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第1章 伝説の始まり

18.この世界での儲け方

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元いた世界より、戻ってきた。

買った物は、全てアイテムボックスに入れてある。
俺のアイテムボックスは、本当に便利だ。

容量:無制限
時間:停止

アイテムボックスに物を入れても、整理機能を使えば、簡単にリストが仕分けされ、欲しい時に欲しいアイテムが取り出せる。

地球に今の俺がいたなら、
ゴミ問題はすぐ解決だな…。
まぁ、今の俺は異世界人。
自分たちの問題は、自分たちで解決してもらおう。

よしっ!
とりあえず、インパルスに会うか。
酒場でグランの手伝いでもしてるかな?

俺は酒場まで行く。
「おっ、いたいた。
インパルス、時間をもらえるかい?」

インパルスは驚く。
「会ったのは午前中ですよ。
もう、買い物は終わったんですか??」

俺は得意げに話す。
「早いことは、一部の例外を除いて、
何でもいいことだ。」

日中に言うセリフではない。
あきれるインパルス。

「とりあえず、私の部屋に行きましょう。」

インパルスの部屋に着く。
部屋にはエルフの絵が飾ってある。
よっぽど好きなんだろう。

俺は少しあきれる。
いや、どっちもどっちか。。

「(さっそく向こうの世界で買い込んできたんだ。
リストを見てくれるかい?)」
俺は念のため日本語で話した。

正直、そんなにたくさんの量を買ってくるとは、期待してなかったんだろう。
かなり、ビックリされた。
うん、俺自身も驚いてるからね。

「(まぁた、随分、色々と買い込んだんやな。
とりあえず、砂糖と塩をもらっていい?
こっちで売って、換金してくるで。
ついでに俺が持ってる島の特産品も売ってくる!)」

「(じゃあ、よろしく頼む!)」

アイテムボックスに移し替える俺。
あっ、ついでにエロ本を半分、
併せて移し替えてあげた。

「(これだけ、砂糖と塩があれば…。
むほーっ!!!
カイン!いや、カインさん!!
こ、これは至高の一品じゃないですか!!)」

俺たち、ホント似たもの同士なのかもな…。

「(見事だろ!
それで半分だ。
あとで俺のと交換してやるよ!)」

「(楽しみや~。
この後の仕事、がんばれるで!
ところで能力に転移とかない?)」

「(あることはあるけど、俺専用なんだ。)」

『報告:転移は不可ですが、転送はできます。』

なんだって、ウィズ!?

『報告:アイテムボックスに入っている専門書を読み続けており、知識および能力は常に向上中です。』

さすがだ、ウィズ!
引き続き頼む!

「(インパルス、
転移は不可だが、
片道切符の転送ならできるぞ!)」

「(それで充分や!
頼むで。)」

「(ついでに換金したお金で、
犯罪奴隷以外の奴隷の購入と、
傭兵ギルドに島の傭兵依頼を発注してもらってもいい?
後は、適当に任せる。)」

「(オッケーやで!
俺からもお願いがあるやけど、
魔石ある?
あったら、その魔石に色々な魔法を付与して欲しいんやけど、できるかな?)」

ウィズ、どうだい?
『報告:可能です。』

「(できるぞ!
じゃあ、あるだけ適当に色々な魔法を付与しよう。)」

「(じゃあ、その間に、うちのおとんにしばらく不在になる旨を説明してくるで。
ちょっと待っててなー。)」

インパルスは、部屋から出ていった。
俺は修業をかねて、普段、魔物狩りをしている。
魔石は魔物から取れる。
だから、それなりに持っているのだ。

「よしっ、付与、火。
付与、水。
付与、風。
付与、雷。」

このセットをたくさん作った。
そうこうしてる間にインパルスは戻ってくる。

「(お待たせ-。
おっ、なかなかの量やな!
じゃあ、転送を頼むで。)」

「(じゃあ、よろしく頼む!)」

そして、俺はインパルスを王都へ転送した。

酒場のフロアに戻ると、
ジャックが飲んだくれている。
そういえば、街の防衛を考えないとな。
まぁ、そうはいってもこの街って、
守りづらいんだよなぁ。
できれば、移転したい。
意見を聞いてみるか。

「ジャックさん、
グランさん、意見を聞かせて下さい。」

俺は島の地図を広げた。
かなり、粗い地図だ。
今度、海図も含めて精緻な地図を作るか。

「この街の位置は、防衛に向きません。
それに今後は人口も増えていく予定です。
どこか、よい場所に移したいのですが、
候補地はありませんか?」

長くこの島にいる人の意見は、
間違いなく参考になるだろう。

グランが口を開く。
「それでは、ここはいかがでしょうか?
この地は、北に山、東に川、南に大きな池があり守りやすいでしょう。
この港まで西に大きな道を作れば、守りだけでなく、生活もしやすいのではないでしょうか。」

なんだ、何か記憶に、引っかかるものがある。
グランが話す場所がどこか思い出の地図と一致するのだ。

『報告:四神・四獣などの考え方と同じです。
有名なのは平安京があります。
グランの提案の場合、
北に玄武の象徴である山、
東に青龍の象徴である川、
南に朱雀の象徴である池、
西に白虎の象徴である道ができます。』

!?!?
グランさん、すげぇよ!!
守りだけじゃなく、
生活のことも考えたこと。
四神・四獣など知らないだろうに、
今も残り続ける平安京、
いや京都を頭の中に思い描いている。

「ジャックさんは、いかがですか?」

「守りやすさだけであれば、ここだな。
だが、生活のことを考えると、
グランの意見に賛成だ。」

「ご意見ありがとうございます。
お二人の意見は、的確と思います。
それでは、ここに移転しましょう。
では、ジャックさん!
今から作業するので、土魔法で協力して下さい。」

「へっ?
あの、俺は今から飲むとこなんだけど…」

「善は急げです。
さぁ、行きましょう!
あと、グランさん!
時間を見つけて、
ウルティアをこちらに寄越しますので、
この調味料を使った料理を覚えてもらっていいですか?」

「へっ?
俺は、酒場の経営が…」

「年少者の2人が働いているのです。
年長者の2人は、倍、働いて下さい。」

俺を指導者に任命してしまったのは、
この2人だ。
とほほっとしながら、協力してくれた。

よしっ、ウルティアなら日本の料理を作れるはず!
俺は各種調味料をアイテムボックスから取り出した。

インパルスが帰ってきたら、喜ぶぞ!
懐かしの日本食だ!
俺は帰った時の心友の喜びを想像し、
にやけるのだった。


◇◇◇
【インパルス】

何やら嬉しい予感がするで!
まぁ、とりあえず砂糖と塩と特産品を売るか。

売り方は3つある。
一つは商会ギルドを経由して商会へ売ること。
これは、売り主を特定されず既にある流通経路を使用できるメリットがある反面、仲介手数料が取られる。

そして次に、自身で商会に売ることだ。
メリットとして、仲介手数料が不要であるものの、不平等な契約を結ばされる可能性がある。
また、商会と知り合いがいないとできない。

最後の一つは、直接売ること。
当然、売り主を特定され、あの島の産物と特定されると、あの島が早々に目をつけられる。
その代わり、メリットは売り上げの全てがこちらに来ることだ。

まぁ、今はお金が少しでも欲しい。
けど、あの島に早く目がいくのも困る。
そうすると、選択肢は商会への持ち込みか。

そういえば、カインがオリーブオイルとマルセイユ石鹸を売ったレイブン商会へ声かけてみるか。
カインに儲けさせてもらった分、
融通してくれるかもしれへんしな。

レイブン商会まで歩いてきた。

「すいません、
インパルスといいます。
レイブン商会へ持ち込みをしたいんですが、
どなたかご担当の方はいらっしゃいますか?」

お待ち下さい。
といって、受付嬢が担当を呼びに行く。

「お待たせしました。
ここの会頭をしております、
レイブンと申します。」

???
えっ?
会頭??

「こちらでは会頭の方が、
持ち込みの担当をされているんですか?」

レイブンは、笑う。
「そんなわけないでしょう。
あなたは、あの島の流通を一手に担っていると伺っております。
それに、何よりカイン様がいらっしゃる島から来ているのです。
商人として、旨味のある取引を嗅ぎ取っただけですよ。」

あかん!
これは、百戦錬磨の商人や!!
情報収集の大事さをよく分かっているタイプや!
ワイのことも調べあげている…。
絶対に、太刀打ちでけへん!
この取引やめて、さっさと逃げだそう…。

「それで、忙しい私が話しを聞きに来たのです。
どのような旨味のある案件を持ってきていだだいたのですか??」

あかん…。
もう、逃げられへん。
このまま取引を進めるしかないで。
いきなり、やられた…。

「実は、砂糖と塩を大量に用意しております。
それと、他にも幾つか島の特産品を用意しております。
それを、こちらに買い取っていただきたいのです。」

そして、サンプルを出す。

???
驚くレイブン。

「これは、どのような製法で作られたのですか!?
こんな白い砂糖と塩は見たことありません!」

そういえば、そうやな。
この世界、まだ技術不足で少し茶色かかった砂糖と塩が主流だった…。

「製法は、もちろん秘密ですよ。」

「それは、そうですよね。
分かりました。
では、この金額でいかがでしょうか?」

レイブンは、紙に金額を書き出した。

!?
驚くインパルス。
「相場の1.5倍じゃないですか!」

「もちろん条件があります。
当商会と優先契約を結んでいただきたいのです。
見たところ、なるべく早めに多めの資金があった方が、嬉しいのでは?」

なるほど。
目先の利益よりも、
ここで恩を売って、
更に先の利益を取りにきたか。
むしろ専属契約でない分、
誠意を感じる。

でも、悪い条件やない。
悩む必要はないか。

「分かりました。
それでは、こちらで契約書を用意させていただきます。」

念のため、こちらで契約書を用意する。
相手は百戦錬磨なのだから、
何をされるか分からないしな 。

能力の宣誓と誓約を使って、
契約書を作り出す。

1.インパルスは、現時点で自分のアイテムボックスに入っている下記の商品をレイブン商会に卸す。

 □さとう
 □しお
 □はちみつ
 □ローリエ
 □ほんがわ
 □きぼり

2.レイブン商会は、インパルスと合意した金額にて一括購入し、現金をその場で渡す。

3.インパルスは、今後、レイブン商会に優先的に商品を卸す。

4.上記3については、お互いの合意に取りやめることができる。

まぁ、こんなもんでええやろ。
ちなみにはちみつより下の商品は、島の特産品だ。

「こんなもので、いかがでしょうか?」

レイブンは、笑顔で答える。
「追加をお願いしたい。
今回の売却資金で購入するものは、
レイブン商会を優先的に利用する。とね。」

確かに、一方的すぎる内容になっている。
これからの取引を考えると、
変な取引は仕掛けてこないだろうし、
まぁ、いいか。

「人手不足なので、奴隷を中心に買いたいのですが、それでも、よろしいですか?」

満面の笑みで頷くレイブン。
「もちろんです。
裏手が奴隷館なので、
すぐにでも案内できますよ。
では、商品の受け渡しが終われば、
このまま行きましょう。」

もう、囲い込みされてる…。
まぁ、しょうがないか。

「よろしくお願いします。
ところで、エルフはいますか?」

「少し値段が張りますが、
もちろんいますよ。」

うひょー。
ワイは、興奮しながら
アイテムボックスから商品を取り出したのだった。
興奮してしまったので、
能力頼みで、アイテムボックスから自動で取り出していく。

あかん、つい妄想してしまう…。

奴隷館に着いた。
さっそくエルフを注文する。

事務能力に長けた犯罪歴のないエルフは、
一人だけいた。
めっちゃ、ワイ好みの美女や!!
あかん、秘書にしたい。

もう、それだけで毎日、頑張れるで!
ご主人様とか言われたりして!
妄想が止まらんで!!

「レ、レイブンさん!
購入します!」

ちょっとレイブンは、ひいたみたいだ。
でも、にこやかに応対する。

「あとは、犯罪歴のない奴隷を売却した資金の半分で買えるだけ!
あと、体調悪かったり怪我は、商品になるレベルなら気にする必要ないで。」

「分かりました。
リストアップします。」

しばらくして、秘書らしき人がリストアップしてきた。
怪我などや病気で安くなっている奴隷もいるため、大量な人数となっている。

「うん、なかなか!
400人はいるし、充分や!」

あー、夢のエルフとの生活…。
楽しみやでー。
ここでも、妄想は止まらない。

「あっ、あと傭兵ギルドに島の傭兵依頼したいんやった。
この資金でやっておいてくれる?」

少しの資金を残し、
残った大量の金を渡す。

「分かりました。
本来は、手数料を取るのですが、
これだけの購入です。
手数料はサービスしましょう。
恐らくですが、100人ぐらい集まると思いますよ。」

総勢500人かぁ。
ちょっと、いや、だいぶ目立つなぁ。
こりゃ、さすがに貴族とかに目をつけられるかも…。
できれば、ルッソーニ宰相あたりに目をつけられて、ちょっかいを出されるのは避けたいなぁ。

そうやっ!

「お願いがあるんですが、
どこか、依頼者の足のつかない酒場とかに
掲示物を出せませんか?」

「掲示物ですか?
はぁ。では、南にある酒場なら、
秘密に出させてくれると思いますよ。
行ってみましょう。」

「お願いします。
あと、長い布を買わせて下さい。」

酒場に着く。
交渉は上手くいった。
よしっ、長い布に文字を書く。

先っちょには、大きめの袋を取り付ける。
その袋に風の力が付与された魔石を取り付けた。

よしっ、浮かべっ!
発想は、
デパートにあるアドバルーン広告だ。

「な、な、な、なんですか、これは!?!?」
レイブンは、腰が砕けたかのように尻もち着いた。

「アドバルーン広告ですよ。
遠くからも見えて便利でしょう。」

レイブンは、がく然とした表情で、
ただただ、アドバルーン広告を見つめていた。

なお、アドバルーン広告に次のことを書いた。
日本語だ。
「9へ。Kは9を倒すために特訓中。
貴族の邪魔が入ると完成が遅れるので、考慮されたし。」

グリードはカインに執着しているはずだ。
これで、グリードが貴族を牽制してくれればもうけもんである。

「それでは、あの島に戻ります。」

いい仕事をしたー。
エルフと大量の奴隷を獲得したし、
カインも、喜ぶぞ!

まぁ、ほとんど金つかっちゃったけど、
また稼げばいいさ。

帰りは大所帯だ。
そう、思ったら道中の警備も考えて、
島の傍の港まで届けてくれることになった。

ただし、さっきのアドバルーン広告を
あげることが条件だったけど。

あぁ、エルフの秘書が恋しいで。
早く島に戻って、
早く専属秘書として契約したい。

とりあえず、今日は宿に泊まるか。

さぁて。
疲れたし、至宝のエロ本を読もう。
楽しみやでー

…。
……。

あれっ!?
ないっ!!
アイテムボックスにないで!!
なんでや!?!?

間違って出してしまったんか!?
そんなわけ、あるわけない!!
ワイの能力は、絶対や!!!

ん??
まさか!?

 売るリスト
 □さとう
 □しお
 □はちみつ
 □ローリエ
 □ほんがわ
 □きぼり

□ローリエ□ほんがわ
ロローリエロほんがわ
エロほん…
エロ本!!!!!!

そんなアホなー!!!

魂の叫びは、夜の街にこだましたのだった…。

◇◇◇
【レイブン】

アドバルーン広告、凄い収穫だった。
これは、この国の文化を変えるぞ。

おやっ、男の使用人が騒いでるな。

「どうした?」

「旦那様、これを!」

「なんと、これは!
す、素晴らしい!
至高の本ではないか!
なんということだ。
もはや、芸術の域に達しているではないか!
これは、高値で売れるぞ!
わーはっはっは。」

レイブン商会は、
今日の商品を売り出す。
一番、高値で売れたのは、
異世界からやってきエロ本だった…。

そして、レイブン商会は莫大な財産を手に入れた。

次回、『19.魔王アウレリウス 』へつづく。
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