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59.ア○ル処女をルーカスに。2
しおりを挟むレドの身体が離れるとくるん、と180度回転させられた。さっきまでとは逆にレドが後ろになってルーカスがわたしにのしかかる。
「ソニア…」
ちゅっ、ちゅっ、と可愛いキスが降ってきてキュンとする。
「んっ…ルーカス…」
冷たい唇が首筋を伝い、片手で乳房を揉みながらもう片方の乳房を舐め回す。乳首を口に含んで舌で転がし、ちゅぅちゅぅ吸う。いつも赤ちゃんみたいだと思うのに、その姿が可愛く見えるのだからわたしも大概だ。
「あぁん…ルーカス…そんなに、すっても、なにもでないよ、っあん」
「…っふ…ソニアのおしりは最高ですけど、乳首も可愛くて好きなんです。…もちろん、ココもです」
胸の谷間から顔を出してそんな事を言い、秘所に指を入れて膣内ナカからレドの精を掻き出す。
「あふっ、ンんっ…んぁ」
「すみませんね…ココも味わいたいので…出します」
そして長い舌を蜜壺に挿し込んだ。舌はまさに隅々まで味わうように蠢く。溢れる蜜をじゅるじゅる淫猥な音を立てて吸われ、じんわりと痺れるような気持ち良さに腰をくねらせ喘ぐ。
「あぁぁ、あ、あ…あん」
じっくりと舐め尽くしてからわたしを四つん這いにしておしりを撫でる。しっぽもやわやわと揉まれてまた蜜が垂れると、それを指で掬いとって後ろの窄まりに優しく塗り込めた。まだ指も挿れていないのにひくひくしているのが自分でも分かって恥ずかしさに悶えてしまう。
「ん、ん、ふ、ぁ…はずかし…」
「ふふ…ひくひくしてとても可愛いです…ローションも要らないくらい愛液が流れてます」
「やぁ…言わないで…」
「ソニア…指、挿れますよ?ゆっくりしますから…ね?」
「…ん」
ぬぷんっ、と指が挿いってゆっくりと進む。独特な圧迫感と腸壁を擦られる感覚に肌が粟立ち、ふるふると震える。違和感もあるがしっぽを撫でられている快感と混ざって曖昧になっていた。
「あ…あ…る、かすぅ…」
「どうです?気持ち悪くはないですか?」
「ん、わ、るくない…」
「なら、もう少しだけ、動かします」
そう言って指をゆっくり抜き挿しする。腸壁のある箇所を爪でカリッ、と引っ掻かれた瞬間、背中を電気が走ってビクン!と腰が跳ねてしまい、一気に指が抜けた。
「ぁッ!あんっ!」
「見つけました…さっきのトコがイイんですね?ね?ソニア…?」
ルーカスがわたしに覆い被さって耳元でささやく。
確かに秘所とも、うさ耳やしっぽとも違う快感。もっと違和感が強いと思っていたのに、早くもおしりが疼きだす自分が何だか恥かしい。
「ん…うん…」
「もう少し…してもいいですか?」
「…イイよ」
了承を得た彼が体制を戻してア○ルパールを取り出すのを見てビクッとする。
「ルーカス…それじゃなくてルーカスの指が良い…」
「ソニア…私の指でココを弄られたいんですか?」
「うん…」
「素直で可愛いソニア…いいですよ、では指を増やします…ちょっと冷たいですよ」
にっこり笑いながらローションを塗った指を躊躇いなく挿れる。冷たさにひくっ、と反応しているうちに指が増え、抽挿しながら少しずつ搔き回してほぐされ、違和感と快楽の狭間で漂うような感覚を味わう。と、静観していたレドが急にうさ耳を撫でだした。優しいながらもいやらしく這う手つきに身体が淫らに応え、違和感が何処かへ消えてしまった。
「んんっ、んあ…っはぅ…っきゃぅん!ッあ、れど…あぁんっ」
小さな快感を絶え間なく与えられてほぐされ続け、秘所から垂れた愛液がシーツに落ちる。初めてのア○ルでこんなに感じるなんて、わたしのからだどうなってんの?と僅かに残った頭で考える。が、不意に指が増えて刺激が強まって思考を奪われた。3本の指に蹂躙されてにちゃにちゃとローションの粘ついた水音が響く。まるで後ろからも愛液が溢れているみたいに錯覚させる音、激しくなってきた愛撫、それにルーカスの荒い息遣い。とうとう堪らなくなって自分から腰を振り始める。
「あはぁ!あ、あッ、ゆびぃ…あぁ、んぁ…んふぅん!」
「ソニア…腰がいやらしく動いてます…気持ちイイですか?」
「イイ、のぉ!おしり、なのにぃ…るー、かす、わた、し」
「…イキそう、ですか?」
「ん、ぅん!もう、イかせて…!」
もう恥もなにも気にする余裕がない。身体は切ないくらいに今以上の享楽を求めてしまっている。
「あぁ、ソニア…!」
感激したようにわたしを呼んだルーカスの指が後ろの穴で暴れて腸壁を抉り、しっぽをぎゅっ、と握る。ぞくぞくと総毛立ち、しっぽからうさ耳へ電流が走って背を仰け反らせ、ぶるぶると震えながら絶頂した。
「あうっ!あ、あぁ!あ”あ”ぁぁぁ!!」
達した瞬間全身から汗が噴き出す。力が抜けてベッドへ突っ伏すと、レドがわたしを仰向けにして胡座に頭を乗せてくれる。ルーカスは汗で額に張り付いた前髪を避けて顔を拭ってくれた。額に、頬に、唇に、次々とキスが降ってくる。
「ん…」
「…ソニア、初めてのア○ルでイッてくれるなんて…あなたは素晴らしい」
「俺の時も最初に指だけでイッたな。淫乱だな…さすがソニア」
ルーカスは恍惚の表情で、レドは感心したように話す。
うぅ・・・全く褒められてる気がしません。
「お疲れ様でした。今夜はもうゆっくりしましょう」
再び恥ずかしさが湧いてきて顔を隠したくなったが、ルーカスの一言に驚く。
「え…でも…」
ルーカスは今夜一度も出していない。彼は良いんですよ、とにっこり笑うがわたしは・・・
「ルーカス、わたし大丈夫だよ?その…痛くなかったし、さ、最後までしても…いいよ?」
「ソニア…良いんですか?」
「…うん」
「始めてしまったらもう止められませんよ?きっと滅茶苦茶してあなたに無理をさせます」
「フフッ、ヤバかったら俺が止めてやる」
レドが心配そうなルーカスに言う。
「…分かりました。ソニア…」
ベッドの上に起き上がり、ルーカスと抱き合って唇を重ねた。
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