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189.友達
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その日の夜、私は今日あった出来事をレオンとエヴァに話した。
「そっか、早速友達が出来たんだ?」
「良かったな」
「うん!」
リランは後輩という感じなので友達といって思い浮かぶのはライラだが、この世界では遠距離の人と連絡を取り合うのが難しい。だから新たな土地で友達が出来たのはとても嬉しい事だった。
「それで、アルスのとこの子はまだ産まれる気配ねえのか?」
「うん、まだ。予定日は今日だったんだけど、初産は遅れる事が多いみたいだから。あ、でも朝早くに来た人の赤ちゃんは14時頃産まれたよ」
そう、私が行った時既に分娩室にいた妊婦さんはちょうど昼休憩が終わるころに無事女の子を出産した。
「…朝来て14時には生まれるって早くない?」
「そうだな…出産ってのは丸一日とか二日とか掛かるんだろ?」
2人が疑問の声を上げる。
「そうなんだけど、その人はもう5度目の出産だったから早かったんだって」
「ああ、そういえば…初産より2回目の方が早いって聞いたことがあるよ」
「へえ…そういうもんなのか」
「でね、帰ってくる前に赤ちゃんに会わせてくれたの」
カルマさんから初めての出産を控えた妊婦が2人居ると聞いたそのお母さんが、家族が赤ちゃんを見て帰った後に招いてくれたのだ。その上出産で疲れているにも拘わらず為になる経験談を聞かせてくれた。今日が予定日のエルちゃんはとても喜んでいた。もちろん私も。
「とっても可愛くてね、この子に早く会いたくなっちゃった」
「そうだな。俺も早く会いたいぜ」
「オレも待ち遠しいよ」
私たちは3人で優しくお腹を撫でた。
■
翌日も同じ時間にカルマ医院へ。
今日は通常営業だが、私は昨日と同様に座って出来る受付業務を担当。アニタは違う作業をしている。昨日のお母さんは午前中のうちに旦那さんが迎えに来て一緒に帰って行った。産後の肥立ちが悪い場合はもう何日か泊まる事もあるそうだ。
「お大事に」
「ありがとさん。あんたもお腹大事にね」
「はい、ありがとうございます」
午前最後のお客さんが帰っていく。昨日も今日も訪ねてきたのはみんな女性だった。この街にある専門医システムの事を踏まえて考えると、ここは婦人科的な役割なのかもしれない。
「キラちゃん、お疲れさま。みんなでお昼にしようか」
「はい」
私はカルマさん、ニフラさん、エルちゃんと一緒に2階に上がった。
「キラちゃんたちは西大陸から旅して来たのかい。凄いねぇ、ヴェスタって街の名はわたしでも聞いた事があるよ」
ニフラさんが感心したように言う。
「あたしも聞いた事があるわ。旅商人からだったんだけど、彼らにとっては是非一度行ってみたい憧れの街だと言っていたわ」
「まぁヴェスタは世界一有名な街と言っても良いじゃろうな。冒険者も商業も、ギルドはあそこが始まりなのじゃから」
「キラちゃんそんな有名な街から来たんだ。そっかぁ~…」
エルちゃんがため息交じりで呟く。それを見たアニタが訊ねる。
「エル、どうかしたの?」
「や~…何だかちょっとだけ羨ましいなぁ~と思って。だって、夫婦で旅しながら冒険者って事はずっと一緒に居られるでしょ?アルスが居ないのは月に一回5日間くらいだけだけど…」
「そういえばエルちゃんは昔っから寂しがりやさんだったっけねぇ」
ニフラさんが懐かしそうに言う。
「うん。だからアルスから予定日は仕事で居ないって聞いた時は凄く不安になっちゃって」
「それは心細いよね。私も同じ状況だったらかなり寂しいと思う」
私が同意するとアニタがエルちゃんの頭をぽむぽむと撫でた。
「…でも良かったわね、ここに居れば寂しくないでしょう?」
「うん。ここにはカルマさんもニフラさんもあ~ちゃんもいるし、キラちゃんっていう新しいお友達もできたし」
「この街でお産するのにここ以上に安心な場所などそう無いわい。大丈夫じゃよ、アタシに任せときな」
カルマさんが笑顔で請け負うとエルちゃんは安心したように頷いた。
そして昼食後まもなく、エルちゃんの陣痛が始まった。
■
出産が終わったのは丸一日以上が過ぎた次の日の夕方、母子ともに健康で赤ちゃんは元気な男の子だった。私は今日も手伝いに来ていたが、エルちゃんはかなり疲れているそうなので会わずに帰ることに。昨日からずっと医院にいたアニタも今日は教会に帰るというので一緒にカルマさんの所を出た。
「アニタも付きっきりで殆ど寝てないんでしょう?大丈夫?」
「ええ、大丈夫よ。あたしは付いてただけだもの」
私の問いにそう返してから深く息を吐く。
「…無事に産まれて本当に良かったわ」
「そうだね」
「ねぇキラ、明日の午後時間ある?」
「うん」
「なら一緒にエルの所に行かない?」
「うん、良いよ」
アニタは定期的に手伝いに行っているが、今回は私と同じく今日で終わりだと言っていた。
その後私たちは落ち合う時間を決めてから別れた。
「…という訳で、明日の午後エルちゃんの所に行く約束してきちゃったんだけど…良いかな?」
「もちろんだよ、行っておいで。ね?レオン」
「ああ。こっちの事は気にしなくていいから、ゆっくりしてこい」
帰ってから明日の事を言うと笑顔で返してくれる2人。
「ありがとう。外出してばかりでごめんね」
「いいさ。お前が楽しそうだからな」
「だね。今まではこういう友達付き合いは中々出来なかったんだし、存分に楽しむと良いよ。ただ体調には気を付けて」
「うん、分かった。ありがとう」
私たちは微笑みあってキスを交わした。
「そっか、早速友達が出来たんだ?」
「良かったな」
「うん!」
リランは後輩という感じなので友達といって思い浮かぶのはライラだが、この世界では遠距離の人と連絡を取り合うのが難しい。だから新たな土地で友達が出来たのはとても嬉しい事だった。
「それで、アルスのとこの子はまだ産まれる気配ねえのか?」
「うん、まだ。予定日は今日だったんだけど、初産は遅れる事が多いみたいだから。あ、でも朝早くに来た人の赤ちゃんは14時頃産まれたよ」
そう、私が行った時既に分娩室にいた妊婦さんはちょうど昼休憩が終わるころに無事女の子を出産した。
「…朝来て14時には生まれるって早くない?」
「そうだな…出産ってのは丸一日とか二日とか掛かるんだろ?」
2人が疑問の声を上げる。
「そうなんだけど、その人はもう5度目の出産だったから早かったんだって」
「ああ、そういえば…初産より2回目の方が早いって聞いたことがあるよ」
「へえ…そういうもんなのか」
「でね、帰ってくる前に赤ちゃんに会わせてくれたの」
カルマさんから初めての出産を控えた妊婦が2人居ると聞いたそのお母さんが、家族が赤ちゃんを見て帰った後に招いてくれたのだ。その上出産で疲れているにも拘わらず為になる経験談を聞かせてくれた。今日が予定日のエルちゃんはとても喜んでいた。もちろん私も。
「とっても可愛くてね、この子に早く会いたくなっちゃった」
「そうだな。俺も早く会いたいぜ」
「オレも待ち遠しいよ」
私たちは3人で優しくお腹を撫でた。
■
翌日も同じ時間にカルマ医院へ。
今日は通常営業だが、私は昨日と同様に座って出来る受付業務を担当。アニタは違う作業をしている。昨日のお母さんは午前中のうちに旦那さんが迎えに来て一緒に帰って行った。産後の肥立ちが悪い場合はもう何日か泊まる事もあるそうだ。
