ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語

Eunoi

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第3章 戦場の姫巫女

90.現代の魔法使いvs未来の科学者

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【カイン】

「セト、何をしているんだ?」

セトは悔しそうにカインに話した。

「もちろん、ゼリアンを止めようとして、返り討ちにあったところですよ。」

カインはため息をつく。

「あんなに自信満々だったじゃないか。」

セトは、ふてくされた。

「おいしいところを主役にあげようとしただけですよ。」

カインは不思議がる。

「主役?」
「そうですよ、もう勇者に勝つには、主役しかいませんよ。」

カインは更に深いため息をついた。

「セト、もしや、この世界に役割があると思っているのか?」
「当たり前ですよ。そうでなければ、あり得ないじゃないですか。
しょせん、この世界はカインとアベルの物語の延長なのでしょう?」

カインは呆れてしまった。

「違うよ、セト。
まぁ、今はその話しをする時間はないか。」

カインは圧倒的神力を出した。
それは『神の福音を拒みし者』と同じ力だ。

「そ、その力は!?」
「さっき、ゼリアンがこの世界のルールを壊したろう?
俺たちの力の源は、もともと向こうの世界の神の精神だ。
そして、体だけが、こちらの世界だった。
しかし、こちらの世界の人間の体は無限の可能性を手に入れた。
もう、制限なんてないんだよ。」

セトは呆気にとられる。
『神の意志を継ぎし者』としての力を感じた。
そして、自身の力に神力をまとわせる。それは、今までとは非にならない程の力だった。

ゼリアンは、倒れたままその光景を黙ってみている。
そして、誰にも気づかれないよう笑みを浮かべて、ゆっくりと立ち上がる。

「そろそろ、いいですか?」
「あぁ、待たせてすまんな。
ゼリアン、そろそろ終わりにしようか。」
「えぇ、ようやく本当の悲願成就の瞬間です。」

セトは不思議がった。ゼリアンのことが、ちっとも理解できないのだ。

「ゼリアン、君の本当の目的は何なんだ?」

カインがそれに答えた。

「ゼリアンは矛盾している存在なんだよ。
向こうの世界でゼリアンは、様々なものを選別していた。
それは人の選別と言ってもいい。
そんな男が、こちらの世界で人間になったのだ。
人が人を選別すること。心を持つ者が心を持つ者を選別するなんて、完璧に出来るわけがない。」

ゼリアンは、ただ聞いていた。
そのままカインは話す。

「ゼリアンは苦しんだ。
そして、自身の存在を否定し始めた。
しかし、自身で自身を消去することなんて、前の世界の影響もあり、できるわけがない。
そして、ゼリアンは二つを望む。
一つ目は、選別の必要をなくすほど、全員を同一にしてしまうこと。それが唯一神になりたがった理由だ。
二つ目は、それができなかった場合、自身を滅ぼす存在を見つけることだ。それが人の限界をなくした理由だ。」

ゼリアンは少し嬉しそうに話す。

「一つだけ違いますね。一つ目は第一目標であり、二つ目は第二目標ですよ。
あくまでも、私が唯一神になることことが最大の目的です。」
「だが、もう気付いているんだろう?不可能だということを。」
「なんのことやら。さぁ、戦いを始めましょうか。」

カインは悲しそうにした。

「気づかないのか?もう終わっているということに。」

ゼリアンは、その瞬間に気付いた。
自身がウィルスのような何かに浸食されていることに。
そして、もう詰んでしまっているという事実に。

カインはゼリアンを殴った時に、ウィルス性の攻撃を仕掛けたのだった。
断罪の刃グリードと戦った時は、無害の物がただ駆け抜けただけだった。
しかし、今回は神力を併用している。ゼリアンの記憶を奪い、更に能力を奪うウィルスだった。

ゼリアンは、『世界の理』のアクセス方法を消去してしまった。
ゼリアンは、『オルヴィス』での世界での肉体を消失させ始めた。
ゼリアンが奪った能力が、元の持ち主の元へ戻っていく。

「そうか、私は死ぬのですね。これが死というものか…。」
「そうだな。完全なる神でない限り、不死はあり得ない。
さよならだ。」
「滅びも、私の願いだ。
多少、心残りもありますが、まぁ、これはこれでいいでしょう。」

その瞬間、突然、女性の声が聞こえた。

「その心残りを叶えたいと思いませんか?」

!?
誰の声だ!?

