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紅の騎士は白き花を愛でる
1.…しつれい、です。
しおりを挟む「入ってきなさい、リシェーナ」
自分の名前が呼ばれたので、ふっとリシェーナは顔を上げる。
全部とまではいかないが、話はほぼ聞こえてきていた。
言葉を話すのは上手でないけれど、言われていることは、難しい言葉や専門用語でなければある程度理解できる。
だから、顔を合わせる前から、リシェーナはキュビスと話していた男性に、好印象を持つことができたのだ。 まだ見ぬその男性男性が、リシェーナのために怒ってくれているのがわかったから。
入室の挨拶は何だっただろう。
そう考えて、リシェーナは絞り出した。
「…しつれい、です」
失礼します、とちゃんと言えただろうか。
そう、考えた。
どんなひとなのだろう、と思って、そろそろと扉を開けて…リシェーナは目を見張る。
否、目を奪われた。
最初に飛び込んできたのは、綺麗な、綺麗な、紅緋の髪。
次いで目を奪われたのは、綺麗な、綺麗な、紅の瞳。 昔、父の書斎で見た図鑑の、柘榴石のようだと思った。
瞳の色が印象的だったのは、リシェーナがじっと彼の瞳を見つめているのと同じく、彼もじっとリシェーナの目を見つめていたからだろう。
紅緋の髪に、柘榴石の瞳――…それだけでも、人目を惹くには十分だが、その男性はさらに恵まれた容姿をしていた。 リシェーナの語彙力では、「はっきりとした」「派手な」「目立つ」顔、としか言えないけれど、その男性を見て「不細工」と評せる者はいないだろう。
整った顔立ちをしている、けれど、同時にどこか軽薄そうな印象を与える。 だというのに、人を惹きつけずには、おれないような、不可思議な魅力を持った男性だった。
一度、見かけたら、絶対にその色彩の組み合わせは忘れないだろう。
リシェーナの記憶の中にも、その色彩が残っていたように。
「こいつは、私の友人で、ジオークと…」
その男性のことを紹介するキュビスの言葉も、リシェーナの中を素通りしていく。
見つめ合って微動だにしないリシェーナとジオークに、キュビスは何かを感じたのだろう。 リシェーナの注意を引こうとするかのように、リシェーナに呼びかけた。
「リシェーナ、こちらへ」
その呼びかけにはっとして、リシェーナはキュビスのほうに近づく。
そうすれば、キュビスがソファに座ったままでリシェーナを見上げた。
「知っていたのか?」
キュビスの問いは、彼がジオークと紹介した男性を、リシェーナが以前から知っていたのか、ということだろう。
なぜか、いつから知っていたかを素直に答えるのは躊躇われて、リシェーナの口は真実ではないけれど嘘でもないことを語っていた。
「けっこんしき」
「ああ、ジオークの赤髪は目立つからな」
キュビスは納得がいった、というように頷く。
そう、この綺麗な紅緋の髪の男性――ジオークは、リシェーナとキュビスの結婚式にも、いてくれた。
リシェーナは、ゆっくりとジオークに顔を向けた。
「…ありがとう」
「…別に、お礼言われるほどのこと、してないよ」
素っ気ない返答だったけれど、リシェーナは安堵する。
リシェーナが、結婚式でのことにお礼を言ったことを、ジオークはしっかりとくみ取ってくれたようだ。
ジオークは、すっとリシェーナから視線を外して、キュビスに向き直る。
「で? 彼女と別れてどうするつもりなの?」
単刀直入に、ジオークはキュビスに尋ねた。
ただ、尋ねた、というよりも、その声は【詰問】だとか【尋問】のように聞こえる。
言い逃れは赦さない、とばかりに。
「どういう事情で別れるかは、この際どうでもいいや。 どうせビスのことだから、くだらない自分可愛さがゆえなんだろうけど」
キュビスの答えを待たずに、ジオークはチクチクとキュビスを突いている。
そのチクチクにキュビスがまた黙ってしまうので、ジオークは肩を竦めて息をついたようだった。
元来、あまり意地悪くはできていないのか、ジオークはキュビスに確認する。
