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第3章 戦場の姫巫女
64.爆走!魔導列車!!
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【カイン】
「ふっふっふっ。
あーっはっはっは。
やったな、リリア!」
カインは、高らかに笑っている。
カインは、とある工場に来ていた。
「えぇ、やりましたね!
カイン首相!」
ジャパン国の開発局長兼魔石家であるリリアも、胸をはって誇らしい顔だ。
「これは、まさに快挙だよ!
ノーベ○賞を授与したいぐらいだ。」
「ノーベ○賞!?
いただけるものなら、何でもいただきます。」
そこにインパルスが現れた。
「ノーベ○賞は、こちらの世界にありませんよ。
それにしても、凄いのを作りましたね。
動くんですか??」
「聞いて下さい!
これこそ、自立型魔力動力炉付鉄道です!」
「えーっと、よく分からないんですけど…。
とりあえず列車ですか?」
インパルスは首を傾げながら応える。
「そう、簡単に言うと魔導列車ってとこかな。
列車自体にも魔石を基にした動力炉を作り、
レールに特殊な魔石をポイントごとに組み込むことで、エネルギー問題をクリアしたんだ。
それだけじゃないぞ、これを見てくれ。」
リリアが布を取ると、モニターの用なものが現れた。
「まさか、運行状況を確認できるのですか?
そして、そのマイク…。
まさか、無線電話ですか!?」
「その通りです。
カイン首相の発想は本当に、素晴らしいです。
まさか、魔石にこんな使い道があるとは!」
リリアの目は輝いている。
カイン首相を尊敬の眼差しで見ているようだ。
「まぁ、残念ながら、無線電話はまだ島内限定だけどね。
中継局が必要となるから、全世界への普及は、まだ先になるかな。」
インパルスは、呆れた。
「どれだけ文化革命を起こすつもりなんですか…。」
インパルスは思い浮かべる。
カインとリリアのセットは危険なのだ。
魔導自転車まではまだいい。
しかし、魔石剣(通称:魔剣)など、数々の世に出せない物もたくさん作っているのだ。
カインは、悪い笑みを浮かべる。
「俺の最終目標は、地球文明を超えることだよ。
だって、エネルギー問題は魔石さえあれば克服できる。
ポテンシャルは、こちらが上なんだ。
俺はやるぞっ!
下克上だ!」
インパルスは、ため息をついた。
最近、カインはよく執務室を抜け出していた。
隠れて、こんなことをやっていたのかと呆れる。
だが、仕事が溜まっているわけではない。
いつ寝ているんだろうか。
「2人とも、ほどほどにしないと、体を壊しますよ。」
よく見るとリリアの目の下にクマがある。
「大丈夫ですよ!
楽しいことは体の疲れを感じないものなんです。」
「そうそう、その通り。
そういうわけで、インパルス。
この列車を走らせるための区間と地図、運行表の作成を頼む。
なんなら、新しく鉄道局を立ち上げてもいい。」
インパルスは、真底、嫌そうな顔をした。
ただでさえ、仕事量が多いのだ。
そして、その考えをカインに見透かされていた。
「インパルス、お土産がある。
仕事の効率化のために必要だろう。
受け取ってくれ。」
インパルスは、不思議そうな顔をした。
そして、受け取る。
「こ、これは!
ノートパソコンにプリンター!?」
「そう!
しかも、ただのノートパソコンではない。
魔石を組み込んだ充電不要で、かつ、日本のスーパーコンピューターレベルの演算処理が可能だ。
ノートパソコンの中に時空魔法を組み込み、
膨大な連結をしているんだよ。」
またもや、インパルスは呆れた。
「一体、何を目指しているんですか!?」
カインは驚く。
「失ってしまった以上のものを、入れてある。
これで補填できるだろう。」
インパルスの目は輝いた。
「ま、まさか!?