気付くとゼリアンの後ろに女性が立っていた。
そして、注射器のようなものでゼリアンを刺す。
その瞬間、ゼリアンの体の崩壊は止まった。

「ゼリアン、助けにきました。」

セトは、叫ぶ。

「また、勇者の役割のせいか!」

カインは警戒した。
通常の転移とは違う気がしたのだ。
その女性は、言葉を続ける。

「あら?これでも、もうムリみたいね。」

ゼリアンは話す。

「どこの誰かは分かりませんが、もうこの体の崩壊は始まっている。
もう助かりませんよ。」
「残念ね。まぁ、その可能性も考えていたわ。
ゼリアン、あなたは死なないわ。何故なら貴方は神となるのだから。
神は不死よ。貴方は神となる条件を整えている。
電子の神よ、今こそ神として生まれ変わりなさい。」

ゼリアンの体は崩壊した。しかし、光の粒子となって、また同じ姿となる。
その姿は神々しい。ゼリアンは、不死の体を手に入れた。

「私は神となったのか?」

セトとアマテラスは驚いた。
カインは驚いていない。

「向こうの世界の信仰力か。」
「さすが、伝説の英雄ね。予想以上の頭のキレね。
それとも、あなたの中にいる女性の影響かしら?」

ウィズが顕在化した。

「私のことも知っているのですか?」
「もちろんよ、強欲の魔女ウィズ。」
「強欲の魔女?お前は何者なんだ?」

カインの問いかけにその女性は答える。

「私の名はルミナ。
今より30年後の未来から来ました。今の時代で言うところの、クロノスナンバー5であり、後世では暴食の魔女と呼ばれる存在よ。」
「未来からの科学者?なるほどな。どおりでこちらの転移とは違う気がしたわけだ。それにしても魔女か。魔王の後継者たちは魔女となっているわけか。」
「頭の回転が早すぎませんか?」
「ん?間違ってたか?」
「いえ、合っています。ただ、普通はあちらの皆さんのように驚くのかと思いますが…。」

全員、頭の回転がついていかなかったようだ。

「まぁ、それは置いておくとして、未来からゼリアンを助けにきたのか。つまりゼリアンの力が必要となる出来事が起こるんだな。」
「順応がありすぎて、話しは早いんですが、もやもやしますね。
もっと、伝説の英雄を驚かせたかったんですけどね。」

ルミナは少し悔しそうだ。

「伝説の英雄?」
「これ以上、話すとタイムパト○ールに時空法違反で捕まってしまうわ。
ただ、もし、あなたが生きていれば、未来の世界は違う世界になっていただろうに。」
「いや、タイムパト○ールは嘘だろっ。」
「えへっ。」

その言葉に何よりも反応したのはアマテラスだった。

「30年後の未来にカイン様はいないのですか?」
「亡国の姫巫女アマテラスか…。もうこの時点でジャパンと共にいたとは。
まぁ、想像にまかせますよ。」
「亡国…。」

セトも話す。
「どうせだったら、もっと早くきて未来を教えて欲しかったよ。そうすれば、色々なことが未然に防げたのに。」
「無理を言わないで欲しいわ。『ゼリアン革命』より前の時代には、どうしてもこれないの。何か見えないフィールドが張られていたのよ。」

ウィズも話す。
「これからの未来に何が起こるのですか?」
「ふふふっ、そんなしおらしい貴女を見れるなんてね。もちろん未来は、秘密よ。」
「私の性格が変わる出来事が起こるのですね。しかし、カインはいない…。」

ルミナはゼリアンへと向かった。
「さて、時間もあまりないので、本題に入るわ。」

ルミナは光の玉を手元に用意した。
そして、ゼリアンはその光の玉へ吸収されてしまう。

「ゼリアンをこの時代から攫いにきました。
それでは、目的も達成しましたし、皆さんご機嫌よう。」

!?!?

「まてっ!そんなことは、させない!」

カインは、慌てた。
神を吸収するなんて、想像外だったのだ。
光の玉を取り戻すために、一瞬でルミナへ近づく。
他の者も戦闘態勢に入った。

カインがルミナを捕まえようとした瞬間、ルミナは転移する。
転移した先はセトの背中だった。銃のようなものを構え、発射した。

「まず、1人目。」
「なっ!?」

セトは避けられない。
着弾した瞬間、セトに丸いフィールドが展開された。
そして、セトはどこかへ転送された。

しかし、驚愕の瞬間が訪れる。
アマテラスにも丸いフィールドが現れた。
そして、セトと同様、アマテラスもどこかへ転送された。

「ふふふっ。その表情が見たかったわ。驚いたでしょう。」
「あぁ、驚いた。いや、驚きを通り越して、何も考えられなくなりかけたよ。」

その間にウィズは、カインの中へ戻った。

「さぁ、伝説の英雄。私と遊びましょう。」
「いやな、誘い方だな。」

ウィズ、今、何が起こったか分かったか?

