15 / 185
15話、雨が降る湿地と雨が降らない町
しおりを挟む
しとしとと小雨が降る中、私は箒に乗って空を翔けていた。
空には雨雲が広がり、日の光が差し込む隙間すらない。
フェリクスを出てから湿地帯を突き進み、ようやく雨が振り続ける地域に踏み込んだようだ。
小雨が降る中を飛んでいる私だが、雨に濡れることは無い。
魔術とは便利な物で、雨避けに利用できる魔術もいくつかある。
以前魔力と風を同調させてカマイタチを作ったのと同じ要領で風を操作し、雨が私の体に触れないよう弾いているのだ。
この魔術を使えば傘要らずでとっても楽……なんてことにはならない。
「やっばい、疲れてきた。しんどい。辛い」
魔術を使うには結構な集中力が必要な上、箒で空を翔けるのにも当然魔力を使っている。
同時に違う魔術を発動させるのはとんでもなく大変だ。
例えるなら右手で猫の絵を描きながら左手でカラスの絵を描くような物……あれ、器用な人なら意外とできそうだな。
でも私はそんな器用ではない。なんかアホなこと考えてしまったせいで気が散ってしまい、箒の制御が一瞬乱れてしまった。
「うぉぉおぉっ!?」
ガクガクと箒が左右に揺れ、箒から滑り落ちてしまう。
すんでの所で柄を掴んで落下は避けられたが……。
「あ、やばい。これやばい、本当やばい」
箒にぶらさがる格好になってしまい、全身の血が引いていく感覚を抱いた。
これピンチ。旅始まって最大の危機。
集中力が乱れたせいで雨避けに使っていた魔術は解け、小雨がしとどに降りかかる。
びちゃびちゃに濡れながらも、私は空を翔ける箒へ込めた魔術だけは維持していた。
これ解けたら終わりだからね。幸い下は大きい沼地だし、そんなに高くを飛んでるわけでもないから落ちても死なないと思うけど……沼に落ちるとか絶対嫌だからね。
「うぅ、な、なんなのよこれぇ……!」
箒にぶら下がった状態から腕だけで体を引き上げる力なんて当然ない。
どこかに着陸しようにも、沼地の上空を飛んでいるので陸地は結構遠い。
早く陸地まで行こうにも、ここで箒の速度を上げてしまったら振り落とされるかもしれない。
でももたもたしていたら腕の力が尽きて落ちてしまう。
詰んでる? これ詰んでない?
いや、諦めるな。私は魔女だ。そう、すごい魔女だ。多分。
私は魔女らしく頭がいいので、死中に活を求めるという言葉を知っている。意味は……なんだっけ? とにかく諦めないでがんばれってことだよね。
この窮地を脱出する方法は一つ。あえて箒に込めた魔術を解き、一緒に箒と落下する。そして空中で箒に跨り魔術をかけなおして飛び直せばいいのだ。
私頭良いー! よーしやるぞ。やってやるぞぉ。
気合を入れ、箒に込めた魔術を解く。空を浮遊していた箒はただの箒に戻り、本来のあるがままに落下を始めた。
さあここからだ。空中で体勢を整えて箒に乗れば……あれ? 全然身動き取れないんだけど。
考えてみれば空中でそんな器用に動けるはずもない。そのことにようやく気付いた私は、慌てて箒に魔力を込めて再度浮遊させる。
「ああああああーーー!」
しかし時すでに遅く、両足のヒザ部分まで沼に突っ込んでしまった。
ぬるりとぬかるんだ沼の感触は気持ち悪い。この一分一秒の間に沼にすむ微生物が私の足にまとわりついてくると考えたら鳥肌が立ってしまう。
しかし幸いというべきか、ぬかるんだ沼地の抵抗が若干の足場となり、高度が下がった箒に乗る余裕ができた。
箒に抱き付くようにして乗り直した私は、すぐさま箒の高度を上げて沼から脱出する。当たり前のことだが、両足は泥でドロドロになっていた。
足だけではない。全身小雨でびしょびしょになってしまってる。
「……最悪」
自分のせいとはいえ、こんな目にあったらさすがに暗い気分になってしまう。
雨避け用の魔術を再度発動したものの、すでに濡れた衣服まではどうしようもない。
こんな雨が降り続ける中で野宿なんてしたくないし……びしょびしょのまま次の町を探さなければいけないようだ。
「くしゅん」
……風邪引かないといいけどな。
それから箒で空を飛び続けて三十分ほどしたころ、小さな町らしきものを発見した。
町らしきもの、という印象を抱いてしまうのは、その不思議な造形のせいだった。
この辺りに生えている木々の葉のようなものが町の上部を覆っていて、ドーム状にようになっている。
木々と沼ばかりのここら一帯で、ドーム状に葉っぱで覆われたそれはかなり目立つ。
どうも人工的な匂いを感じるし、おそらくあれは町なのだろう。