「おれが呼ばれたってことは、そういうことだと思っていいの?」
リシェーナは、やはり頭の良いひとなのだな、と思ってジオークを見た。
キュビスは、リシェーナのこと、とは言ったけれど、具体的にリシェーナをどうしてほしい、という話はしなかった。 けれど、ジオークは察してくれたらしい。
キュビスが言い出しにくくて、結局言葉に換えられなかったことを。
キュビスが逡巡したのは、一瞬。
ひとつ、大きく、頷いた。
「…ああ。 お前なら、リシェーナを任せられる」
キュビスの隣に立ったままのリシェーナの位置から、キュビスの表情は見えない。
だが、その正面に座ったジオークの表情は見える。
キュビスの言葉に、ジオークの目が不快そうに眇められたのを、確かにリシェーナは見た。
一瞬のうちにそれは消えたけれど、確かに見たのだ。
だから、ジオークの視線がキュビスからリシェーナに向いたときビクリとしたのだけれど、ジオークはそのリシェーナの反応にこそ、驚いたような顔をする。
リシェーナの反応を見たから、だろうか。
ジオークは少しだけ表情を緩めて、今度はリシェーナに問う。
「…それで、いいの?」
綺麗な柘榴石の瞳が、あまりにも真っすぐにリシェーナを見てくるもので、リシェーナは少しだけ居心地が悪くなる。 そして、もうひとつ、気づく。
もしかすると、彼は視線の力が強いのかもしれない。
だから、見られていることをとても意識する。
リシェーナがそんなことを考えている時間をどのように受け取ったのか、ジオークは気づいたように口を開いた。
「あ。 伝わってるかな?」
リシェーナは、それを聞いて、また目を見張る。
ジオークと直接話をしたのは、キュビスとの結婚式での、たった一度。
なのに、このひとは全部わかってくれている。
わかっていて、リシェーナに、「いいのか」と、訊いてくれている。
それが、リシェーナの胸にどれほどの安心をくれたか。
だから、リシェーナも訊いた。 訊く気に、なったのだと思う。
彼が、リシェーナを思い遣ってくれたのと同じように、リシェーナも彼を、思いやれたのだ。
自分の名前が呼ばれたので、ふっとリシェーナは顔を上げる。
全部とまではいかないが、話はほぼ聞こえてきていた。
言葉を話すのは上手でないけれど、言われていることは、難しい言葉や専門用語でなければある程度理解できる。
だから、顔を合わせる前から、リシェーナはキュビスと話していた男性に、好印象を持つことができたのだ。 まだ見ぬその男性男性が、リシェーナのために怒ってくれているのがわかったから。
入室の挨拶は何だっただろう。
そう考えて、リシェーナは絞り出した。
「…しつれい、です」
失礼します、とちゃんと言えただろうか。
そう、考えた。
どんなひとなのだろう、と思って、そろそろと扉を開けて…リシェーナは目を見張る。
否、目を奪われた。
最初に飛び込んできたのは、綺麗な、綺麗な、紅緋の髪。
次いで目を奪われたのは、綺麗な、綺麗な、紅の瞳。 昔、父の書斎で見た図鑑の、柘榴石のようだと思った。
瞳の色が印象的だったのは、リシェーナがじっと彼の瞳を見つめているのと同じく、彼もじっとリシェーナの目を見つめていたからだろう。
紅緋の髪に、柘榴石の瞳――…それだけでも、人目を惹くには十分だが、その男性はさらに恵まれた容姿をしていた。 リシェーナの語彙力では、「はっきりとした」「派手な」「目立つ」顔、としか言えないけれど、その男性を見て「不細工」と評せる者はいないだろう。
整った顔立ちをしている、けれど、同時にどこか軽薄そうな印象を与える。 だというのに、人を惹きつけずには、おれないような、不可思議な魅力を持った男性だった。
一度、見かけたら、絶対にその色彩の組み合わせは忘れないだろう。
リシェーナの記憶の中にも、その色彩が残っていたように。
「こいつは、私の友人で、ジオークと…」
その男性のことを紹介するキュビスの言葉も、リシェーナの中を素通りしていく。
見つめ合って微動だにしないリシェーナとジオークに、キュビスは何かを感じたのだろう。 リシェーナの注意を引こうとするかのように、リシェーナに呼びかけた。
