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ダンジョン&アリスベル修行編
(流石にそれはやり過ぎだと思うよハクア)
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ハクアに言われた通り少し広い通路に待機する、エレオノと瑠璃の前に予定通りモンスターが現れる。
事前にハクアからの連絡で、モンスターの種類と数は聞いていたので、慌てはしないが、流石にわざと魔法を吸収させて、パワーアップをさせるとは思わなかった。
(流石にそれはやり過ぎだと思うよハクア)
「エレオノちゃんモンスターが、私達に気が付きましたよ」
「うん。そうみたいだね。じゃあ作戦通りに」
エレオノ言葉に頷き二人同時に【闘気】を纏い、エレオノは更に【魔闘技】を重ね掛けする。
(うぐ。やっぱり二つ同時はキツい!)
エレオノはここ最近、フロストに魔法剣の指導を、瑠璃に水転流の指導受けながら、この【闘気】と【魔闘技】の掛け合わせの修練をしていた。
これはハクアに「制御さえ出来れば二つ同時に維持出来るのでは?」と、言われやってみた所数秒程であるが成功し、切り札になるのでは?と練習し始めた。
練習は難航し、フロストにもアドバイスを貰おうとしたが、フロストもそんな事が出来ると思わず「やった事が無いので自分には教えられない」と言われてしまった。
その後、仕方なく邸の庭で一人練習していると、ハクアが「二つのスキルのバランスが悪いから、維持出来ない」と、アドバイスをくれたので、なるべく二つのスキルの出力を、同じ様にした所短時間だが維持が可能になった。
それ以来エレオノは暇を見付けてはこの訓練を続け、今日初めて実戦で使う事にした。
隣を見ると瑠璃は、武器である鉄扇に魔力を集中していた。これもハクアによるアドバイスで、異世界人である瑠璃は、魔力の扱いに馴れていない為、エレオノの様に暇を見付けては魔力制御の訓練をしていた。
二人はそれぞれが、ハクアによるアドバイスを受け、その成果を今この場面で試そうとしていた。
フレイムハウンドが、二人を見付け飛び掛かろうと身を屈めた瞬間を狙い、エレオノは【真空斬り】を放ち出鼻を挫く。それと同時に瑠璃が駆け出し、先頭のフレイムハウンドの首筋を【扇刃】で切り裂き、そのまま後ろのズイパー目掛け駆け抜ける。
(本当なら相性を考えても、私があっちを受け持つべきけど、私も火属性の敵を相手に、立ち回れるようにしないと)
瑠璃が駆け抜ける時に首を切った、フレイムハウンドに止めを差し、改めて剣を構える。
(残りは九匹)
エレオノがこの戦いで心掛けているのは、一つがスキルの維持。そして、もう一つが防御である。
元々防御が苦手だったエレオノは【霧化】のスキルを獲た事により、更に防御への関心が少なくなった。しかし、瑠璃やハクアの戦いを見る事により、防御の大切さを思い知り瑠璃には、水転流の防御や回避
に重点を置いて教わっていた。
剣を構えたエレオノに、フレイムハウンドは残り九匹で囲んで来る。そして、真後ろの一匹がエレオノの背中に襲い掛かる。しかし、エレオノはそれを裏拳で横っ面を殴り飛ばし、別の一匹にぶち当てる。
「ギャン!」
襲い掛かる一匹を迎撃した事で、隙が出来たと思い更に二匹が、左右から襲い掛かる。それをギリギリの所でバックステップする事で回避する。「ギャン」ギリギリの所で回避された事で、二匹は正面から衝突して互いに吹き飛ぶ。
その間に先程吹き飛ばした二頭にダークボールを放ち始末する。すると目の前の三匹が、それぞれ口から火の粉を散らし、火球を二発づつ飛ばして来る。その内の二つをファイアブラストで相殺し、三つを魔力を纏った剣で切り裂く。しかし、最後の一つは迎撃する事が出来ずに何とか朱骨でガードする。
(炎は効くな~~)
フレイムハウンドは、火球を受けてよろめいたエレオノに向い、一気に押し寄せ【突進】してくる。だがエレオノは自ら前に出て、ダークボールを先頭の二匹に当て、真ん中を走る一匹を【閃光】をカウンターで放ち仕止める。
そして更に襲ってくる四匹に対し【鉄壁】のスキルを使い防御を固める。三倍の防御力になった事で、攻撃したフレイムハウンド達の方が弾き飛ばされ地面に転がる。
そこからは先に立ち上がって来た、魔法を受けたフレイムハウンド二匹を倒し、残り四匹を楯でいなし、回避しながら危なげ無く倒して行って、戦闘は終了した。
(う~ん。結局あんまりガードはしなかったかも?でも回避は前よりも楽になったかな?さて、るりはどうかな?)
