604 / 654
ここで来ちゃうの龍の里編
さ、索引ないとキツくない?
しおりを挟む
「あれ……?」
濁流のようになだれ込む知識の波。
脳にかなりの負荷が掛かっているのか、それに誘発されるように鼻血がタラリと垂れてくる。
しかしまあ、そんな事はだいたい慣れているのでスルーすると、今度はズキンズキンと頭蓋骨を直接叩かれるような頭痛に見舞われる。
それにも耐えていると次第にズキンズキンがガンガン、ズガンズガンとレベルアップしていく。
あー、これスキル貫通してるなぁ。
たまに起こるスキルを貫通する痛みに耐えながらひたすら待っていると、次第に痛みが引いてきた。
おっ、終わった。
脳を無理矢理圧迫する痛みから不意に解放された事で、知識の流入が終わった事を悟る。
「ふむふむえーと……うわ、なにこれ?」
両こめかみに人差し指を当て頭を捻る。
「どうしたの?」
「えーとなんというか。送られて来たデータ容量が多すぎてフリーズするわ、フォルダもファイルもめちゃくちゃで検索出来ない感じ?」
「ああ、スペック低いと良くあるよね」
「そうそうって誰が低容量の弱機種でい!」
「あー、でも……うんうん」
どうにか検索出来た情報を見て私は確信する。
「ふふふふふ。この知識さえあれば……遂に炊飯器が作れる!」
「えー……アジ・ダハーカクラスの魔導の知識でやりたい事がそれなの?」
「何言ってんの大切じゃん!」
「いや……まあ……大切だよ? 大切だけどその知識だけで世界滅ぼせるようなモノなのに、作るのがそれなのかなって?」
「いや、世界滅ぼすとかつまんないしどうでも良いわ。それより食! もっと言えば地球以上の家電が作りたいっす!」
似た物なら確かに今までの私でも出来た。
しかし試作一号の炊飯器なぞ、パッサパサだったり芯が残ってたり、逆にネチャネチャだったりと散々だった。
しかもそれが安定した結果として出ないという。
失敗の方向性が毎回同じなら調整も利くというものだが、毎回結果が違うとなるとそれすら出来ないのだよ。
だからこそ頓挫していた計画だが、この知識があれば細かい調整も可能!
「クックック。これで踊り炊きを超える炊飯器を作ってやる」
「あっ、それはちょっと興味あるかも。でも、なんで炊飯器? お米炊くの嫌いだっけ?」
「大好きだが? お焦げとかちょー美味いじゃん」
「だよね? ならなんで?」
「大量に作るのはめんどくさい。たまにだから良いのであって毎回は面倒」
「あー、確かにそれはあるか。私も現代で炊飯器使って、いちいち釜の前に張り付かなくても毎回美味しく炊けるのは感動したっけ」
「でしょ! それにほら、炊飯器あれば時短料理とかも簡単に作れるし」
「あっ、ハクちゃんに教わって作ってたなぁ。本当にこれで良いのって思いながら適当に入れて作ったのに、あのカレーとか味しみしみで美味しかったし」
「うむ」
他にもシチュー、肉じゃが、煮物にパンまで焼ける。もうこれは作らない手がないだろう。
それに圧力鍋に洗濯機、冷蔵庫は簡単だったからもう既に作ったが白モノ家電は大体作ってみたい。
夢は広がるばかりである。
▶個体ハクアが古代の魔導知識を継承しました。????の種が魂に根付きました。
「フャニァ!」
「うわっ!? シッポ踏まれた猫みたいな反応してどうしたのハクちゃん?」
「うゅ……なんか……えっと……」
うん。とても不本意だが本当の事を言ったら何を言われるかわかったものではない。だからこそ私もソウに聞かれて口ごもってしまった訳だが───。
「なるほどまたなにかあったんですね」
そんな私の気持ちをテアが普通にぶった切ってくれやがった。
「見せて下さい」
「うい」
「どれどれー?」
ヘルさんが居ないので今のログを可視化出来ないが、どうやら元女神二人はそんなの関係なく私を見るだけでそれを覗けるようだ。便利な奴らめ。
「んー? なんですかねこれ?」
「あれ? ソウも?がわかんないの?」
「うん。私でも見れない。テアさんはなにか───」
ソウの言葉が止まる。
しかしそれもしょうがない。だってテアが口元を押さえてとても愉しそうに笑いを堪えているからだ。
正直こうなった時のこいつはもの凄く怖い。だって確実になにか起きるから、その証拠にもう既にソウは私達二人から距離を取り、気の毒そうな顔で私を見ている。
助けようよ……。
「ごめん無理」
心の言葉に反応して謝られたなり。
「ザッハーク。白亜さんに黒化の項目の見つけ方を教えて下さい。白亜さんは黒化を試して下さい」
「うい!」
「何故俺が───」
「ザッハーク。私はやれと言ったのですが聞こえなかったですか?」
(おいコラ馬鹿。喧嘩売るなら相手を確かめろ。マジでダメなのはやったら駄目なんだよ! 私だってあの状態の時は逆らわないぞ。私への嫌悪は一旦仕舞っとけマジで!)
「くっ……わかった。小娘、頭の中に本をイメージしろ。そうすれば自ずと分かるはずだ」
「ふむ。本ね……」
とても不本意そうに言うザッハークの言葉に従い、目を閉じて本をイメージする。
さっきまではスマホでネット検索するイメージだったが、それでは情報が一気に出て来て全く必要な項目に辿り着けなかった。
炊飯器作りに必要な情報を見つけられたのも偶然でしかない。
なので本のイメージをした所で果たして変わるのかと思いながら想像を固める。すると想像の中に一冊の本が現れる。
これは……。
本の表紙はアジ・ダハーカをデフォルメ化したなんとも私らいしモノ。
しかしそれ以外の本の装丁、イメージは私が作ったと言うよりも、デフォルトのイメージに合わせた感じ。ハッキリ言えば私が考えるようなイメージの本ではない。
古く、重厚なイメージの本。
しかしそのイメージが、表紙のデフォルメしたアジ・ダハーカの絵で台無しである。正直すまん。
そんな風に頭の中に突然現れた本の表紙を捲る。
するとそこには膨大な目次が書かれていた。
おおう……。さ、索引ないとキツくない?
パラパラと捲り、先程覚えたばかりの黒魔力と黒化の項目をじっくり探す。
文字細か。あ、あった、えーと……12458ページ。えっ、この本そんなにページあんの!?
週刊漫画くらいのページ数に見えていた本だが、何故か私がページを確認しようとしたら厚みが倍以上に増えていた。
えー、なにこれ? もしかして私が認識出来てないと本当のページ数がわかんない感じ? 本当のページ数いくつよこの本……まあ、気にしてもしょうがないか。
そのまま目的のページまで行くと、黒魔力、黒化に就いて書かれたページが本当に出てきた。
ほうほう。大体はさっきミコトに聞いた通りだな。んで、黒化の詳しい方法はっと……。
目を開けると黒化の方法が書かれたページのやり方通りに力を練る。
すると体の奥の方から、今まで微かに感じてたドス黒い力の塊が吹き出すのを感じる。
これか!
感じた力の手網を握り、吹き出した力をかき集める。
「くっ、あああああああああ!」
吹き荒れる力が収まると、いつの間にやら私は龍人化していた。
「わぁ、黒髪なのは変わらないけど目まで真っ黒になってるよハクア」
「マジか!? えっ、そんなに変わってる?」
「うん。漫画に出てくる魔族っぽい感じかな?」
「ええ、黒化には成功したようですね」
「ほほう」
鏡がないから全くわからんが、どうやら無事にちゃんとした黒化には成功したらしい。
濁流のようになだれ込む知識の波。
脳にかなりの負荷が掛かっているのか、それに誘発されるように鼻血がタラリと垂れてくる。
しかしまあ、そんな事はだいたい慣れているのでスルーすると、今度はズキンズキンと頭蓋骨を直接叩かれるような頭痛に見舞われる。
それにも耐えていると次第にズキンズキンがガンガン、ズガンズガンとレベルアップしていく。
あー、これスキル貫通してるなぁ。
たまに起こるスキルを貫通する痛みに耐えながらひたすら待っていると、次第に痛みが引いてきた。
おっ、終わった。
脳を無理矢理圧迫する痛みから不意に解放された事で、知識の流入が終わった事を悟る。
「ふむふむえーと……うわ、なにこれ?」
両こめかみに人差し指を当て頭を捻る。
「どうしたの?」
「えーとなんというか。送られて来たデータ容量が多すぎてフリーズするわ、フォルダもファイルもめちゃくちゃで検索出来ない感じ?」
「ああ、スペック低いと良くあるよね」
「そうそうって誰が低容量の弱機種でい!」
「あー、でも……うんうん」
どうにか検索出来た情報を見て私は確信する。
「ふふふふふ。この知識さえあれば……遂に炊飯器が作れる!」
「えー……アジ・ダハーカクラスの魔導の知識でやりたい事がそれなの?」
「何言ってんの大切じゃん!」
「いや……まあ……大切だよ? 大切だけどその知識だけで世界滅ぼせるようなモノなのに、作るのがそれなのかなって?」
「いや、世界滅ぼすとかつまんないしどうでも良いわ。それより食! もっと言えば地球以上の家電が作りたいっす!」
似た物なら確かに今までの私でも出来た。
しかし試作一号の炊飯器なぞ、パッサパサだったり芯が残ってたり、逆にネチャネチャだったりと散々だった。
しかもそれが安定した結果として出ないという。
失敗の方向性が毎回同じなら調整も利くというものだが、毎回結果が違うとなるとそれすら出来ないのだよ。
だからこそ頓挫していた計画だが、この知識があれば細かい調整も可能!
「クックック。これで踊り炊きを超える炊飯器を作ってやる」
「あっ、それはちょっと興味あるかも。でも、なんで炊飯器? お米炊くの嫌いだっけ?」
「大好きだが? お焦げとかちょー美味いじゃん」
「だよね? ならなんで?」
「大量に作るのはめんどくさい。たまにだから良いのであって毎回は面倒」
「あー、確かにそれはあるか。私も現代で炊飯器使って、いちいち釜の前に張り付かなくても毎回美味しく炊けるのは感動したっけ」
「でしょ! それにほら、炊飯器あれば時短料理とかも簡単に作れるし」
「あっ、ハクちゃんに教わって作ってたなぁ。本当にこれで良いのって思いながら適当に入れて作ったのに、あのカレーとか味しみしみで美味しかったし」
「うむ」
他にもシチュー、肉じゃが、煮物にパンまで焼ける。もうこれは作らない手がないだろう。
それに圧力鍋に洗濯機、冷蔵庫は簡単だったからもう既に作ったが白モノ家電は大体作ってみたい。
夢は広がるばかりである。
▶個体ハクアが古代の魔導知識を継承しました。????の種が魂に根付きました。
「フャニァ!」
「うわっ!? シッポ踏まれた猫みたいな反応してどうしたのハクちゃん?」
「うゅ……なんか……えっと……」
うん。とても不本意だが本当の事を言ったら何を言われるかわかったものではない。だからこそ私もソウに聞かれて口ごもってしまった訳だが───。
「なるほどまたなにかあったんですね」
そんな私の気持ちをテアが普通にぶった切ってくれやがった。
「見せて下さい」
「うい」
「どれどれー?」
ヘルさんが居ないので今のログを可視化出来ないが、どうやら元女神二人はそんなの関係なく私を見るだけでそれを覗けるようだ。便利な奴らめ。
「んー? なんですかねこれ?」
「あれ? ソウも?がわかんないの?」
「うん。私でも見れない。テアさんはなにか───」
ソウの言葉が止まる。
しかしそれもしょうがない。だってテアが口元を押さえてとても愉しそうに笑いを堪えているからだ。
正直こうなった時のこいつはもの凄く怖い。だって確実になにか起きるから、その証拠にもう既にソウは私達二人から距離を取り、気の毒そうな顔で私を見ている。
助けようよ……。
「ごめん無理」
心の言葉に反応して謝られたなり。
「ザッハーク。白亜さんに黒化の項目の見つけ方を教えて下さい。白亜さんは黒化を試して下さい」
「うい!」
「何故俺が───」
「ザッハーク。私はやれと言ったのですが聞こえなかったですか?」
(おいコラ馬鹿。喧嘩売るなら相手を確かめろ。マジでダメなのはやったら駄目なんだよ! 私だってあの状態の時は逆らわないぞ。私への嫌悪は一旦仕舞っとけマジで!)
