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第1章 伝説の始まり
10.【幕間】暗殺指令とミドリーズの野望
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【???】
「ミドリーズよ、命令がある。」
男は、豪華な部屋のソファに、足を組んで座っている。部屋には2人しかいない。
もう一人の男は、座らずに立っていた。
「かしこまりました。
父上、何なりとご命令を。」
ひざまずくミドリーズ。
彼らは親子だ。だが、そこには親子に見られるような情は一切ない。
まるで、主従関係のようだった。
そして、話しかけた男こそ、フィーナ国の全権を掌握しかけているルッソニー宰相だった。
「カイン・レオンハルトのことを覚えているだろう。
あやつの首を取ってまいれ。」
ルッソニー宰相は、裁判での失敗を何度も考えていた。
本来であれば、マリーナ姫と莫大な財産を生むオリーブオイルとマルセイユ石鹸の製法を手に入れるはずだった。
あの事件の日 、まさに電光石火のごとくレオンハルト家に強襲をかけ、政敵を打ち破った。
わずか一日で決着ついたのは、完全に相手の裏をかいたからだろう。
あそこまで見事に事が進むとは思わなかった。ミドリーズの力を過小評価していたのかもしれない。
もしくは、レオンハルト公爵を過大評価していたのかもしれない。
答えは永遠に分からないものの、政敵を倒したことには間違いなかった。
できるのならば、レオンハルト公爵の亡骸をぜひ見たかったが、そこまで求めてはいけないだろう。
充分に満足する結果だったのだ。
それにしても、小僧を捕まえ引きずり出した時の間抜け面。
なんとも愉快な顔だった。
あれは、状況にまったくついていけていない顔だった。
どうやら、裏でレオンハルト公爵が何をしていたのか、まったく知らなかったのだろう。
内容が内容なだけに、身内にも知らせていないのは感嘆した。
それほど、王家簒奪は慎重に事を進めていかなければならないのである。
そして、精神的にも時間的にも余裕を与えずに行った裁判。裁判官も、こちらの子飼いだった。
他の貴族の目を考慮して、わざわざ回りくどく裁判をして、全てを奪うつもりだった。
そのために、かなり手間暇をかけたのである。莫大な財産は、まだまだ必要だった。それにクロノスナンバーは、一人でも多く手元に置いておきたかった。
そのための、裁判だったのである。
しかし、裁判の結果は、こちらの完勝のはずが、完敗だった。
本来、裁判で手に入れるべきものが、一つも手に入れられなかったのだ。
こんなことなら、最初から死刑にしておけばよかったと思ってしまう。それが何よりも腹立たしかった。
特に最後のシーンがいつも脳裏に甦る。
あの小僧が発言を述べるとき、最後の足掻きで口から出まかせを言うつもりだったのは間違いない。
これでも多くの舌戦を繰り広げてきた経験から、間違いなく嘘を話す時の様子だった。
だからこそ、ムリに止めようと思えば止める発言を止めなかったのだ。
そして嘘を話し始めたはずが…
あろうことか、あやつはマリーナ姫の真実を話しはじめた。
嘘が、真実だと知らずにだ。
私は真実を知っている。
何故ならレオンハルト家と私は共謀者だったからだ。
だからこそ、私は否定の意見を言えなかった。
当時、関与していた私が発言をすれば、火の粉がこちらに及ぶ危険が万に一つの確率である。
レオンハルト家は潰せたのだ。
オリーブオイルとマルセイユ石鹸から手に入る金で我慢しよう。
決着のビジョンを決め静観していると、あやつは製法を誰にでも知ることができる方法で話し、情報の価値をなくしたのだ。
今でも、あの時のあやつの顔を思い出すと腹立たしい。
あやつは危険だ。小僧と侮ると何が起こるか分からない。これでも、多くの修羅場をくぐり抜けている。その私が、結果として完全に思い通りにいかなかったのだ。
レオンハルト家の血なのか、それともあの小僧自身の力なのかは分からない。
もしかしたら、将来とんでもない敵となる可能性があった。そんな相手には昔から決めていることかまある。それは、芽は早いうちに摘むのに限るということだった。
だからこそ、カインを暗殺することとしたのだった。
ルッソニー宰相は、ミドリーズへ暗殺指令を出した。しかし、一国の宰相なのである。他にも考えるべきことは、まだまだたくさんあった。そうして、また別の謀略へ頭を切り替えるのだった。
【ミドリーズ】
ミドリーズは、部屋を出て通路を歩く。
ミドリーズには野望があった。王となることだ。
自分を道具としか思っていない父。そんな父に愛情はない。
しかし、父は国の簒奪に限りなく可能な位置にいるのは事実であり、順当に行けば王となった父より王位を譲られるはずだ。
だからこそ、父に従って生きている。
カインの暗殺?
