現代。しかし人々は知らない。スマホが人間の持つ心の闇を増幅させ、支配してしまうことを。  異世界の魔女たちはかつて人類の増幅する闇に対処するために、二つ折り携帯を通じて魔法少女を生み出していた。時が流れるにつれて新たな魔法少女が誕生することは減っていたが……。  主人公、牧名譜織は数少ないガラケーユーザーの女子中学生。ある日、学校に転校生がやってきて、彼女もガラケーユーザーということもあって仲良くなるのだが……。 「ごめん、譜織。あなたの日常を崩してしまった……」  闇と戦う魔法少女たちの物語が始まる。 ※本作はフィクションであり実在の人物・団体・イベントとは一切関係ありません。

令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました

フルーツパフェ
大衆娯楽
 とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。  曰く、全校生徒はパンツを履くこと。  生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?  史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。

処理中です...