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37.夜這い*

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本日2話目の更新です。
R18、女性からの無理矢理場面があります。そのような描写に抵抗のある方はご自衛ください。

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エスターは息子の前で泣き崩れた後、夜が更けてから、こっそり音をたてないようにエイダンの寝室に侵入した。ナイトテーブルの上のピッチャーに入っている水が減っているのを見てほくそ笑んだ。

エイダンは寝台で寝ていたが、顔が赤くなり、寝苦しそうに息が荒かった。エスターが寝具をそっと剥ぐと、エイダンの寝間着のズボンの前が既にテントを張りつつあるのが見えた。

「フフフ、効いているみたいね」

エスターはズボンの上から硬くなりつつある膨らみを掌でやさしく擦った。するとむくむくとズボンの布がせり上がった。ズボンをずり下げると、臍までそそり立つ陰茎が現れ、エスターは躊躇なく咥えた。じゅぼじゅぼと吸いながら扱いていると、鈴口から溢れてきた先走りのしょっぱい味がしてきた。エイダンはまだ目が覚めないが、顔が真っ赤になって喘いでいた。

「はぁ、はぁ、ふぅ、ふぅ・・・」

「もうそろそろいいわね」

全裸になったエスターの蜜壺はもう濡れていた。男根を掴んで一気に腰を落とし、激しく腰を上下させた。

「ああっ!エイダン、愛してる!貴方は私のものよ!誰にも渡さない!」

久しぶりのまぐわいの刺激と媚薬の効果が相まって射精感が高まり、エイダンは目覚めた。

「ああっ、ああっ?!エスター?!止めろっ!」

「だめよ、貴方は私の中でイくのよ」

「止めろっ!ああっ!だめだっ!ああっ!イくっ!ああっ!ううっ!」

抵抗空しくエイダンはエスターの蜜壺奥に白濁を放った。

「どうしてこんなことをしたんだ?!」

「貴方が本邸に住むのは妥協してあげる。でもこっちにも来て最低週1回は私を抱いてちょうだい」

「お前がここに住み続けることは許す。でも俺はお前をもう抱かない。お前はブライアンの生母というだけだ」

「どうしてっ?!私達、愛し合ってるでしょ?!」

「悪いが、それはもう過去のことだ」

「そ、そんな!どうして心変わりしたの?!」

「自分でも分からない。ただ、お前の醜悪な嫉妬といびりにはひいた。早く服を来てこの部屋から出て行ってくれ。じゃなきゃ俺が出て行く」

「・・・いいわよ、出て行く・・・でも別れないわ!」

エスターはノロノロと服を着てエイダンの寝室を出て行った。
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