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気持ち
朔目線
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「で、何があったの?」
「えっ…と…」
なんだろう、この気持ち。胸がモヤモヤするような。でも、どうして…
「ゆっくりでいいから話してみな?」
ドキッ 綾人のその優しい声にずごく安心した。
「…僕と麗央くんは幼なじみで、あ、さっきの人ね。それで、僕たち小学生までは普通に一緒にいたのに、中学にあがってからだんだん麗央くんに避けられてる感じがして…別に麗央くんがそうしたいのなら僕はかまわなかったけど、麗央くんずっと女の子たちといるようになって…僕ずっとモヤモヤしてて、なんでかわかんないけど、辛くて、でも麗央くんに迷惑かけられないからって僕も関わらないようにしないとって思ってたけど、さっき久しぶりに名前呼んでもらったらすごく嬉しくて…でも今、あの女の人といるって思うと胸が苦しくて…もうわかんないよ…ヒック」
「…そっか。辛かったね。おいで?ギューってしてあげる♡」
「…うん。」
今は何も考えられなくて、素直に抱きついた
なんか、綾人くんに全部話したら気持ちが楽になった気がする。綾人くんの匂い安心する。
「な、なぁ朔…朔はそのレオくんが好きなのか?」
…え?綾人くん、何言ってるの?僕が麗央くんを…好き?
カァァァァァ////
ガバッ「な、なんで?」
「だって朔、さっきからレオくんのこと話してる時すっごい好きっていう顔してた。分かるんだよね俺。そういうの。」
僕は麗央くんのことが…
「俺は朔のことが好きなんだけどね ボソ」
「ごめん。聞こえなかった、綾人くん何か言った?」
「あ、あぁいや、なんでもない!今日はもう遅いし帰ろ。家どこ?」
「そう?家は○○駅の近くだよ」
「えっ!本当!?俺もそっち方面なんだ~!一緒に帰ろ♡」
「うん!」
………………
〘 朔no家〙
なんか、帰る時の綾人くん空元気だった気がする。本人はなんともないって言ってたけど…心配だな
でも僕が、
「麗央くんのことが好き ボソ」
ボッ////
口にしただけで顔が熱いや////
…けど、麗央くんは僕のことなんて嫌いだもんね…
胸がモヤモヤして苦しいよ……どうすればいいの?
「えっ…と…」
なんだろう、この気持ち。胸がモヤモヤするような。でも、どうして…
「ゆっくりでいいから話してみな?」
ドキッ 綾人のその優しい声にずごく安心した。
「…僕と麗央くんは幼なじみで、あ、さっきの人ね。それで、僕たち小学生までは普通に一緒にいたのに、中学にあがってからだんだん麗央くんに避けられてる感じがして…別に麗央くんがそうしたいのなら僕はかまわなかったけど、麗央くんずっと女の子たちといるようになって…僕ずっとモヤモヤしてて、なんでかわかんないけど、辛くて、でも麗央くんに迷惑かけられないからって僕も関わらないようにしないとって思ってたけど、さっき久しぶりに名前呼んでもらったらすごく嬉しくて…でも今、あの女の人といるって思うと胸が苦しくて…もうわかんないよ…ヒック」
「…そっか。辛かったね。おいで?ギューってしてあげる♡」
「…うん。」
今は何も考えられなくて、素直に抱きついた
なんか、綾人くんに全部話したら気持ちが楽になった気がする。綾人くんの匂い安心する。
「な、なぁ朔…朔はそのレオくんが好きなのか?」
…え?綾人くん、何言ってるの?僕が麗央くんを…好き?
カァァァァァ////
ガバッ「な、なんで?」
「だって朔、さっきからレオくんのこと話してる時すっごい好きっていう顔してた。分かるんだよね俺。そういうの。」
僕は麗央くんのことが…
「俺は朔のことが好きなんだけどね ボソ」
「ごめん。聞こえなかった、綾人くん何か言った?」
「あ、あぁいや、なんでもない!今日はもう遅いし帰ろ。家どこ?」
「そう?家は○○駅の近くだよ」
「えっ!本当!?俺もそっち方面なんだ~!一緒に帰ろ♡」
「うん!」
………………
〘 朔no家〙
なんか、帰る時の綾人くん空元気だった気がする。本人はなんともないって言ってたけど…心配だな
でも僕が、
「麗央くんのことが好き ボソ」
ボッ////
口にしただけで顔が熱いや////
…けど、麗央くんは僕のことなんて嫌いだもんね…
胸がモヤモヤして苦しいよ……どうすればいいの?
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