エレオノが自分の戦闘の分析をしつつ、瑠璃の方を見ると、残り二匹のズイパー相手に戦っている最中だった。
キン、キキン、キン!
瑠璃は鉄扇でズイパー二匹の攻撃をいなしながら、ハクアの様にいろいろと実験繰り返す。
(やっぱり、この方法だとハーちゃん程上手く出来ませんね)
瑠璃は先程から、ハクアがやっていた様に【結界】で鉄扇を包み込み戦ったり、【魔闘技】や【闘気】を使って戦ったりとしていた。そして、ステータスの固有技として、水転流が出ていたので、補正を受けるとどんな状態なのかを確かめていた。
(ハーちゃんが言う通り、体が勝手に動いて行く感じですね?慣れるまでにもう少し掛かりそうですけど、やれなくは無いですね)
ズイパーの両腕の叩き付けを避けると、その隙を狙いもう一匹のズイパーが体を掴みに来る。それを懐に入り回避し扇技【炎舞】を使う。
すると、瑠璃の持つ鉄扇が炎を放ち、瑠璃の体が何かに突き動かされる様に回転しながら、目の前のズイパーに炎を放つ鉄扇を何度も叩き付けていく。
「グギャァ!」
瑠璃の体が回転を止めると、目の前には黒く焦げ力尽きたズイパーが仰向けに倒れる。それを見たもう一匹は怒り狂い、瑠璃に向かって【正拳突き】を放つが、それを下から掬う様に力を反らされ、先程のズイパーと同じ様に懐に入り込まれてしまう。そして今度は水転流奥義【水破】を放つと最後の一匹も力尽きる。
(う~ん。やっぱり戦いかたが違うな~。私も頑張らないと)
「エレオノちゃんお疲れ様です」
「うん。るりもね」
「二人ともお疲れなのじゃ」
二人の戦闘が終わると離れて見ていた皆が出て来る。
「あれ?ハクアとアリシアは?」
「まだ来とらんのじゃ」
「お待たせ~。そっちも終わった?」
「ハーちゃんどうしたんですか?」
瑠璃の言う通り、怪我こそしていないがハクアはボロボロになり、アリシアは少し離れて歩いていた。
「いや、ちょっと戦闘を・・・」
「へっ?どう言うこと?」
そして、ハクアはモンスターをやり過ごした後の事を話し始めた。
事前にハクアからの連絡で、モンスターの種類と数は聞いていたので、慌てはしないが、流石にわざと魔法を吸収させて、パワーアップをさせるとは思わなかった。
(流石にそれはやり過ぎだと思うよハクア)
「エレオノちゃんモンスターが、私達に気が付きましたよ」
「うん。そうみたいだね。じゃあ作戦通りに」
エレオノ言葉に頷き二人同時に【闘気】を纏い、エレオノは更に【魔闘技】を重ね掛けする。
(うぐ。やっぱり二つ同時はキツい!)
エレオノはここ最近、フロストに魔法剣の指導を、瑠璃に水転流の指導受けながら、この【闘気】と【魔闘技】の掛け合わせの修練をしていた。
これはハクアに「制御さえ出来れば二つ同時に維持出来るのでは?」と、言われやってみた所数秒程であるが成功し、切り札になるのでは?と練習し始めた。
練習は難航し、フロストにもアドバイスを貰おうとしたが、フロストもそんな事が出来ると思わず「やった事が無いので自分には教えられない」と言われてしまった。
その後、仕方なく邸の庭で一人練習していると、ハクアが「二つのスキルのバランスが悪いから、維持出来ない」と、アドバイスをくれたので、なるべく二つのスキルの出力を、同じ様にした所短時間だが維持が可能になった。
それ以来エレオノは暇を見付けてはこの訓練を続け、今日初めて実戦で使う事にした。
隣を見ると瑠璃は、武器である鉄扇に魔力を集中していた。これもハクアによるアドバイスで、異世界人である瑠璃は、魔力の扱いに馴れていない為、エレオノの様に暇を見付けては魔力制御の訓練をしていた。
二人はそれぞれが、ハクアによるアドバイスを受け、その成果を今この場面で試そうとしていた。
フレイムハウンドが、二人を見付け飛び掛かろうと身を屈めた瞬間を狙い、エレオノは【真空斬り】を放ち出鼻を挫く。それと同時に瑠璃が駆け出し、先頭のフレイムハウンドの首筋を【扇刃】で切り裂き、そのまま後ろのズイパー目掛け駆け抜ける。
(本当なら相性を考えても、私があっちを受け持つべきけど、私も火属性の敵を相手に、立ち回れるようにしないと)
瑠璃が駆け抜ける時に首を切った、フレイムハウンドに止めを差し、改めて剣を構える。
(残りは九匹)
エレオノがこの戦いで心掛けているのは、一つがスキルの維持。そして、もう一つが防御である。
元々防御が苦手だったエレオノは【霧化】のスキルを獲た事により、更に防御への関心が少なくなった。しかし、瑠璃やハクアの戦いを見る事により、防御の大切さを思い知り瑠璃には、水転流の防御や回避
に重点を置いて教わっていた。
剣を構えたエレオノに、フレイムハウンドは残り九匹で囲んで来る。そして、真後ろの一匹がエレオノの背中に襲い掛かる。しかし、エレオノはそれを裏拳で横っ面を殴り飛ばし、別の一匹にぶち当てる。
「ギャン!」
襲い掛かる一匹を迎撃した事で、隙が出来たと思い更に二匹が、左右から襲い掛かる。それをギリギリの所でバックステップする事で回避する。「ギャン」ギリギリの所で回避された事で、二匹は正面から衝突して互いに吹き飛ぶ。
その間に先程吹き飛ばした二頭にダークボールを放ち始末する。すると目の前の三匹が、それぞれ口から火の粉を散らし、火球を二発づつ飛ばして来る。その内の二つをファイアブラストで相殺し、三つを魔力を纏った剣で切り裂く。しかし、最後の一つは迎撃する事が出来ずに何とか朱骨でガードする。
(炎は効くな~~)
フレイムハウンドは、火球を受けてよろめいたエレオノに向い、一気に押し寄せ【突進】してくる。だがエレオノは自ら前に出て、ダークボールを先頭の二匹に当て、真ん中を走る一匹を【閃光】をカウンターで放ち仕止める。
そして更に襲ってくる四匹に対し【鉄壁】のスキルを使い防御を固める。三倍の防御力になった事で、攻撃したフレイムハウンド達の方が弾き飛ばされ地面に転がる。
そこからは先に立ち上がって来た、魔法を受けたフレイムハウンド二匹を倒し、残り四匹を楯でいなし、回避しながら危なげ無く倒して行って、戦闘は終了した。
(う~ん。結局あんまりガードはしなかったかも?でも回避は前よりも楽になったかな?さて、るりはどうかな?)
エレオノが自分の戦闘の分析をしつつ、瑠璃の方を見ると、残り二匹のズイパー相手に戦っている最中だった。
キン、キキン、キン!
瑠璃は鉄扇でズイパー二匹の攻撃をいなしながら、ハクアの様にいろいろと実験繰り返す。
(やっぱり、この方法だとハーちゃん程上手く出来ませんね)
瑠璃は先程から、ハクアがやっていた様に【結界】で鉄扇を包み込み戦ったり、【魔闘技】や【闘気】を使って戦ったりとしていた。そして、ステータスの固有技として、水転流が出ていたので、補正を受けるとどんな状態なのかを確かめていた。
(ハーちゃんが言う通り、体が勝手に動いて行く感じですね?慣れるまでにもう少し掛かりそうですけど、やれなくは無いですね)
ズイパーの両腕の叩き付けを避けると、その隙を狙いもう一匹のズイパーが体を掴みに来る。それを懐に入り回避し扇技【炎舞】を使う。
すると、瑠璃の持つ鉄扇が炎を放ち、瑠璃の体が何かに突き動かされる様に回転しながら、目の前のズイパーに炎を放つ鉄扇を何度も叩き付けていく。
「グギャァ!」
瑠璃の体が回転を止めると、目の前には黒く焦げ力尽きたズイパーが仰向けに倒れる。それを見たもう一匹は怒り狂い、瑠璃に向かって【正拳突き】を放つが、それを下から掬う様に力を反らされ、先程のズイパーと同じ様に懐に入り込まれてしまう。そして今度は水転流奥義【水破】を放つと最後の一匹も力尽きる。
(う~ん。やっぱり戦いかたが違うな~。私も頑張らないと)
「エレオノちゃんお疲れ様です」
「うん。るりもね」
「二人ともお疲れなのじゃ」
二人の戦闘が終わると離れて見ていた皆が出て来る。
「あれ?ハクアとアリシアは?」
「まだ来とらんのじゃ」
「お待たせ~。そっちも終わった?」
「ハーちゃんどうしたんですか?」
瑠璃の言う通り、怪我こそしていないがハクアはボロボロになり、アリシアは少し離れて歩いていた。
「いや、ちょっと戦闘を・・・」
「へっ?どう言うこと?」
そして、ハクアはモンスターをやり過ごした後の事を話し始めた。
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