「お大事に」
「ありがとさん。あんたもお腹大事にね」
「はい、ありがとうございます」
午前最後のお客さんが帰っていく。昨日も今日も訪ねてきたのはみんな女性だった。この街にある専門医システムの事を踏まえて考えると、ここは婦人科的な役割なのかもしれない。
「キラちゃん、お疲れさま。みんなでお昼にしようか」
「はい」
私はカルマさん、ニフラさん、エルちゃんと一緒に2階に上がった。
「キラちゃんたちは西大陸から旅して来たのかい。凄いねぇ、ヴェスタって街の名はわたしでも聞いた事があるよ」
ニフラさんが感心したように言う。
「あたしも聞いた事があるわ。旅商人からだったんだけど、彼らにとっては是非一度行ってみたい憧れの街だと言っていたわ」
「まぁヴェスタは世界一有名な街と言っても良いじゃろうな。冒険者も商業も、ギルドはあそこが始まりなのじゃから」
「キラちゃんそんな有名な街から来たんだ。そっかぁ~…」
エルちゃんがため息交じりで呟く。それを見たアニタが訊ねる。
「エル、どうかしたの?」
「や~…何だかちょっとだけ羨ましいなぁ~と思って。だって、夫婦で旅しながら冒険者って事はずっと一緒に居られるでしょ?アルスが居ないのは月に一回5日間くらいだけだけど…」
「そういえばエルちゃんは昔っから寂しがりやさんだったっけねぇ」
ニフラさんが懐かしそうに言う。
「うん。だからアルスから予定日は仕事で居ないって聞いた時は凄く不安になっちゃって」
「それは心細いよね。私も同じ状況だったらかなり寂しいと思う」
私が同意するとアニタがエルちゃんの頭をぽむぽむと撫でた。
「…でも良かったわね、ここに居れば寂しくないでしょう?」
「うん。ここにはカルマさんもニフラさんもあ~ちゃんもいるし、キラちゃんっていう新しいお友達もできたし」
「この街でお産するのにここ以上に安心な場所などそう無いわい。大丈夫じゃよ、アタシに任せときな」
カルマさんが笑顔で請け負うとエルちゃんは安心したように頷いた。
そして昼食後まもなく、エルちゃんの陣痛が始まった。
■
出産が終わったのは丸一日以上が過ぎた次の日の夕方、母子ともに健康で赤ちゃんは元気な男の子だった。私は今日も手伝いに来ていたが、エルちゃんはかなり疲れているそうなので会わずに帰ることに。昨日からずっと医院にいたアニタも今日は教会に帰るというので一緒にカルマさんの所を出た。
「アニタも付きっきりで殆ど寝てないんでしょう?大丈夫?」
「ええ、大丈夫よ。あたしは付いてただけだもの」
私の問いにそう返してから深く息を吐く。
「…無事に産まれて本当に良かったわ」
「そうだね」
「ねぇキラ、明日の午後時間ある?」
「うん」
「なら一緒にエルの所に行かない?」
「うん、良いよ」
アニタは定期的に手伝いに行っているが、今回は私と同じく今日で終わりだと言っていた。
その後私たちは落ち合う時間を決めてから別れた。
「…という訳で、明日の午後エルちゃんの所に行く約束してきちゃったんだけど…良いかな?」
「もちろんだよ、行っておいで。ね?レオン」
「ああ。こっちの事は気にしなくていいから、ゆっくりしてこい」
帰ってから明日の事を言うと笑顔で返してくれる2人。
「ありがとう。外出してばかりでごめんね」
「いいさ。お前が楽しそうだからな」
「だね。今まではこういう友達付き合いは中々出来なかったんだし、存分に楽しむと良いよ。ただ体調には気を付けて」
「うん、分かった。ありがとう」
私たちは微笑みあってキスを交わした。
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