「リシェーナ、こちらへ」
その呼びかけにはっとして、リシェーナはキュビスのほうに近づく。
そうすれば、キュビスがソファに座ったままでリシェーナを見上げた。
「知っていたのか?」
キュビスの問いは、彼がジオークと紹介した男性を、リシェーナが以前から知っていたのか、ということだろう。
なぜか、いつから知っていたかを素直に答えるのは躊躇われて、リシェーナの口は真実ではないけれど嘘でもないことを語っていた。
「けっこんしき」
「ああ、ジオークの赤髪は目立つからな」
キュビスは納得がいった、というように頷く。
そう、この綺麗な紅緋の髪の男性――ジオークは、リシェーナとキュビスの結婚式にも、いてくれた。
リシェーナは、ゆっくりとジオークに顔を向けた。
「…ありがとう」
「…別に、お礼言われるほどのこと、してないよ」
素っ気ない返答だったけれど、リシェーナは安堵する。
リシェーナが、結婚式でのことにお礼を言ったことを、ジオークはしっかりとくみ取ってくれたようだ。
ジオークは、すっとリシェーナから視線を外して、キュビスに向き直る。
「で? 彼女と別れてどうするつもりなの?」
単刀直入に、ジオークはキュビスに尋ねた。
ただ、尋ねた、というよりも、その声は【詰問】だとか【尋問】のように聞こえる。
言い逃れは赦さない、とばかりに。
「どういう事情で別れるかは、この際どうでもいいや。 どうせビスのことだから、くだらない自分可愛さがゆえなんだろうけど」
キュビスの答えを待たずに、ジオークはチクチクとキュビスを突いている。
そのチクチクにキュビスがまた黙ってしまうので、ジオークは肩を竦めて息をついたようだった。
元来、あまり意地悪くはできていないのか、ジオークはキュビスに確認する。
「おれが呼ばれたってことは、そういうことだと思っていいの?」
リシェーナは、やはり頭の良いひとなのだな、と思ってジオークを見た。
キュビスは、リシェーナのこと、とは言ったけれど、具体的にリシェーナをどうしてほしい、という話はしなかった。 けれど、ジオークは察してくれたらしい。
キュビスが言い出しにくくて、結局言葉に換えられなかったことを。
キュビスが逡巡したのは、一瞬。
ひとつ、大きく、頷いた。
「…ああ。 お前なら、リシェーナを任せられる」
キュビスの隣に立ったままのリシェーナの位置から、キュビスの表情は見えない。
だが、その正面に座ったジオークの表情は見える。
キュビスの言葉に、ジオークの目が不快そうに眇められたのを、確かにリシェーナは見た。
一瞬のうちにそれは消えたけれど、確かに見たのだ。
だから、ジオークの視線がキュビスからリシェーナに向いたときビクリとしたのだけれど、ジオークはそのリシェーナの反応にこそ、驚いたような顔をする。
リシェーナの反応を見たから、だろうか。
ジオークは少しだけ表情を緩めて、今度はリシェーナに問う。
「…それで、いいの?」
綺麗な柘榴石の瞳が、あまりにも真っすぐにリシェーナを見てくるもので、リシェーナは少しだけ居心地が悪くなる。 そして、もうひとつ、気づく。
もしかすると、彼は視線の力が強いのかもしれない。
だから、見られていることをとても意識する。
リシェーナがそんなことを考えている時間をどのように受け取ったのか、ジオークは気づいたように口を開いた。
「あ。 伝わってるかな?」
リシェーナは、それを聞いて、また目を見張る。
ジオークと直接話をしたのは、キュビスとの結婚式での、たった一度。
なのに、このひとは全部わかってくれている。
わかっていて、リシェーナに、「いいのか」と、訊いてくれている。
それが、リシェーナの胸にどれほどの安心をくれたか。
だから、リシェーナも訊いた。 訊く気に、なったのだと思う。
彼が、リシェーナを思い遣ってくれたのと同じように、リシェーナも彼を、思いやれたのだ。
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