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139.休養日
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翌日目が覚めたのはもう昼を回った頃だった。
何故かって?そりゃアナタ…昨夜ゆっくりワインを楽しんだ後、ベッドで激しく愛を確かめ合ったからですよ。最近何かと忙しくご無沙汰だったので、溜まりに溜まった欲を発散したんです。結局空が白むまで抱き合い続け、気絶するように眠ってしまいました。なので現在、久しぶりに全身怠いです。まぁ今日は特に予定の無い休養日なので良いのですが。
でも全裸なのはとっても落ち着かないので一応服を着ようと思います。
「どれにしようかな…」
誰も居ないベッドルームで独り呟き、インベントリからワンピースタイプのルームウェアとランジェリーを取り出す。へにゃってても着替えくらい出来ますよ、時間は掛かるけど。
ベッドの上でのろのろと着替え始め、ショーツを履き終えた時にレオンとエヴァが入ってきた。傍に来てベッドに腰掛け、おはようのキスをする。夫達はいつも私が起きた頃に部屋に来ます。…何か察知するレーダーでも持っているのでしょうか?嬉しいけれど不思議です。
「ん…おはよう、キラ。身体はどう?」
「キラ……おはよう。やっぱり怠いか?」
「んっ…おはようエヴァ、レオン。うん、今日は結構怠いかも。2人は寝不足とか大丈夫?」
「ああ、少し前に起きて飯食ったとこだ。今日は何もねえし、俺らものんびりするつもりだからお前もゆっくりしてろ」
「レオンの言う通りだよ。さ、服着せてあげる」
「う、うん」
過去に何度か『自分で着る』と宣言した事があるけど、叶った試しはない。なので割と早い段階から任せるようになりました。ただ二人掛かりであちこち弄りながら着せる時があるので、それはちょっと勘弁して欲しいです…。
「ほら、おいで」
「ん…」
エヴァの手が背後から伸びてきて胡座をかいた膝の上に乗せられる。そしてやはり大きな手が胸を弄り始めた。
「んんっ…服…着せるんじゃ…ないの?」
「…ちょっとだけマッサージ。胸が大きいと肩が凝るって言うしね」
「そ…んぁっ、ンんっ…んふ…」
それなら肩を揉んで欲しい。そう言いたかったのだが乳首を摘まれて言葉にならなかった。口も塞がれて小さく喘いでいた声まで飲み込まれる。でも唇はすぐに離れた。
「…んっ。はい、交代」
同じ体勢で今度はレオンの膝の上に乗せられ、胸をやわやわ揉まれながらキスする。
「ん、んンっ…ふぁ…」
「ん…今日はこの辺にしておくか」
2人はくたっとしている私の頬にそれぞれ口づけ、漸く服を着せ始めた。
レオンのセリフからも分かる通り今日は短いです。大して怠くなくても着替えの手伝いと称した長いスキンシップが行われる時があります。まあ怠くなるほどエッチするのは休養日前夜だけなので、その辺りは考えてくれているみたい。…でも、さっきお尻に2人の固いモノが当たってたんですよ。昨夜あれほどやったのに…夫達は揃って絶倫というやつなのでしょうか?