エロ動画ですか!?!?」
カインは、慌ててインパルスの口を手でふさいだ。
インパルスは、リリアがいたことを忘れてしまったのだ。
リリアは、2人を冷たい目でみる。
「男って、最低ですね。」
カインとインパルスは、心にダメージを負った。
「と、とにかく仕事の件は任せたぞ。」
「はいっ、喜んで。」
2人の笑顔は、引きつっていた。
そこに、カインの持つ電話機に音がなる。
「どうしたんだい、
ウルティア?」
まだ電話機はカインとウルティアしか持っていない。
なので、自然と電話相手はウルティア以外にいないのだ。
ウルティアより、事情を聞く。
「分かった。
すぐ行くよ。」
ウルティアとの会話は終わった。
「リリア、せっかくの機会だ。
魔導列車で港まで行きたい。
すぐに動かせるか?」
リリアは、頷く。
「港までの距離なら、レールがなくても大丈夫でしょう。
すぐに発車できます。」
インパルスは、不思議そうな顔だ。
気にせず、リリアはあるボタンを押した。
カチッ。
ウィーーーン。
ガシャン。
驚くインパルス。
「なっ!?
車に変わった!?」
カインは応える。
「デュアル・モード・ビークルを採用したんだ。
この列車は、基本は列車だ。
だが、車にもなる!
まあ、先頭車両だけだがな。
そして、ポイントは、その変形までの速度だよ!」
そう、これは地球での運用を考えた車両なのだ。
鉄道とバスの二つを兼ね備えるメリットは幾つかある。
まぁ、簡単に私見で言うと、
・鉄道の安定性とバスの機動性
・乗員が少ない地域でのコスト削減
・既存レールを使用でき安価に製造可
等がある。
まぁ、地球では法整備や様々な問題点があるだろうから、こちらが先に本格導入することとなる。
いや、もしかしたら作っている間に先を超されたかもしれない。
けど、こちらの性能が絶対、上のはずだ。
何故なら…。
インパルスが声をかけてきた。
「これ、どういう素材で変形してるんですか?」
カインが胸を張る。
「よく、聞いてくれた!
これは、形状記憶合金で出来ている!
記憶させれば、何度でもその姿になる俺自身でもよく分からない合金さっ!」
インパルスが顔が引きつっている。
「なんてものを作るんですか!
そんなレベルの素材は、神が作りし神話級の素材ですよ!」
リリアが反応する。
「カイン首相を怒ってはダメです。
本当に、偶然できちゃったんです。
最初は2人で安全を優先していたんですけど、ついつい調子にのっちゃって。
燃え上がる2人の情熱には、理性が止められなかったんです。
つい、何回もしていたら、この子たちがたくさんできちゃって…。」
「た、たくさん?」
「おう、たくさん。」
「はい、たくさんです。」
「2人とも、反省して下さいっ!!
この素材を巡って戦争おきますよ!」
カインとリリアは、あさっての方向を向く。
インパルスは確信した。
反省してない、この人達…。
「さてっ、そんなことよりも、
魔導列車を発信させるぞ!」
「はいっ!
行きましょう!!」
「違う、そうじゃない!
掛け声は、出発進行だっ!」
「何をこだわってるんですか!」
「インパルスは、留守番な!
いくぞ、リリア!」
「はいっ!
出発進行-!!」
リリアは手をあげて、高らかに宣言した。
工場の扉が開く。
カンカンと音が鳴り始めた。
ポッポーっと音がなり、蒸気のような物が出てくる。
明らかに不要なものだが、雰囲気を楽しむためにつけられた装備だろう。
「さぁ、魔導列車よ、
お披露目だっ!」
魔導列車は、港まで走り始めた。
残されたインパルスは思う。
カインが転送して、ウルティアのとこへ行った方が早いんじゃないのかな…。
インパルスは、ため息をつきながら執務室に戻った。
【初めて訪れた道行く人々、その①】
…。
……。
な、なんじゃこりゃー!?
【住んでいる道行く人々、その②】
…。
……。
うん、またカイン首相が何か作ったんだな。
【よく訪れる道行く人々、その③】
…。
……。
おっ、新製品かな?
次はどんなのだろう。
どうやら、この国に関わりのある人にとっては、カインが作り出す奇想天外な物は、日常茶飯事になっているらしい…。
次回、『65.漂流者』へつづく。
「ふっふっふっ。
あーっはっはっは。
やったな、リリア!」
カインは、高らかに笑っている。
カインは、とある工場に来ていた。
「えぇ、やりましたね!
カイン首相!」
ジャパン国の開発局長兼魔石家であるリリアも、胸をはって誇らしい顔だ。
「これは、まさに快挙だよ!
ノーベ○賞を授与したいぐらいだ。」
「ノーベ○賞!?
いただけるものなら、何でもいただきます。」
そこにインパルスが現れた。
「ノーベ○賞は、こちらの世界にありませんよ。
それにしても、凄いのを作りましたね。
動くんですか??」
「聞いて下さい!
これこそ、自立型魔力動力炉付鉄道です!」
「えーっと、よく分からないんですけど…。
とりあえず列車ですか?」
インパルスは首を傾げながら応える。
「そう、簡単に言うと魔導列車ってとこかな。
列車自体にも魔石を基にした動力炉を作り、
レールに特殊な魔石をポイントごとに組み込むことで、エネルギー問題をクリアしたんだ。
それだけじゃないぞ、これを見てくれ。」
リリアが布を取ると、モニターの用なものが現れた。
「まさか、運行状況を確認できるのですか?
そして、そのマイク…。
まさか、無線電話ですか!?」
「その通りです。
カイン首相の発想は本当に、素晴らしいです。
まさか、魔石にこんな使い道があるとは!」
リリアの目は輝いている。
カイン首相を尊敬の眼差しで見ているようだ。
「まぁ、残念ながら、無線電話はまだ島内限定だけどね。
中継局が必要となるから、全世界への普及は、まだ先になるかな。」
インパルスは、呆れた。
「どれだけ文化革命を起こすつもりなんですか…。」
インパルスは思い浮かべる。
カインとリリアのセットは危険なのだ。
魔導自転車まではまだいい。
しかし、魔石剣(通称:魔剣)など、数々の世に出せない物もたくさん作っているのだ。
カインは、悪い笑みを浮かべる。
「俺の最終目標は、地球文明を超えることだよ。
だって、エネルギー問題は魔石さえあれば克服できる。
ポテンシャルは、こちらが上なんだ。
俺はやるぞっ!
下克上だ!」
インパルスは、ため息をついた。
最近、カインはよく執務室を抜け出していた。
隠れて、こんなことをやっていたのかと呆れる。
だが、仕事が溜まっているわけではない。
いつ寝ているんだろうか。
「2人とも、ほどほどにしないと、体を壊しますよ。」
よく見るとリリアの目の下にクマがある。
「大丈夫ですよ!
楽しいことは体の疲れを感じないものなんです。」
「そうそう、その通り。
そういうわけで、インパルス。
この列車を走らせるための区間と地図、運行表の作成を頼む。
なんなら、新しく鉄道局を立ち上げてもいい。」
インパルスは、真底、嫌そうな顔をした。
ただでさえ、仕事量が多いのだ。
そして、その考えをカインに見透かされていた。
「インパルス、お土産がある。
仕事の効率化のために必要だろう。
受け取ってくれ。」
インパルスは、不思議そうな顔をした。
そして、受け取る。
「こ、これは!
ノートパソコンにプリンター!?」
「そう!
しかも、ただのノートパソコンではない。
魔石を組み込んだ充電不要で、かつ、日本のスーパーコンピューターレベルの演算処理が可能だ。
ノートパソコンの中に時空魔法を組み込み、
膨大な連結をしているんだよ。」
またもや、インパルスは呆れた。
「一体、何を目指しているんですか!?」
カインは驚く。
「失ってしまった以上のものを、入れてある。
これで補填できるだろう。」
インパルスの目は輝いた。
「ま、まさか!?
