R18、アブナイ異世界ライフ

くるくる

文字の大きさ
上 下
55 / 113

52.帰宅、即挿入

しおりを挟む

 レドとわたしがシャハールに到着したのは翌日の午後9時くらい。行きより時間が掛かったのは、夜中に仮眠をとったからだ。前日も戦いで徹夜だった為、さすがに眠っておかないと辛いし危ない。馬車で帰った部下やルイさんたちも交代で仮眠を取っているらしい。

  5日ぶりの帰宅。シャハールに住み始めてまだ半年くらいなのに、もうすっかりここはわたしのホームタウンになった。

  私室の玄関を開けると目の前にルーカスが立っていた。

 「お帰りなさい。レド、ソニア」

  “お帰りなさい” とルーカスの笑顔。この2つがすごく嬉しくて思わず彼に飛びついた。

 「ただいま、ルーカス!」
 「ソニア…」

  彼はしっかりと抱き返してわたしの首筋に顔を埋める。少しだけカラダを離してすぐにキスした。ルーカスの長い舌が口内をねぶって隅々まで味わう。

 「っん…ンんぅ、んはぁ…」

  唇が離れて見つめ合うとレドが後ろからわたしを抱きしめた。

 「…変わりはなかったか?…ほら、バンザイしろ」

  ルーカスに聞きながらカットソーを脱がされる。

 「ええ、ありません。…大体はルイから聞きましたが、サンドラはどうしたんです?…はい、足を上げて下さい」

  レドに返事しながらショートパンツを下げられる。

 「フフッ、あの女はソニアが怒鳴りつけた。凄かったぞ?まあ、俺も脅してきたし、今回の事で懲りただろうさ」

  言いながらブラを外す。ちょ・・・

「ソニアがですか?それは見たかったですねぇ」

  こちらも言いながらショーツをとる。・・・何で全裸!?ココ玄関!!

 「下っ端とシェストは?…ソニア…」

  レドが両手で胸を鷲掴みにして揉む。カラダが跳ねてぴょこっ、とうさ耳が出る。

 「下っ端は既にコンゴが尋問中、シェストも保安局へ移送済みです。…あぁ、ソニア…」

  ルーカスは両手でお尻を鷲掴みにして揉む。今度はぽん!としっぽが出た。

 「あぁんっ!ん、ちょ、まって…あ、あッ、おふろ…」

  レドとルーカスに挟まれて久しぶりの快感に喘ぎながらも訴える。

 「「もう待てない」」
 「で、も…んン、昨日、入ってな…から、きたな…きゃあぁんっ!あぁ!」

  訴えは呆気なく却下された。レドにうさ耳と乳首を摘まれ、ルーカスにしっぽとお尻を揉まれる。秘所とお尻の谷間に猛った2人のモノが押し当てられ、腰を振られてぬちゃぬちゃと愛液が絡まる。

  いっぺんに全部愛撫されてたまらず嬌声を上げた。

 「あうぅん!んはぁんっ!ッひぁ」
 「ソニア…すみません、もう挿れます…ッくぅ…」

  切なげな声のルーカスに片足を持ち上げられて一気に貫かれ、背を仰け反らせるとレドが両胸の乳首をきゅぅっ、と捻った。いつもはゆっくり責めるルーカスが下からガンガン突き上げる。その度にカラダが跳ね、しっぽがレドのモノに擦れて蜜壺とは違う快感を生む。

 「ああぁぁ!あ、あ!ルー、カスぅ!すごい、イイッンんん!」
 「うぁ、ソニア…ああ、そんなに、締めつけたら…ああ」
 「あ、あ、だっ、て、しっぽ、あはぁ…レド、のが、こすれて、るぅ…あぁ」
 「ダメ、ですよ、ソニア…今は、私に集中、してください!」

  そう咎めながらごりゅっ!と最奥にある敏感なトコを抉り、しっぽをガバッと掴んで握った。激しく抽挿をくりかえしてしっぽを揉みしだかれ、卑猥な水音を立てて溢れた蜜が腿の内側を濡らす。お風呂に入ってから、なんて思っていたのも忘れて腰が抜けそうな快楽に喘ぐ。

 「きゃうぅっ!!んはぁ!しっ、ぽぉ、あぁん、ナカも、イイぃ!るーかす、っン!」
 「ソニア…ソニア…ああ、逢いたかった…ッく」
 「るーかす…わたし、も…っあぁんっ、あいたかった…んひぃッ!も、イクぅ」
 「イッてください…私の肉棒でイクソニアが見たい…」

  互いに腰を振りながら見つめ合う。わたしはルーカス瞳に自分が映っているのを見ながら絶頂した。

 「あ、イクッ!イクッ!ぁぁあああ!!」
 「ソニアッ!私も…っぁあああ!!」

  彼はほとんど同時に精を放った。膣内を満たされる感覚にふるえ、モノが抜けていくのを寂しく思った。

 「ソニア…」
 「ルーカス…」

  ちゅっ、と軽くキスして離れると、今度は胸に置かれていたレドの手に後ろから引き寄せられた。上半身裸になっていた彼と素肌が密着し、その熱さにきゅん、とする。その素肌よりも熱いモノが秘所を擦り出すと、もっと欲しくて腰をくねらせてしまう。大きな手で胸を弄られ、うさ耳を食まれ、我慢出来なくなってねだる。

 「あぁん…レド…はやく、んふぅ…」
 「もう我慢出来ないのか…?」

  さっきはもう待てない、と言ったくせにいざとなると焦らされる。わたしにいやらしい言葉を言わようという魂胆なのは分かっているけど・・・いつも思惑に嵌る。言わないと本当に挿れてくれないかもしれない。・・・それはイヤ・・・。そして今日も降参する。

 「我慢、できない。…挿れて…?」
 「…よし」

  わたしの上半身をルーカスに預けて腰を引き、お尻を突き出すような格好をさせ・・・ズドンッ!と最奥まで貫いた。滅茶苦茶に腰を打ち付け、うさ耳両方を片手で掴んでクンッ、と引っ張る。

 「ッぁああ!んあ”っ!ィひッ!みみッ、つよいィ!」
 「ッく…こうすると、膣内ナカが締まるぞ…?ソニア…」

  レドは止めるどころかもう片方の手でしっぽを握り、肉棒で蜜壺を掻き回す。ぐちょっ、ぐちょっ、と廊下に響くねばついた音が、よく聞こえるうさ耳に纏わりついてわたし理性を奪ってしまう。されるがまま淫らな声を上げ、力の抜けそうな足をルーカスにしがみついて何とか堪える。

 「あ”あ”ぁん!あ、あッ、あぁ!れど、また、イッちゃうぅ!」
 「ッあ、イイぞ、イケ。ッは、俺も、イクッ」

  どちゅん!と子宮を突いたモノに凄い勢いで大量の精液を放出され、背を弓なりに反らせて甲高い嬌声を上げながら昇りつめた。

 「くぁぁあああ!!」
 「ん”あ”ああぁぁぁ!!」

  永い射精が終わってレドのモノが抜かれると、2人分の白濁した液が流れ出てひくひくとカラダが痙攣する。足もガクガクふるえ、床にしゃがみ込みそうな所を2人が支えてくれた。

 「あ…あ…」
 「「ソニア…」」

  交互に口づけを交わし、最後は両頬に優しい唇がふれた。

  それから抱えられてお風呂に行ったところでわたしは眠りに落ちてしまった。
しおりを挟む
感想 30

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?

すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。 一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。 「俺とデートしない?」 「僕と一緒にいようよ。」 「俺だけがお前を守れる。」 (なんでそんなことを私にばっかり言うの!?) そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。 「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」 「・・・・へ!?」 『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!? ※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。 ※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。 ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。

こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果

てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。 とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。 「とりあえずブラッシングさせてくれません?」 毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。 そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。 ※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。

悪役令嬢でも素材はいいんだから楽しく生きなきゃ損だよね!

ペトラ
恋愛
   ぼんやりとした意識を覚醒させながら、自分の置かれた状況を考えます。ここは、この世界は、途中まで攻略した乙女ゲームの世界だと思います。たぶん。  戦乙女≪ヴァルキュリア≫を育成する学園での、勉強あり、恋あり、戦いありの恋愛シミュレーションゲーム「ヴァルキュリア デスティニー~恋の最前線~」通称バル恋。戦乙女を育成しているのに、なぜか共学で、男子生徒が目指すのは・・・なんでしたっけ。忘れてしまいました。とにかく、前世の自分が死ぬ直前まではまっていたゲームの世界のようです。  前世は彼氏いない歴イコール年齢の、ややぽっちゃり(自己診断)享年28歳歯科衛生士でした。  悪役令嬢でもナイスバディの美少女に生まれ変わったのだから、人生楽しもう!というお話。  他サイトに連載中の話の改訂版になります。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

番から逃げる事にしました

みん
恋愛
リュシエンヌには前世の記憶がある。 前世で人間だった彼女は、結婚を目前に控えたある日、熊族の獣人の番だと判明し、そのまま熊族の領地へ連れ去られてしまった。それからの彼女の人生は大変なもので、最期は番だった自分を恨むように生涯を閉じた。 彼女は200年後、今度は自分が豹の獣人として生まれ変わっていた。そして、そんな記憶を持ったリュシエンヌが番と出会ってしまい、そこから、色んな事に巻き込まれる事になる─と、言うお話です。 ❋相変わらずのゆるふわ設定で、メンタルも豆腐並なので、軽い気持ちで読んで下さい。 ❋独自設定有りです。 ❋他視点の話もあります。 ❋誤字脱字は気を付けていますが、あると思います。すみません。

処理中です...