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第14話 気持ち良すぎる身体
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「どうやらほとんど仕込みは終わったようだな……来るんだ」
ついに調教師の肉棒が初めてアルフの入口に押し付けられる。ぞわぞわぞわ、とアルフの肌がさざめいた。
もしも挿入されてしまえば今度こそ心も体も最深部へと引きずり込まれて、本当に戻って来れなくなるだろう。
絶対に拒まなければ。受け入れてはいけない。全力で抗わなければならないと、理性は頭痛がしそうなほどによく理解している。だが本能とアルフの身体は、逞しい雄の象徴が中に欲しくて欲しくて堪らなかった。
「あ、早く……挿れてっ、欲しいです……!」
「すぐにぶち込んでやるよ。これで089も正真正銘のメスだな。おめでとう、089」
スーツでも、指やディルドでさえ決して届かなかったところを人間のたくましい動きで蹂躙される。どちらとも圧倒的に違う快感が駆け巡った。
(あ、あ……なんだこれは……!! 今までと、全然違う……っ!)
そんな所でこんな風に感じたくはないと思うも、埋め込まれた肉棒が熱く波打つ感覚にさえ肉体は法悦に蕩けそうだ。
「こっ、こんなの知りませんっ! 」
「どう何を知らないんだ? 説明してみろ」
「熱くてすぐにイっちゃいますっ、ひぁううっ!! 」
(あぁああっ……何だ、これ……今までと、全然違う……!! )
埋め込まれた肉棒が熱く波打ち、そんな所でこんな風に感じたくはないと思いながらも体は盛大に善がる。
「ああ。そうだ、これがチンポの味だ。よーく覚えろ」
「はいっ、すごく気持ち良いれすっ……!!」
透明な愛液が滴るほど溢れて、体は肉棒を歓喜していることを示してしいた。
(何も、考えられなくなっていく……)
ナノマシンの侵攻は着実に進んでいる。アルフはひっと喉を鳴らすが、反射的に快悦に染まった声を上げてしまう。
(必ずこの研究所を脱出して……上に報告を……っ!! な、何とか……して……脱出……? 逃げる必要が、あるというの…っ違う、逃げないと…?)
このままでは本当に後戻り出来なくなる。
どうにかして逃げ出さなければと本能が警鐘を鳴らすが、ほとんど浸蝕された脳は陥落することを望んでいた。相反する感情がせめぎ合っている間にも、着々とアルフは調教師に文字通り仕込まれていってしまう。
「何を考えているんだ? こっちに集中しろ」
「ひゃぃいい……っ! ごめんなしゃっ、あふぅうう……! 」
なおも調教師は止まらない。どれほど酷くされようと、仕込まれた肉穴はおぞましいほどの快感を生み出していた。
「んんぅうっ!?」
「お、そろそろ降りてきたか」
そこでゴツ、と調教師のペニスの先端がアルフの最奥地に当たる。
経験したことの無い不思議な感触に、アルフは瞠目した。
「あ、ぁああっ!?」
調教師の肉棒はアルフの子宮へと辿り着いていた。子宮も何度も絶頂を迎えさせられたことにより降りてきており、ゴチュンッと愛液の飛沫を上げて子宮口と先端が当たる感触にアルフは息を飲む。
「んっ、ふぁあ……!! ひゃぁあっ!? あひっ、や、なんですかこれっ! お腹の一番奥がビリビリしてぇっ……! 頭の中が掻き回されてるみたいですっ」
「ここが子宮だ。雌にしかないメスのための器官だ。初めてにしてはなかなかだな。やはり才能があるみたいだなぁ」
「うっ、んくぅうっ! ふぅうっ!そ、そこ擦られると腰溶けちゃいそうですっ! 」
閉じきってはいるが扉のようなものが構えているそこを、執拗に調教師はなぞる。
初めはむず痒い感覚であったが、すぐに揺さぶられているうちに喜悦へと変化していく。
本能は絶対に子宮にまで立ち入らせてはならないと警告する一方で、心は快感を待ち望んでいた。ナノマシンの信号を受ける脳が、理性を食いつぶしていく。
「ひぁああんっ! やひぃいっ、はううぅうっ! 」
閉まった子宮口に亀頭をぴったりと当て、こじ開けようと小刻みに振動させられるだけでも、歯の根が合わなく噛みなるほどの衝撃だった。
ぐにぐにと子宮口を形を確かめるが如く先端になぞられ、アルフは首を振って悶える。
