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エルマン渓谷攻防戦
「・・・アレはガーゴイルじゃな。しかしーーー」
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「エレオノちゃん!」
その一言に、今まで瑠璃の戦闘のレベルの高さに絶句していたジャック達が一斉に動き出そうとする。だがエレオノは、加勢に入ろうとするジャック達を引き留め、自分達で引き受けると宣言し、同時に予想以上の強さを見せるグロス達に、自分達もと反論しようとするカークスに「ココにグロス達が現れた以上、前線に他の魔族が現れるのは時間の問題だ」と、無理矢理説き伏せる。
それを聞いたジャック達はしぶしぶながらも、前線へと駆けていく。当然カーチスカはそれを許さず攻撃してくる物とエレオノ達は思ったが、意外な事にカーチスカはジャック達に見向きもせずにエレオノ達に注視していた。
恐らくは、自分が手を降すまでも無く他の仲間が片付けるか、弱った所を叩き人形にすれば良いと考えて要るのだろうと結論付け、チラリと瑠璃の様子を確かめる。
すると丁度こちらに視線をやりお互いに目が会う二人、瑠璃が一つ頷くと同時にファイアアローを三本分、クナイの大きさに圧縮してグロスに投げ付ける。
グロスは投げ付けられた炎のクナイに対し、回避する事を選び余裕を持って回避に移る。だが、外れるかと思われた炎のクナイは、グロスの横を通過する直前急激に進路を変え、グロスに迫りドォドオン!連続した爆発音を上げながら吹き飛ぶグロス。が、グロスは地面に線を描きながらも耐える。瑠璃はそれを確認する事も無く、更に炎のクナイをグロスに放ちながら、エレオノ達と距離を取り、戦場を別の場所に移す。
(流石じゃな。不確定要素を極力減らし奴にのみ集中するつもりじゃ)
クーの言葉に頷きカーチスカを見ると、多少の呆れと共にグロスを見送り再び視線を戻す。
「あの馬鹿。簡単に乗せられちゃってーーーまあいいわ。さて、それじゃあそろそろこっちも始めましょうか」
カーチスカがそう言うと、いきなり地面に幾何学的な模様が三つ現れ、それと共に煙が立ち込め強烈な殺気がエレオノ達に放たれる。
「気を付けるのじゃ!アレは召喚の魔方陣じゃ!」
クーの言葉を証明するかの如く、魔方陣の在った所から咆哮が鳴り、その内の一つから黒い影が飛び出し結衣へと襲い掛かる。
ガギィイ!
硬質な金属同士が鳴り響き、間一髪の所でフロストの大盾によるガードが間に合う。が、その余りの勢いにフロストは押し込まれて行く。その姿はワーウルフの様な姿だったが、エレオノが知る物よりも二回りは大きく、特に腕と脚は通常の物よりも格段に太く大きなっており、そのアンバランスな体型が、モンスターの異様さを際立たせていた。
「フロストさん!」
「掴まって!」
「きゃっ!」
フロストはその場で黒い影に向い盾技【シールドバッシュ】を放ち、黒い影を引き離す。同時に結衣の短い叫びが響きフロストは結衣を抱き抱え、瑠璃の様に戦場を移動する。
「ふふっ、あの子は本当にヤンチャね。さて、あなた達はこの子達と遊びなさい」
カーチスカが鞭を振るい地面に叩き付けると、煙の中から特大の氷柱がエレオノ達に殺到する。その攻撃を何とか回避したコロは、頭上から自分に掛かる影に勘を頼りに更に横に回避する。その瞬間、ドゴォ!と言う音と共に何かが舞い降りる。コロは肩口に軽い傷を負いながらも回避に成功した。
「コロ!」
「大丈夫かな!」
一瞬前までコロの居た場所には、岩で出来た石像の様なモンスターが降り立っていた。そして、その足元は落下の威力を物語るかの如く、小さくクレーターが出来上り紅く光る眼差しで、何とか回避に成功したコロの事を眺めていた。
「・・・アレはガーゴイルじゃな。しかしーーー」
クーが疑問に思うのも無理は無かった。何故ならそのガーゴイルは、先程のワーウルフ同様に通常の物よりも大きく、明らかな程に過剰な攻撃力を有した姿だったからだ。そして、煙の晴れた中からはボロボロのローブを着た人間、それも明らかに冒険者の格好をしていた。
だが、その姿は他のモンスター同様に異様の一言に尽きた。何故ならそのローブの男は喉元からヘソの辺りまでバックリと切り裂かれ、更には身体中の血管が浮き上り、筋肉はオーガの様に膨れ上がっていた。そして、一番異様なのがその切り裂かれた傷口から、今もこちらを凝視する瞳があるのだ。
「・・・何・・・あの目・・・」
「・・・アレは、カースドアイズの目玉じゃ」
「カースドアイズ?それって何なのかな?」
「カースドアイズ自体もかなり強いモンスターじゃ。特にバットステータスを数多く扱う厄介な奴じゃ」
「あら、なかなか物知りね貴女?そうよ。この子達は皆、私が端正込めて造ったのよ。まあ、これから造ろうとしてた一番の人形は貴女達に壊されちゃったけどね。さあ、行きなさい」
再び空中に舞い上がり襲い掛かるガーゴイルは、空中で火炎を吐き地上を攻撃する。その間も、ローブの男は様々な魔法を放ち、カーチスカも鞭や魔法を使いエレオノ達を襲う。しかし、エレオノ達もただやられる訳では無かった。コロはローブの男の魔法を断魔の大剣で切り裂きながら肉薄すると、大剣技【閃刃】で斬り掛かる。だが、ローブの男は意外な程に俊敏な動きでコロの攻撃を剣で受け止め、返す刃で反撃してくる。コロはその攻撃を避けバックステップで距離を取る。
クーは魔法を放ちながら、ハクアの様に【結界】を足場に駆け上り、ガーゴイルに肉薄する。ガーゴイルはそんなクーに強靭な爪で攻撃するが、クーはその攻撃を避ける事無く喰らいながら、闇魔法を拳に纏いカウンターで顔面を殴り付ける。だがガーゴイルは攻撃が当たる瞬間、羽ばたく事を止めた為、衝撃を伝えきる前に吹き飛んでいきクーから離れると、再び空中で停止してクーと向い合う。
エレオノは、クーとコロのお陰で魔法の弾幕が少なくなった為、鞭を捌きながらカーチスカに向かっていく。だが、カーチスカが簡単にそんな事を許す訳もなく、地面に手を付くとエレオノの目の前の地面から、石魔法ストーンニードルが飛び出して来る。エレオノはそれを紙一重で避けると、地面に向い闇魔法ダークボールを放ち、その爆風で自分の姿を隠しす。
カーチスカは小賢しいとばかりに、その爆風で舞い上がった土煙を、二つの鞭で蛇の様に自在に跳ねながら相手を捕らえる鞭技【双蛇鞭】を使い、エレオノを捕らえに掛かる。しかしエレオノは、その攻撃を更に火魔法のファイアボールで迎撃、一瞬隙に剣技【電光石火】で、一気に距離を詰め斬り掛かる。しかし、カーチスカはエレオノの剣に手を添え反らすと「甘い!」その一言と共に、エレオノの体を撃ち据え吹き飛ばす。何とかガードに成功するがエレオノの体は、衝撃を受け痺れてしまう。
勿論そんな物を見逃す訳も無くカーチスカは、かつてエレオノ達に放った特大の魔力を再びエレオノに放つのだった。
ドゴォォオォオ!!!
その一言に、今まで瑠璃の戦闘のレベルの高さに絶句していたジャック達が一斉に動き出そうとする。だがエレオノは、加勢に入ろうとするジャック達を引き留め、自分達で引き受けると宣言し、同時に予想以上の強さを見せるグロス達に、自分達もと反論しようとするカークスに「ココにグロス達が現れた以上、前線に他の魔族が現れるのは時間の問題だ」と、無理矢理説き伏せる。
それを聞いたジャック達はしぶしぶながらも、前線へと駆けていく。当然カーチスカはそれを許さず攻撃してくる物とエレオノ達は思ったが、意外な事にカーチスカはジャック達に見向きもせずにエレオノ達に注視していた。
恐らくは、自分が手を降すまでも無く他の仲間が片付けるか、弱った所を叩き人形にすれば良いと考えて要るのだろうと結論付け、チラリと瑠璃の様子を確かめる。
すると丁度こちらに視線をやりお互いに目が会う二人、瑠璃が一つ頷くと同時にファイアアローを三本分、クナイの大きさに圧縮してグロスに投げ付ける。
グロスは投げ付けられた炎のクナイに対し、回避する事を選び余裕を持って回避に移る。だが、外れるかと思われた炎のクナイは、グロスの横を通過する直前急激に進路を変え、グロスに迫りドォドオン!連続した爆発音を上げながら吹き飛ぶグロス。が、グロスは地面に線を描きながらも耐える。瑠璃はそれを確認する事も無く、更に炎のクナイをグロスに放ちながら、エレオノ達と距離を取り、戦場を別の場所に移す。
(流石じゃな。不確定要素を極力減らし奴にのみ集中するつもりじゃ)
クーの言葉に頷きカーチスカを見ると、多少の呆れと共にグロスを見送り再び視線を戻す。
「あの馬鹿。簡単に乗せられちゃってーーーまあいいわ。さて、それじゃあそろそろこっちも始めましょうか」
カーチスカがそう言うと、いきなり地面に幾何学的な模様が三つ現れ、それと共に煙が立ち込め強烈な殺気がエレオノ達に放たれる。
「気を付けるのじゃ!アレは召喚の魔方陣じゃ!」
クーの言葉を証明するかの如く、魔方陣の在った所から咆哮が鳴り、その内の一つから黒い影が飛び出し結衣へと襲い掛かる。
ガギィイ!
