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24.嫉妬の炎*
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エイダンは愛人エスターの嫉妬とヒステリーに頭を悩ませていた。
「エスター、また本邸に行ってステファニーを罵倒したって聞いたぞ。やめてくれ。彼女には王家とエスタス公爵家の後ろ盾があるんだ。睨まれるわけにいかない。それに妊婦なんだ。気を遣ってやってほしい」
「あの女は王家とエスタス公爵家に押し付けられただけでしょう?愛しているのは私だけでしょう?なのになぜあんなにすぐに妊娠してるの?」
「そ、それは・・・結婚したら、そりゃ・・・」
「白い結婚じゃなかったの?騙したのね!」
「子供を作ることも王家とエスタス公爵家との約束なんだよ。ブライアンが後継ぎなのは何があっても変わらないから我慢してくれ」
子供を作ることは王家とエスタス公爵家との合意内容に入っていなかったが、エスターは演技できるタイプではないから、エイダンはステファニーのお腹の子の父親のことを言う訳にはいかなかった。
「じゃあ、別邸でずっと暮らして」
「仕事があるから本邸にもいないといけないんだよ」
「本邸には通いで行ってよ」
「毎日通うのはちょっと辛い距離だよ。それに王家とエスタス公爵家の手前、ステファニーも尊重しないといけないし、妊娠中だから」
結婚後最初の2ヶ月、エイダンは妊娠偽装のため、毎日本邸でステファニーと同じ寝室のソファで寝ていたが、それ以降は本邸と別邸に半々ぐらいで滞在していた。
「忘れないで!私が貴方とずっと一緒にいたのよ!それに貴方の後継ぎを産んだのは私よ!」
そう言うとエスターはエイダンを寝台に押し倒し、激しく口づけた。
「んんん・・・」
エスターの赤い唇はエイダンの首筋を這い、ちゅうっと吸った。その途端、エイダンはぴりっと痛みを感じた。
「おい、キスマークをつけるなよ」
「もう遅いわ。それに貴方は私のものなんだからいいでしょう?そんなことより私に夢中になって」
エスターはエイダンの口を唇でふさいだ。エスターの舌がエイダンの口の中で歯列から歯茎の裏、口蓋、舌の下まで縦横無尽に這う。唾液を飲み込む間もないほどエスターの唇はエイダンの唇を強く吸った。
「はぁん・・・ああん・・・」
2人の唇が離れると、その間に銀糸がつうっと張って落ちた。
エスターがエイダンの耳を舐めると、吐息が耳や首筋にかかり、じゅぼじゅぼという淫靡な音がしてエイダンの興奮を高めた。その間にエスターの指はエイダンの乳首をつまんでいた。
「あら、気持ちいいのね?乳首立っているわよ。舐めてあげる」
エスターがエイダンの乳首をちゅうっと吸うと、エイダンは喘ぎ声を出してしまった。
「ああっ・・・あああっ!」
エスターがエイダンのトラウザーの前をはだけると、猛った陰茎がぶるんと飛び出してきた。男根は臍につくほど完全に勃起して我慢汁で濡れていた。エスターが男根を扱くと鈴口から透明な汁がさらに溢れ出てくる。
「あああっ!イっちゃうよ!ああっ!」
「だめよ、まだイっちゃだめ」
エスターは竿の根元をぐっと掴んだ。
「ああっ、そんなっ!イかせて!」
エスターは先走りでぐちょぐちょになった男根を咥え、舌で舐めながら手でも扱いた。
じゅぱ・・・じゅぱ・・・じゅぱ・・・
「ああっ、イくっ!」
「だめっ!私の中でイって!」
またもエスターが竿の根元を押さえたので、射精感が高まったエイダンは悶絶した。エスターは愛液でずぶずぶに濡れた蜜壺にエイダンの剛直を一気に沈め、腰を上下させた。
「はぁん・・・ああっ・・・ああっ!エイダン、愛してるっ!」
「ああああっ!もうだめだっ!エスター、イくよ!――うっ・・・くっ・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」
エイダンは我慢できずにすぐに蜜壺の奥に白濁を放ってしまった。
「すごくよかった・・・けど、早かったわ」
「我慢してたからなぁ」
「そうなの?そうよね?!」
エイダンが久しぶりのセックスだったのは、ステファニーが妊娠中だからだろうとエスターは思いついて胸が痛くなったが、それでもしばらくはエイダンを独占できると思えて機嫌がよくなった。それに久しぶりの情熱的な時間は、エイダンが抱いた、エスターを愛する気持ちへの疑問も少しの間だけ忘れさせた。
「エスター、また本邸に行ってステファニーを罵倒したって聞いたぞ。やめてくれ。彼女には王家とエスタス公爵家の後ろ盾があるんだ。睨まれるわけにいかない。それに妊婦なんだ。気を遣ってやってほしい」
「あの女は王家とエスタス公爵家に押し付けられただけでしょう?愛しているのは私だけでしょう?なのになぜあんなにすぐに妊娠してるの?」
「そ、それは・・・結婚したら、そりゃ・・・」
「白い結婚じゃなかったの?騙したのね!」
「子供を作ることも王家とエスタス公爵家との約束なんだよ。ブライアンが後継ぎなのは何があっても変わらないから我慢してくれ」
子供を作ることは王家とエスタス公爵家との合意内容に入っていなかったが、エスターは演技できるタイプではないから、エイダンはステファニーのお腹の子の父親のことを言う訳にはいかなかった。
「じゃあ、別邸でずっと暮らして」
「仕事があるから本邸にもいないといけないんだよ」
「本邸には通いで行ってよ」
「毎日通うのはちょっと辛い距離だよ。それに王家とエスタス公爵家の手前、ステファニーも尊重しないといけないし、妊娠中だから」
結婚後最初の2ヶ月、エイダンは妊娠偽装のため、毎日本邸でステファニーと同じ寝室のソファで寝ていたが、それ以降は本邸と別邸に半々ぐらいで滞在していた。
「忘れないで!私が貴方とずっと一緒にいたのよ!それに貴方の後継ぎを産んだのは私よ!」
そう言うとエスターはエイダンを寝台に押し倒し、激しく口づけた。
「んんん・・・」
エスターの赤い唇はエイダンの首筋を這い、ちゅうっと吸った。その途端、エイダンはぴりっと痛みを感じた。
「おい、キスマークをつけるなよ」
「もう遅いわ。それに貴方は私のものなんだからいいでしょう?そんなことより私に夢中になって」
エスターはエイダンの口を唇でふさいだ。エスターの舌がエイダンの口の中で歯列から歯茎の裏、口蓋、舌の下まで縦横無尽に這う。唾液を飲み込む間もないほどエスターの唇はエイダンの唇を強く吸った。
「はぁん・・・ああん・・・」
2人の唇が離れると、その間に銀糸がつうっと張って落ちた。
エスターがエイダンの耳を舐めると、吐息が耳や首筋にかかり、じゅぼじゅぼという淫靡な音がしてエイダンの興奮を高めた。その間にエスターの指はエイダンの乳首をつまんでいた。
「あら、気持ちいいのね?乳首立っているわよ。舐めてあげる」
エスターがエイダンの乳首をちゅうっと吸うと、エイダンは喘ぎ声を出してしまった。
「ああっ・・・あああっ!」
エスターがエイダンのトラウザーの前をはだけると、猛った陰茎がぶるんと飛び出してきた。男根は臍につくほど完全に勃起して我慢汁で濡れていた。エスターが男根を扱くと鈴口から透明な汁がさらに溢れ出てくる。
「あああっ!イっちゃうよ!ああっ!」
「だめよ、まだイっちゃだめ」
エスターは竿の根元をぐっと掴んだ。
「ああっ、そんなっ!イかせて!」
エスターは先走りでぐちょぐちょになった男根を咥え、舌で舐めながら手でも扱いた。
じゅぱ・・・じゅぱ・・・じゅぱ・・・
「ああっ、イくっ!」
「だめっ!私の中でイって!」
またもエスターが竿の根元を押さえたので、射精感が高まったエイダンは悶絶した。エスターは愛液でずぶずぶに濡れた蜜壺にエイダンの剛直を一気に沈め、腰を上下させた。
「はぁん・・・ああっ・・・ああっ!エイダン、愛してるっ!」
「ああああっ!もうだめだっ!エスター、イくよ!――うっ・・・くっ・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」
エイダンは我慢できずにすぐに蜜壺の奥に白濁を放ってしまった。
「すごくよかった・・・けど、早かったわ」
「我慢してたからなぁ」
「そうなの?そうよね?!」
エイダンが久しぶりのセックスだったのは、ステファニーが妊娠中だからだろうとエスターは思いついて胸が痛くなったが、それでもしばらくはエイダンを独占できると思えて機嫌がよくなった。それに久しぶりの情熱的な時間は、エイダンが抱いた、エスターを愛する気持ちへの疑問も少しの間だけ忘れさせた。
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