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ここで来ちゃうの龍の里編
お腹すいてるんですけど!?
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「あれ? なんともない?」
意を決してグイッと一気に飲んだ霊薬。
しかし結果はなんとも肩透かしな、なんの変化も起きないというものだった。
えー……。あれだけ危機感煽られたのに何もないの。また……またか。また、私だからどうたらこうたら言われるのか。
「白亜さん! 制御を早く!」
「へっ? あ……れ?」
テアの慌てた声。
何をそんなに慌てているんだ? そう思うと同時、頭をドロリと何かが伝う感触がした。
「ごぽっ、ア……ガッ」
それが頭から流れ出た自分の血だと理解した瞬間、口の中へとせり上がってきた血が溢れ出す。
あ……ぐ……なんだこれ。体が熱い……いや、寒い? 分からない解らない判らないわからないワカラナイ
。私は……何をしていたっけ?
体の中を熱い何かが這い回って、刻一刻と熱が奪われてる。だから同時にマグマのように熱い熱と、体の中に直接氷を入れられたかのような冷たさも感じるのだ。
そしてその這い回る何かは私の中を移動しながら、私の体の至る所を破壊している。
「あっ、がァあぁ!」
血が吹き出し体から力が抜けていく、だがその反対に体を刺すように感覚だけは鋭敏になっていき、防衛本能から体を這い回る何かを追い出そうと、意識せず自分の体に爪を突き立てる。
それが更に感覚を鋭敏にし、その痛みに更に苦しみが増していく。
熱さに、痛みに、寒さに、異なる情報が次々と私を襲い、頭はパンクしそうなのに、強制的に痛みが私を引き戻す。
崩れ落ちのたうち回っている私の服も周りも、既に私の血で染まっている。
「……さん! ……さん!」
誰かが呼んでいる。
霞んできた目を音の出処に向けると、そこにはテア達が私を見て焦っている姿があった。
何かを叫んでいるが声は聞こえない。
いや、正確には聞こえているがそれが言葉として認識出来ていない。だが、その唇が焦ったように動いているのが分かる。
そしてソウが止める。と、叫ぶように口を動かし近付きその手を伸ばして来た。
しかし私はその手を振り払う。
別に無理をしようとしてる訳でない。
テア達は私になら出来ると言っていた。ならば今のこの状態は私が不甲斐ないだけなのだ。
散り散りになりそうな思考を無理矢理掻き集め言われていた言葉を思い出す。
いつの間にかマトモに呼吸する事さえ忘れていた私は、まず全力で呼吸する事に集中する。
「ゲホッゴホッ」
気管を塞ぐ粘ついた血液を吐き出し、なんとか呼吸を確保した私はゆっくりと、だが確実に私の体を蝕む熱を捉え、意識を傾ける。
やる事は今までと変わらない。さっきもやった事をやるだけだ。扱うものが今までよりも大きく強くなっただけ。
体の機能なんざ最低限で良い。
格好だって無様で良い。
這いつくばって、地面に顔を擦り付けても最後にものにすればそれで良い。
無秩序に暴れ回り、這い回るそれに集中する事で意識的に動きを補正する。
邪魔をするのではなく。
ねじ伏せる訳でもなく。
まるでそのルートこそが正しいのだと理解させるように、ゆっくり……ゆっくりと体の中を巡らせ丹田へと導いていく。
何故かスキルの再生は発動せず血が耐えず流れ出す。
体に力は全く入らない。
凍えて震えだしそうな程寒い。
全ての熱と力が丹田へと呑み込まれ、穴が空いているのではないかと思うほど空虚な闇に呑み込まれて行く。
それでも必死に、ただひたすらに同じ事を繰り返す。
ひたすらひたすら、延々と、刻一刻と迫る死の影を背後に感じながら、それでも言われた事を信じ繰り返す。
初めは必死に誘導していた力も、いつしか効率良く動かせるようになってきた。効率化を図り、流麗に洗練され、次第に力が本来それが正しいと言わんばかりに、自然と私の意思に沿って動き出す。
あ……れ?
目を閉じ、呆れるほどに同じ事を繰り返していると、最初は空虚な闇のように感じていたものから、僅かにだが微かな力を感じた気がした。
そしてそのまま暫くすると、気の所為かと思ったそれは確信へと変わった。
少しづつ少しづつ、溜まっていった力が穴から溢れ体に満ちていく。
移動させている力とはどこか違う感じがするその溢れ出た力は、私の意思では動かす事は出来ない。その代わり体にゆっくりと満ちて徐々に染み込んでいく。
そしてそれは更に体全体へと拡がり、拡がりきった瞬間、私の中で何かが明確に変わった感覚があった。
これが皆の言っていたステージが上がると言うものなのだろう。
それから更に同じように力が拡がり、二度、三度と拡がり、必要な力の量こそ格段に多くなっていったが、同じように明確に変わった感覚を私に与える。
その頃には力に耐え切れず弱っていた体に、ようやく力が入れられるようになった。
傷はまだ治っていない。
最初に比べれば溢れる血の量も少なくなったが、それでもまだ私の体から流れ出ているのも確かだ。
だが、体が動くのならばとゆっくりと起き上がり、更に集中しやすいよう坐禅を組む。
そうして今度は、自然と意思に沿って動く力に更に力を加え、ゆっくりと無理の無い範囲で加速させていく。
すると今まで波紋のように溢れ出し、丹田を中心に拡がっていた力は、体の中に入り込み血管や骨に沿って拡がる。
イメージは力でコーティングされている感じだ。
そしてそれも全身に満ちると、力の暴走で傷ついた血管が治り、軋むようだった骨も痛みが消えた。
その後、内臓、筋肉と同じように力が染み込み強化され、最後にもう一度体の全体を覆うように力が満ちて皮膚が強化され、ようやく私は一息ついて目を開けた。
最低でもステージ7、そんな風に言われていたから可能ならばもっと上げようと思っていたが、正直ここから先は格段にレベルが違う。
恐らくだがステージ8に到達するには、このステージに上がる三倍の力は必要量として求められるだろう。
しかも多分最低でもそれくらいってだけで、実際にはもっと必要な可能性があるんだよな。
「お疲れ様です白亜さん」
「汗と血が凄いから拭いた方が良いよハクちゃん」
「ありがと。って、え? どんだけやってた?」
さっきまで明るかった空は気が付くと真っ暗になっている。どうやら必死にやっている間に時間がかなり経っていたようだ。
「四日ですよ」
「思った以上に凄い経ってた!? 十六食も食い逃してる!?」
「ハクちゃん。最初に言うのがそれなのも、一日四食計算なのもどうかと思うよ?」
大事な事ですが?
「とりあえずステージ7への到達おめでとうハクアちゃん」
「うん。ありがと」
「それでは続けて鬼の力と竜の力の継承に移りましょう」
「お腹すいてるんですけど!? 少しお休み貰えません!?」
「すいません。正直この力を抑えるのが辛い事もありますが、何よりも長く封じているのもあまりよくないので」
「うぐ……そう言われると」
「特に鬼の力は白亜さんに馴染んでいるものなので、長く封じていると更に困難になります」
「わかったよやりゃ良いんでしょ!」
こうして、私の休憩は体を拭いて水を飲むだけでなくなった。
この修行パートブラック過ぎません!? ぐすん。
意を決してグイッと一気に飲んだ霊薬。
しかし結果はなんとも肩透かしな、なんの変化も起きないというものだった。
えー……。あれだけ危機感煽られたのに何もないの。また……またか。また、私だからどうたらこうたら言われるのか。
「白亜さん! 制御を早く!」
「へっ? あ……れ?」
テアの慌てた声。
何をそんなに慌てているんだ? そう思うと同時、頭をドロリと何かが伝う感触がした。
「ごぽっ、ア……ガッ」
それが頭から流れ出た自分の血だと理解した瞬間、口の中へとせり上がってきた血が溢れ出す。
あ……ぐ……なんだこれ。体が熱い……いや、寒い? 分からない解らない判らないわからないワカラナイ
。私は……何をしていたっけ?
体の中を熱い何かが這い回って、刻一刻と熱が奪われてる。だから同時にマグマのように熱い熱と、体の中に直接氷を入れられたかのような冷たさも感じるのだ。
そしてその這い回る何かは私の中を移動しながら、私の体の至る所を破壊している。
「あっ、がァあぁ!」
血が吹き出し体から力が抜けていく、だがその反対に体を刺すように感覚だけは鋭敏になっていき、防衛本能から体を這い回る何かを追い出そうと、意識せず自分の体に爪を突き立てる。
それが更に感覚を鋭敏にし、その痛みに更に苦しみが増していく。
熱さに、痛みに、寒さに、異なる情報が次々と私を襲い、頭はパンクしそうなのに、強制的に痛みが私を引き戻す。
崩れ落ちのたうち回っている私の服も周りも、既に私の血で染まっている。
「……さん! ……さん!」
誰かが呼んでいる。
霞んできた目を音の出処に向けると、そこにはテア達が私を見て焦っている姿があった。
何かを叫んでいるが声は聞こえない。
いや、正確には聞こえているがそれが言葉として認識出来ていない。だが、その唇が焦ったように動いているのが分かる。
