108 / 185
108話、森の畑と田芋のパイ
しおりを挟む
相変わらず森の中を歩いていると、森の一部を伐採して出来た畑に出くわした。
木々が無くなった地面をある程度の深さ掘り進め、水が張られている。その水の中に植えられた作物の葉が、ぴょこんと飛び出していた。
畑というより、これは水田だろう。水田は田んぼとも呼び、土に作物を植えて水をやる畑とは違い、水を張って作物を育てる形態である。
水田は基本的に稲、つまりお米を作っていると思うけど……この水田に植えられている作物は、私の記憶する稲の形状とはまた違っていた。
茎が長く、鮮やかで大きい緑色の葉っぱが目立っている。この葉っぱや茎部分が可食部の野菜か何かだろうか?
「これ何なのかしらね? 食べられる物?」
「うーん、どう見ても水田だし、食べられる物を育てているのは確かだと思う。でも何作ってるかは分からない」
こんな水田があるという事は、近くに村か町があるに違いない。ここで育てられている作物は確実にそこで消費されているだろうし、その村か町を目指してみてもいいだろう。
森の中をさ迷っていてお腹も空いているし、ひとまずこの近辺を散策してみる事にした。
水田からは歩きやすいように木々が伐採されている通り道が続いていて、どうやらその先に人里があるらしかった。素直にそこを進んでいく。
明らかに踏み固められた地面は歩きやすく、十分ほどするとすぐに小さな村が見えてきた。
村の中に足を踏み入れる。ぽつぽつと木造の家が目立つ、のどかな村だった。
こんな森の中の小さな村という事もあり、あまり観光客は来ないようだ。外部の人間なうえ魔女である私が珍しいのか、村の中を歩いていると村人が珍しそうに私の事を見てくる。その視線が少しくすぐったい。
さすがにこの村に宿屋は無いだろうし、あの作物の正体をさっさと聞いて、後は簡単にごはんを食べてからお暇しよう。
問題はお店があるかどうか何だけど……とりあえず聞いてみない事には話が進まない。
意を決して、近くを歩いていた女性に尋ねてみる。
「田んぼに植えられている作物? それは田芋よ。この村ではよく食べられているの。あっちの方にデイルヤっていう田芋料理がおいしいお店があるから、行ってみたら?」
田芋って何だ? と思った私は、その田芋がどういう物かもう少し聞いてみる事にした。
話によると、どうやら田芋とはサトイモの一種らしく、この村で主に栽培している食材らしい。
この田芋、ポテトのような一般的な芋とはちょっと違っていて、熱すると粘り気が強く出てどろっとするとの事。なので村ではペースト状にしてよく食べているとか。
最近では付近の村や町に出荷していて、じわじわ人気が出ているとの事だ。もっと広く流通するのも時間の問題かもしれない。
知りたい事は知ったので、私のような外部の人間にも親切に教えてくれた女性にお礼を言い、教えられたデイルヤというお店を目指してみる。
ペースト状にして食べる不思議な芋か……全然想像がつかないな。
しかもその田芋を使った料理ってどんな物だろう?
すぐに噂のデイルヤというお店を見つけたので、おいしいのかそれとも口に合わないのかとちょっとドキドキしつつ、入店する。
デイルヤはあずまやのような吹き抜けの質素なお店だ。大きな天井にそれを支える四つの柱。その中に椅子とテーブルがいくつか設置されている。
もともと村人に向けたお店なのだろうか、メニューがどこにもなかった。なので店員に何があるのか聞いてみる。
「魔女のお客さんは外から来たんでしょう? 田芋が初めてなら、田芋のパイをぜひ食べて感想を聞かせて欲しい。お安くしておくよ」
にこにこと気が良さそうな壮年の男性店員に言われ、その田芋のパイとやらを食べてみる事にした。
その店員さんによると、田芋は加熱するとどろっとする性質なので、ペースト状になるまで熱してから食べるのがここでは一般的だが、一見の人は少々抵抗があるらしい。
最近は付近の町に田芋を出荷しているのもあり、一見の人にも食べやすい田芋料理を研究しているのだとか。
つまりおすすめされた田芋のパイは、一見の人に向けた試作品でもあるのだ。だから外部から来た私に食べて欲しかったわけだ。
田芋は芋でありながら結構甘い味がするらしく、味付けによってデザートとしても楽しめるらしい。パイといえば食事系も多いが、この田芋のパイはデザート系になるのだろう。
歩いていて疲れているし、甘いデザートは悪くない。でも芋のデザートってちょっと想像つかないな。しかも熱するとドロドロになるんでしょ?