キュルルル~…
鳴ってしまった…。
「くくっ…いつもながら可愛い腹の音だな」
「フフ、ホントだね」
「うぅ…ココは流してよぅ」
お腹の音が可愛いとか…それは流石に“あばたもえくぼ”ってやつでしょう…。
「フフ…ゴメンね?食事持ってくるけど、何か食べたいのはない?」
「…ラズベリージャムのサンドイッチが良い」
「OK。ちょっと待ってて」
「うん」
エヴァがもう一度キスしてから出て行くと、入れ違いにスノウが窓から入ってくる。そして再び横になった私の目の前に来て首を傾げた。ドアップ。
「きらまたヘにゃヘにゃ?だいじょぶ?」
そう言って心配してくれる純粋な瞳に若干の後ろめたさを感じます…原因がアレなので…。
「うん、休めば治るから大丈夫だよ。ありがとね、心配してくれて」
「…スノウくりくりしてもらうときもちいーの。きらにもしてあげる」
スノウは横を向いていた私に上向きを指示し、首筋に頭を擦り付ける。くりくりというよりすりすりだ。ふわふわな毛がくすぐったい。側にいるレオンは笑顔で見ている。
「ふふふ…」
「きらもきもちいい?」
「うん、ありがとう」
「えへへ~なの」
嬉しそうに羽をパタパタするスノウ。ウチの子最高。可愛くて良い子。しかも本当に少し身体が軽くなった。フェニックスは癒しの力を持った幻獣としても有名なのだ。病気やケガなどでは無い上スキルを使ったわけでも無い。にも拘らず効き目があるとは流石です。
その後、スノウにねだられた私がラズベリージャムのサンドイッチを一つあげてしまったのも仕方のない事です。だって可愛いんだもの。
◼️
夜はダンジョンのドロップ品について話し合った。私がまだ快復仕切っていないのでベッドで、ですが。
集まったドロップ品は当然全て竜素材。ワイバーン以外の素材は目にするのも初めてだ。巨大な魔石や綺麗な鱗、爪、牙、竜肝、竜肉、その他諸々、討伐数から考えるとかなり多い気がする。鱗は主に武器や防具、魔石は魔道具、肝は薬、竜素材は何を製作しても最高級品が出来るが扱いがとても難しい。私たちはSランクスキルがあるので問題ないけれど、造り手が居ない街も多いのが現状だ。
「ゴルドたちの装備を見るとこの街には腕の良い職人が居そうだが、竜素材まで扱えるかは分からねえな」
「だね。ただ扱えたとしてもギルドが買い取れるかだよね」
「ああ。攻略依頼に使うはずだった資金をそっちに回せれば良いんだがな」
「まあゴルドたちも竜素材は手に入れただろうけど」
「まあな」
2人が言うには、竜素材が街にあるというのは色々な意味で有難い事だと言う。それは何を製作しても最高の物が出来るから。武器や防具はもちろん、いざという時の資金源にもなる。今回のような危機はもう来ない、などとは言えないのがこの世界。また何かが起きてしまったとしても、竜素材があれば解決出来る可能性が飛躍的に上がる。
滞在期間は短くとも関わりは既に濃厚となったバリリアに、これから先も平和であってほしいのだ。
その後も話し合い、複製を試した上で売っても良い素材などを決めた。複製出来たのは爪や牙、鱗とお肉で肝や魔石は失敗。エンシェントドラゴンの素材は全て失敗した。さすがは唯一の特例SSランクです。
ちなみに竜肉はとっても美味だそうですよ。これ異世界あるあるだよね。
何故かって?そりゃアナタ…昨夜ゆっくりワインを楽しんだ後、ベッドで激しく愛を確かめ合ったからですよ。最近何かと忙しくご無沙汰だったので、溜まりに溜まった欲を発散したんです。結局空が白むまで抱き合い続け、気絶するように眠ってしまいました。なので現在、久しぶりに全身怠いです。まぁ今日は特に予定の無い休養日なので良いのですが。
でも全裸なのはとっても落ち着かないので一応服を着ようと思います。
「どれにしようかな…」
誰も居ないベッドルームで独り呟き、インベントリからワンピースタイプのルームウェアとランジェリーを取り出す。へにゃってても着替えくらい出来ますよ、時間は掛かるけど。
ベッドの上でのろのろと着替え始め、ショーツを履き終えた時にレオンとエヴァが入ってきた。傍に来てベッドに腰掛け、おはようのキスをする。夫達はいつも私が起きた頃に部屋に来ます。…何か察知するレーダーでも持っているのでしょうか?嬉しいけれど不思議です。
「ん…おはよう、キラ。身体はどう?」
「キラ……おはよう。やっぱり怠いか?」
「んっ…おはようエヴァ、レオン。うん、今日は結構怠いかも。2人は寝不足とか大丈夫?」
「ああ、少し前に起きて飯食ったとこだ。今日は何もねえし、俺らものんびりするつもりだからお前もゆっくりしてろ」
「レオンの言う通りだよ。さ、服着せてあげる」
「う、うん」
過去に何度か『自分で着る』と宣言した事があるけど、叶った試しはない。なので割と早い段階から任せるようになりました。ただ二人掛かりであちこち弄りながら着せる時があるので、それはちょっと勘弁して欲しいです…。
「ほら、おいで」
「ん…」
エヴァの手が背後から伸びてきて胡座をかいた膝の上に乗せられる。そしてやはり大きな手が胸を弄り始めた。
「んんっ…服…着せるんじゃ…ないの?」
「…ちょっとだけマッサージ。胸が大きいと肩が凝るって言うしね」
「そ…んぁっ、ンんっ…んふ…」
それなら肩を揉んで欲しい。そう言いたかったのだが乳首を摘まれて言葉にならなかった。口も塞がれて小さく喘いでいた声まで飲み込まれる。でも唇はすぐに離れた。
「…んっ。はい、交代」
同じ体勢で今度はレオンの膝の上に乗せられ、胸をやわやわ揉まれながらキスする。
「ん、んンっ…ふぁ…」
「ん…今日はこの辺にしておくか」
2人はくたっとしている私の頬にそれぞれ口づけ、漸く服を着せ始めた。
レオンのセリフからも分かる通り今日は短いです。大して怠くなくても着替えの手伝いと称した長いスキンシップが行われる時があります。まあ怠くなるほどエッチするのは休養日前夜だけなので、その辺りは考えてくれているみたい。…でも、さっきお尻に2人の固いモノが当たってたんですよ。昨夜あれほどやったのに…夫達は揃って絶倫というやつなのでしょうか?
