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90.メイド

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 じゅるっ、ちゅばっ…じゅぷ、じゅぷっ。

  バスルームに猛った肉棒をしゃぶる音が響く。

 「っはぁ…上手いぞ、ソニア…」

  レドが気持ち良さそうな声を出してヘッドドレスが付いたわたしの頭をうさ耳ごと撫でる。

 「んン…はむぅ…じゅぷっ、じゅるっ」

  嬉しくてギリギリまで咥え込んで舌を這わせる。しゃぶるのに夢中になっていると、ルーカスがスカートから出ているしっぽを揉みながらおしりを撫でた。

 「そんなに美味しそうにしゃぶって…いやらしいメイドですね…」
 「むふぅ…んむっ…」

  いやらしいメイド・・・そう、馬車の中で言う事をきくと約束したわたしは、帰ってきてすぐ全裸にされてメイド服を着せられた。そしてバスルームに連行されて奉仕中。

  四つん這いになってバスチェアーに座ったレドのそそり勃った肉棒をしゃぶり、後ろからルーカスにあちこちさわられて悦びに震えている。

 「くっ、う…イク、出すぞ…」

  呻いてわたしの頭を抑え、腰を振るレド。喉奥を小突かれてえづきそうになりながら何とか堪えると口の中のモノがぶわっ、と膨らんで精が噴き出す。

 「くぁっ、あ、あああ!!」
 「ん”ン!んお”ッ!んぶぅ!」

  濃厚でとろりとした液体が喉を流れる。射精が終わるまで頭を離してもらえず、苦しくなって悶える。滲んだ視界でレドを見上げるとやっと口内を占領していたモノが出ていく。

 「…零すなよ?」

  そう言っておきながら、意地悪くニヤッと笑って胸を鷲掴みにした。

 「んぐッ!う”ん”ン!ゲホ、ゲホッ!」

  飲み下そうとするが急にビリッ!と快感が走って咽せ、ぼたぼたと白濁が零れ落ちる。

 「零すなと言っただろ?」
 「…っは、ふ…だって…」

  意地悪に物言いをつけようとすると口を拭ってくれた。

  ・・・ズルイ。そんな柔らかい笑顔で優しくされたらもう文句言えない。

 「…もう」
 「フフッ、膨れるな。…ソニア…」

  四つん這いから抱き起こされて膝立ちになるとキスが降ってくる。額に、瞼に、頬に、唇に。熱い口づけに頭がぽぉっとしてくると、腰を抱き寄せて胸のリボンをほどく。

  このメイド服、スカートはミニだが一見普通。でも実はエッチ仕様になっていて襟のリボンをほどくだけで胸が露わになる。だから、今ノーブラノーパンのわたしはすでにレドの前で乳房を曝していた。

 「フェラしただけで乳首が勃ってるぞ…可愛い奴だ」

  耳元で囁き、胸を揉みしだいて乳首をぐにぐにと潰す。欲を含んだ声に肌が粟立ってふるっ、と震えるとしっぽとおしりへの愛撫が再開された。腰を抱いていた手が秘所へ伸びてワレメをなぞると、ヒクつく蜜壺から蜜が溢れてくちゅくちゅ音を立てる。

  わたしはレドの腕に掴まりながら声を漏らす。

 「んぁっ、あ、あん…」
 「いけませんねぇ、奉仕するメイドが自分だけこんなに濡らしていては…」

  ルーカスの手までが秘所へと忍び寄り、たくさんの指でわたしを追い詰める。

 「あ、あ、あ、だって…」
 「気持ち良くしてくれるんだろう?…お前のココで」

  ぐちゅんっ、と指が膣内に挿いってゆっくりと動く。

 「んはッ!あ、あぁん…」
 「返事はどうした?」
 「っん、は、い」
 「よし、なら自分で挿れろ」

  2人の指が離れると、わたしは座ったままのレドに跨がって肉棒をあてがい、自ら腰を落としていく。圧倒的な質量を誇るモノが子宮の入り口まで届いて、腰が抜けてしまいそうな快楽が押し寄せる。少しでも動いたらイッてしまいそうで、逞しい身体にしがみついて堪えた。

 「んン…あぁ、あッ、はふッ」
 「ほら、腰を振らないと終わらないぞ?…ん?」

  ぐりっ、と下から奥を抉られて嬌声を上げ、訴える。

 「あはぁっ!ッひぁ、ま、ってぇ…いま、うごいたら、イッちゃう…」
 「…挿れただけでもうイキそうなのか?随分と淫乱なメイドだ」
 「そんなんじゃメイド失格ですよ?」

  そう言ったルーカスにしっぽをギュッと握られて喘ぎ、背を仰け反らせてイッてしまう。

 「ひン!イッちゃ、ぁぁあああん!!」

  力が抜けてレドに身体を預けながら息を整えていると、2人がそっと頬にキスする。

 「俺はイかせてくれないのか?」
 「私もナカに出したいです、ソニア…」

  どうやって責めても、結局はいつもこうして優しく愛してくれる。だからわたしは何をされても感じてしまう。卑猥なランジェリーを付けられても、メイド服を着せられても、レドとルーカスが喜ぶならわたしも嬉しくて幸せな気持ちになるのだ。・・・恥ずかしいけど。

 「…わたしも、2人がほしい…ルーカス、まってて、ね?…ンんぅ…」

  レドの首に手を回して掴まり、自分から腰を振り始める。膣壁がレドのモノを求めて蠢き、締め付ける。動くたびに、ぢゅぽっ、ぢゅぽっ、ぢゅぽっ、と淫猥な水音が耳に張り付いて身悶えながらも尋ねる。

 「あ、あん、あぁん、レド…きもち、イイ?」
 「ッうぁ…っふ…ああ、イイぞ、ソニア…お前の膣内は最高だ…これじゃ、すぐイッちまう…」
 「ぁふぅ…うれし…んンっ、ナカに、レドのが…欲しい」
 「ソニア…ッ」

  レドがギュッととわたしを抱き竦め、下からガンガン突き上げる。奥にある敏感なトコを激しく責められて只々善がる。

 「あッ、あぁっ!れど…れどぉ…!」
 「くッ!あ、ソニア…!ッぁあああ!!」
 「ぁひぃっ!ひぁぁあああ!!」

  ズドンッ!と子宮まで貫きそうな勢いで最奥を抉られると、レドが熱い欲望を放つ。一度目よりも多い凄い量の精を受け止めた身体がゾクゾクと総毛立ち、絶頂へと押し上げられた。

  ガクガク痙攣したまましがみついてキスをねだる。

 「ッあ、ひぅ…ン…レド…キス、して?」
 「ソニア…」

  ぴったりとくっついたまま口づけ、舌を絡め、互いの口内を堪能して漸く離れた。

 

 ※次回、ア○ル、二穴あり。苦手な方はご注意ください。
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