期待半分不安半分で待っていると、お皿に入った田芋のパイが運ばれてきた。
丸くて外側がくるっと丸まっているようなデザインの田芋のパイ。見た目は完全にパイで、中身は割らないと見えない。フォークで食べる様だ。
「見た目は普通ね。中はどうなっているのかしら?」
興味津々のライラがお皿に近づき、私がフォークで割り開くのを今か今かと待っていた。
その期待に応えるべく、フォークの側面をナイフ代わりにしてパイを割っていく。
パイ生地はややしっとり目で、切るというより押しつぶす感じで割ることができた。
割った断面には淡い紫色のあんが覗いている。
あんだけをフォークですくってみる。ちょっとぼそっとした感じ。一応あんだけ口に入れて味わってみる。
「ん……本当だ、芋とは思えないくらい甘い」
というか、甘すぎる。生クリームとか目じゃないくらい甘いぞこれ。すごい甘さ。
でも生クリームとかとはまた別の味だ。芋っぽい感じがどこかにある。そして何度も言うがとてつもなく甘い。
デザートとしても食べられるとの事だけど、初見の私ではデザート以外でどう食べるのか想像できなくなった。それほど甘い。
お次はパイ部分と一緒にぱくりと食べる。
パイ部分はしっとりとしていて、バターの香りが良い。
パイ自体はそんなに甘く無いかな。でも田芋のあんがねっとりと甘々でパイの味を覆い隠す。
これは甘党が好きそうかもしれない。
ライラにもフォークを渡し、二人でちびちび食べ進めていく。とにかく甘いので、自然一口一口が小さくなっていくのだ。
しかし、まさか芋でデザートとはね。芋って言うとポテトのイメージが強いけど、品種も色々あるし意外と甘い芋料理って結構あるのかもしれない。
そんなこんなで田芋のパイを二人で完食。一人だと甘すぎて辛かったかもしれない。
「とにかく甘かったわね。今まで食べてきたスイーツやお菓子の中でも群を抜いていたわ」
ライラもやっぱり甘さが気になったのか、そう漏らしていた。
私が食べ終えたのを見計らって、さっきの店員さんがやってくる。
「田芋のパイはどうだったかな?」
「そうですね……すごく甘かったです。この大きさを一個丸々は辛いかもしれません」
ちょっと迷ったが、素直にそう言った。すると店員さんは頷きながらメモを取る。
「ふむ……私たちからしたらこれくらい甘くていいのだが、外からの人は違うのか。なら砂糖の量を減らすか、もっと小さくして二口サイズくらいにするのがいいかもしれないな。その方がお菓子として受け入れられそうだし……。ありがとう魔女のお客さん、実に参考になったよ」
そんなに大した事は言ってないのだが、お礼を言われてしまった。
そのまま村を後にしてまた森の中を歩きはじめたのだが、どうしても一つ気になって足を止めてしまう。
「結局デザート以外の普通の料理ってどんなのだったんだろ」
さすがにあれだけ甘いパイを食べた後は何も入らないので考えないようにしていたが、そこだけどうしても気になってしまっていた。
あんなに甘くて加熱するとドロドロの芋……主食としてはどう食べてたんだろ。今回の縁はデザートだったって事で、またの機会があれば知りたいな。
木々が無くなった地面をある程度の深さ掘り進め、水が張られている。その水の中に植えられた作物の葉が、ぴょこんと飛び出していた。
畑というより、これは水田だろう。水田は田んぼとも呼び、土に作物を植えて水をやる畑とは違い、水を張って作物を育てる形態である。
水田は基本的に稲、つまりお米を作っていると思うけど……この水田に植えられている作物は、私の記憶する稲の形状とはまた違っていた。
茎が長く、鮮やかで大きい緑色の葉っぱが目立っている。この葉っぱや茎部分が可食部の野菜か何かだろうか?
「これ何なのかしらね? 食べられる物?」
「うーん、どう見ても水田だし、食べられる物を育てているのは確かだと思う。でも何作ってるかは分からない」
こんな水田があるという事は、近くに村か町があるに違いない。ここで育てられている作物は確実にそこで消費されているだろうし、その村か町を目指してみてもいいだろう。
森の中をさ迷っていてお腹も空いているし、ひとまずこの近辺を散策してみる事にした。
水田からは歩きやすいように木々が伐採されている通り道が続いていて、どうやらその先に人里があるらしかった。素直にそこを進んでいく。
明らかに踏み固められた地面は歩きやすく、十分ほどするとすぐに小さな村が見えてきた。
村の中に足を踏み入れる。ぽつぽつと木造の家が目立つ、のどかな村だった。
こんな森の中の小さな村という事もあり、あまり観光客は来ないようだ。外部の人間なうえ魔女である私が珍しいのか、村の中を歩いていると村人が珍しそうに私の事を見てくる。その視線が少しくすぐったい。
さすがにこの村に宿屋は無いだろうし、あの作物の正体をさっさと聞いて、後は簡単にごはんを食べてからお暇しよう。
問題はお店があるかどうか何だけど……とりあえず聞いてみない事には話が進まない。
意を決して、近くを歩いていた女性に尋ねてみる。
「田んぼに植えられている作物? それは田芋よ。この村ではよく食べられているの。あっちの方にデイルヤっていう田芋料理がおいしいお店があるから、行ってみたら?」
田芋って何だ? と思った私は、その田芋がどういう物かもう少し聞いてみる事にした。
話によると、どうやら田芋とはサトイモの一種らしく、この村で主に栽培している食材らしい。
この田芋、ポテトのような一般的な芋とはちょっと違っていて、熱すると粘り気が強く出てどろっとするとの事。なので村ではペースト状にしてよく食べているとか。
最近では付近の村や町に出荷していて、じわじわ人気が出ているとの事だ。もっと広く流通するのも時間の問題かもしれない。
知りたい事は知ったので、私のような外部の人間にも親切に教えてくれた女性にお礼を言い、教えられたデイルヤというお店を目指してみる。
ペースト状にして食べる不思議な芋か……全然想像がつかないな。
しかもその田芋を使った料理ってどんな物だろう?
すぐに噂のデイルヤというお店を見つけたので、おいしいのかそれとも口に合わないのかとちょっとドキドキしつつ、入店する。
デイルヤはあずまやのような吹き抜けの質素なお店だ。大きな天井にそれを支える四つの柱。その中に椅子とテーブルがいくつか設置されている。
もともと村人に向けたお店なのだろうか、メニューがどこにもなかった。なので店員に何があるのか聞いてみる。
「魔女のお客さんは外から来たんでしょう? 田芋が初めてなら、田芋のパイをぜひ食べて感想を聞かせて欲しい。お安くしておくよ」
にこにこと気が良さそうな壮年の男性店員に言われ、その田芋のパイとやらを食べてみる事にした。
その店員さんによると、田芋は加熱するとどろっとする性質なので、ペースト状になるまで熱してから食べるのがここでは一般的だが、一見の人は少々抵抗があるらしい。
最近は付近の町に田芋を出荷しているのもあり、一見の人にも食べやすい田芋料理を研究しているのだとか。
つまりおすすめされた田芋のパイは、一見の人に向けた試作品でもあるのだ。だから外部から来た私に食べて欲しかったわけだ。
田芋は芋でありながら結構甘い味がするらしく、味付けによってデザートとしても楽しめるらしい。パイといえば食事系も多いが、この田芋のパイはデザート系になるのだろう。
歩いていて疲れているし、甘いデザートは悪くない。でも芋のデザートってちょっと想像つかないな。しかも熱するとドロドロになるんでしょ?
期待半分不安半分で待っていると、お皿に入った田芋のパイが運ばれてきた。
丸くて外側がくるっと丸まっているようなデザインの田芋のパイ。見た目は完全にパイで、中身は割らないと見えない。フォークで食べる様だ。
「見た目は普通ね。中はどうなっているのかしら?」
興味津々のライラがお皿に近づき、私がフォークで割り開くのを今か今かと待っていた。
その期待に応えるべく、フォークの側面をナイフ代わりにしてパイを割っていく。
パイ生地はややしっとり目で、切るというより押しつぶす感じで割ることができた。
割った断面には淡い紫色のあんが覗いている。
あんだけをフォークですくってみる。ちょっとぼそっとした感じ。一応あんだけ口に入れて味わってみる。
「ん……本当だ、芋とは思えないくらい甘い」
というか、甘すぎる。生クリームとか目じゃないくらい甘いぞこれ。すごい甘さ。
でも生クリームとかとはまた別の味だ。芋っぽい感じがどこかにある。そして何度も言うがとてつもなく甘い。
デザートとしても食べられるとの事だけど、初見の私ではデザート以外でどう食べるのか想像できなくなった。それほど甘い。
お次はパイ部分と一緒にぱくりと食べる。
パイ部分はしっとりとしていて、バターの香りが良い。
パイ自体はそんなに甘く無いかな。でも田芋のあんがねっとりと甘々でパイの味を覆い隠す。
これは甘党が好きそうかもしれない。
ライラにもフォークを渡し、二人でちびちび食べ進めていく。とにかく甘いので、自然一口一口が小さくなっていくのだ。
しかし、まさか芋でデザートとはね。芋って言うとポテトのイメージが強いけど、品種も色々あるし意外と甘い芋料理って結構あるのかもしれない。
そんなこんなで田芋のパイを二人で完食。一人だと甘すぎて辛かったかもしれない。
「とにかく甘かったわね。今まで食べてきたスイーツやお菓子の中でも群を抜いていたわ」
ライラもやっぱり甘さが気になったのか、そう漏らしていた。
私が食べ終えたのを見計らって、さっきの店員さんがやってくる。
「田芋のパイはどうだったかな?」
「そうですね……すごく甘かったです。この大きさを一個丸々は辛いかもしれません」
ちょっと迷ったが、素直にそう言った。すると店員さんは頷きながらメモを取る。
「ふむ……私たちからしたらこれくらい甘くていいのだが、外からの人は違うのか。なら砂糖の量を減らすか、もっと小さくして二口サイズくらいにするのがいいかもしれないな。その方がお菓子として受け入れられそうだし……。ありがとう魔女のお客さん、実に参考になったよ」
そんなに大した事は言ってないのだが、お礼を言われてしまった。
そのまま村を後にしてまた森の中を歩きはじめたのだが、どうしても一つ気になって足を止めてしまう。
「結局デザート以外の普通の料理ってどんなのだったんだろ」
さすがにあれだけ甘いパイを食べた後は何も入らないので考えないようにしていたが、そこだけどうしても気になってしまっていた。
あんなに甘くて加熱するとドロドロの芋……主食としてはどう食べてたんだろ。今回の縁はデザートだったって事で、またの機会があれば知りたいな。
0
お気に入りに追加
250
あなたにおすすめの小説

お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!

疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?

友達になろうとした私のことが、そんなに邪魔ですか?
はまみ
ファンタジー
私、オリヴィア。クラスで浮いた存在の絶世の美少女レイアさんを、なにかにつけてサポートしてきたつもり。
彼女と友達になりたくて。
でも、そのレイアさんから、彼女の邪魔ばかりしていると、言われてしまい…
設定はざっくりです。
貴族などの設定も、実際の厳密なものとは、異なります。
若奥様は緑の手 ~ お世話した花壇が聖域化してました。嫁入り先でめいっぱい役立てます!
古森真朝
恋愛
意地悪な遠縁のおばの邸で暮らすユーフェミアは、ある日いきなり『明後日に輿入れが決まったから荷物をまとめろ』と言い渡される。いろいろ思うところはありつつ、これは邸から出て自立するチャンス!と大急ぎで支度して出立することに。嫁入り道具兼手土産として、唯一の財産でもある裏庭の花壇(四畳サイズ)を『持参』したのだが――実はこのプチ庭園、長年手塩にかけた彼女の魔力によって、神域霊域レベルのレア植物生息地となっていた。
そうとは知らないまま、輿入れ初日にボロボロになって帰ってきた結婚相手・クライヴを救ったのを皮切りに、彼の実家エヴァンス邸、勤め先である王城、さらにお世話になっている賢者様が司る大神殿と、次々に起こる事件を『あ、それならありますよ!』とプチ庭園でしれっと解決していくユーフェミア。果たして嫁ぎ先で平穏を手に入れられるのか。そして根っから世話好きで、何くれとなく構ってくれるクライヴVS自立したい甘えベタの若奥様の勝負の行方は?
*カクヨム様で先行掲載しております

[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

私と母のサバイバル
だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。
しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。
希望を諦めず森を進もう。
そう決意するシェリーに異変が起きた。
「私、別世界の前世があるみたい」
前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる