ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語

Eunoi

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第2章 破滅円舞曲

38.武闘大会 後編

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決勝トーナメントの第1回戦。
ジャックの圧勝だった。

決勝トーナメントの4回戦。
グリードの圧勝だった。

もう俺も観客も分かっている。
決勝戦は、ジャック対グリードとなることを。

そして、案の定、
二人はあっさりと決勝へと駒を進めていく。

準決勝から決勝戦までの間は、
万全を期すために一時間あけてある。
準決勝までの疲れを取らせてあげるための配慮だ。

俺は時間を持て余したため、
決勝トーナメントのメンバーを登用していこうとする。
まぁ、万全を期すためにといって、
血の補充とか言いながら酒を飲みに行ったジャックと、
暇そうにしているグリードを見ると、
不要な時間だったかもしれない。

それほどに力の差かありすぎるのだ。
決勝トーナメントに残ったメンバーの肩書きは、相当なものだ。
有名人だらけなのである。

某国の騎士団団長、元宮廷魔導師、現S級冒険者…。
全員、一蹴されてしまった。

あの二人には、事前に相手の強さを見たいから、
ある程度の実力を見てから勝つようにと指示をしておいた。

そのため、あらゆる攻撃を繰り出すものの、
全て対処されたうえで、一蹴されたのだ。
プライドがガタガタである。

とりあえず、登用の話しをしたが
崩れたプライドを立て直すために、
修行し直してくるといって、
全員に断られた。
まぁ、決勝戦は見ていくらしい。



そして、決勝戦。

司会者が会場を煽る。

「さぁ、ついに決勝戦!
魔王討伐の英雄、わが国の双剣であるジャックと、
断罪の刃グリードの入場です!
ここまでの試合、全て圧勝でした。
それもそのはず!
どちらも、あのクロノスナンバーなのです!

この対戦、実は前回はグリードが勝っているとの情報が入っています。
しかし、ジャックは、同じ相手に二度負けたことはない強者です。
今回は、十分、勝機はあるでしょう!」

ジャックとグリードが入場してきた。

グリードは、ゆらゆらと歩いてくる。
いつもの歩き方だ。
ジャックも、ゆらゆらと歩いている。
対抗?なのだろう。と思いたい。

ジャックは笑みを浮かべる。
「ふっふっふっ。
グリードよ、あの時の借りを返す時がきたな。」

グリードも笑みを浮かべた。
「ふふふ。
あれから、かなり強くなったようですね。
楽しみにしていますよ。」

「この日のために、新技を用意してきたぜ。
楽しみにしておけ。」

俺は、思う。
なんか嫌な予感がする。

そんな中、司会者が宣言した。
「決勝戦、始めっ!」

わぁぁっと、観客の歓声が沸く。
皆で足元を叩き、ドッドッドッと鳴り響く。
会場が一体となって、
二人を鼓舞した。

ジャックの気配が変わる。
ジャックを中心に、光の刃が飛び散っていくように見える。

これは剣気というやつか!?
結界に剣気がぶつかるも、
すり抜けて観客にまで剣気があたる。
ただし、実態がないため被害はない。
いや、剣気にあてられた観客たちの冷や汗が止まらなくなった。

そして、思う。
これほどの結界すら、
超える技が出るのだろうと。

ジャックの剣から、
キィィィンと音がなってきた。

振動音だろう。
とてつもない振動音が聞こえる。
剣が震えていた。

「これは、また凄い光景だね。
とてつもない力だ。
これは、技の余波だけでも、
異次元まで切り裂かれそうだよ。
僕も全力で応えよう。
ディメンションワールド!」

グリードは、自身のもつ最強の能力を使用した。
平行世界に自分のコピーを残し、
いつでも復元や共闘できる能力だ。
別世界のグリードと好きな時に好きな場所から攻撃できる能力。
そして、お互いに体を補完できる能力だ。

観客は、グリードの技は分からないものの、
互いの攻撃は、
どちらかの初撃で決まると思い、
思わず唾を飲み込んだ。

ジャックの剣の振動が最高水準まで達した。

ジャックの様子が変わる。
グリードも、顔を引き締めた。

「いくぞっ、グリード!
必殺、おぇぇぇぇぇ。」

???

ん?
必殺、おぇぇぇぇぇ!?

えっ?
ジャックが倒れた!?

グリードはポカンとしている。
立ちすくんでいるようだ。

俺は、審判に指示を出す。
正直、怖くてジャックの体を鑑定したくない。

「審判、ジャックに何が起こった?」

審判はジャックに駆け寄ると、
すぐに担架を運ぶよう指示した。

そして、司会者へ説明する。

「えっ、えーっと。」

なんだか、歯切れが悪いぞ。

「ただいまのジャック選手が倒れた原因ですが、
よ、酔った体に振動が加わり、
酔いが回ったことで、
耐えきれなかったようです。
よって、グリード選手の勝利!」

えっ?
酒のみすぎた時に体を動かすと
酔いつぶれるってやつ!?

「ふざけんなー!」
「金、かえせー!!」
観客席からヤジが飛ぶ。
いや、座布団も飛んでいる。
って、座布団は、どこから出てきたんだ!?

「み、みなさん、
観客席に物を投げないで下さい!」

うん、ジャック!
後で徹底的にしばく!

それにしても、困った。
これは、収拾つかないぞ。
ジャックに賭けていた連中は納得するわけがない。
ジャックは政府側だから、
八百長と思われてしまうだろう。

はぁ、無効にするしかないか。

そうすると、グリードが司会者のマイクを奪った。
「提案がある。
こんな勝利では、納得いかないだろう。
そこで、代わりにカイン首相が代行してはいかがだろうか。」

観客がザワザワとし始める。
カイン首相が強いのは知っている。
しかし、ジャックやグリードと並ぶほどとまでは知らない。

ちなみに、俺は断る気まんまんだ。
だって、面倒くさい。
そう思ったら実行委員が声をかけてきた。

「お受け下さい。
グリード選手とジャック選手に賭けていたお金について試算しましたが、
無効とすると赤字が出ます。
カイン首相とグリードで賭けの再受付をすることにすれば、当初の予定通りの儲けが出ます。」

それでも、やだ。
面倒くさい。

「カイン様の戦いが見れるぞー。
うぉー、それでいいぞー!」

「うぉー。そうだ、それがいい!」

最初のひと声を言ったやつ、誰だ!?
って、ジャックの飲み仲間じゃないか。

つられて、観客たちがのってしまった。
これじゃあ、逃げられないじゃないか。
仕方がない、戦うか…。

賭けの再受付のために、
30分後に俺とグリードの試合を行うこととした。

そして、俺とグリードは、闘技場の中心に、立っている。

「カイン君とヤレるのは久々だ。
約束した修行方法も見せてもらってないし、
とりあえず今の中間報告をしてもらうよ。」

「すまん、修行方法の件、
すっかり忘れてた。
建国祭おわったら、付き合うよ。」

グリードは気にしてないようだった。
どうやら、ムシされるのは、
慣れているらしい。
不憫なやつ…。

「楽しみにしてるよ。
それじゃあ、ヤロうか。
って、あれっ?
今回は、雷帝憑依しないの?」

「あぁ。このままで十分だよ。」

前回の俺が戦った時は、力を手に入れたばかりで、
戦い方が分かっていなかった。
それから、俺は、戦い方を覚えた。

そして、今の俺には黄龍リュクレオンが龍力を貸してくれる。
ツヴァイが、フェイントなど正道でない攻撃を見破ってくれる。
ウィズが精霊力でサポートしてくれる。

はっきりいって負ける気がしない。

俺は、一瞬でグリードの左へ飛び、
右側へ剣を振った。

グリードは、受け止めきれず、右へ吹っ飛ぶ。

吹っ飛んだグリードに俺は一瞬で追いつき、下から上ヘ吹っ飛ばした。
そして、上へ吹っ飛んだグリードを後ろから地面へ蹴り飛ばす。

グリードは、俺の追撃に反応できていない。
地面へ転がり込むが、
なんとか立ち上がる。

「ここまで、短期間で強くなるものなのかい?」

グリードは、肩で息をしている。

観客は、俺が消えては現れたように見えたらしく、歓声をあげた。

ただ、剣や体術での攻撃は、
グリードのディメンションワールドがある限り、
いつかは倒せるものの、時間がかかりそうだ。
俺は、次のプログラムへ行かないといけないため、早く決着をつけたい。

