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紅の騎士は白き花を抱く
21.でも…じゃあ、どうして泣いたの?*
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「! ぁっ…ジぉっ…~~~っ!」
「っぅ…」
お腹のなかが、きゅうきゅうしているのがわかる。
ジオーク自身が、リシェーナの中でびくびくしているのも。
お腹のきゅうきゅうがようやく収まって、リシェーナはふっと息を吐いて目を開く。
そして、目を奪われる。
リシェーナの上で、堪らない表情の彼が、小刻みに震えていたのだ。
お腹のなかのきゅうきゅうが収まったはずなのに、またきゅうう、となってしまう。
愛しい、と思った。
心の底から。
「…は…。 リシェ…」
ジオークもようやく落ち着いたのだろう。
ずる、と彼がリシェーナの中から出ていった。
この、引き抜かれる感覚というのも割と強烈で、リシェーナは体内と身体を震えわせる。
咄嗟に唇を噛んだのだが、一瞬遅く、声が漏れるのを止められなかった。
「…んぅ…」
こぽ…とジオークと自分が混ざり合ったものが流れ出たのも、わかった。
ジオークがリシェーナの隣に身体を持ってくるから、リシェーナはそっと膝を合わせて脚を閉じた。
ジオークはリシェーナの隣に腰を下ろすと、リシェーナの眦にキスをする。
「愛してる…。 愛してるよ、リシェ」
「…わたしも」
リシェーナが言うと、ジオークの唇がリシェーナの唇を塞ぐ。
互いの舌に互いの舌が触れる、ジオークとしかしたくないキスを惜しげもなく与えてもらい、唇と舌が離れたときにはまたお腹の中が疼くような感じがする。
幸せで、気持ちよくて、ふわふわしていると、ジオークの唇がもう一度リシェーナの眦に触れる。
「辛くした?」
穏やかだけれど、少し寂しげな、悲しげな――ああ、いや、申し訳なさそうな、かもしれない――表情でジオークが静かに問うから、リシェーナは目を丸くする。
「え…?」
リシェーナの反応に、辛くはなかった、とジオークは判断したのだろう。
その指先でリシェーナの眦を擽るように撫でた。
「じゃあ、やっぱり、痛かった?」
またまたジオークの言葉の意味がわからなくて、リシェーナは首を緩く振った。
「痛く、ない」
ジオークが胡乱な目をリシェーナに向けている。
あの目は、絶対、信じていない。
そう思ったから、リシェーナはぱっと口を開いた。
「本当に、すごくっ………。 その…」
けれど、言葉は続かなかった。
本当に、すごく、気持ちよかった、なんて、声を大にして言うようなことではないような気がする。
それを口にすることで、ジオークにやっぱりとても慣れている、と思われるのも嫌な気がした。
でも、この気持ちは、伝えたい。
ジオークだから、こんなに気持ちよくて、こんなに幸せなのだと。
リシェーナが葛藤していると、くす、と笑う音が聞こえて、視線を上げる。
「真っ赤だね。 可愛い」
そこには、嬉しそうに微笑んだジオークがいて、身体を折ってリシェーナの口の端に唇を押し当ててくれる。
「…おれもね、すごく、よかったよ。 リシェのこと、もっとたくさん気持ちよくしてから、と思ってたのに、我慢できないくらい」
言わなくても、リシェーナの心を読んだように、【おれも】と同意してくれる。
ジオークは、こういうところがずるいと思う。
きっと、すごく女性慣れしている、のに、全然女性の影がない。 匂いもしない。
それが、リシェーナだけだと言われているようで心地よくて、その度にリシェーナはジオークに胸をときめかせているのだ。
だが、なぜかここで、ジオークの表情にはなぜか、影のようなものが差す。
「でも…じゃあ、どうして泣いたの?」
問う声は、とても静かだった。
泣いた、と言われて、目元に手を遣れば、ひんやりと濡れているのに気づく。
全く気づかなかったけれど、涙が零れたか滲んだかしていたようだ。
どうして、泣いたか。
泣きそうだ、と思う瞬間は、今夜だけでもたくさんあった。
それはいつでも、胸がいっぱいで苦しくなったときだ。
「たぶん…とても、幸せだったから」
自分でその答えに辿り着くより先に、言葉が、唇から零れた。
ジオークの表情から、影が消える。
自分が発した言葉が、ジオークの問いに対する答えであるような気がして、リシェーナは言葉を続けた。
「こんなふうに愛してもらうのも、こんなふうに感じるのも初めてで…すごく幸せだったから。 きっと、これは、あなたにしか、与えられない幸せだと思ったから」
ジオークの家に、来ることになったときに、ジオークに告げた言葉。
それを今、また思い、噛みしめる。
「あなたで、よかった」
微笑んで、ジオークに告げれば、ジオークも微笑んでくれる。
「…うん」
なぜかそこで、ジオークの影が覆い被さってきて、もう一度唇を塞がれる。
気持ちよすぎて舌が溶けそうなキスに膝をすり合わせてもじもじとしているのが、ジオークに気づかれなければいい。
唇が離れたが、舌をわずか覗かせたジオークの顔が目の前にある。
そこから漂う、男の色香が凄くて、リシェーナはくらくらしながらジオークを呼ぶ。
「? あ、なた?」
「まだ夜は長いよ?」
微笑んだジオークが甘い艶を纏わせた声を発する。
きし、とベッドが小さく軋んで、リシェーナはどきりとする。
「え。 え?」
確かに、夜は長いけれど、ジオークは何が言いたいのだろう。
リシェーナが目を瞬かせて頭を悩ませていると、横からジオークの身体が覆い被さってきた。
「忘れられない夜にしてあげる」
「っぅ…」
お腹のなかが、きゅうきゅうしているのがわかる。
ジオーク自身が、リシェーナの中でびくびくしているのも。
お腹のきゅうきゅうがようやく収まって、リシェーナはふっと息を吐いて目を開く。
そして、目を奪われる。
リシェーナの上で、堪らない表情の彼が、小刻みに震えていたのだ。
お腹のなかのきゅうきゅうが収まったはずなのに、またきゅうう、となってしまう。
愛しい、と思った。
心の底から。
「…は…。 リシェ…」
ジオークもようやく落ち着いたのだろう。
ずる、と彼がリシェーナの中から出ていった。
この、引き抜かれる感覚というのも割と強烈で、リシェーナは体内と身体を震えわせる。
咄嗟に唇を噛んだのだが、一瞬遅く、声が漏れるのを止められなかった。
「…んぅ…」
こぽ…とジオークと自分が混ざり合ったものが流れ出たのも、わかった。
ジオークがリシェーナの隣に身体を持ってくるから、リシェーナはそっと膝を合わせて脚を閉じた。
ジオークはリシェーナの隣に腰を下ろすと、リシェーナの眦にキスをする。
「愛してる…。 愛してるよ、リシェ」
「…わたしも」
リシェーナが言うと、ジオークの唇がリシェーナの唇を塞ぐ。
互いの舌に互いの舌が触れる、ジオークとしかしたくないキスを惜しげもなく与えてもらい、唇と舌が離れたときにはまたお腹の中が疼くような感じがする。
幸せで、気持ちよくて、ふわふわしていると、ジオークの唇がもう一度リシェーナの眦に触れる。
「辛くした?」
穏やかだけれど、少し寂しげな、悲しげな――ああ、いや、申し訳なさそうな、かもしれない――表情でジオークが静かに問うから、リシェーナは目を丸くする。
「え…?」
リシェーナの反応に、辛くはなかった、とジオークは判断したのだろう。
その指先でリシェーナの眦を擽るように撫でた。
「じゃあ、やっぱり、痛かった?」
またまたジオークの言葉の意味がわからなくて、リシェーナは首を緩く振った。
「痛く、ない」
ジオークが胡乱な目をリシェーナに向けている。
あの目は、絶対、信じていない。
そう思ったから、リシェーナはぱっと口を開いた。
「本当に、すごくっ………。 その…」
けれど、言葉は続かなかった。
本当に、すごく、気持ちよかった、なんて、声を大にして言うようなことではないような気がする。
それを口にすることで、ジオークにやっぱりとても慣れている、と思われるのも嫌な気がした。
でも、この気持ちは、伝えたい。
ジオークだから、こんなに気持ちよくて、こんなに幸せなのだと。
リシェーナが葛藤していると、くす、と笑う音が聞こえて、視線を上げる。
「真っ赤だね。 可愛い」
そこには、嬉しそうに微笑んだジオークがいて、身体を折ってリシェーナの口の端に唇を押し当ててくれる。
「…おれもね、すごく、よかったよ。 リシェのこと、もっとたくさん気持ちよくしてから、と思ってたのに、我慢できないくらい」
言わなくても、リシェーナの心を読んだように、【おれも】と同意してくれる。
ジオークは、こういうところがずるいと思う。
きっと、すごく女性慣れしている、のに、全然女性の影がない。 匂いもしない。
それが、リシェーナだけだと言われているようで心地よくて、その度にリシェーナはジオークに胸をときめかせているのだ。
だが、なぜかここで、ジオークの表情にはなぜか、影のようなものが差す。
「でも…じゃあ、どうして泣いたの?」
問う声は、とても静かだった。
泣いた、と言われて、目元に手を遣れば、ひんやりと濡れているのに気づく。
全く気づかなかったけれど、涙が零れたか滲んだかしていたようだ。
どうして、泣いたか。
泣きそうだ、と思う瞬間は、今夜だけでもたくさんあった。
それはいつでも、胸がいっぱいで苦しくなったときだ。
「たぶん…とても、幸せだったから」
自分でその答えに辿り着くより先に、言葉が、唇から零れた。
ジオークの表情から、影が消える。
自分が発した言葉が、ジオークの問いに対する答えであるような気がして、リシェーナは言葉を続けた。
「こんなふうに愛してもらうのも、こんなふうに感じるのも初めてで…すごく幸せだったから。 きっと、これは、あなたにしか、与えられない幸せだと思ったから」
ジオークの家に、来ることになったときに、ジオークに告げた言葉。
それを今、また思い、噛みしめる。
「あなたで、よかった」
微笑んで、ジオークに告げれば、ジオークも微笑んでくれる。
「…うん」
なぜかそこで、ジオークの影が覆い被さってきて、もう一度唇を塞がれる。
気持ちよすぎて舌が溶けそうなキスに膝をすり合わせてもじもじとしているのが、ジオークに気づかれなければいい。
唇が離れたが、舌をわずか覗かせたジオークの顔が目の前にある。
そこから漂う、男の色香が凄くて、リシェーナはくらくらしながらジオークを呼ぶ。
「? あ、なた?」
「まだ夜は長いよ?」
微笑んだジオークが甘い艶を纏わせた声を発する。
きし、とベッドが小さく軋んで、リシェーナはどきりとする。
「え。 え?」
確かに、夜は長いけれど、ジオークは何が言いたいのだろう。
リシェーナが目を瞬かせて頭を悩ませていると、横からジオークの身体が覆い被さってきた。
「忘れられない夜にしてあげる」
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