そしてソウが止める。と、叫ぶように口を動かし近付きその手を伸ばして来た。
しかし私はその手を振り払う。
別に無理をしようとしてる訳でない。
テア達は私になら出来ると言っていた。ならば今のこの状態は私が不甲斐ないだけなのだ。
散り散りになりそうな思考を無理矢理掻き集め言われていた言葉を思い出す。
いつの間にかマトモに呼吸する事さえ忘れていた私は、まず全力で呼吸する事に集中する。
「ゲホッゴホッ」
気管を塞ぐ粘ついた血液を吐き出し、なんとか呼吸を確保した私はゆっくりと、だが確実に私の体を蝕む熱を捉え、意識を傾ける。
やる事は今までと変わらない。さっきもやった事をやるだけだ。扱うものが今までよりも大きく強くなっただけ。
体の機能なんざ最低限で良い。
格好だって無様で良い。
這いつくばって、地面に顔を擦り付けても最後にものにすればそれで良い。
無秩序に暴れ回り、這い回るそれに集中する事で意識的に動きを補正する。
邪魔をするのではなく。
ねじ伏せる訳でもなく。
まるでそのルートこそが正しいのだと理解させるように、ゆっくり……ゆっくりと体の中を巡らせ丹田へと導いていく。
何故かスキルの再生は発動せず血が耐えず流れ出す。
体に力は全く入らない。
凍えて震えだしそうな程寒い。
全ての熱と力が丹田へと呑み込まれ、穴が空いているのではないかと思うほど空虚な闇に呑み込まれて行く。
それでも必死に、ただひたすらに同じ事を繰り返す。
ひたすらひたすら、延々と、刻一刻と迫る死の影を背後に感じながら、それでも言われた事を信じ繰り返す。
初めは必死に誘導していた力も、いつしか効率良く動かせるようになってきた。効率化を図り、流麗に洗練され、次第に力が本来それが正しいと言わんばかりに、自然と私の意思に沿って動き出す。
あ……れ?
目を閉じ、呆れるほどに同じ事を繰り返していると、最初は空虚な闇のように感じていたものから、僅かにだが微かな力を感じた気がした。
そしてそのまま暫くすると、気の所為かと思ったそれは確信へと変わった。
少しづつ少しづつ、溜まっていった力が穴から溢れ体に満ちていく。
移動させている力とはどこか違う感じがするその溢れ出た力は、私の意思では動かす事は出来ない。その代わり体にゆっくりと満ちて徐々に染み込んでいく。
そしてそれは更に体全体へと拡がり、拡がりきった瞬間、私の中で何かが明確に変わった感覚があった。
これが皆の言っていたステージが上がると言うものなのだろう。
それから更に同じように力が拡がり、二度、三度と拡がり、必要な力の量こそ格段に多くなっていったが、同じように明確に変わった感覚を私に与える。
その頃には力に耐え切れず弱っていた体に、ようやく力が入れられるようになった。
傷はまだ治っていない。
最初に比べれば溢れる血の量も少なくなったが、それでもまだ私の体から流れ出ているのも確かだ。
だが、体が動くのならばとゆっくりと起き上がり、更に集中しやすいよう坐禅を組む。
そうして今度は、自然と意思に沿って動く力に更に力を加え、ゆっくりと無理の無い範囲で加速させていく。
すると今まで波紋のように溢れ出し、丹田を中心に拡がっていた力は、体の中に入り込み血管や骨に沿って拡がる。
イメージは力でコーティングされている感じだ。
そしてそれも全身に満ちると、力の暴走で傷ついた血管が治り、軋むようだった骨も痛みが消えた。
その後、内臓、筋肉と同じように力が染み込み強化され、最後にもう一度体の全体を覆うように力が満ちて皮膚が強化され、ようやく私は一息ついて目を開けた。
最低でもステージ7、そんな風に言われていたから可能ならばもっと上げようと思っていたが、正直ここから先は格段にレベルが違う。
恐らくだがステージ8に到達するには、このステージに上がる三倍の力は必要量として求められるだろう。
しかも多分最低でもそれくらいってだけで、実際にはもっと必要な可能性があるんだよな。
「お疲れ様です白亜さん」
「汗と血が凄いから拭いた方が良いよハクちゃん」
「ありがと。って、え? どんだけやってた?」
さっきまで明るかった空は気が付くと真っ暗になっている。どうやら必死にやっている間に時間がかなり経っていたようだ。
「四日ですよ」
「思った以上に凄い経ってた!? 十六食も食い逃してる!?」
「ハクちゃん。最初に言うのがそれなのも、一日四食計算なのもどうかと思うよ?」
大事な事ですが?
「とりあえずステージ7への到達おめでとうハクアちゃん」
「うん。ありがと」
「それでは続けて鬼の力と竜の力の継承に移りましょう」
「お腹すいてるんですけど!? 少しお休み貰えません!?」
「すいません。正直この力を抑えるのが辛い事もありますが、何よりも長く封じているのもあまりよくないので」
「うぐ……そう言われると」
「特に鬼の力は白亜さんに馴染んでいるものなので、長く封じていると更に困難になります」
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