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クロエがヴァレンタイン公国の「聖女」として正式に認められた翌日、宮廷内では盛大な式典の準備が進められていた。
ヴァレンタイン公国の聖女としての正式な称号を授ける儀式。それは、この国の歴史の中でも特別な意味を持つものだった。
「クロエ様、こちらの衣装を」
侍女たちが彼女のために用意した純白のドレスを手に持ち、彼女の前に差し出す。
細やかな刺繍が施され、袖口や裾には銀糸で繊細な模様が描かれている。
「本当に……私がこれを着るのですか?」
クロエは戸惑いながら、衣装に触れた。
「もちろんです。あなたは、我が国の“真の聖女”なのですから」
エドモンドが微笑みながら言う。
「あなたがこの衣装を着て儀式に臨めば、民たちもきっと納得するでしょう」
「……」
クロエはゼノスを見た。
ゼノスは腕を組みながら、静かに彼女を見つめている。
「お前が納得しているなら、好きにしろ」
「ゼノス様……」
クロエは彼の言葉を胸に刻み、ゆっくりと頷いた。
「わかりました。私、やります」
◇
そして、迎えた儀式当日。
ヴァレンタイン公国の王宮前広場には、数千人もの民が集まっていた。
中央の壇上には、ルシア、エドモンド、そしてゼノスが並び、クロエが登場するのを待っている。
「クロエ様、ご準備が整いました」
侍女の声に頷き、クロエは静かに歩を進めた。
壇上へと続く長い階段を、一歩ずつ上がる。
そして――
「おお……」
「なんと美しい……」
民衆の間から、感嘆の声が漏れた。
クロエの姿は、まるで本物の天使のようだった。
純白のドレスに身を包み、金色の髪が風に揺れる。
彼女の存在そのものが、まさに「聖女」の名にふさわしかった。
クロエは壇上に上がり、ルシアの前に立つ。
「クロエ・エヴァンス」
ルシアが厳かな声で宣言する。
「汝を、ヴァレンタイン公国の正式な聖女として認める」
クロエは目を閉じ、静かに受け入れた。
その瞬間――
パァァァァッ……
眩い光が、彼女の体から溢れ出した。
「……!?」
クロエ自身も驚くほどの強い光。
彼女の周囲を包み込むように、温かな輝きが広がる。
「こ、これは……!」
「まさか、本当に……!?」
民衆がざわめき始める。
その光は、まるで祝福を与えるかのように、傷ついた者、病に苦しむ者たちを癒し始めた。
クロエは、自分の力が無意識のうちに解放されていることに気付く。
(これは……私の力……?)
ゼノスはそんな彼女をじっと見つめ、ゆっくりと歩み寄った。
「クロエ……」
彼の声が届いた瞬間、クロエはふっと光を収めた。
まるで奇跡を見たかのように、民衆は膝をつき、祈るように頭を下げる。
「……クロエ様!」
「真の聖女よ!」
「我らを導き給え!」
その場にいるすべての者が、クロエを聖女として崇め始める。
しかし――
「クロエ」
ゼノスは、ただ一言、彼女の名を呼んだ。
クロエは、静かに振り向く。
彼の瞳は、ただ一つの問いを投げかけていた。
(お前は、これで満足なのか?)
クロエの胸に、一抹の不安が広がる。
確かに、この瞬間、彼女は「聖女」として認められた。
だが、それは本当に彼女が望んだことなのか?
――その答えが見つかる前に。
ドォォォォン!!!
突如、轟音が響き渡った。
「な、何事だ!?」
兵士たちが一斉に剣を抜き、警戒態勢を取る。
ゼノスはすぐにクロエを庇い、周囲を見渡した。
「……これは」
次の瞬間――
広場の奥から、一人の男が姿を現した。
「お久しぶりですね、クロエ様」
低く冷たい声。
クロエは息を呑む。
「……まさか……」
男の銀髪が風に靡く。
漆黒のマントをまとい、鋭い青い瞳を持つその男。
「……ラグナル……」
クロエの声が震える。
ゼノスの瞳が鋭く光る。
「貴様……!」
ラグナル――かつて王都の騎士団に所属していた男。
しかし、裏切り者として王都を追放された危険な存在。
「君がここにいるとはね。聖女として崇められる姿、実に滑稽だ」
彼は薄く笑う。
「何の用だ、ラグナル」
ゼノスが低く問いかける。
ラグナルは目を細め、クロエをじっと見つめた。
「……決まっているだろう?」
「……!」
「クロエを、連れて行く」
その言葉に、ゼノスの剣が瞬時に抜かれる。
「貴様……」
「ふふ、そう怒るな。これは、ただの“任務”さ」
「任務?」
ラグナルは薄く笑い、手を差し出した。
「クロエ、君には“聖女”としての使命がある」
クロエは震えながら後ずさる。
ゼノスが彼女を庇い、剣を構える。
「クロエは、誰のものでもない」
ラグナルは肩をすくめ、ゆっくりと首を振る。
「いいや。彼女は、あるべき場所に戻るべきなんだよ」
「その“あるべき場所”とは?」
「それは――」
ラグナルはにやりと笑い、囁くように言った。
「……“神殿”さ」
クロエの背筋に、冷たいものが走る。
ゼノスの表情が険しくなる。
「神殿……?」
「そう、神殿だ。クロエは、そこに帰らなければならない」
ラグナルの言葉が、クロエの心を締め付ける。
「私は……私は……」
ゼノスは彼女の肩をしっかりと掴む。
「クロエ、お前が行く必要はない」
クロエはゼノスの顔を見上げる。
「……でも……」
ラグナルは淡々と言った。
「これは、運命だよ、クロエ」
彼の言葉が、クロエの胸に重く響く。
運命――。本当に、それを受け入れなければならないのか?
王都に捨てられた聖女は、今、新たな試練の渦に巻き込まれようとしていた――。
ヴァレンタイン公国の聖女としての正式な称号を授ける儀式。それは、この国の歴史の中でも特別な意味を持つものだった。
「クロエ様、こちらの衣装を」
侍女たちが彼女のために用意した純白のドレスを手に持ち、彼女の前に差し出す。
細やかな刺繍が施され、袖口や裾には銀糸で繊細な模様が描かれている。
「本当に……私がこれを着るのですか?」
クロエは戸惑いながら、衣装に触れた。
「もちろんです。あなたは、我が国の“真の聖女”なのですから」
エドモンドが微笑みながら言う。
「あなたがこの衣装を着て儀式に臨めば、民たちもきっと納得するでしょう」
「……」
クロエはゼノスを見た。
ゼノスは腕を組みながら、静かに彼女を見つめている。
「お前が納得しているなら、好きにしろ」
「ゼノス様……」
クロエは彼の言葉を胸に刻み、ゆっくりと頷いた。
「わかりました。私、やります」
◇
そして、迎えた儀式当日。
ヴァレンタイン公国の王宮前広場には、数千人もの民が集まっていた。
中央の壇上には、ルシア、エドモンド、そしてゼノスが並び、クロエが登場するのを待っている。
「クロエ様、ご準備が整いました」
侍女の声に頷き、クロエは静かに歩を進めた。
壇上へと続く長い階段を、一歩ずつ上がる。
そして――
「おお……」
「なんと美しい……」
民衆の間から、感嘆の声が漏れた。
クロエの姿は、まるで本物の天使のようだった。
純白のドレスに身を包み、金色の髪が風に揺れる。
彼女の存在そのものが、まさに「聖女」の名にふさわしかった。
クロエは壇上に上がり、ルシアの前に立つ。
「クロエ・エヴァンス」
ルシアが厳かな声で宣言する。
「汝を、ヴァレンタイン公国の正式な聖女として認める」
クロエは目を閉じ、静かに受け入れた。
その瞬間――
パァァァァッ……
眩い光が、彼女の体から溢れ出した。
「……!?」
クロエ自身も驚くほどの強い光。
彼女の周囲を包み込むように、温かな輝きが広がる。
「こ、これは……!」
「まさか、本当に……!?」
民衆がざわめき始める。
その光は、まるで祝福を与えるかのように、傷ついた者、病に苦しむ者たちを癒し始めた。
クロエは、自分の力が無意識のうちに解放されていることに気付く。
(これは……私の力……?)
ゼノスはそんな彼女をじっと見つめ、ゆっくりと歩み寄った。
「クロエ……」
彼の声が届いた瞬間、クロエはふっと光を収めた。
まるで奇跡を見たかのように、民衆は膝をつき、祈るように頭を下げる。
「……クロエ様!」
「真の聖女よ!」
「我らを導き給え!」
その場にいるすべての者が、クロエを聖女として崇め始める。
しかし――
「クロエ」
ゼノスは、ただ一言、彼女の名を呼んだ。
クロエは、静かに振り向く。
彼の瞳は、ただ一つの問いを投げかけていた。
(お前は、これで満足なのか?)
クロエの胸に、一抹の不安が広がる。
確かに、この瞬間、彼女は「聖女」として認められた。
だが、それは本当に彼女が望んだことなのか?
――その答えが見つかる前に。
ドォォォォン!!!
突如、轟音が響き渡った。
「な、何事だ!?」
兵士たちが一斉に剣を抜き、警戒態勢を取る。
ゼノスはすぐにクロエを庇い、周囲を見渡した。
「……これは」
次の瞬間――
広場の奥から、一人の男が姿を現した。
「お久しぶりですね、クロエ様」
低く冷たい声。
クロエは息を呑む。
「……まさか……」
男の銀髪が風に靡く。
漆黒のマントをまとい、鋭い青い瞳を持つその男。
「……ラグナル……」
クロエの声が震える。
ゼノスの瞳が鋭く光る。
「貴様……!」
ラグナル――かつて王都の騎士団に所属していた男。
しかし、裏切り者として王都を追放された危険な存在。
「君がここにいるとはね。聖女として崇められる姿、実に滑稽だ」
彼は薄く笑う。
「何の用だ、ラグナル」
ゼノスが低く問いかける。
ラグナルは目を細め、クロエをじっと見つめた。
「……決まっているだろう?」
「……!」
「クロエを、連れて行く」
その言葉に、ゼノスの剣が瞬時に抜かれる。
「貴様……」
「ふふ、そう怒るな。これは、ただの“任務”さ」
「任務?」
ラグナルは薄く笑い、手を差し出した。
「クロエ、君には“聖女”としての使命がある」
クロエは震えながら後ずさる。
ゼノスが彼女を庇い、剣を構える。
「クロエは、誰のものでもない」
ラグナルは肩をすくめ、ゆっくりと首を振る。
「いいや。彼女は、あるべき場所に戻るべきなんだよ」
「その“あるべき場所”とは?」
「それは――」
ラグナルはにやりと笑い、囁くように言った。
「……“神殿”さ」
クロエの背筋に、冷たいものが走る。
ゼノスの表情が険しくなる。
「神殿……?」
「そう、神殿だ。クロエは、そこに帰らなければならない」
ラグナルの言葉が、クロエの心を締め付ける。
「私は……私は……」
ゼノスは彼女の肩をしっかりと掴む。
「クロエ、お前が行く必要はない」
クロエはゼノスの顔を見上げる。
「……でも……」
ラグナルは淡々と言った。
「これは、運命だよ、クロエ」
彼の言葉が、クロエの胸に重く響く。
運命――。本当に、それを受け入れなければならないのか?
王都に捨てられた聖女は、今、新たな試練の渦に巻き込まれようとしていた――。
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