『残念ながら、分かりませんでした。ただ、転移する銃弾がセトとアマテラスの同時発生したことが気になります。銃弾も転移させたのかもしれません。』

『俺と同じ見解だな。ただ、可能性として話しておく。銃弾は、転移と時間移動していることを念頭においておけ。』

ツヴァイが驚愕の可能性を話した。
しかし、その可能性も視野に入れるべきだ。

俺は構える。
ルミナも構えた。
その瞬間にルミナは後ろにいた。

『0.1秒だけ同時に存在したぞ!』
『間違いありません。』

分かったからといって、この攻撃はどうなるものでもない。
転移して避けるが、先回りして銃を構えられていた。

「俺を転移させたところで、転移して戻ってくるぞ。」
「もちろん、それができないようにしてますよ。ちなみに、この銃弾だけは特別です。数年先の未来への転移ですよ。」

当たる瞬間、俺の中からウィズが顕在化し、ウィズは俺を突き飛ばした。

「ウィズ!」
「カイン!」

ウィズは、俺のいない数年先の未来へ転移した。

「さすがの反応ね。」
「くっ!」

俺はルミナへ攻撃をしかける。しかし、また避けられて背後に回られた。
しかし、背後に転移すると分かるため、背後にも攻撃を仕掛けていた。
しかし、それも転移で避けられる。

「もう、順応するとは、さすがですね。」
「おかしいな。それほどの能力を連発なんてできるわけがない。何か制限があるな。」
「それを話すバカはいませんよ。」
「神力が地上に溢れてきている。その神力で満ちている今だけの能力とかかな。」
「伝説の英雄は、想像力がありすぎて、面白くありませんね。」
「やはり、そんなところか。なら、時間を稼げば俺の勝ちだ。」
「いつでも逃げられるので、もはや無意味ですよ。」
「それは、どうかな?」

逃げた方向なら間違いなく分かる。
何故なら、一瞬だけ二人存在するのだ。
その時点でどこへ転移したのか分かるのだ。

「もちろん、転移で逃げます。
なぁんて、そんなことはしませんよ。」

俺の周りに、7人のルミナが同時に現れた。しかも、攻撃する瞬間だ。
一瞬、驚き動きが止まる。

「「「「「「「アルテマ!」」」」」」」

神聖ゾルタクス国の城が崩壊し、大穴が空くほどの7撃を受けてしまった。
魔法だけではない。魔法防御の防御結界を突き抜けた。
直感で正体が分かった。
防御結界も意味をなさない、魔法と科学の融合攻撃だ。
なんとか立ち上がるが、その瞬間にまた攻撃を受ける。

「「「「「「「常闇の星」」」」」」」」

七つのブラックホールが現れる。
しかし、次は来るかもしれないと分かったため、反応した。

「グラビティ!」

重力をねじ曲げ、右手に攻撃を吸収した球を作る。
以前、フィーナ国王と戦った時の技だ。
攻撃を収束し、ルミナへ半分だけの力を使って攻撃する。

そして、ルミナは転移して避けた。
その先に残りの半分を使って、攻撃しようとする。
もう重力は解放し攻撃態勢に入っている。転移先に放つだけだった。

しかし、予想外のことが起こる。ルミナはそのままどこかへ逃げ出した。

俺は解放しかけていた攻撃を慌てて止めようとして自爆してしまった。

カインは、爆発の中で意識がうつろとなった。


【ルミナ】

さすが、伝説の英雄。
このまま戦っていたら、いずれ時間ぎれで負けていたかもしれない。

そう思うと、この先の未来にカインがいないのが悔やまれる。
もし生きていれば、あの悲劇は防げたかもしれない。
それほどのカリスマと力を持った存在だった。

できれば、生きていて欲しい。
そう願い、これから戦う相手の疑似体験をしてもらった。
初見と初見でないのは雲泥の差がある。

後は時間がない。
魔王の後継者たちが伝説の英雄を裏切る前に何とかしたい。
最大の障壁となるウィズは唯一の銃弾で未来へ飛ばすことができた。
しかし、もはや時間がない。せめて、布石でも打つとしよう。

未来が変わることを信じて、ルミナは魔王の後継者の元へ転移した。



【爆発の中】

はぁ。
爆発を抑えるために、しばらく動くことができないか。
何やってるんだかな、俺は。

(カイン…。カイン!)

ウルティアの声の幻聴が聞こえる。

(幻聴じゃないよ。)

ウルティア?
ウルティアなのか!?

(そうだよ、カインの妻のウルティアだよ。ちょっとしか離れてなかったのに、長く感じるね。
ゼリアンが神族を別の種族に変えてしまったせいで、神力が世界に溢れたの。
私は元々が向こうの神族だったから、神族のままで、余った神力を吸収して目覚めたわ。
前よりも調子いいぐらいなの。)

よかった!
本当によかった!
早く戻ってきて欲しい。
ウルティアに会いたいよ。

(私も早く会いたい。
完全に復調したから、すぐにでも会いたいわ。
でも、お父様がまだ冥界から戻っていなくて、私がここを離れると神界が不在になってしまうの。
戻りしだい、すぐに会いに行くからね。)

分かった。
なら、すぐ会えるな!
楽しみに待ってるよ。


爆発が収まり、カインは地に立つ。
その表情は、晴れやかであった。


次回、『91.姫巫女たちの戦い』へつづく。
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