私はそう決めつけて、一直線にそこを目指した。
……とにかく、早く落ち着ける場所について着替えたかったのだ。
葉っぱがドーム状に覆っているそれにある程度近づいた後、地面に降り立って入り口らしきところに歩み寄り中を覗いてみる。
中は明るくて、人の喧騒が聞こえてきた。やはりこれは町らしい。
町の入口から中に入ってみると、あんなに降っていた雨が突然止んだ。
見上げてみると、木組みの天井を大きな葉っぱが覆っていた。
これが遠くからドーム状に見えた理由だろう。どうやらこの町、木組みで町全体を覆うほどの天井の基礎を作り、この辺りによく生えている木々の葉っぱで覆い隠すことで雨避けにしているようだ。
町全体に天井を作るというのは、雨が多く降る地域ならではの発想だろう。なんにせよ、町の中で雨に濡れる心配がないのは良かった。
「う……さむっ」
見惚れるように葉っぱの天井を見つめていた私は、寒気を抱いて軽く身震いをした。
とにかく宿屋で部屋を借りて着替えないと、このままでは本当に風邪をひいてしまう。
急ぎ足で宿屋を探し、首尾よく部屋を借りる。
幸いなことにこの宿屋、部屋一つ一つにシャワーがついていた。ちゃんと暖かいお湯も出る。嬉しい。
「うはぁ……温まるぅ……」
早速シャワーを浴び、冷えた体を温める。ついでに濡れた衣服もこのまま洗うことにした。
沼地に突っ込んで汚れた靴も、温水ですすぐとすぐ綺麗になった。
後はこのまま衣服と同様に乾かせば大丈夫だろう。
代えの服と靴はちゃんと鞄の中に突っ込まれてある。旅をするなら衣類の代えが必要だろうと用意しておいた過去の私を褒めたい。偉いぞー。
シャワーと洗濯を終えた後、ベッドに座ってようやく一息ついた。
体が温まったせいでなんだか妙に眠い。このままベッドに倒れ込むのもいいかな。
なんて思った矢先に小さくお腹が鳴った。
その音を聞いて空腹を自覚した私は、小さく気合を入れて立ち上がった。
今日は散々な目にあったから、それに見合うおいしいものが食べたい。具体的に言うとお肉とかお肉とかお肉とか。
今日はもう絶対にお肉を食べる。鳥でも豚でも牛でもなんでもいい。とにかくお肉。
現金なもので、おいしいお肉を食べることを想像したらなんだか体に活力が沸いて来た。眠気なんて吹っ飛んでしまってる。
私は軽快な足取りで宿屋を後にし、ごはんを求めて町をさまよい始めた。
空には雨雲が広がり、日の光が差し込む隙間すらない。
フェリクスを出てから湿地帯を突き進み、ようやく雨が振り続ける地域に踏み込んだようだ。
小雨が降る中を飛んでいる私だが、雨に濡れることは無い。
魔術とは便利な物で、雨避けに利用できる魔術もいくつかある。
以前魔力と風を同調させてカマイタチを作ったのと同じ要領で風を操作し、雨が私の体に触れないよう弾いているのだ。
この魔術を使えば傘要らずでとっても楽……なんてことにはならない。
「やっばい、疲れてきた。しんどい。辛い」
魔術を使うには結構な集中力が必要な上、箒で空を翔けるのにも当然魔力を使っている。
同時に違う魔術を発動させるのはとんでもなく大変だ。
例えるなら右手で猫の絵を描きながら左手でカラスの絵を描くような物……あれ、器用な人なら意外とできそうだな。
でも私はそんな器用ではない。なんかアホなこと考えてしまったせいで気が散ってしまい、箒の制御が一瞬乱れてしまった。
「うぉぉおぉっ!?」
ガクガクと箒が左右に揺れ、箒から滑り落ちてしまう。
すんでの所で柄を掴んで落下は避けられたが……。
「あ、やばい。これやばい、本当やばい」
箒にぶらさがる格好になってしまい、全身の血が引いていく感覚を抱いた。
これピンチ。旅始まって最大の危機。
集中力が乱れたせいで雨避けに使っていた魔術は解け、小雨がしとどに降りかかる。
びちゃびちゃに濡れながらも、私は空を翔ける箒へ込めた魔術だけは維持していた。
これ解けたら終わりだからね。幸い下は大きい沼地だし、そんなに高くを飛んでるわけでもないから落ちても死なないと思うけど……沼に落ちるとか絶対嫌だからね。
「うぅ、な、なんなのよこれぇ……!」
箒にぶら下がった状態から腕だけで体を引き上げる力なんて当然ない。
どこかに着陸しようにも、沼地の上空を飛んでいるので陸地は結構遠い。
早く陸地まで行こうにも、ここで箒の速度を上げてしまったら振り落とされるかもしれない。
でももたもたしていたら腕の力が尽きて落ちてしまう。
詰んでる? これ詰んでない?