「グリード、あの時のリベンジだ。
同じ能力で倒すよ。」

「いいけど、もう光の柱では倒せないよ。
あれ、太陽光を使ったレーザーでしょ?」

グリードは、そう言って、
異次元へ入り口を広げて見せてくれた。
なるほど、鏡で出来た異次元を用意して、
無効化か光線を曲げるつもりか。

まぁ、俺は、その能力は使わない。
いや、神力がないため、使えない。

それに使わなくても、ウィズにグリード対策を考えてもらって、もう対処可能なのだ。

「サンレーザーは使わないさ。
では、決着をつけさせてもらおう。
広域殲滅魔法ギガフレア×100」

100個の魔力の玉が俺の背後に浮かぶ。
グリードの顔が引きつったような顔をするが気にしない。
俺は魔力を込めた玉を順次発動していく。
結界の中を60秒間、爆炎が襲った。

グリードは、メガフレアを異次元へ飛ばした。
しかし広域殲滅魔法なのだ。
異次元すらも、魔法が広がっていく。
溢れた魔法は、グリードを襲う。

だが、異次元の自分の体より、体を回復させるため、ダメージは低い。
しかし、60秒間、連続でギガフレアが放たれるため、異次元に存在するグリードごと、どんどんダメージを与えていく。
俺は注意深くやり過ぎない程度にグリードのステータスを見続けた。
しかし調整の必要はなさそうだ。

60秒間がすぎると、
ボロボロになったグリードがいた。

その間、俺は防御結界を張り、難を逃れている。

観客席の人たちは、
ギガフレアが円柱の結界内全体に広がっていたため、
円柱内が爆発の光に覆われ、
何が起こったか分からない。
まぁ仕方がないだろう。

最後にボロボロのグリードを見て、
死なないよう威力を調整し、
魔力で出来た槍を投げ、グリードの体を貫いた。

グリードは、何とか立っている。
しかし、もう限界だ。

「悔しいな。
どうして、こんなに君との差は開いてしまったのかい?」

グリードは、そう言い残し、倒れた。

「勝者、カイン選手!」

「うぉぉー!」
「すげぇ!カイン首相は、こんなに強かったんだ!」
「カイン首相、恰好良い!」

前半の動きと、後半の大魔法で、
誰も八百長とは思わないだろう。
これで、批判は受けないはずだ。

まさに圧倒・圧勝・圧巻の勝利だった。

ちなみに優勝賞金は、
俺の物になった。
こちらとしてはホクホクの結果に終わろうとしたが、
批判が起きそうだったので、
会場内の料理・飲み物を一定時間無料にすることで、還元することとした。

「さてっ、次は弁論大会だ!」

俺は、弁論大会の会場へと足を向けた。


【アテナ】

「よしっ!
今日の夕食はプリンパフェだ!」

目をキラキラ輝かせている。
本当に嬉しそうだ。

「ご慧眼お見それいたしました。
まさか、あのような方法で、
カイン首相が優勝するとは。」

「確かに方法は、笑ったな。
よく、相手の選手は、その手段に応じたものだ。
いや、案外、あの選手が発案者かもしれないな。」

グラウクスには偶然にしか思えないが、
きっと、その通りなんだろうと納得することにした。

「そうかも知れませんな。
これで、この国の強さを内外にアピールできました。
あのメンバーを圧倒したジャックを
倒したことのあるグリードを更に圧倒したカイン首相。
これほどの宣伝はありますまい。」

アテナは、うなずく。

「二兎を追う者は、一兎をも得ずというが、
真の強者には、そんなものは関係ないようだな。
いったいどれだけの兎を手に入れているんだか。」

アテナは、感心して話す。

「さてっ。
それでは、懐かしの旧友へ会いに行くとするか。」

アテナは、約束した相手との指定場所へ向かったのだった。


次回、『39.弁論大会 』へつづく。
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