「ひぁあっ! らめぇっ……気持ち良すぎておかしくなっちゃいますからぁ……!! 」
思わず悲鳴が口をついて出るが、拒絶の言葉ではなく快楽を肯定するものだった。
屈辱をかすかに覚えたが、それももう消えかけたプライドの副産物でしかない。アルフは多幸感に腰を揺らした。
「駄目じゃねえだろう。本当はもっと責めて欲しいんだろ?自分でも分かるだろう? 奥も嬉しそうに締め付けてくるのがな」
「あっ、ひぃん……っはい、ごめんなさいぃっ」
言葉こそ従順だが屈していないアルフの心に、調教師は加虐心を疼かせながらねっとりと言い聞かせていく。
「そうだろう? 好きなんだろうこれが。もっとして欲しそうに強請(ゆす)ってきやがって。本心でも思っているんじゃないのか?」
抵抗の句が告げないアルフに、調教師はここぞとばかりに畳み掛ける。
「本当はもっと激しくして欲しいんだろう? 身も心もメスに堕ちたいんだろう」
「んっ、ひうう……」
(だ、駄目だ耐えろ…しっかりしろ、惑わされるな…! ここで負ける訳には、気持ち良い……っ耐え切れ、ひ、気持ち良いっ……! )
ついに拒絶の言葉ばかりを叫んでいた心の中にまで、その快楽が浸蝕してくる。子宮にまで肉棒が到達し、雌の快感が完全に花咲いたということもあり、ナノマシンの浸蝕が進んでいた。
(あ、凄い……身体がふわふわ浮いているみたいで……ち、違うっ……やめろ、やだぁっ……)
子宮を開くような動きをされるだけで、脳が焼ききれるほどの快感と痺れが直撃する。悦びを表すように男の肉棒を締め上げた。
「気持ちよさそうな顔だな」
「きっ、気持ち良いです……! おまんこのおくっ、ゴリゴリされるのぉっ……! 」
感じていることを隠すことなく、自分から正直に発してしまう。己の体は勝手に自ら調教師を喜ばせようと卑猥な言葉を吐いていた。
「へえ、こうされるのが良いのか」
「くひぃいいいっ! 」
マーキングするかのように、子宮口に押し当てられた亀頭が再び振動を掛けてくる。入口を揺さぶられるだけでも目眩がする快感だった。
(やだっ、やだぁあ……!! 奥破れちゃうっ、そんなに早く突かないでぇええええっ!! いやっ、もうイきたくない、そんなのいらないからああっ…負けたくないっ…! )
今まで自分という者を形作っていた自我が、口調が、心と体の乖離した性別によって、精神そのものがあやふやになっていく。子宮での凄絶な雌悦とナノマシンの浸蝕に板挟みにされ、アルフは狂わされていく。
ついに調教師の肉棒が初めてアルフの入口に押し付けられる。ぞわぞわぞわ、とアルフの肌がさざめいた。
もしも挿入されてしまえば今度こそ心も体も最深部へと引きずり込まれて、本当に戻って来れなくなるだろう。
絶対に拒まなければ。受け入れてはいけない。全力で抗わなければならないと、理性は頭痛がしそうなほどによく理解している。だが本能とアルフの身体は、逞しい雄の象徴が中に欲しくて欲しくて堪らなかった。
「あ、早く……挿れてっ、欲しいです……!」
「すぐにぶち込んでやるよ。これで089も正真正銘のメスだな。おめでとう、089」
スーツでも、指やディルドでさえ決して届かなかったところを人間のたくましい動きで蹂躙される。どちらとも圧倒的に違う快感が駆け巡った。
(あ、あ……なんだこれは……!! 今までと、全然違う……っ!)
そんな所でこんな風に感じたくはないと思うも、埋め込まれた肉棒が熱く波打つ感覚にさえ肉体は法悦に蕩けそうだ。
「こっ、こんなの知りませんっ! 」
「どう何を知らないんだ? 説明してみろ」
「熱くてすぐにイっちゃいますっ、ひぁううっ!! 」
(あぁああっ……何だ、これ……今までと、全然違う……!! )
埋め込まれた肉棒が熱く波打ち、そんな所でこんな風に感じたくはないと思いながらも体は盛大に善がる。
「ああ。そうだ、これがチンポの味だ。よーく覚えろ」
「はいっ、すごく気持ち良いれすっ……!!」
透明な愛液が滴るほど溢れて、体は肉棒を歓喜していることを示してしいた。
(何も、考えられなくなっていく……)
ナノマシンの侵攻は着実に進んでいる。アルフはひっと喉を鳴らすが、反射的に快悦に染まった声を上げてしまう。
(必ずこの研究所を脱出して……上に報告を……っ!! な、何とか……して……脱出……? 逃げる必要が、あるというの…っ違う、逃げないと…?)