「くっ……わかった。小娘、頭の中に本をイメージしろ。そうすれば自ずと分かるはずだ」
「ふむ。本ね……」
とても不本意そうに言うザッハークの言葉に従い、目を閉じて本をイメージする。
さっきまではスマホでネット検索するイメージだったが、それでは情報が一気に出て来て全く必要な項目に辿り着けなかった。
炊飯器作りに必要な情報を見つけられたのも偶然でしかない。
なので本のイメージをした所で果たして変わるのかと思いながら想像を固める。すると想像の中に一冊の本が現れる。
これは……。
本の表紙はアジ・ダハーカをデフォルメ化したなんとも私らいしモノ。
しかしそれ以外の本の装丁、イメージは私が作ったと言うよりも、デフォルトのイメージに合わせた感じ。ハッキリ言えば私が考えるようなイメージの本ではない。
古く、重厚なイメージの本。
しかしそのイメージが、表紙のデフォルメしたアジ・ダハーカの絵で台無しである。正直すまん。
そんな風に頭の中に突然現れた本の表紙を捲る。
するとそこには膨大な目次が書かれていた。
おおう……。さ、索引ないとキツくない?
パラパラと捲り、先程覚えたばかりの黒魔力と黒化の項目をじっくり探す。
文字細か。あ、あった、えーと……12458ページ。えっ、この本そんなにページあんの!?
週刊漫画くらいのページ数に見えていた本だが、何故か私がページを確認しようとしたら厚みが倍以上に増えていた。
えー、なにこれ? もしかして私が認識出来てないと本当のページ数がわかんない感じ? 本当のページ数いくつよこの本……まあ、気にしてもしょうがないか。
そのまま目的のページまで行くと、黒魔力、黒化に就いて書かれたページが本当に出てきた。
ほうほう。大体はさっきミコトに聞いた通りだな。んで、黒化の詳しい方法はっと……。
目を開けると黒化の方法が書かれたページのやり方通りに力を練る。
すると体の奥の方から、今まで微かに感じてたドス黒い力の塊が吹き出すのを感じる。
これか!
感じた力の手網を握り、吹き出した力をかき集める。
「くっ、あああああああああ!」
吹き荒れる力が収まると、いつの間にやら私は龍人化していた。
「わぁ、黒髪なのは変わらないけど目まで真っ黒になってるよハクア」
「マジか!? えっ、そんなに変わってる?」
「うん。漫画に出てくる魔族っぽい感じかな?」
「ええ、黒化には成功したようですね」
「ほほう」
鏡がないから全くわからんが、どうやら無事にちゃんとした黒化には成功したらしい。
10
お気に入りに追加
484
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
捨て子の僕が公爵家の跡取り⁉~喋る聖剣とモフモフに助けられて波乱の人生を生きてます~
伽羅
ファンタジー
物心がついた頃から孤児院で育った僕は高熱を出して寝込んだ後で自分が転生者だと思い出した。そして10歳の時に孤児院で火事に遭遇する。もう駄目だ! と思った時に助けてくれたのは、不思議な聖剣だった。その聖剣が言うにはどうやら僕は公爵家の跡取りらしい。孤児院を逃げ出した僕は聖剣とモフモフに助けられながら生家を目指す。
記憶喪失の転生幼女、ギルドで保護されたら最強冒険者に溺愛される
マー子
ファンタジー
ある日魔の森で異常が見られ、調査に来ていた冒険者ルーク。
そこで木の影で眠る幼女を見つけた。
自分の名前しか記憶がなく、両親やこの国の事も知らないというアイリは、冒険者ギルドで保護されることに。
実はある事情で記憶を失って転生した幼女だけど、異世界で最強冒険者に溺愛されて、第二の人生楽しんでいきます。
・初のファンタジー物です
・ある程度内容纏まってからの更新になる為、進みは遅めになると思います
・長編予定ですが、最後まで気力が持たない場合は短編になるかもしれません⋯
どうか温かく見守ってください♪
☆感謝☆
HOTランキング1位になりました。偏にご覧下さる皆様のお陰です。この場を借りて、感謝の気持ちを⋯
そしてなんと、人気ランキングの方にもちゃっかり載っておりました。
本当にありがとうございます!
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢
岡暁舟
恋愛
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢マリアは、それでも婚約者を憎むことはなかった。なぜか?
「すまない、マリア。ソフィアを正式な妻として迎え入れることにしたんだ」
「どうぞどうぞ。私は何も気にしませんから……」
マリアは妹のソフィアを祝福した。だが当然、不気味な未来の陰が少しずつ歩み寄っていた。
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる