ー ドリームウィーヴ ー 異世界という夢を見た。現実世界人と異世界人がお互いの夢を行き来しながら戦います!

Dr.カワウソ

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第一部 ふたつの世界

02.プロローグその1 アキトの世界(2)

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 ――やるぞ! レイカー、ジャマール!――。

 アキトはそう言い放つと、向かってくるガノーチカへ向けてライフルボムの狙いを定めた。

 この空域に出現する虫は、たいてい小型から中型程度。大型も存在するが、山奥以外では、人が多く住んでいる都市付近に現れることはめったにない。

 大型は攻撃力も高く、昔は来襲するたびに多くの民が犠牲になっていたのだ。

 現在はオーラ兵器のおかげで昔ほど恐れることはなくなったが、それでも虫が危険なことには変わりはない。仕留めるためにはそれなりの戦力が必要なのだ。

 目の前に見えるのは『ガノーチカ』と呼ばれる飛行型の虫で、主にガルチア(大)島の外に生息している。

 通常の太さは機人ほどだが、とにかく胴体が長く数十ミル(メートル)あり、そこには羽が付いていた。胴体部は関節だらけで、ウネウネと胴体を左右に振りながらゆっくりとアキトたちのほうへ向かってくる。

 目の前に見える3匹。その中の一匹は特に大きい。胴体の太さは機人どころかスペイゼほどもある。長さも100ミル(メートル)を超えていた。

『レイカー隊長! 火力が足りません! オーラ船の砲が必要じゃありませんか?』

レイカー隊。オハジキ乗務員からの声が、スピーカーから聞こえてきた。

「そうだな、念のため、お前は上昇して団に応援を要請してくれ」
『了解しました!』

 ブウォ~ン!

 レイカー隊のオハジキが連絡のため、島へ向かって上昇する。

「アキト! いいな?」

 レイカーの声にアキトは言い放つ。

「あぁ! 俺たちで片付ける!」

 こちらへ向かってくる『虫』。

 虫と呼ばれる危険な生物は一般的に小型から中型、大型に分類され素材が採れる。その中でも大型の虫は特に貴重だった。素材を得るためにあえて遠征することもあるのだ。その大型の虫が目の前にいる。アキトの脳裏にそういう打算が一瞬浮かんだが、実際のところは、この危険な虫と戦えることで気分が高揚していた。

 パラムス左腕の甲に装備されているライフルボム。アキトはこちらへ向かってくる一番大きなガノーチカの頭部へ狙いを定め続けているが、目標がたえずウネウネと動いていること。さらに、まだ距離があるので狙いが定まらない。

「レイカー! タイミングを任せる!」

 アキトは自分が全体を指揮するタイプじゃないことを自覚している。だからレイカーにタイミングを任せた。

『撃て!』

 レイカーもアキトのことをわかっているので、かまわず号令をかけた。

 ここにいるパラムス2体のライフルボムだけが放たれる。ジャマール機のオハジキに搭載されているショットボムの弾速は遅く、タイミングが合わないからだ。

 発射されたライフルボムは、間違いなくガノーチカに向かって放たれたが、簡単には命中せずにかわされる。

「アキト!」
「おう!」

 ふたりのパラムスはガノーチカの集団へ飛び進む。

「ジャマール! 俺たち二人で一番デカいのをやる! 他のはなんとか牽制してくれ!」
「はい!」

 ジャマール機から気合の入った返事が聞こえたが、アキトは思った。

 ――ジャマール機だけで2匹の相手は厳しいか……。

「大丈夫だアキト! すぐに俺の隊のオハジキも戻ってくる」

 アキトの気持ちをさっしたレイカーの声が聞こえたので、アキトは躊躇せずに一番デカいガノーチカのほうへ向かう。

「アキト! こんなサイズのガノーチカははじめて見たぞ!」
「あぁ、俺だって見たことがない」

 バヒュン!

 さきほどよりも距離を縮めたレイカーのパラムスからライフルボムが放たれた。

「よし!」

 自分の撃った照準に、自信をもつレイカーが叫ぶ。

 良いタイミングだった。ガノーチカの動くタイミングに合わせて砲弾が虫の胴体部へ吸い込まれていく。

 ガン!

「「なに!」」

 砲弾は確かに命中したが、ガノーチカの動きに変化はなく、ダメージがあるようには見えない。

「アキト! もっと接近するか、直接攻撃するしかない」
「わかった! やるぞ!」

 さらにふたりはガノーチカに近づく。

 ボシュ!!!

 後方で何かが弾ける音がした。ジャマール機の放ったショットボムが、小さい方のガノーチカに命中したようだ。

 当たり所が良かったのか、命中したガノーチカが下へ落ちて行く。

『あぁ、素材がもっいたない……』

 機人の内部に備え付けられているスピーカーから、ジャマールの声が聞こえた。

 大型の虫ならば大金になるだけの素材が採れる。

 アキトはパラムスのバーニアに備え付けられている鞘から、機人の剣であるソードを引き抜いた。

 ソードは機人専用の巨大な金属製の剣で、機士のオーラを通して切れ味や威力を高める。眼の前に近づいてくるガノーチカに対して、先にソードで攻撃を撃ち込んだのはレイカーだった。

 レイカーはパワータイプのアキトとは違って、器用な動きができる精密タイプの機士だった。ウネウネ動くガノーチカの表皮を避けて、上手くソードを虫の関節部分に撃ち込もうとする。

 ソードの刀身はオーラによってボンヤリと光っている。

 バチーン!

 レイカーの撃ち込みは、関節を外れたのか表皮にはじかれた。

「アキト! 奴の目をひきつけたい! そこを撃ち込む!」
「でも、どこをだ? また関節を狙うのか?」

 アキトはレイカーに問いただす。ガノーチカの胴体は動きが定まらず、狙いつける場所を特定するのが難しいからだ。

「間違いなくこっちを狙ってくる部分といえば頭部だな」
「やはりそうなるか……任せろ!」

 アキトはそう言うと、一旦離れてガノーチカから見える正面の位置についた。わざと見られる場所に移動したので、ガノーチカがアキトのパラムスを見つけると真っ直ぐ向かってくる。

 ガノーチカの頭部は、平たいスコップを2枚上下に重ねたような形をしており、硬い甲羅に覆われていた。獲物を襲うときには、そのスコップ状の口が上下に大きく開き、相手をくわえ込むのだ。

 バヒュン!

 アキトは向かってくるガノーチカの頭部へ向かってライフルボムを発射する。ちょうど口のスキマあたりに命中し、口の一部が吹き飛んだ。

「どうせなら弾を喰ってくれよ!」

 アキトのパラムスに近づくにしたがって、ゆっくりとガノーチカの口が大きく開かれる。口の中に牙はなく、鋭利な小さい歯が、びっしりと口内に敷き詰められるように並んでいた。

 アキトは、ソードを振りかぶる。

「レイカー!」

 アキトは叫ぶのと同時に、ソードを縦代わりにしてガノーチカの前進を一瞬だけ止めてみせた。ソードからは、ボンヤリと薄い光がにじみ出ており、それはオーラの力が機人を通してソード表面にまで展開されている証だった。

「オウさっ!!!」

 レイカーのパラムスは、ガノーチカの上空からソードを真下に向けて降下してきた。その先にはガノーチカの頭部がある。

 ソードに加わった機人の重さと衝撃により、ガノーチカの頭頂部にレイカーのソードが垂直に突き刺さる。そのソードからも同じようにオーラの光がにじみ出ていた。

 アキトは一旦ガノーチカから距離をとる。

 痛みに暴れるガノーチカ。頭部にソードが刺さっているにもかかわらず、レイカーのパラムスを振り落とそうとグルグルと回転している。

 しばらくソードごとしがみついていたレイカーだったが、あまりの反動で刺さっていたソードごと振り離された。

 それでも暴れるガノーチカ。ソードを刺した傷口からは、青っぽい色の体液が流れ出ている。

「大丈夫か!」

 アキトは振り飛ばされたレイカーの側まで行った。

「あぁ、特に問題はない。でも、なんだか……やばそうな感じがするんだが?」

 レイカーのその言葉に合わせて、アキトはガノーチカをよく見る。

 ガノーチカは暴れながら少しずつ上昇していた。

 虫を見続けるレイカーが続けて言う。

「このままだと、上空にある島まで行きそうだな」
「だが、この図体の奴をどうやって落とす? いくらなんでも力業じゃ無理だろう」

 アキトは眉間にシワをよせながら答える。

「やはり、船の砲撃で落とすしかないか?」
「たしかにそれが一番手っ取り早いが……」

 ふたりがそう会話をしたとき、無線を通じて声が聞こえてきた。

『訓練だったら最後まで面倒を見ろ』
「「!!!」」

 その声と同時に、上空から一体の機人がもの凄いスピードで下降してきた。

 ビシュ!!!

 その機人は、高速のスピードのまま暴れるガノーチカの頭部横をすれ違う。

 シャキン!

 その瞬間、ふたりは信じられないものを見た。ガノーチカの頭部が、胴体の関節から真っ二つに切断されていたのだ。

 突然の出来事に、アキトは悔し気につぶやく。

「ふたりがかりであれだけ苦労したのに、あの人は……」

 眼の前を飛ぶ機人は、ふたりに見せつけるかのように飛んでいる。

 それは、純白の機人だった。

 ふたりと同じパラムスであるのは間違いないが、ところどころの装甲がふたりのパラムスとは違い、全体的にシャープに見える。

 切断されたガノーチカの頭部と巨大な胴体部は下空へ落下していく。素材はもったいないが、あんな巨体は回収しようがない。

 ドサッ!

 ふたりはそう感じていたが、落下しているガノーチカの真下には、大きな邸宅ほどの小島がある。上手くそこに長い胴体が引っかかった。

『狩りでも最後まで面倒見ろよ。あいつはあとで業者に回収させる』

 白い機人の機士はそう告げると、さっそうと飛び去っていった。

 その姿を見送りながら、レイカーが言った。

「ザッシュ副団長……ガノーチカを下の小島に落とせるタイミングで撃ち込んだのか……」
「まったく、憎たらしいくらいさすがだな……。だが、それよりも今はジャマールたちを……」

 アキトがそう言って、ふたりは周囲を見渡した。

 離れたところで、ジャマール機とレイカー隊のオハジキが各一匹ずつガノーチカと戦っている。いつのまにか一匹増えていたようだ。

 とは言え、先ほどまでふたりで戦っていたサイズよりは、だいぶ小さいガノーチカだった。

「アキト! 俺は自分の隊の援護に向かう」

 レイカーはそう言うと、自分の隊のオハジキに向かっていく。

 アキトもジャマール機の援護に向かった。

 ジャマール機の後方を追いかけるガノーチカは、長い胴体を真っ直ぐ帯のように伸ばして飛んでいた。アキトはソードを振りかざしながら足元のペダルを踏み、オーラを流し込む。バーニアの出力があがり、一気に速度も上がった。

 その速度のままでガノーチカの胴体部中央、羽がある部分に、オーラで斬れ味が増したソードを叩き込んだ。

 ソードは、胴体の半分程度まで斬り進んで止まる。

 ――さっきのガノーチカよりも小さいのに切断できないのか……。

 ザッシュ副団長と比べて、技量の差は明確だった。

「隊長!」

 ジャマールの声が聞こえる。

 胴体を半分だけ切ったガノーチカが、頭部をねじ曲げてアキトを狙ってきた。

 アキトのパラムスはその頭部に向かって、ライフルボムの先端を向ける。その瞬間、目の前のガノーチカは口を大きく開けた。

 バヒュン!

 近距離で発射された砲弾はガノーチカの口の中へ、そして頭部が派手に吹き飛んだ。

 残された胴体の一部が一瞬舞い上がったところを上手く機人の腕でキャッチする。

「くっ!」

 しかし、機人一体で支えるには重すぎた。

 アキトはその胴体をさきほどザッシュ副団長が落とした小島の上空まで運んで落とすが、小島の表面を見て停止する。

 ジャマール機がアキトの近くへ寄ってきた。オハジキの上部ハッチが開いて、中からジャマールの上半身だけが出て来る。その手には通信マイクが握られていた。

「隊長、こんなときになにを見てるんですか?」

 ジャマールは、アキトが見ている小島の中央部に目を向ける。

「バシュタ文明の祠じゃないですか。こんなところにあったんですね。うちの村じゃそれほど珍しくもありませんけど。まぁ、あまり風化はしてはいないようですね」
「旧文明があった証か……」

 そうつぶやくと、アキトはジャマールのほうを見る。

「それよりジャマール、そっちの状態はどうだ?」
『はい、特に……機体には問題ありません』

 ジャマールの声が少し重い。

「ん? 機体には? どうした! 負傷者でもいるのか?」

 ジャマールは「機体には」と言った。アキトは心配になり、聞き返したのだ。

「いえ……負傷者というか、ケリーの行った出力調整のせいで、オハジキの反応が良くなり過ぎたんです」
「良くなり過ぎた?」

 ジャマールの返答に、アキトは問い返す。

「反応が良くなったので、急な操縦桿の操作にも機体が俊敏に反応するようになったんです。そのおかげで、レイカー隊のオハジキが戻ってくるまで、虫2匹を相手にすることができたんです。ですが……」

 ――そうゆうことか……。

 アキトは理解した。

「乗務員の身体がついていけなかったと?」
「はい……そうです」
「皆の状態は?」

 アキトは、ジャマールの乗るオハジキの動きに注意しながら続けて問いただす。

「大丈夫です。俺を含めて機体の扱いに問題はありません。何人か嘔吐しましたが、時間が経つとともに回復しています。ですが……今後のことを考えると長時間の戦闘には耐えられないでしょう」
「そうか、戻ったらケリーに報告してくれ。とりあえず基地へ戻るぞ」
「はい」

 アキトはゆっくり上昇しようと上空を見る。

「あれ?」

 突然ジャマールの声がした。

「どうした?」

 何事かとアキトは聞き返す。

「隊長! あれ! 人が落ちて行きます!」

 アキトはその声に振り向き、ジャマールがオハジキの上から腕で指した方向を見た。

 その方向には、確かに人が落ちて行くのが見える。

「チッ!」

 しかも、その落ちて行く人に向かって、ウネウネと動く物体が一つ見えた。

「ジャマール! 俺が虫を押さえるから、お前があれを救出しろ!」

 アキトはそう言うと、落ちて行く人へ向けて機人を稼働させる。ペダルを全開に踏み、オーラを流し込みながら……。 
 

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