このままでは本当に後戻り出来なくなる。
どうにかして逃げ出さなければと本能が警鐘を鳴らすが、ほとんど浸蝕された脳は陥落することを望んでいた。相反する感情がせめぎ合っている間にも、着々とアルフは調教師に文字通り仕込まれていってしまう。
「何を考えているんだ? こっちに集中しろ」
「ひゃぃいい……っ! ごめんなしゃっ、あふぅうう……! 」
なおも調教師は止まらない。どれほど酷くされようと、仕込まれた肉穴はおぞましいほどの快感を生み出していた。
「んんぅうっ!?」
「お、そろそろ降りてきたか」
そこでゴツ、と調教師のペニスの先端がアルフの最奥地に当たる。
経験したことの無い不思議な感触に、アルフは瞠目した。
「あ、ぁああっ!?」
調教師の肉棒はアルフの子宮へと辿り着いていた。子宮も何度も絶頂を迎えさせられたことにより降りてきており、ゴチュンッと愛液の飛沫を上げて子宮口と先端が当たる感触にアルフは息を飲む。
「んっ、ふぁあ……!! ひゃぁあっ!? あひっ、や、なんですかこれっ! お腹の一番奥がビリビリしてぇっ……! 頭の中が掻き回されてるみたいですっ」
「ここが子宮だ。雌にしかないメスのための器官だ。初めてにしてはなかなかだな。やはり才能があるみたいだなぁ」
「うっ、んくぅうっ! ふぅうっ!そ、そこ擦られると腰溶けちゃいそうですっ! 」
閉じきってはいるが扉のようなものが構えているそこを、執拗に調教師はなぞる。
初めはむず痒い感覚であったが、すぐに揺さぶられているうちに喜悦へと変化していく。
本能は絶対に子宮にまで立ち入らせてはならないと警告する一方で、心は快感を待ち望んでいた。ナノマシンの信号を受ける脳が、理性を食いつぶしていく。
「ひぁああんっ! やひぃいっ、はううぅうっ! 」
閉まった子宮口に亀頭をぴったりと当て、こじ開けようと小刻みに振動させられるだけでも、歯の根が合わなく噛みなるほどの衝撃だった。
ぐにぐにと子宮口を形を確かめるが如く先端になぞられ、アルフは首を振って悶える。
「ひぁあっ! らめぇっ……気持ち良すぎておかしくなっちゃいますからぁ……!! 」
思わず悲鳴が口をついて出るが、拒絶の言葉ではなく快楽を肯定するものだった。
屈辱をかすかに覚えたが、それももう消えかけたプライドの副産物でしかない。アルフは多幸感に腰を揺らした。
「駄目じゃねえだろう。本当はもっと責めて欲しいんだろ?自分でも分かるだろう? 奥も嬉しそうに締め付けてくるのがな」
「あっ、ひぃん……っはい、ごめんなさいぃっ」
言葉こそ従順だが屈していないアルフの心に、調教師は加虐心を疼かせながらねっとりと言い聞かせていく。
「そうだろう? 好きなんだろうこれが。もっとして欲しそうに強請(ゆす)ってきやがって。本心でも思っているんじゃないのか?」
抵抗の句が告げないアルフに、調教師はここぞとばかりに畳み掛ける。
「本当はもっと激しくして欲しいんだろう? 身も心もメスに堕ちたいんだろう」
「んっ、ひうう……」
(だ、駄目だ耐えろ…しっかりしろ、惑わされるな…! ここで負ける訳には、気持ち良い……っ耐え切れ、ひ、気持ち良いっ……! )
ついに拒絶の言葉ばかりを叫んでいた心の中にまで、その快楽が浸蝕してくる。子宮にまで肉棒が到達し、雌の快感が完全に花咲いたということもあり、ナノマシンの浸蝕が進んでいた。
(あ、凄い……身体がふわふわ浮いているみたいで……ち、違うっ……やめろ、やだぁっ……)
子宮を開くような動きをされるだけで、脳が焼ききれるほどの快感と痺れが直撃する。悦びを表すように男の肉棒を締め上げた。
「気持ちよさそうな顔だな」
「きっ、気持ち良いです……! おまんこのおくっ、ゴリゴリされるのぉっ……! 」
感じていることを隠すことなく、自分から正直に発してしまう。己の体は勝手に自ら調教師を喜ばせようと卑猥な言葉を吐いていた。
「へえ、こうされるのが良いのか」
「くひぃいいいっ! 」
マーキングするかのように、子宮口に押し当てられた亀頭が再び振動を掛けてくる。入口を揺さぶられるだけでも目眩がする快感だった。
(やだっ、やだぁあ……!! 奥破れちゃうっ、そんなに早く突かないでぇええええっ!! いやっ、もうイきたくない、そんなのいらないからああっ…負けたくないっ…! )
今まで自分という者を形作っていた自我が、口調が、心と体の乖離した性別によって、精神そのものがあやふやになっていく。子宮での凄絶な雌悦とナノマシンの浸蝕に板挟みにされ、アルフは狂わされていく。
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