硬質な金属同士が鳴り響き、間一髪の所でフロストの大盾によるガードが間に合う。が、その余りの勢いにフロストは押し込まれて行く。その姿はワーウルフの様な姿だったが、エレオノが知る物よりも二回りは大きく、特に腕と脚は通常の物よりも格段に太く大きなっており、そのアンバランスな体型が、モンスターの異様さを際立たせていた。
「フロストさん!」
「掴まって!」
「きゃっ!」
フロストはその場で黒い影に向い盾技【シールドバッシュ】を放ち、黒い影を引き離す。同時に結衣の短い叫びが響きフロストは結衣を抱き抱え、瑠璃の様に戦場を移動する。
「ふふっ、あの子は本当にヤンチャね。さて、あなた達はこの子達と遊びなさい」
カーチスカが鞭を振るい地面に叩き付けると、煙の中から特大の氷柱がエレオノ達に殺到する。その攻撃を何とか回避したコロは、頭上から自分に掛かる影に勘を頼りに更に横に回避する。その瞬間、ドゴォ!と言う音と共に何かが舞い降りる。コロは肩口に軽い傷を負いながらも回避に成功した。
「コロ!」
「大丈夫かな!」
一瞬前までコロの居た場所には、岩で出来た石像の様なモンスターが降り立っていた。そして、その足元は落下の威力を物語るかの如く、小さくクレーターが出来上り紅く光る眼差しで、何とか回避に成功したコロの事を眺めていた。
「・・・アレはガーゴイルじゃな。しかしーーー」
クーが疑問に思うのも無理は無かった。何故ならそのガーゴイルは、先程のワーウルフ同様に通常の物よりも大きく、明らかな程に過剰な攻撃力を有した姿だったからだ。そして、煙の晴れた中からはボロボロのローブを着た人間、それも明らかに冒険者の格好をしていた。
だが、その姿は他のモンスター同様に異様の一言に尽きた。何故ならそのローブの男は喉元からヘソの辺りまでバックリと切り裂かれ、更には身体中の血管が浮き上り、筋肉はオーガの様に膨れ上がっていた。そして、一番異様なのがその切り裂かれた傷口から、今もこちらを凝視する瞳があるのだ。
「・・・何・・・あの目・・・」
「・・・アレは、カースドアイズの目玉じゃ」
「カースドアイズ?それって何なのかな?」
「カースドアイズ自体もかなり強いモンスターじゃ。特にバットステータスを数多く扱う厄介な奴じゃ」
「あら、なかなか物知りね貴女?そうよ。この子達は皆、私が端正込めて造ったのよ。まあ、これから造ろうとしてた一番の人形は貴女達に壊されちゃったけどね。さあ、行きなさい」
再び空中に舞い上がり襲い掛かるガーゴイルは、空中で火炎を吐き地上を攻撃する。その間も、ローブの男は様々な魔法を放ち、カーチスカも鞭や魔法を使いエレオノ達を襲う。しかし、エレオノ達もただやられる訳では無かった。コロはローブの男の魔法を断魔の大剣で切り裂きながら肉薄すると、大剣技【閃刃】で斬り掛かる。だが、ローブの男は意外な程に俊敏な動きでコロの攻撃を剣で受け止め、返す刃で反撃してくる。コロはその攻撃を避けバックステップで距離を取る。
クーは魔法を放ちながら、ハクアの様に【結界】を足場に駆け上り、ガーゴイルに肉薄する。ガーゴイルはそんなクーに強靭な爪で攻撃するが、クーはその攻撃を避ける事無く喰らいながら、闇魔法を拳に纏いカウンターで顔面を殴り付ける。だがガーゴイルは攻撃が当たる瞬間、羽ばたく事を止めた為、衝撃を伝えきる前に吹き飛んでいきクーから離れると、再び空中で停止してクーと向い合う。
エレオノは、クーとコロのお陰で魔法の弾幕が少なくなった為、鞭を捌きながらカーチスカに向かっていく。だが、カーチスカが簡単にそんな事を許す訳もなく、地面に手を付くとエレオノの目の前の地面から、石魔法ストーンニードルが飛び出して来る。エレオノはそれを紙一重で避けると、地面に向い闇魔法ダークボールを放ち、その爆風で自分の姿を隠しす。
カーチスカは小賢しいとばかりに、その爆風で舞い上がった土煙を、二つの鞭で蛇の様に自在に跳ねながら相手を捕らえる鞭技【双蛇鞭】を使い、エレオノを捕らえに掛かる。しかしエレオノは、その攻撃を更に火魔法のファイアボールで迎撃、一瞬隙に剣技【電光石火】で、一気に距離を詰め斬り掛かる。しかし、カーチスカはエレオノの剣に手を添え反らすと「甘い!」その一言と共に、エレオノの体を撃ち据え吹き飛ばす。何とかガードに成功するがエレオノの体は、衝撃を受け痺れてしまう。
勿論そんな物を見逃す訳も無くカーチスカは、かつてエレオノ達に放った特大の魔力を再びエレオノに放つのだった。
ドゴォォオォオ!!!
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作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
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