女の子になっちゃった暗殺者への依頼は魔神の殺害でした

工場編

12.

　それから数分後…

「あーーーーー
　物多すぎーー！もっと整理しとけよなー！」

　大きさを気にせず、一瞬でしまうことができる鞄に物を入れているだけなのに数分掛かるなんてどらだけの物があったのだろうか
　途中からくだらない物も、とりあえずと全部入れたので後で仕分けしないと駄目そう

「早くつるピカを見つけないといけないんだったな。何か戦闘の連続でめんどくさくなってきたな
　仕方ないからやるけどさ」

　あーめんどくさいー、と呟きながら武器庫を出る

「いたぞー」「破壊しろー！」

　ほんっとうにめんどくさいな！無視みたいに次から次へと

　さっきのような剣での真剣勝負はもう嫌なので手っ取り早く終わらせる

「えーと、どこしまったかな？これでもない、これでもない」

　ポシェットの中からある道具を探す。中にものが入りすぎているのか違うものがどんどん出てくる

「お！あった！ほいっ！」

　見つけた道具に魔力を流してから投げる
　投げたのは野球ボールぐらいの大きさの魔道具だ、効果は

「なんだこれ！」

「不味いぞ！消魔装置だ」

　知っている爺さんが居たみたいだな
　そう、俺が投げたのは消魔装置。これは着弾してから光のドームを作りその中の魔力を操作できないようにする装置だ

　頭の中の知識だと、この研究所は科学の力を使って魔法が使えないものでも魔法が使えるように、杖に魔法装置を搭載させることに成功している様でほとんどのものが魔力を使って戦っている
　剣の爺さんも魔力を使った剣を使っていたしな

「十人以上を同時に始末できるなんてラッキーだな。魔導バズーカ発射ー！！」

　ドームの中にいる以上魔力を使うことはできないので爺さんたちはなすすべ無くバズーカを受ける

「はい！おわり」

　何発か打って完全に全員が死んだことを確認する。今の一瞬で十四人もの人を殺した

「よし、残りはあと四人か」