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「あぁぁぁ..なんにもおもいつかないよ~~~」

私、佐藤くみ、27歳、エロ漫画家です
締め切りまで後4日...まだネタも思い浮かんでないのに!
このままではまずい
本当にクビになってしまう
ホームレスだけは嫌!!
でも、頭にはなーんにも浮かんでこない


ピンポーン


急にピンポンの音がした
宅急便かな?
と考えながら深く考えずにドアを開けると


「よう、久しぶり!」


......誰?



「す、すいません、人違いじゃないですか?」


「えっ、俺だよ俺!覚えてない?」

本当に誰だ
顔は整っているし背も高い
こんなモテそうな人種出会ってたら忘れないだろう
しかも俺しか言わないじゃんオレオレ詐欺かよ



「忘れるなんてひでぇなぁ、隣の家に住んでただろ」


「......................................あ!ひろくん?!」


「間が長いな、やっと思い出したのかよ~」


「中学から離れ離れじゃん、そんな覚えてないよ、びっくり!なんできたの?」

ひろくんは中学受験をしたから中学から違ったのだ
隣の家の同級生とは言ってもクラスメイトより遠い存在だ


「なにその来てほしくなさそうな感じ、実家帰ったら親に様子見てきてって言われたんだよ」


「あぁ~、そういうことね、大丈夫だよ」


「てか、実家近いのになんでわざわざ一人暮らししてるんだ?」


実家でエロ漫画なんて書けるわけないから
勢いで出てきそうな言葉を飲み込んだ
内緒にしよう


「んーまー、一人の方が気楽だからね~~、とにかく大丈夫だから!」


「てか、髪ボサボサじゃねぇか、しかも部屋きったねぇ」


「ちょ見ないで!別に関係ないでしょ!いいから!」

部屋の中だけは困る
見るな!
そう威嚇する


「いや、お前このままじゃ汚部屋だぞ」


「もう!いいから!」


「まったく、俺も一緒に片付けてやるよ」


「は?!え!やめて!」



昔からひろくんはこんなだった
空気読めなくて図々しくて
くそうなんて野郎だ
余計なお世話すぎる!
余計すぎて迷惑の域だ


止めようと手で遮るが成人男性の力には全く敵わず
少しも足止めにならなかった



急にひろくんが足を止めた

ーーーーーーあっ終わった

家の中には私が書いたボツの原稿用紙
もちろんエロの
棚にはたくさんのエロ漫画
pcに映し出されているのは男女の営み

ひろくんは何も言わずただ立っている

もう死んでしまいたい
死んでしまおうか
穴掘って埋まる?いや大変すぎるだろ
首吊りか?作るのがめんどいなぁ
軽く意識を飛ばしていると


「........お前、コレ、書いてんの?」


「.........」
否定も肯定もできない


「....コレ、エロ漫画、?」


「.....」
見りゃわかるだろ
なんで聞くんだ
殺す気か


「おい、無視すんなよ」


「........なんにも見なかったことにしてくれない?」


「いや、こんな衝撃忘れようにも忘れられねぇよ」


「.......」


「いやぁ驚いたわ、とりあえず片付けるぞ」

驚くほどあっという間に場慣れするひろくんにこちらが驚く

もっと引くとか
バカにすると思ってたが、少し見直した

「うわっ、これエロっ」


.....やっぱデリカシーなし男だ







「ふぅ、綺麗になったな」


「ありがとうひろくん、おかげさまで生活環境がよくなったよ!」

あれから数時間後、普通の部屋に見えるくらいはまともになった
ゴミ袋が五つ並んでいる
達成感!
ひろくんさまさまだ


「あの環境にずっといたら死人が出そうだからな」


「人一人救えてよかったねひろくん」


「で!お前、エロ漫画書いてんの?」


「ぅっ.....」


「ちょっと見たけど、エロかったな、でもちょっとアソコ書くのあれじゃね?」


一応気を遣ってくれてるんだろう
全然使えてないけど
でも、ひろくんの言うことは的を得ている
私は、男性のあそこを描くのが苦手なのだ
その理由もわかっている
ーーーーみたことがないから


「それは、......やっぱそう思うんだ」


「?おう」


これはチャンスかもしれない
処女もとっておいたわけじゃない
漫画のためにすてれるならひゃっほいだ
しかも幼馴染とのセッ○スは王道エロ漫画ぽい


「あのさ、ちょっとお願いがあるんだけど、」


「え、なに」


「一回、私のこと抱いてくれない?」


「は?」


「いや、ひろくんのアレ見たら私ももっと上手に書けると思うんだよね、それにひろくんも気持ちよくなれるし、どう?」



「お前の貞操感どうなってんだよ...」


「え?野外よりよくない?」


「野外でなんてやんねぇよ普通.....たくどんなプレイしてきたんだよ今まで」


どうやらひろくんは私のこと経験豊富だと思ってるらしい
めんどくさいから訂正はいっか


「はぁ、じゃあ、お言葉に甘えてご馳走になるわ」

そう言ってかみつくようなキスをされた
さくっと触ってさくっと挿れるだけだと思っていたから驚きだ
キスさえも初めての私はどうしたらいいかわからずただ受け止めるだけで精一杯


「ほら、ちゃんと舌絡めて」


耳元でそう囁かれて背中がぞくっとする
言われた通り頑張って舌を伸ばして応えようとする

水音が部屋に響く
だんだん頭がぼーっとしてきて心地よくなってきた
キスってすごい


「おっぱい触るぞ、思ってるより大きいな」


「う、うん、そう、かな」


直接的な言葉に思わず動揺する

「やっぱり、おっぱいってみんな好きなもんなの?」


「んー俺は大好き、柔らかいし気持ちいいし」


「へ~、そういうもんなんだぁ」

やはり男はおっぱいが好きらしい
おっぱい好きな男を主人公にしようかななんて考えていると


「っん!.....ふぁっ...んぁ」


突然胸の先に強い刺激がきた



「どう触られんのがすき?」


くりくりと少し捏ねられながら聞かれる


「そんなのっ....んっ....わかんないっ」


「うぶな感じでいくの?まぁいいけど」


うぶな感じというかうぶ中のうぶだが

乳首を優しく撫でたりくりくりされたり強くつままれる
人に触られるのってこんなに気持ちいいんだ
初めての発見だ


「気持ちよさそうだな、下も触るぞ」


「うん、っ……」

一撫でされただけで体がびくっと反応してしまう

「ははっ、敏感」


思ったより自分は感じるのかもしれない
自分で触ってみてもイマイチ気持ちよくなかったから
不感症かもしれないと悩んでいたが大丈夫そうで安心する
優しく撫でるように、弾くように、つまむようにクリトリスを触られて私の頭も溶けていく
 

女の子が喘ぎ声抑えてるのを見ると可愛いからもっと出せっと思っていたが
自分で体験してみると恥ずかしすぎてシーツで声を押し殺してしまう



「気持ちよさそっ、エッロイ顔隠すなよ」


「んっ……はぁ、んぁあっ…」



「ははっ、可愛い」


「ぁっぁぁっなんかっへんっ!やらぁ………ひろっくんっ!助けてっ………」


「へん?気持ちいいだろ?」


「なんか、怖いっの……止めてぇ……」


「もしかしてイッたことないの?……………どんな男とヤッてたんだよ」



「んぁっひろくんっ……ひぁっ…んっ…」


「大丈夫、気持ちいいから、手繋いでるから」

そう言ってさらに激しく触り始めた
頭の中がチカチカしてなんにも考えられない


「ぁあっ!ぁぁ……んっんっんぁっあぁぁーーーーー」



頭が真っ白になって何にも考えられない
息を整えながらだんだん意識が戻ってくる



本当にどっか飛んでっちゃうかと思った
でも気持ちいい
エッチすごい


そう考えてると

「ねぇ、俺そろそろ限界、舐めて?」

そう言ってアソコを急に私の顔の横に近づけてきた

初めて見るそれは
思ってもよりグロテスクで
むあっとした匂いが強く
そりたっていて大きかった
忘れないように心の中で複写しとく
絶対忘れないでネタにするぞ



「あっあの、どうやって舐めたらいい?」


「は?やったことないの?」


「ないよっ普通ないでしょ」


「いや、お前に普通とかないのかなって」


「どういうことよ」


「まじかぁ、じゃあやめとくか?」


「…いや、興味あるからちょっとやってみたい、かも」


「ん、わかった、じゃあまず先っぽ舐めて」


「うん、こ、こう?」

先っぽを下で優しく舐めてみる
汁が出ていてしょっぱい
でも癖になってアイスみたいにペロペロしていたら

「っ…じゃあ次は咥えて、歯は当てるなよ」


「んっ……」


顎を大きく開けて一生懸命歯を当てないように口に入れる
大きい、顎外れちゃう
そう思いながら顔を前後にゆっくり動かしながら舐める


「んっ上手、咥えきれないところは手を使ってしごいて」


でも使ってひろくんのアソコを触る
手も口も頑張って動かしていくと口の中でさらにアソコが大きくなった


「んっ………んぐっ……」

ぶちゅぶちゅぶちゅとエッロイ音が響く

「んっ、きもちいいよ、そろそろ、…………ちょっとごめん」


そう言って急に髪をもたれて動かされる

「っ!んっ!んぐっんっんっ」


苦しいのに!


「あっでそう、ちゃんと受け止めて」


そう言って私の口の中に粘り気のある何かが出た
精子ってこんなベトベトしてて生臭いんだ
でも、もう二度と出会わない可能性あるよなぁ
一回飲んでみたいなぁと思って飲んでみる


「ぅっにがい」


「げっ、お前飲んだの、まずいだろアレ」


「ぅぅまずい、水!」

急いでキッチンの蛇口から水を持ってきてくれる

「ほら」

やって喉のベトベトがなくなって普通に戻った


「ふぅ、ありがとう」


「まぁ……俺が無理矢理口に出したからな」


「そうだよ!」


「まぁまぁ!続きしようぜ」

そういってアソコを触られる
まだびしゃびしゃだ
いや、舐めている間に濡れ続けていたのだ

「びっしゃびしゃ、指いれるよ」

「っん……」

指は自分のは入れたことがあるし、濡れていたためスムーズに入った
奥の方をつんつんと刺激される
気持ちいいわけでもないが痛いわけでもない
なんか不思議な感じだ

「…未開発?」

「んっ、なにが?」

「…………いや、なんでもない」

そこばかり重点的に攻められる
最初は何も感じなかったがだんだん変な感じになってきた


「ひ、ひろくん、なんかそこだめ、かも」

「ん?よくなってきた?」

急に中でくいっと指を曲げた

「んぁっ!ひっ、あ」

「んっ、気持ち良くなってきたな」


またさっきと同じ奥を責められる
でも何か違う
そこは触ったらだめな気がする


「や、やだ!ひろくんっ待って、お願いっ」

「んーやだ」


だんだん水音が大きくなっていく
このままじゃ

「ねぇ、ひろくんっやっらぁっんっあっ出ちゃう」


「いいよ、出して」


「あっでちゃ、う………んあっぁぁ!」

プシャーっと潮吹きしてしまった
潮吹きって漫画だけじゃないんだ
痙攣が止まらない
体がおかしくなってしまった


「んっ、……ふぁっ...」

少し落ち着くと、


「そろそろ、挿れてもいい?」


「っん、」

アソコに硬いものがあたる
急に冷静になってきたがここでやめるわけにはいかないだろう
ならせめて

「優しく、して?」


「うん、する」


「んっ、ぁぁあああ!」


私の中に今まで挿れたことのない異物が入ってきた
我慢できないほどというわけではないが、やはり痛い
やっぱ初めてって痛いんだ
思わず叫んでしまった


「?!どうした大丈夫か?」

そういって少し彼のが中で動く
動くのはもう少し待ってほしい


「ちょっともう少し、止まっててもらっても、いい?」


「え?」


そういって彼が私のアソコに目をやると
驚きに溢れた顔をしている


「ひ、ひかり、お前、処女なの?」


「……………」

コクンと小さく頷いた
よくみると血が出ていてシーツが少し赤くなっていた
うわぁ血が出てる痛そう
シンプルにそう思った
 

「え、まじごめん、」


「ん?なにが?」


「いや、だって初めて奪っちゃったわけだし」


「あーそんなの気にしないで、もはや捨てたかったし」


「そんな強がんなくていいよ、」


全然強がりじゃない
この歳の処女はもはや恥ずかしいのだ
そんな会話をしているうちに自然と痛みは引いていった
その代わりにもどかしさが募る


「…………てかさ、そろそろ動いてもいいよ?」


「大丈夫なのか?」


「うん、痛みなくなったし」


「ゆっくり、動くな」

そう言ってゆっくり動き始めた
奥を突かれるたびに気持ち良さが襲ってくる
初めては気持ち良くなれないと聞くがもしかしたら私には才能があるのかもしれない
エッチの

でもしばらくするとあまりにゆっくりなので、自然と腰が動いてもっとと求めてしまう


「んっ……ふぁっ……あっ」



「ねぇ腰動いてるけど?」

少しニヤッとしながら聞かれる
気づいてるならもう少し激しくしてくれたっていいじゃないか


「気持ちいいんだな、じゃあ、腰持つな?」

そう言って腰を固定されて一気に強く突かれる
頭が真っ白になってしまいそうな快感に逃げたくなる
でも逃してはくれない
何度も突かれ気持ち良さで頭が支配されていく

「っん!ぁあっ、んっ、ひぁっ」


「ん、膣締まってる、そろそろイキそ?」


「んっひろくんっイクっの!」


「イっていいよ」

初心者にはすごく刺激的だった
気持ちいいすごいぞエッチ
これは確実にマンガが描ける
でも、今はちょっと疲れたなぁと考えていると



「まだ、おわんないけど?」


そう言われ、何度も何度もイカされてもはやどんな体位でしたかなんて覚えていない

「んっひろ、くんぅ、もう、無理ぃ」


「うん、そろそろイキそ、出すよ」


「んっぁっぁぁあ!」


「責任、とるから」

そう言って首元に少し痛みが走ったのを最後に意識は途絶えた













朝目が覚めて腰、喉の痛みを感じた
びっくりだ
隣にはひろくんが寝ている
でも痛みなんて吹き飛んでしまうくらいマンガネタが頭に浮かんでくる


これは描かなくては


朝から椅子に座り、漫画を描いているとひろくんが起きてきた


「おはよ、あれひかり?」


「おはよひろくん、今ちょっと忙しいから」


ひろくんの方も見ずにそう言った


「あの、昨日のことなんだけどさ、責任は取るから」


「うん、わかった」

責任とはなんのことかはわからないが漫画のことしか考えてない頭にはなーんにも入ってはこない  
適当に相槌を打つ


「よかった!朝ごはん作っとくね」





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



これからもひろくんはうちに居座り続けて
いつになったら出てくのかと聞いたら


「付き合ってるんだから一緒に住むだろ?」

「いつそんな話になった?!」

「親にももう結婚の挨拶しただろ?」

と言われた時はどうしようかと思った
あれは結婚の挨拶ではない、帰省だ
それに付き合ってもない
けれどNOと言えない日本人の私は無理矢理丸め込まれ今もなお私たちはこんな感じで暮らしている

まぁ、嫌なわけではないのだけど


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みんなの感想(1件)

ゆゆささ
2023.01.18 ゆゆささ

面白かったです。

パンダパンダ
2023.01.18 パンダパンダ

読んでくださってありがとうございます(*ˊᵕˋ*)
楽しんでもらえて嬉しいです🤍

解除

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