キュルルル~…
鳴ってしまった…。
「くくっ…いつもながら可愛い腹の音だな」
「フフ、ホントだね」
「うぅ…ココは流してよぅ」
お腹の音が可愛いとか…それは流石に“あばたもえくぼ”ってやつでしょう…。
「フフ…ゴメンね?食事持ってくるけど、何か食べたいのはない?」
「…ラズベリージャムのサンドイッチが良い」
「OK。ちょっと待ってて」
「うん」
エヴァがもう一度キスしてから出て行くと、入れ違いにスノウが窓から入ってくる。そして再び横になった私の目の前に来て首を傾げた。ドアップ。
「きらまたヘにゃヘにゃ?だいじょぶ?」
そう言って心配してくれる純粋な瞳に若干の後ろめたさを感じます…原因がアレなので…。
「うん、休めば治るから大丈夫だよ。ありがとね、心配してくれて」
「…スノウくりくりしてもらうときもちいーの。きらにもしてあげる」
スノウは横を向いていた私に上向きを指示し、首筋に頭を擦り付ける。くりくりというよりすりすりだ。ふわふわな毛がくすぐったい。側にいるレオンは笑顔で見ている。
「ふふふ…」
「きらもきもちいい?」
「うん、ありがとう」
「えへへ~なの」
嬉しそうに羽をパタパタするスノウ。ウチの子最高。可愛くて良い子。しかも本当に少し身体が軽くなった。フェニックスは癒しの力を持った幻獣としても有名なのだ。病気やケガなどでは無い上スキルを使ったわけでも無い。にも拘らず効き目があるとは流石です。
その後、スノウにねだられた私がラズベリージャムのサンドイッチを一つあげてしまったのも仕方のない事です。だって可愛いんだもの。
◼️
夜はダンジョンのドロップ品について話し合った。私がまだ快復仕切っていないのでベッドで、ですが。
集まったドロップ品は当然全て竜素材。ワイバーン以外の素材は目にするのも初めてだ。巨大な魔石や綺麗な鱗、爪、牙、竜肝、竜肉、その他諸々、討伐数から考えるとかなり多い気がする。鱗は主に武器や防具、魔石は魔道具、肝は薬、竜素材は何を製作しても最高級品が出来るが扱いがとても難しい。私たちはSランクスキルがあるので問題ないけれど、造り手が居ない街も多いのが現状だ。
「ゴルドたちの装備を見るとこの街には腕の良い職人が居そうだが、竜素材まで扱えるかは分からねえな」
「だね。ただ扱えたとしてもギルドが買い取れるかだよね」
「ああ。攻略依頼に使うはずだった資金をそっちに回せれば良いんだがな」
「まあゴルドたちも竜素材は手に入れただろうけど」
「まあな」
2人が言うには、竜素材が街にあるというのは色々な意味で有難い事だと言う。それは何を製作しても最高の物が出来るから。武器や防具はもちろん、いざという時の資金源にもなる。今回のような危機はもう来ない、などとは言えないのがこの世界。また何かが起きてしまったとしても、竜素材があれば解決出来る可能性が飛躍的に上がる。
滞在期間は短くとも関わりは既に濃厚となったバリリアに、これから先も平和であってほしいのだ。
その後も話し合い、複製を試した上で売っても良い素材などを決めた。複製出来たのは爪や牙、鱗とお肉で肝や魔石は失敗。エンシェントドラゴンの素材は全て失敗した。さすがは唯一の特例SSランクです。
ちなみに竜肉はとっても美味だそうですよ。これ異世界あるあるだよね。
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