エロ動画ですか!?!?」
カインは、慌ててインパルスの口を手でふさいだ。
インパルスは、リリアがいたことを忘れてしまったのだ。
リリアは、2人を冷たい目でみる。
「男って、最低ですね。」
カインとインパルスは、心にダメージを負った。
「と、とにかく仕事の件は任せたぞ。」
「はいっ、喜んで。」
2人の笑顔は、引きつっていた。
そこに、カインの持つ電話機に音がなる。
「どうしたんだい、
ウルティア?」
まだ電話機はカインとウルティアしか持っていない。
なので、自然と電話相手はウルティア以外にいないのだ。
ウルティアより、事情を聞く。
「分かった。
すぐ行くよ。」
ウルティアとの会話は終わった。
「リリア、せっかくの機会だ。
魔導列車で港まで行きたい。
すぐに動かせるか?」
リリアは、頷く。
「港までの距離なら、レールがなくても大丈夫でしょう。
すぐに発車できます。」
インパルスは、不思議そうな顔だ。
気にせず、リリアはあるボタンを押した。
カチッ。
ウィーーーン。
ガシャン。
驚くインパルス。
「なっ!?
車に変わった!?」
カインは応える。
「デュアル・モード・ビークルを採用したんだ。
この列車は、基本は列車だ。
だが、車にもなる!
まあ、先頭車両だけだがな。
そして、ポイントは、その変形までの速度だよ!」
そう、これは地球での運用を考えた車両なのだ。
鉄道とバスの二つを兼ね備えるメリットは幾つかある。
まぁ、簡単に私見で言うと、
・鉄道の安定性とバスの機動性
・乗員が少ない地域でのコスト削減
・既存レールを使用でき安価に製造可
等がある。
まぁ、地球では法整備や様々な問題点があるだろうから、こちらが先に本格導入することとなる。
いや、もしかしたら作っている間に先を超されたかもしれない。
けど、こちらの性能が絶対、上のはずだ。
何故なら…。
インパルスが声をかけてきた。
「これ、どういう素材で変形してるんですか?」
カインが胸を張る。
「よく、聞いてくれた!
これは、形状記憶合金で出来ている!
記憶させれば、何度でもその姿になる俺自身でもよく分からない合金さっ!」
インパルスが顔が引きつっている。
「なんてものを作るんですか!
そんなレベルの素材は、神が作りし神話級の素材ですよ!」
リリアが反応する。
「カイン首相を怒ってはダメです。
本当に、偶然できちゃったんです。
最初は2人で安全を優先していたんですけど、ついつい調子にのっちゃって。
燃え上がる2人の情熱には、理性が止められなかったんです。
つい、何回もしていたら、この子たちがたくさんできちゃって…。」
「た、たくさん?」
「おう、たくさん。」
「はい、たくさんです。」
「2人とも、反省して下さいっ!!
この素材を巡って戦争おきますよ!」
カインとリリアは、あさっての方向を向く。
インパルスは確信した。
反省してない、この人達…。
「さてっ、そんなことよりも、
魔導列車を発信させるぞ!」
「はいっ!
行きましょう!!」
「違う、そうじゃない!
掛け声は、出発進行だっ!」
「何をこだわってるんですか!」
「インパルスは、留守番な!
いくぞ、リリア!」
「はいっ!
出発進行-!!」
リリアは手をあげて、高らかに宣言した。
工場の扉が開く。
カンカンと音が鳴り始めた。
ポッポーっと音がなり、蒸気のような物が出てくる。
明らかに不要なものだが、雰囲気を楽しむためにつけられた装備だろう。
「さぁ、魔導列車よ、
お披露目だっ!」
魔導列車は、港まで走り始めた。
残されたインパルスは思う。
カインが転送して、ウルティアのとこへ行った方が早いんじゃないのかな…。
インパルスは、ため息をつきながら執務室に戻った。
【初めて訪れた道行く人々、その①】
…。
……。
な、なんじゃこりゃー!?
【住んでいる道行く人々、その②】
…。
……。
うん、またカイン首相が何か作ったんだな。
【よく訪れる道行く人々、その③】
…。
……。
おっ、新製品かな?
次はどんなのだろう。
どうやら、この国に関わりのある人にとっては、カインが作り出す奇想天外な物は、日常茶飯事になっているらしい…。
次回、『65.漂流者』へつづく。
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