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52.帰宅、即挿入
しおりを挟むレドとわたしがシャハールに到着したのは翌日の午後9時くらい。行きより時間が掛かったのは、夜中に仮眠をとったからだ。前日も戦いで徹夜だった為、さすがに眠っておかないと辛いし危ない。馬車で帰った部下やルイさんたちも交代で仮眠を取っているらしい。
5日ぶりの帰宅。シャハールに住み始めてまだ半年くらいなのに、もうすっかりここはわたしのホームタウンになった。
私室の玄関を開けると目の前にルーカスが立っていた。
「お帰りなさい。レド、ソニア」
“お帰りなさい” とルーカスの笑顔。この2つがすごく嬉しくて思わず彼に飛びついた。
「ただいま、ルーカス!」
「ソニア…」
彼はしっかりと抱き返してわたしの首筋に顔を埋める。少しだけカラダを離してすぐにキスした。ルーカスの長い舌が口内をねぶって隅々まで味わう。
「っん…ンんぅ、んはぁ…」
唇が離れて見つめ合うとレドが後ろからわたしを抱きしめた。
「…変わりはなかったか?…ほら、バンザイしろ」
ルーカスに聞きながらカットソーを脱がされる。
「ええ、ありません。…大体はルイから聞きましたが、サンドラはどうしたんです?…はい、足を上げて下さい」
レドに返事しながらショートパンツを下げられる。
「フフッ、あの女はソニアが怒鳴りつけた。凄かったぞ?まあ、俺も脅してきたし、今回の事で懲りただろうさ」
言いながらブラを外す。ちょ・・・
「ソニアがですか?それは見たかったですねぇ」
こちらも言いながらショーツをとる。・・・何で全裸!?ココ玄関!!
「下っ端とシェストは?…ソニア…」
レドが両手で胸を鷲掴みにして揉む。カラダが跳ねてぴょこっ、とうさ耳が出る。
「下っ端は既にコンゴが尋問中、シェストも保安局へ移送済みです。…あぁ、ソニア…」
ルーカスは両手でお尻を鷲掴みにして揉む。今度はぽん!としっぽが出た。
「あぁんっ!ん、ちょ、まって…あ、あッ、おふろ…」
レドとルーカスに挟まれて久しぶりの快感に喘ぎながらも訴える。
「「もう待てない」」
「で、も…んン、昨日、入ってな…から、きたな…きゃあぁんっ!あぁ!」
訴えは呆気なく却下された。レドにうさ耳と乳首を摘まれ、ルーカスにしっぽとお尻を揉まれる。秘所とお尻の谷間に猛った2人のモノが押し当てられ、腰を振られてぬちゃぬちゃと愛液が絡まる。
いっぺんに全部愛撫されてたまらず嬌声を上げた。
「あうぅん!んはぁんっ!ッひぁ」
「ソニア…すみません、もう挿れます…ッくぅ…」
切なげな声のルーカスに片足を持ち上げられて一気に貫かれ、背を仰け反らせるとレドが両胸の乳首をきゅぅっ、と捻った。いつもはゆっくり責めるルーカスが下からガンガン突き上げる。その度にカラダが跳ね、しっぽがレドのモノに擦れて蜜壺とは違う快感を生む。
「ああぁぁ!あ、あ!ルー、カスぅ!すごい、イイッンんん!」
「うぁ、ソニア…ああ、そんなに、締めつけたら…ああ」
「あ、あ、だっ、て、しっぽ、あはぁ…レド、のが、こすれて、るぅ…あぁ」
「ダメ、ですよ、ソニア…今は、私に集中、してください!」
そう咎めながらごりゅっ!と最奥にある敏感なトコを抉り、しっぽをガバッと掴んで握った。激しく抽挿をくりかえしてしっぽを揉みしだかれ、卑猥な水音を立てて溢れた蜜が腿の内側を濡らす。お風呂に入ってから、なんて思っていたのも忘れて腰が抜けそうな快楽に喘ぐ。
「きゃうぅっ!!んはぁ!しっ、ぽぉ、あぁん、ナカも、イイぃ!るーかす、っン!」
「ソニア…ソニア…ああ、逢いたかった…ッく」
「るーかす…わたし、も…っあぁんっ、あいたかった…んひぃッ!も、イクぅ」
「イッてください…私の肉棒でイクソニアが見たい…」
互いに腰を振りながら見つめ合う。わたしはルーカス瞳に自分が映っているのを見ながら絶頂した。
「あ、イクッ!イクッ!ぁぁあああ!!」
「ソニアッ!私も…っぁあああ!!」
彼はほとんど同時に精を放った。膣内を満たされる感覚にふるえ、モノが抜けていくのを寂しく思った。
「ソニア…」
「ルーカス…」
ちゅっ、と軽くキスして離れると、今度は胸に置かれていたレドの手に後ろから引き寄せられた。上半身裸になっていた彼と素肌が密着し、その熱さにきゅん、とする。その素肌よりも熱いモノが秘所を擦り出すと、もっと欲しくて腰をくねらせてしまう。大きな手で胸を弄られ、うさ耳を食まれ、我慢出来なくなってねだる。
「あぁん…レド…はやく、んふぅ…」
「もう我慢出来ないのか…?」
さっきはもう待てない、と言ったくせにいざとなると焦らされる。わたしにいやらしい言葉を言わようという魂胆なのは分かっているけど・・・いつも思惑に嵌る。言わないと本当に挿れてくれないかもしれない。・・・それはイヤ・・・。そして今日も降参する。
「我慢、できない。…挿れて…?」
「…よし」
わたしの上半身をルーカスに預けて腰を引き、お尻を突き出すような格好をさせ・・・ズドンッ!と最奥まで貫いた。滅茶苦茶に腰を打ち付け、うさ耳両方を片手で掴んでクンッ、と引っ張る。
「ッぁああ!んあ”っ!ィひッ!みみッ、つよいィ!」
「ッく…こうすると、膣内ナカが締まるぞ…?ソニア…」
レドは止めるどころかもう片方の手でしっぽを握り、肉棒で蜜壺を掻き回す。ぐちょっ、ぐちょっ、と廊下に響くねばついた音が、よく聞こえるうさ耳に纏わりついてわたし理性を奪ってしまう。されるがまま淫らな声を上げ、力の抜けそうな足をルーカスにしがみついて何とか堪える。
「あ”あ”ぁん!あ、あッ、あぁ!れど、また、イッちゃうぅ!」
「ッあ、イイぞ、イケ。ッは、俺も、イクッ」
どちゅん!と子宮を突いたモノに凄い勢いで大量の精液を放出され、背を弓なりに反らせて甲高い嬌声を上げながら昇りつめた。
「くぁぁあああ!!」
「ん”あ”ああぁぁぁ!!」
永い射精が終わってレドのモノが抜かれると、2人分の白濁した液が流れ出てひくひくとカラダが痙攣する。足もガクガクふるえ、床にしゃがみ込みそうな所を2人が支えてくれた。
「あ…あ…」
「「ソニア…」」
交互に口づけを交わし、最後は両頬に優しい唇がふれた。
それから抱えられてお風呂に行ったところでわたしは眠りに落ちてしまった。
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