いや、諦めるな。私は魔女だ。そう、すごい魔女だ。多分。
私は魔女らしく頭がいいので、死中に活を求めるという言葉を知っている。意味は……なんだっけ? とにかく諦めないでがんばれってことだよね。
この窮地を脱出する方法は一つ。あえて箒に込めた魔術を解き、一緒に箒と落下する。そして空中で箒に跨り魔術をかけなおして飛び直せばいいのだ。
私頭良いー! よーしやるぞ。やってやるぞぉ。
気合を入れ、箒に込めた魔術を解く。空を浮遊していた箒はただの箒に戻り、本来のあるがままに落下を始めた。
さあここからだ。空中で体勢を整えて箒に乗れば……あれ? 全然身動き取れないんだけど。
考えてみれば空中でそんな器用に動けるはずもない。そのことにようやく気付いた私は、慌てて箒に魔力を込めて再度浮遊させる。
「ああああああーーー!」
しかし時すでに遅く、両足のヒザ部分まで沼に突っ込んでしまった。
ぬるりとぬかるんだ沼の感触は気持ち悪い。この一分一秒の間に沼にすむ微生物が私の足にまとわりついてくると考えたら鳥肌が立ってしまう。
しかし幸いというべきか、ぬかるんだ沼地の抵抗が若干の足場となり、高度が下がった箒に乗る余裕ができた。
箒に抱き付くようにして乗り直した私は、すぐさま箒の高度を上げて沼から脱出する。当たり前のことだが、両足は泥でドロドロになっていた。
足だけではない。全身小雨でびしょびしょになってしまってる。
「……最悪」
自分のせいとはいえ、こんな目にあったらさすがに暗い気分になってしまう。
雨避け用の魔術を再度発動したものの、すでに濡れた衣服まではどうしようもない。
こんな雨が降り続ける中で野宿なんてしたくないし……びしょびしょのまま次の町を探さなければいけないようだ。
「くしゅん」
……風邪引かないといいけどな。
それから箒で空を飛び続けて三十分ほどしたころ、小さな町らしきものを発見した。
町らしきもの、という印象を抱いてしまうのは、その不思議な造形のせいだった。
この辺りに生えている木々の葉のようなものが町の上部を覆っていて、ドーム状にようになっている。
木々と沼ばかりのここら一帯で、ドーム状に葉っぱで覆われたそれはかなり目立つ。
どうも人工的な匂いを感じるし、おそらくあれは町なのだろう。
私はそう決めつけて、一直線にそこを目指した。
……とにかく、早く落ち着ける場所について着替えたかったのだ。
葉っぱがドーム状に覆っているそれにある程度近づいた後、地面に降り立って入り口らしきところに歩み寄り中を覗いてみる。
中は明るくて、人の喧騒が聞こえてきた。やはりこれは町らしい。
町の入口から中に入ってみると、あんなに降っていた雨が突然止んだ。
見上げてみると、木組みの天井を大きな葉っぱが覆っていた。
これが遠くからドーム状に見えた理由だろう。どうやらこの町、木組みで町全体を覆うほどの天井の基礎を作り、この辺りによく生えている木々の葉っぱで覆い隠すことで雨避けにしているようだ。
町全体に天井を作るというのは、雨が多く降る地域ならではの発想だろう。なんにせよ、町の中で雨に濡れる心配がないのは良かった。
「う……さむっ」
見惚れるように葉っぱの天井を見つめていた私は、寒気を抱いて軽く身震いをした。
とにかく宿屋で部屋を借りて着替えないと、このままでは本当に風邪をひいてしまう。
急ぎ足で宿屋を探し、首尾よく部屋を借りる。
幸いなことにこの宿屋、部屋一つ一つにシャワーがついていた。ちゃんと暖かいお湯も出る。嬉しい。
「うはぁ……温まるぅ……」
早速シャワーを浴び、冷えた体を温める。ついでに濡れた衣服もこのまま洗うことにした。
沼地に突っ込んで汚れた靴も、温水ですすぐとすぐ綺麗になった。
後はこのまま衣服と同様に乾かせば大丈夫だろう。
代えの服と靴はちゃんと鞄の中に突っ込まれてある。旅をするなら衣類の代えが必要だろうと用意しておいた過去の私を褒めたい。偉いぞー。
シャワーと洗濯を終えた後、ベッドに座ってようやく一息ついた。
体が温まったせいでなんだか妙に眠い。このままベッドに倒れ込むのもいいかな。
なんて思った矢先に小さくお腹が鳴った。
その音を聞いて空腹を自覚した私は、小さく気合を入れて立ち上がった。
今日は散々な目にあったから、それに見合うおいしいものが食べたい。具体的に言うとお肉とかお肉とかお肉とか。
今日はもう絶対にお肉を食べる。鳥でも豚でも牛でもなんでもいい。とにかくお肉。
現金なもので、おいしいお肉を食べることを想像したらなんだか体に活力が沸いて来た。眠気なんて吹っ飛んでしまってる。
私は軽快な足取りで宿屋を後にし、ごはんを求めて町をさまよい始めた。
0
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる