【完結保証】あれだけ愚図と罵ったんですから、私がいなくても大丈夫ですよね? 『元』婚約者様?

 有望な子爵家と婚約を結んだ男爵令嬢、レイナ・ミドルダム。
 しかし待っていたのは義理の実家に召し使いのように扱われる日々だった。
 あるパーティーの日、婚約者のランザス・ロージアは、レイナのドレスを取り上げて妹に渡してしまう。

「悔しかったら婚約破棄でもしてみろ。まあ、お前みたいな愚図にそんな度胸はないだろうけどな」

 その瞬間、ぶつん、とレイナの頭の中が何かが切れた。
 ……いいでしょう。
 そんなに私のことが気に入らないなら、こんな婚約はもういりません!

 領地に戻ったレイナは領民たちに温かく迎えられる。
 さらには学院時代に仲がよかった第一王子のフィリエルにも積極的にアプローチされたりと、幸せな生活を取り戻していく。
 
 一方ロージア領では、領地運営をレイナに押し付けていたせいでだんだん領地の経営がほころび始めて……?

 これは義両親の一族に虐められていた男爵令嬢が、周りの人たちに愛されて幸せになっていくお話。


 ★ ★ ★

※ご都合主義注意です!
※史実とは関係ございません、架空世界のお話です!
※【宣伝】新連載始めました!

 婚約破棄されましたが、私は勘違いをしていたようです。

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