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紅の騎士は白き花を抱く
8.リシェにとって、林檎は本当に【毒】だったんだ。
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昼の時間が来るのを待って、ジオークは外務部門の扉を叩いた。
「どぉも、カージナルさん」
ジオークがキュビスのデスクの前に立つと、キュビスの眉間には皺が刻まれた。
「…今度は何の用だ」
じろりとその目がジオークを見る。
ジオークが、用がなければキュビスに会いに来ないことを理解しているらしい。 よいことだ。
「きっと、カージナルさんが家でされたら困る話をしようと思って。 かといって、おれの家に呼びたくもないし」
官僚がぞくぞくと昼食のために席を立ち始め、ざわついている中でジオークが言うと、キュビスは無愛想に口にする。
「したくない話ならしなければいいだろう」
想定内の反応だ。
だからジオークは、ぐっとキュビスに顔を近づけて、ぐっと声を落とす。
「おれとしては、警吏に突き出させてもらってもいいんだよ? カージナルさんの、義理の父君である、外務長官に全部明らかにしてもいいしね」
途端、キュビスの目の色が変わった。
「…何のことだ?」
「しらばっくれるのも大概にしなよ。 拳に訴えてもいいんだよ」
予想していた台詞ではあるが、それゆえに失笑が、漏れた。
「そうしたら、騎士のおれが手を上げた理由も聞かれるね。 どの道、外務長官の耳には入るよ。 その前に、穏便に話し合いで済ませようって思ってるんだって、わかってもらえる?」
騎士の掟に、【私闘は厳禁】というものがある。
例えばジオークが、キュビスをぼこぼこにすれば、謹慎は免れないだろう。
リシェーナは、ジオークがキュビスに手を上げたと知ったら、十中八九リシェーナが原因だと思うだろう。
それはジオークの避けたいところではあるから、こうして話をしてやろうと言っている…つまりは、ジオークの都合なわけだが、そこはキュビスには告げない。
数拍の沈黙ののち、キュビスは重い腰を上げた。
「隣の応接室を借りる。 客ではないからもてなしは要らない」
外務部門でまだ残っている人間に声をかけて、応接室へと移動した。
座るよう勧められもしなかったので、ジオークは勝手にソファに座る。
仏頂面のキュビスが対面のソファに座るのを待って、ジオークは胸ポケットから白い包みを取り出してテーブルに置く。
そして、その包みを解いた。
「これ、さ」
現われたのは、少量の蜂蜜が入った、小さな瓶詰めだ。
キュビスが瞠目したのは、一瞬だった。
誤魔化すように一度目を伏せたキュビスは、腕を組んだ。
「カージナルさんが、奥さんにあげたんだって? それを、奥さんがリシェにお裾分けしてくれたって聞いた」
ジオークは、語りながらその一挙手一投足をも見逃すまいと、キュビスを注視する。
「奥さんは悪い人じゃあなさそうだね。 リシェのこと心配してくれたしさ、可愛いひとねって褒めてくれたよ。 まあ、ふわふわしてるってか、世間知らずで育ちがよくて気位も高めなお嬢様でお花畑?」
王宮へ来る前に、キュビスの家に立ち寄って、ハニーフと少しだけ話をしてきた。
ジオークの苦手な部類の女性ということに変わりはないが、リシェーナに悪感情を持っていなそうだという点では好印象に転じた。
少なくとも彼女は、自分の欲求を素直に口にするだけであって、実力行使をするような人物ではない。
キュビスは、わずかにだが眉根を寄せたようである。
「妻の悪口を言いに来たのか?」
「まさか」
ジオークはキュビスの言葉を一笑して、その瞳を覗き込むようにして切り出した。
「おれがワインを好きだからって、ワインを奥さんに届けるように言ったの、カージナルさんなんだって?」
「…それが、どうした?」
瞬きを、二回。 応じる声が、若干硬くなった。
警戒しているし、緊張している、とジオークはキュビスの状態を観察する。
「それで、そのとき、リシェの話を出したんだって? リシェが、蜂蜜すきだって。 そう言われたから奥さん、お裾分け、してもいいかなって思ったんだって」
ジオークの元へとワインを届けるのだから、そこにいるリシェーナに蜂蜜を届けるのは、ついでと言えばついでだ。 断れば、リシェーナに対して、現在の妻であるハニーフが何かしらのわだかまりがあると思われるかもしれない。 だから、届けることにした、という推移は実に自然なもののように思える。
そして、それはこのように呼ばれるものだ。
「心理誘導。 あるいは、心理操作」
「何が言いたい?」
キュビスの声音に、緊張は保ったままで苛立ちが混ざった。
お前がそこで苛つくのは筋違いだろう、と思えば、キュビスを見据える目は冷たくなり刺すように鋭くなるのも、致し方ない。
ジオークの声も、低く、静かに、冷え込んだ。
「リシェね、流産したんだよ。 知ってる?」
キュビスの目が、見開かれたのは、一瞬。
その唇から、小さく息が漏れたのを、ジオークは見逃さなかった。
「…それは…、なんて言ったらいいか…」
吐息を漏らした唇から続いた言葉に、ジオークの唇からは冷笑が漏れた。
「白々しいね」
「何のことだ」
あくまで白を切り通そうとするキュビスに、ジオークはリシェーナの言葉を借りて伝えた。
「林檎、食べたらダメ」
キュビスが、固まったように見えたのも、一瞬。
けれど、そのわずかな動作にジオークは確信を強くして、続ける。
「リシェがそんなこと、言ってたんだよね。 おれはあのとき、『白雪姫』でも読んで林檎が嫌いになったのかとでも思ってたんだ。 毒林檎を食べて眠りに就いた、お姫様のお話だよね」
あのとき、アミルが【毒】と言わなければ、ジオークはリシェーナの林檎の話など思い出しもしなかっただろう。
「リシェにとって、林檎は本当に【毒】だったんだ」
「どぉも、カージナルさん」
ジオークがキュビスのデスクの前に立つと、キュビスの眉間には皺が刻まれた。
「…今度は何の用だ」
じろりとその目がジオークを見る。
ジオークが、用がなければキュビスに会いに来ないことを理解しているらしい。 よいことだ。
「きっと、カージナルさんが家でされたら困る話をしようと思って。 かといって、おれの家に呼びたくもないし」
官僚がぞくぞくと昼食のために席を立ち始め、ざわついている中でジオークが言うと、キュビスは無愛想に口にする。
「したくない話ならしなければいいだろう」
想定内の反応だ。
だからジオークは、ぐっとキュビスに顔を近づけて、ぐっと声を落とす。
「おれとしては、警吏に突き出させてもらってもいいんだよ? カージナルさんの、義理の父君である、外務長官に全部明らかにしてもいいしね」
途端、キュビスの目の色が変わった。
「…何のことだ?」
「しらばっくれるのも大概にしなよ。 拳に訴えてもいいんだよ」
予想していた台詞ではあるが、それゆえに失笑が、漏れた。
「そうしたら、騎士のおれが手を上げた理由も聞かれるね。 どの道、外務長官の耳には入るよ。 その前に、穏便に話し合いで済ませようって思ってるんだって、わかってもらえる?」
騎士の掟に、【私闘は厳禁】というものがある。
例えばジオークが、キュビスをぼこぼこにすれば、謹慎は免れないだろう。
リシェーナは、ジオークがキュビスに手を上げたと知ったら、十中八九リシェーナが原因だと思うだろう。
それはジオークの避けたいところではあるから、こうして話をしてやろうと言っている…つまりは、ジオークの都合なわけだが、そこはキュビスには告げない。
数拍の沈黙ののち、キュビスは重い腰を上げた。
「隣の応接室を借りる。 客ではないからもてなしは要らない」
外務部門でまだ残っている人間に声をかけて、応接室へと移動した。
座るよう勧められもしなかったので、ジオークは勝手にソファに座る。
仏頂面のキュビスが対面のソファに座るのを待って、ジオークは胸ポケットから白い包みを取り出してテーブルに置く。
そして、その包みを解いた。
「これ、さ」
現われたのは、少量の蜂蜜が入った、小さな瓶詰めだ。
キュビスが瞠目したのは、一瞬だった。
誤魔化すように一度目を伏せたキュビスは、腕を組んだ。
「カージナルさんが、奥さんにあげたんだって? それを、奥さんがリシェにお裾分けしてくれたって聞いた」
ジオークは、語りながらその一挙手一投足をも見逃すまいと、キュビスを注視する。
「奥さんは悪い人じゃあなさそうだね。 リシェのこと心配してくれたしさ、可愛いひとねって褒めてくれたよ。 まあ、ふわふわしてるってか、世間知らずで育ちがよくて気位も高めなお嬢様でお花畑?」
王宮へ来る前に、キュビスの家に立ち寄って、ハニーフと少しだけ話をしてきた。
ジオークの苦手な部類の女性ということに変わりはないが、リシェーナに悪感情を持っていなそうだという点では好印象に転じた。
少なくとも彼女は、自分の欲求を素直に口にするだけであって、実力行使をするような人物ではない。
キュビスは、わずかにだが眉根を寄せたようである。
「妻の悪口を言いに来たのか?」
「まさか」
ジオークはキュビスの言葉を一笑して、その瞳を覗き込むようにして切り出した。
「おれがワインを好きだからって、ワインを奥さんに届けるように言ったの、カージナルさんなんだって?」
「…それが、どうした?」
瞬きを、二回。 応じる声が、若干硬くなった。
警戒しているし、緊張している、とジオークはキュビスの状態を観察する。
「それで、そのとき、リシェの話を出したんだって? リシェが、蜂蜜すきだって。 そう言われたから奥さん、お裾分け、してもいいかなって思ったんだって」
ジオークの元へとワインを届けるのだから、そこにいるリシェーナに蜂蜜を届けるのは、ついでと言えばついでだ。 断れば、リシェーナに対して、現在の妻であるハニーフが何かしらのわだかまりがあると思われるかもしれない。 だから、届けることにした、という推移は実に自然なもののように思える。
そして、それはこのように呼ばれるものだ。
「心理誘導。 あるいは、心理操作」
「何が言いたい?」
キュビスの声音に、緊張は保ったままで苛立ちが混ざった。
お前がそこで苛つくのは筋違いだろう、と思えば、キュビスを見据える目は冷たくなり刺すように鋭くなるのも、致し方ない。
ジオークの声も、低く、静かに、冷え込んだ。
「リシェね、流産したんだよ。 知ってる?」
キュビスの目が、見開かれたのは、一瞬。
その唇から、小さく息が漏れたのを、ジオークは見逃さなかった。
「…それは…、なんて言ったらいいか…」
吐息を漏らした唇から続いた言葉に、ジオークの唇からは冷笑が漏れた。
「白々しいね」
「何のことだ」
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「林檎、食べたらダメ」
キュビスが、固まったように見えたのも、一瞬。
けれど、そのわずかな動作にジオークは確信を強くして、続ける。
「リシェがそんなこと、言ってたんだよね。 おれはあのとき、『白雪姫』でも読んで林檎が嫌いになったのかとでも思ってたんだ。 毒林檎を食べて眠りに就いた、お姫様のお話だよね」
あのとき、アミルが【毒】と言わなければ、ジオークはリシェーナの林檎の話など思い出しもしなかっただろう。
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