あんな小物に自分が手を出すまでもない。
それよりも、もっと重要なことがたくさんあるだろう。
まぁ、カインに対して思うところはある。
本来であれば、裁判でマリーナを手に入れることができるはずだった。
マリーナとは、社交界の場で何度も会ったことがある。
あまりにも美しい女性であった。
以前、あまりの美しさに惚れてしまい、求婚をしたいと思ったことがある。
それを父へ話したところ、一喝されてしまった。
政敵であるレオンハルト家と縁談を結べるわけがないと。
しかし、諦めきれなかった。どうにかマリーナを手に入れることができないか考える。
レオンハルト家を潰し、マリーナを手に入れる方法…。
そして、思いがけないチャンスが来た。
レオンハルト公爵暗殺。
そして、レオンハルト家を取り崩す。そのままマリーナを手に入れる。
想像した。王となった自分の隣りに、美しい后となったマリーナを。
だからこそ、楽しみで仕方なかったのだ。
そんな楽しい想像をカインに壊されてしまった。
まぁ、マリーナはマリーナ姫となった。ルッソニー宰相が王家に私との婚姻を要請すれば、無下にはできないだろう。
そう考えると、たいした問題ではない。
仮に王家が反対したとしたら、王家の死期が早まるだけである。
さて、カインの暗殺か。たしか、イーストランドへ流刑だったな。
イーストランド…。あまりにも遠すぎる。
私が行くには遠すぎて時間がもったいないな。
そういえば、この前、こちらの陣営に入ったクロノスナンバーがいた。
ヤツへの初指令としよう。
「誰か、俺の部屋へグリードを呼べ!」
父へは後で報告すれば問題ないはずだ。
そしてミドリーズは、頭を切り替え、王となった自分の姿に妄想を膨らますのだった。
◇◇◇
イーストランドに、沖から一艘の船が近づいてきている。
港の見張りは、怪訝な顔した。
この島は流刑地であり、普通の船は入ってこれない。
この島に近づいてくる船は、王家の船以外にありえないのだが、臨時で来る時は必ず事前連絡が入る。
王家の気まぐれかも知れないが、念のため警戒しよう。
「おいっ、ジャックさんを呼んできてくれっ。」
見張りの一人が他の者へ指示をする。さらに見張りは、沖合いの船を目を細めて見た。
ん!?
船の帆に人がいる?
その瞬間、船の帆の反動を利用したのか、一気に陸地まで飛翔してくる物体があった。
近づくにつれて、それが人だと分かる。
なっ、一瞬で目の前まで飛んで…、
通り過ぎた?
通り過ぎた人の右手には、短剣があった。しかし、その姿はもう見れなくなっていた。
あれ?
何か体から力が抜けて眠くなってきた…
数分後に来たジャックにより、血まみれの見張り台と血まみれとなった船が沖合で見つかったのだった。
次回、『11. vs.クロノスナンバー9 ① 』へつづく。
「ミドリーズよ、命令がある。」
男は、豪華な部屋のソファに、足を組んで座っている。部屋には2人しかいない。
もう一人の男は、座らずに立っていた。
「かしこまりました。
父上、何なりとご命令を。」
ひざまずくミドリーズ。
彼らは親子だ。だが、そこには親子に見られるような情は一切ない。
まるで、主従関係のようだった。
そして、話しかけた男こそ、フィーナ国の全権を掌握しかけているルッソニー宰相だった。
「カイン・レオンハルトのことを覚えているだろう。
あやつの首を取ってまいれ。」
ルッソニー宰相は、裁判での失敗を何度も考えていた。
本来であれば、マリーナ姫と莫大な財産を生むオリーブオイルとマルセイユ石鹸の製法を手に入れるはずだった。
あの事件の日 、まさに電光石火のごとくレオンハルト家に強襲をかけ、政敵を打ち破った。
わずか一日で決着ついたのは、完全に相手の裏をかいたからだろう。
あそこまで見事に事が進むとは思わなかった。ミドリーズの力を過小評価していたのかもしれない。
もしくは、レオンハルト公爵を過大評価していたのかもしれない。
答えは永遠に分からないものの、政敵を倒したことには間違いなかった。
できるのならば、レオンハルト公爵の亡骸をぜひ見たかったが、そこまで求めてはいけないだろう。
充分に満足する結果だったのだ。
それにしても、小僧を捕まえ引きずり出した時の間抜け面。
なんとも愉快な顔だった。
あれは、状況にまったくついていけていない顔だった。
どうやら、裏でレオンハルト公爵が何をしていたのか、まったく知らなかったのだろう。
内容が内容なだけに、身内にも知らせていないのは感嘆した。
それほど、王家簒奪は慎重に事を進めていかなければならないのである。
そして、精神的にも時間的にも余裕を与えずに行った裁判。裁判官も、こちらの子飼いだった。
他の貴族の目を考慮して、わざわざ回りくどく裁判をして、全てを奪うつもりだった。
そのために、かなり手間暇をかけたのである。莫大な財産は、まだまだ必要だった。それにクロノスナンバーは、一人でも多く手元に置いておきたかった。
そのための、裁判だったのである。
しかし、裁判の結果は、こちらの完勝のはずが、完敗だった。
本来、裁判で手に入れるべきものが、一つも手に入れられなかったのだ。
こんなことなら、最初から死刑にしておけばよかったと思ってしまう。それが何よりも腹立たしかった。
特に最後のシーンがいつも脳裏に甦る。
あの小僧が発言を述べるとき、最後の足掻きで口から出まかせを言うつもりだったのは間違いない。
これでも多くの舌戦を繰り広げてきた経験から、間違いなく嘘を話す時の様子だった。
だからこそ、ムリに止めようと思えば止める発言を止めなかったのだ。
そして嘘を話し始めたはずが…
あろうことか、あやつはマリーナ姫の真実を話しはじめた。
嘘が、真実だと知らずにだ。
私は真実を知っている。
何故ならレオンハルト家と私は共謀者だったからだ。
だからこそ、私は否定の意見を言えなかった。
当時、関与していた私が発言をすれば、火の粉がこちらに及ぶ危険が万に一つの確率である。
レオンハルト家は潰せたのだ。
オリーブオイルとマルセイユ石鹸から手に入る金で我慢しよう。
決着のビジョンを決め静観していると、あやつは製法を誰にでも知ることができる方法で話し、情報の価値をなくしたのだ。
今でも、あの時のあやつの顔を思い出すと腹立たしい。
あやつは危険だ。小僧と侮ると何が起こるか分からない。これでも、多くの修羅場をくぐり抜けている。その私が、結果として完全に思い通りにいかなかったのだ。
レオンハルト家の血なのか、それともあの小僧自身の力なのかは分からない。
もしかしたら、将来とんでもない敵となる可能性があった。そんな相手には昔から決めていることかまある。それは、芽は早いうちに摘むのに限るということだった。
だからこそ、カインを暗殺することとしたのだった。
ルッソニー宰相は、ミドリーズへ暗殺指令を出した。しかし、一国の宰相なのである。他にも考えるべきことは、まだまだたくさんあった。そうして、また別の謀略へ頭を切り替えるのだった。
【ミドリーズ】
ミドリーズは、部屋を出て通路を歩く。
ミドリーズには野望があった。王となることだ。
自分を道具としか思っていない父。そんな父に愛情はない。
しかし、父は国の簒奪に限りなく可能な位置にいるのは事実であり、順当に行けば王となった父より王位を譲られるはずだ。
だからこそ、父に従って生きている。
カインの暗殺?
あんな小物に自分が手を出すまでもない。
それよりも、もっと重要なことがたくさんあるだろう。
まぁ、カインに対して思うところはある。
本来であれば、裁判でマリーナを手に入れることができるはずだった。
マリーナとは、社交界の場で何度も会ったことがある。
あまりにも美しい女性であった。
以前、あまりの美しさに惚れてしまい、求婚をしたいと思ったことがある。
それを父へ話したところ、一喝されてしまった。
政敵であるレオンハルト家と縁談を結べるわけがないと。
しかし、諦めきれなかった。どうにかマリーナを手に入れることができないか考える。
レオンハルト家を潰し、マリーナを手に入れる方法…。
そして、思いがけないチャンスが来た。
レオンハルト公爵暗殺。
そして、レオンハルト家を取り崩す。そのままマリーナを手に入れる。
想像した。王となった自分の隣りに、美しい后となったマリーナを。
だからこそ、楽しみで仕方なかったのだ。
そんな楽しい想像をカインに壊されてしまった。
まぁ、マリーナはマリーナ姫となった。ルッソニー宰相が王家に私との婚姻を要請すれば、無下にはできないだろう。
そう考えると、たいした問題ではない。
仮に王家が反対したとしたら、王家の死期が早まるだけである。
さて、カインの暗殺か。たしか、イーストランドへ流刑だったな。
イーストランド…。あまりにも遠すぎる。
私が行くには遠すぎて時間がもったいないな。
そういえば、この前、こちらの陣営に入ったクロノスナンバーがいた。
ヤツへの初指令としよう。
「誰か、俺の部屋へグリードを呼べ!」
父へは後で報告すれば問題ないはずだ。
そしてミドリーズは、頭を切り替え、王となった自分の姿に妄想を膨らますのだった。
◇◇◇
イーストランドに、沖から一艘の船が近づいてきている。
港の見張りは、怪訝な顔した。
この島は流刑地であり、普通の船は入ってこれない。
この島に近づいてくる船は、王家の船以外にありえないのだが、臨時で来る時は必ず事前連絡が入る。
王家の気まぐれかも知れないが、念のため警戒しよう。
「おいっ、ジャックさんを呼んできてくれっ。」
見張りの一人が他の者へ指示をする。さらに見張りは、沖合いの船を目を細めて見た。
ん!?
船の帆に人がいる?
その瞬間、船の帆の反動を利用したのか、一気に陸地まで飛翔してくる物体があった。
近づくにつれて、それが人だと分かる。
なっ、一瞬で目の前まで飛んで…、
通り過ぎた?
通り過ぎた人の右手には、短剣があった。しかし、その姿はもう見れなくなっていた。
あれ?
何か体から力が抜けて眠くなってきた…
数分後に来たジャックにより、血まみれの見張り台と血まみれとなった船が沖合で見つかったのだった。
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