R18、アブナイ異世界ライフ

くるくる

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35.お仕置き

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「はぁ…はぁ…あ…ふ」

  身体が変に熱を持って疼き、切なくて目を開ける。

  ・・・わたし、いつ寝たんだっけ・・・?

  まだぼやけた頭で考えていると、突然下半身――秘所に圧迫感を感じて仰け反る。

 「んあぁん!」

  声を上げ、手が自由にならない事に気が付く。その時、下の方から声がした。

 「…目が覚めたか」
 「レ、ド…?」

  声の方を見るとレドが私の足の間・・・秘所から顔を上げた。

 「な…な…なにし、て…ひゃうぅん!あッ、ひ!」
  指で膣内を掻き回し、固く濡れそぼった陰核を舌で捏ねられ、訳が分からないままガクガク腰を振る。
 「ッああ!レド…ンはッ!あ、あ、イッちゃ……え…?」

  イク寸前で愛撫を止め、指を抜いて私に覆いかぶさる。

 「イキたいか?」
  唇がふれそうでふれない。突如として刺激を奪われた蜜壺はひくひくと物欲しそうにして蜜を垂らす。
 「イ、イキたい…」
 「なら自分でして俺に魅せろ」
 「え…」
  レドが目を眇める。
 「…これはお仕置きだ。自分でイッて魅せたら挿れてやる」
 「レド…」
 「手は縛ったままだ。…やらないなら今夜はこのまま寝ろ」

  まだ怒ってる・・・どうしよう。でも・・・このままなんて嫌・・・

「やる…」
 「よし。…見ててやる」
 「ん…」

  恥かしい・・・けど、許してもらいたい。それに・・・欲しい。

  彼が起き上がってベッドに座ると、私は思い切って自由にならない手を自らの秘部へ伸ばした。

  割れ目をなぞると既にびちゃびちゃになっている。

 「もっと足を開け」
 「はい…」
  立てていた膝を倒して足を開くと羞恥心が湧いてくる。
 「あ…」
 「どうした?指を入れないと気持ち良くないだろ?」
 「ん…は、い」

  つぷん、と指を入れて動かすと待っていたように奥から蜜が流れた。

 「んはっ、あ、あ」

  くちゅくちゅ音を立てて敏感なトコを目指すが届かない。

 「あぁ…ンん、とどかな、い…レド…解いて」
 「ダメだ」
  哀願するが素気無く返される。
 「そんな…これじゃ、イケない」
 「そうか?届く所にもあるだろう?」
 「え…?あ…」

  レドの視線は私の秘部に注がれている。そこに色欲が見え、きゅうっと膣が締まった。

 「止めるか?」
 「止めない…」

  親指の付け根で陰核を潰すとビクン!と腰が跳ねる。

 「ああぁ!あ、ふ」
  膣内も指で搔き回し、いっぺんに刺激すると背筋がぞくぞくしてもっと欲しくなった。指を増やしても足りず、腰を動かして奥へ導く。
 「イイぞ、もっと腰を振れ。もっと啼け」
  熱を含んだ声に耳を傾けながらまた指を増やし、腰を振って喘ぐ。
 「あはぁ!あぁん、あ、んひっ!レドぉ」
 「…気持ちイイか?」
 「んあ!ふはッ、イイ…けど、ッあ、レドのが、ほしい、よ」
 「ッ!…ソニア、早くイケ」
  大きな手が太腿を撫でる。レドを見たくて顔を上げると、苦し気な表情と怒張した肉棒が見えた。

  挿れたいって、思ってくれてるの・・・?

  目が合うとのしかかってきて切なげに囁く。

 「早く俺のでイクお前が見たい。お前の膣内なかで射精だしたい」
 「レ、ド、うれし、い、ン!あぁ、イク、ッぁはあああ!」

  やっと感じた彼の体温と気持ちが嬉しくて震え、一気に頂点へと昇りつめる。白い喉を見せ、彼を感じながら達した。

 「ソニア、―――ッ!」
  名を呼ばれたと思ったらイッたばかりの秘部をズドン!と肉棒で挿された。
 「ッあ”あぁん!」

  力任せにガンガン突き上げられ、手が動かせないためどこにも掴まれずに激しく揺さぶられる。痛いくらいの勢いで上下していた胸を鷲づかみにされ、指が乳房に食い込む。眉を寄せながら最奥に腰を打ち付け、グリグリと抉るように掻き回される。

  強烈な刺激に掻き乱され、唯喘ぐしかない。眼がチカチカしてまた絶頂が近い事を悟る。

 「あひぃ!ん”ぁ!あッ、レ、ドぉ、はげし…ひぃ」
 「くそ!ッく、もう、イク…ソニア!ぅああッ!」

  いつも余裕のあるレドの切羽詰まった声と共に、膣内に精が放たれた。数え切れないほどそれを受け止めてきた私の身体は悦びに震え、目の前が真っ白になって弾ける。

 「あッ!あぁ!熱いの、きたぁ、あ、イク…イッちゃう!あぁああ!」

  縛られたまま挿れられて膣内射精なかだしされ、いつもとは違うエクスタシーを感じた。細かく痙攣しながら余韻に浸っているとモノが引き抜かれた。

 「ぁん…」
  小さく喘いだ口を塞がれる。貪るように激しく濃厚なキスに胸が熱くなる。
 「んぅ…ッんン」
  唇が離れると、ツッと糸が引いて微かな明かりでキラリと光った。手を解き、赤くなった手首に舌を這わせる。満足いくまで舐めまわした後、静かに言った。

 「酒場なら、俺やルーカスがいなくてもルイとコンゴが居るからまだいい。だが別の場所で1人だったら?外で、今夜のように大勢に囲まれたら?裏道へ連れ込まれたら?お前は1人で逃げられるか?」
 「レド…」
 「お前は危機感が足りない。人を惹き付ける自分の魅力を分かってない。それにお前は俺の、グラベットのボスの妻だ。目立つ分危険もある。俺は…心配でならない」

  漆黒の瞳が憂いを帯びて揺れる。彼の想いを聞いて自らの思慮の浅さを思い知った。

 「ごめんなさい…」
 「ソニア…頼むから、用心だけは怠るな」
 「はい…」
 「…ルーカスも心配してだぞ」
 「明日、謝る…」
 「そうしろ。…フッ、そんな顔をするな、解ったならもういい」

  そう言って頬を撫で、抱き上げる。

 「風呂入るだろ?」
 「…うん」

  そのままバスルームへと向かった。 
 
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